AGAの1型2型とは？違いや見分け方、抑制方法などを詳しく解説

AGAの1型2型について詳しくまとめてるよ！

「AGAの1型2型ってなんのことだろう？」
「1型2型を見分ける方法はあるのかな？」

薄毛が気になってAGAを調べていると1型2型という単語がよく出てきますが、一体なんのことなのか気になっている方もいるのではないでしょうか？
AGAの1型2型とは、5αリダクターゼの種類のことを指しています。

この記事ではAGAと深い関係がある、5αリダクターゼについて詳しく解説しています。
5αリダクターゼを抑制する方法も紹介しているので、ぜひ参考にされてください！

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5αリダクターゼとは？AGAとの関係も解説

AGAの1型2型とは、5αリダクターゼの種類のことを指しています。そもそも5αリダクターゼとは何か、AGAとの関係も含めて見ていきましょう。

AGAの1型や2型は5αリダクターゼの種類

AGAでよく聞く1型2型という言葉は5αリダクターゼという酵素の種類のことです。

酵素には消化酵素・代謝酵素・食物酵素の3種類がありますが、5αリダクターゼはそのうちの代謝酵素に該当します。

5αリダクターゼは、男女関係なく体内に存在してるよ！

AGAの発症に関わるホルモンを生み出す酵素

5αリダクターゼはAGAの発症と深い関係があります。
というのも、AGAが発症する原因は、「ジヒドロテストステロン（DHT）」というホルモンが関与していることがわかっていますが、男性ホルモンをこのDHTに変換するのが5αリダクターゼです。

DHTは、男性ホルモン受容体と結びつき、髪の毛を成長させる細胞に、発毛よりも抜け毛を増加させるように働きかけます。

その結果、薄毛になってしまうリスクが高く、5αリダクターゼが活性化している方は、DHTの量も多く、AGAの発症リスクも上がっています。

AGAの発症を抑制するためには、5αリダクターゼの働きを抑制する必要があるんだよ！

5αリダクターゼの2つの役割

5αリダクターゼは薄毛の原因であるジヒドロテストステリン（DHT）を生成するため、悪い酵素だと思われがちですが、男性の健康にとって良い働きもしてくれます。

ジヒドロテストステリン（DHT）を生成する

DHTは男性ホルモンである「テストステロン」が変換されてできるものですが、このテストステロンをDHTに変換するのが、5αリダクターゼです。

5αリダクターゼの活性度が高い人ほど、DHTの量も多い傾向にあります。

DHTは薄毛を進行させるから「悪玉ホルモン」と呼ばれることもあるよ

男性らしい身体作りをする

DHTを生み出す5αリダクターゼは男性らしい身体作りにも一躍買っています。
筋肉の増強、骨格の成長、男性生殖器の形成など、男性らしい身体に仕上がる過程で、DHTは欠かせないホルモンです。

つまり、5αリダクターゼがDHTを生み出すことで、男性らしく健康な身体に仕上がるため、5αリダクターゼはなくてはならない存在です。

5αリダクターゼが増える3つの原因

薄毛の原因である5αリダクターゼはできれば増やしたくない酵素です。5αリダクターゼが増える原因を知って、対策していきましょう。

ストレス

溜め込んだストレスは5αリダクターゼを増やしてしまう原因になります。

身体がストレスを感じると体内の亜鉛を消費し、ストレスから身を守ろうとしますが、この亜鉛こそが5αリダクターゼを抑制する物質です。

ストレスによって亜鉛を消費しないように、普段からストレスはこまめに発散するようにしましょう。

遺伝

5αリダクターゼの量や活性度の高さは遺伝の影響が大きく関与しています。

5αリダクターゼは優性遺伝のため、両親のどちらかもしくは先祖の誰かに、5αリダクターゼを多くもつ方がいれば、活性度や量は子にも受け継がれます。

遺伝による5αリダクターの増加は止められません。薬の投与や日々の食生活に気をつけて活性化を抑制しましょう。

喫煙

喫煙は5αリダクターゼを抑制する亜鉛の消費量を上げてしまうため、活性化した5αリダクターゼを増やす原因になります。

とはいえ、無理な禁煙はストレスになりかねます。
いきなり禁煙をするのではなく、本数を減らして対処しましょう。

ストレス発散を心掛けて喫煙回数を減らし、なるべく5αリダクターゼを増やさないように気をつけよう！

5αリダクターゼの1型・2型の特徴と見分け方

5αリダクターゼの理解が深まったところで、ご自身が1型、2型のどちらに当てはまるか気になりませんか？
ふたつの見分けかたについて詳しく解説していきます。

5αリダクターゼ1型

5αリダクターゼ1型は、毛乳頭細胞やほぼ全身の皮脂腺に存在しています。

皮脂腺に多く分布していることから、5αリダクターゼ1型の活性が高い方は、皮脂の分泌が過剰で全身にニキビができやすい傾向にあります。

5αリダクターゼ2型

5αリダクターゼ2型は、前頭部や頭頂部、脇、髭、陰部などの毛乳頭に多く存在しています。

2型はテストステロンをジヒドロテストステロン（DHT）へ変換する働きが強く、前頭部や頭頂部では抜け毛を、体毛では発毛を促します。

体毛が濃く、前頭部や頭頂部の薄毛が気になる方は2型の活性度が高い可能性があるでしょう。

自分はどっち？1型・2型の見分け方

1型と2型の違いがわかったところで、ご自身がどちらに当てはまるか表でみていきましょう。

今回紹介した見分け方のみでは1型・2型の判断に確実性はないよ！
確実にどっちか知りたいときはクリニックで検査してもらってね！

AGAに強い影響があるのは5αリダクターゼ2型

AGAと深い関係があるのは5αリダクターゼの2型です。
というのも、薄毛の原因にもなるジヒドロテストステロンへの変換作用がより強いのが5αリダクターゼの2型だからです。

2型は前頭部や頭頂部に多く存在してるから、AGAの人は前頭部や頭頂部薄毛の人が多いんだ！

5αリダクターゼを抑制する治療薬2選

5αリダクターゼを抑制する方法はいくつかありますが、抑制効果が高いのは治療薬の内服です。
AGAクリニックなどでよく用いられる、5αリダクターゼの治療薬を2種類紹介します。

お薬はクリニックで処方してもらってね！

フィナステリド（プロペシア）

フィナステリド（プロペシア）は5αリダクターゼ2型を抑制し、AGAの発症や進行を抑えるために処方されます。
先に出た薬の名称がプロペシアで、プロペシアのジェネリックがフェナステリドなので、成分や作用ははどとらもほぼ同じです。

フィナステリド（プロペシア）は元々は前立腺肥大症の治療薬として活用されていました。

薬を内服した人の多くに「抜け毛がマシになった」「髪の毛が増えた」って人が増えたから臨床検査をしてAGA治療薬に認定されたんだ！

日本皮膚科学会が定める、AGAの治療ガイドラインでは高い評価のAランクに認定されており、実際にAGA治療の内服薬として多くのクリニックで処方されているお薬です。
参考：日本皮膚科学会：男性型および女性型脱毛症診療ガイドライン2017年版

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デュタステリド（ザガーロ）

デュタステリド（ザガーロ）は、5αリダクターゼの1型、2型両方を阻害する働きを持っており、AGAの改善目的で処方されます。

先に出たのがザガーロ、後発品がデュタステリドで、効果や効能はどちらもほぼ同じです。

フィナステリド（プロペシア）同様、前立腺肥大症の治療薬として活用されていたところ、発毛効果があることがわかり、AGA治療薬として認定されました。

デュタステリド（ザガーロ）もAGAの治療ガイドラインでは高い評価のAランクに認定されているよ！

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フィナステリドとデュタステリドの違い

フィナステリド（プロペシア）とデュタステリド（ザガーロ）の大きな違いは、内服する目的です。

どちらも5αリダクターゼを阻害しますが、フィナステリド（プロペシア）はAGAの進行を抑制するのに対し、デュタステリド（ザガーロ）はAGAの治療・改善目的で処方されます。

また、どちらも女性や未成年の内服は禁止されています。デュタステリド（ザガーロ）においては、接触も禁止されているので注意しましょう。

目的が少し違うから、その分費用も違ってくるよ！

内服以外で5αリダクターゼを抑制する方法2選

内服以外にも5αリダクターゼを抑制する方法は存在します。
うまく生活に取り入れると薄毛の予防につながるので、参考にしてみてくださいね！

抑制効果が高い栄養が含まれた食べ物を食べる

内服以外の抑制方法のひとつが、抑制効果が高い栄養素が含まれる食べ物を摂取することです。
5αリダクターゼの抑制効果が高いのは「亜鉛」と「大豆（イソブラボン）」の2種類。

亜鉛

亜鉛には、5αリダクターゼの働きを抑制するだけでなく、髪の毛の主成分である「ケラチン」の生成にも必要な成分でもあるので積極的に摂取すると良いでしょう。

大豆（イソブラボン）

大豆（イソブラボン）も5αリダクターゼの働きを抑制する作用や、男性ホルモンの働きを抑制する作用があります。
大豆（イソブラボン）は日本食の食材に多く存在する成分なので、摂取しやすいでしょう。

普段の食事に1品足してみたり紹介した食品を使用してみたり、ストレスにならない方法で摂取しよう！

医師に髪の毛の相談を！おすすめのAGAクリニック5選

「どのクリニックでAGAの治療をしようか迷っている」という人のために、おすすめのクリニックをご紹介します。

今回は、数あるクリニックの中で特におすすめなオンライン診療に対応している以下5選を厳選しました。

サービス名	プラン/費用(税込) ※自由診療	プラン内容	送料	診察時間	初回カウンセリング
AGAオンクリ	初月0円 2ヶ月目以降4,000円/月～	内服薬 外用薬	1,000円ほど ※地域により異なる	365日24時間	無料
DMMオンラインクリニック	7,238円/月～	内服薬 外用薬	550円 （税込）	8:00-22:00	無料
東京オンラインクリニック	5,200円/月〜	内服薬 外用薬	350円 （税込）	11:00-20:00	無料
eLife（イーライフ）	4,900円/月～	内服薬のみ	無料	7:00-22:00	無料
CLINIC FOR（クリニックフォア）	3,412円/月～	内服薬 外用薬	550円 （税込）	8:00-23:00	無料

それぞれのサービスの費用や治療プランなど詳しく解説していくので、ぜひ比較しつつ自分に合ったクリニックを見つけましょう。

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希望にあわせて選べる豊富なプランがあり、初月はなんと0円！次月以降も4,000円〜最大26,000円（税込）の薬代のみと明瞭会計です。

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動画配信や株取引など、さまざまなサービスを提供するDMMは、オンラインクリニックも運営しています。

内服薬・外用薬の単剤もサブスクが用意されているので、予防や状態維持目的の人も利用しやすいでしょう。

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東京オンラインクリニック

東京オンラインクリニックは、AGAやED診療などさまざまな治療を提供するクリニック。
初診料や予約費用などの追加費用は不要です。

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AGA治療のサブスクの中でも、サービス内容がシンプルで分かりやすいのがイーライフ。外用薬の取り扱いはありませんが、内服薬のみで良ければ治療費を抑えられるサービスです。

薬代以外は一切かからず解約もしやすいので、とりあえず数ヶ月だけ…と気軽に始めたい人に向いています。

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通院からオンラインのAGA治療サブスクに切り替えたい人は、クリニックフォアに要注目！

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5αリダクターゼは女性にも存在する？

女性にも男性と同じように5αリダクターゼは存在します。
ひとつ違う点をあげると、男性は5αリダクターゼが前頭部や頭頂部に多く存在するのに対し、女性は頭部全体的に5αリダクターゼが分布しています。

分布場所が違うからこそ、AGAは前頭部や頭頂部から薄くなるのに対し、FAGAは頭頂部や全体的に均一に薄くなるんだよ！

5αリダクターゼは女性のFAGA（女性男性型脱毛症）の原因のひとつになり得ますが、FAGAの場合、それだけではなく他にも薄毛になる原因があります。

生活習慣の改善によっては薄毛が予防できることもあるので、薄毛を予防したい方はストレスがなく規則正しい生活習慣を意識しましょう。

5αリダクターゼの1型・2型に関するよくある質問

最後に、5αリダクターゼの1型・2方についてよくある質問をまとめています。

5αリダクターゼの抑制効果が高いのは内服療法！早めの受診で薄毛の進行を防ごう

AGAの原因である5αリダクターゼの抑制方法を紹介しましたが、ご自身に合った方法は見つかりましたか？

5αリダクターゼの抑制を抑制できるのは内服療法です。お薬は必ず、クリニックで処方してもらってください。

AGAは症状が進めば進むほど、治療に時間や費用がかかってしまうため、早めにクリニックを受診して、薄毛の進行を防ぎましょう。

5αリダクターゼの抑制を抑制できるのは内服療法だよ。おすすめのAGAクリニックも参考にしてみてね！

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※掲載クリニックは名医のチョイス編集部による集計と調査によるものです
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※情報調査日：2023年7月31日