AGAのセルフチェック判断9つ！AGAの基準判断リスト公開【2024年最新】

この記事では、AGAをセルフチェックする判断基準を9つ紹介します！

「薄毛が気になってきたけど、これってAGA？」
「クリニックではどんな診断・治療をするの？」

AGAとは「Androgenetic Alopecia」の略で「男性型脱毛症」のことです。成人男性特有の脱毛症で、特徴は生え際や頭頂部を中心に髪の毛が薄くなっていきます。

この記事では、AGAセルフチェック9項目やAGAの症状・原因を、治療法と合わせて解説しています。おすすめのAGAクリニックも紹介しますので、ぜひ参考にしてください。

薄毛が気になったらまずはAGAセルフチェックをしてみよう

「薄毛が気になってきたけど、誰かに相談するのは恥ずかしい」このように考えている方もお多いのではないでしょうか。

AGAのセルフチェックは9つの質問に答えるだけの簡単なチェックです。薄毛が気になったら、まずはAGAセルフチェックをしてみましょう。

AGAセルフチェック9項目をチェック！あなたは大丈夫？

AGAは、次の9項目でセルフチェックできます。ご自身に当てはまっているか、チェックしながらご覧ください。

以下でそれぞれについて詳しく解説していくよ！

父母や祖父母など親族が薄毛である

AGAは、遺伝で受け継がれる可能性が高いと言われています。

それは、AGAの発症に関係する「5αリダクターゼの活性度」と「男性ホルモンレセプターの感受性」の2つが遺伝によって引き継がれるからです。

とくに「男性ホルモンレセプターの感受性」は、母方の家系から遺伝しやすいです。

髪の毛が細くなってきたと実感している

髪の毛が細くなってきたと感じる方はAGAを発症している可能性が高いです。AGAは、毛髪が太く長く成長する前に抜けてしまうため、産毛のような細くて短い毛髪が多くなります。

発症しやすい場所は生え際と頭頂部なので、それ以外の場所と毛の細さを比べてみると分かりやすいでしょう。

最近髪の毛が抜ける量が増えた実感がある

起床時の枕元や、シャンプーをしているときに以前より髪の毛が多く抜ける場合は、AGAを発症している可能性が高いです。

就寝時やシャンプーをしているときは、髪の毛に摩擦がかかっています。AGAでなくても、摩擦がかかれば髪の毛は抜けますが、多量に抜けることは考えられません。

おでこが広くなってきた気がする

おでこの生え際から脱毛が始まると、生え際がM字のような形になります。AGAの進行にはいくつかパターンがあり、その中の1つがおでこの生え際から後退していくパターンです。

初期段階では気づいていない人も多いため、過去の写真と比べたり、髪が長い人は定期的におでこの生え際をチェックしたりすると気づきやすいかもしれません。

同年代の人と比較すると自分は髪の量が少ないと感じる

AGAは、10代後半や20代の若い人でも発症する可能性があります。同年代の人と比較して、髪の量が少ないと感じる場合はAGAを発症しているかもしれません。

生まれつき髪の量が少ない場合もあるので、前と比べて毛量が減っているのかも合わせてチェックする必要があります。

喫煙者である

タバコに含まれる「ニコチン」は、血管を収縮させ血の巡りを悪くさせるため、AGAの原因となり得ます。髪の毛の根元にある「毛根」には毛細血管が通っていて、そこから栄養を補給し成長します。

しかし、喫煙によって血の巡りが悪くなれば、髪の毛に十分な栄養が届かないため、成長が阻害されてしまうのです。

脂っこい食べ物が好きで食生活が乱れがちである

脂肪分の多い食べ物は、AGAを進行させる食べ物とされています。血液中に脂肪が増えると血流が悪くなり、髪の毛に十分な栄養を届けられなくなってしまいます。

AGA予防には、「植物性タンパク質」や「亜鉛」などの栄養素を意識して摂取することが効果的です。

最近ストレスが多く睡眠不足を感じている

ストレスと睡眠不足は、ホルモンバランスや自律神経の乱れを引き起こし、髪の毛の成長に悪影響を与える可能性があります。

髪の成長に必要なホルモンは入眠後から3時間の間にもっとも分泌されるため、睡眠の質を高めることが重要です。良質な睡眠をとるためにも、寝る直前はスマホを見るのをやめるなど工夫をしましょう。

分け目やつむじの髪が薄く地肌が透けて見える

分け目やつむじの髪が薄くなるのも、AGAの進行パターンの1つです。

自分では気づきにくい場所なので、鏡を使って見てみたり家族にチェックしてもらったりして確認してみてください。

AGAとは？症状や原因を解説

AGAは成人男性が発症する進行性の「男性型脱毛症」です。この章では気になる症状や原因、女性が発症する「FAGA」について解説しています。

AGAとは「男性型脱毛症」

AGAとは「Androgenetic Alopecia」の略で「男性型脱毛症」のこと。パターン化された進行が特徴で、生え際や頭頂部から脱毛が始まります。いわゆる「М字」「O字」と呼ばれる脱毛です。

通常薄毛は年齢に伴って進行していきますが、AGAは年齢関係なく10代後半、20代と若くても発症する可能性があります。

さらに、AGAは進行性の脱毛症です。進行スピードはゆっくりですが自然に治ることはないので、対処しなければ徐々に薄毛が目立つようになります。

AGAの原因はストレスやホルモンバランスも関係する

AGAの発症には遺伝が強く関係していますが、それだけではありません。ストレスやホルモンバランスの乱れもAGAを発症する原因とされています。

強いストレスによりホルモンバランスが乱れて、ヘアサイクルの異常化から髪が抜けてしまう仕組みです。ホルモンバランスの乱れを防ぐために、ストレスのない生活を心がけましょう。

AGAは女性でも発症しFAGAと呼ばれる

男性の薄毛に対して、女性の薄毛を「FAGA」と呼びます。男女で症状の出方が異なり、FAGAは頭頂部もしくは髪全体が抜けていくのが特徴です。

FAGAの発症の原因は「加齢に伴う女性ホルモンの減少」「遺伝」「自律神経の乱れ」などが挙げられます。

あなたの薄毛は本当にAGA？薄毛＝AGAとは限らない

薄毛が必ずしもAGAとは限らなく、「薄毛が気になっていたけど、AGAじゃなかった」という場合もあります。

他の病気が原因で、薄毛になっていることもあるので症状や治療法と合わせて解説していきます。

上記のように、原因も症状もさまざまです。「皮脂やフケも気になるけど、毛の変化はAGAっぽい」など、セルフチェックでは判断が難しい場合もあります。

適切な治療を行うためにも、医師に相談するのが安心です。

AGA検査キットって実際どうなの？

AGA検査キットは、自宅で毛髪や唾液を採取し検査機関に送付することで、AGAリスクがあるかどうか検査が可能なキットです。以下のメリットや注意点があります。

ホルモン量をチェックできる

AGA検査キットは数種類販売されていますが、どれもホルモン量を測定できるキットです。

AGA発症には男性ホルモンが大きく関係しているので、発症リスクがあるかどうかの目安になります。定期的に測定することでリスクがあがっていないか、治療開始後であれば数値が良くなっているか確認できるメリットがあります。

正確な診断は医師でなければできない

AGA検査キットは、AGA発症リスクの目安であり、正確な診断は医師でなければできません。

予防や治療開始後のホルモン量の確認くらいの認識で、AGA検査キットを使うことをおすすめします。

AGAかどうかを正確に判断するならAGAクリニックがおすすめ

AGAかどうか正確に判断したいなら、AGAを専門に診ているクリニックでの診断がおすすめです。おすすめな理由は以下のとおりです。

専門の医師に診断してもらうことは、適切な治療法を見つける近道でもあります。

セルフチェックや検査キットだけでは正確な診断はできない

セルフチェックや検査キットは、あくまで目安であり正確な診断はできません。

正確な診断は、医師にしてもらう必要があります。なぜなら、AGAと思っていても他の病気が原因となって発症している薄毛かもしれないからです。

適切な治療を行うためにも、AGAかどうか気になったら専門クリニックで相談してみましょう。

AGAクリニックなら遺伝子や血液検査から診断してもらえる

日本皮膚科学会によるAGA診療ガイドラインでは、髪の毛の太さや量など、明確な判断基準は定められていません。AGAクリニックでの診断は、医師による問診や視診、遺伝子検査や血液検査などを行い総合的に診断されます。

AGAは進行性の脱毛症なので、治療を行わなければ徐々に薄毛が目立ってきます。症状の軽い段階で治療を始めれば、回復までの期間も早くできる可能性が高いです。

また、自己判断で治療をやめれば再び薄毛に戻ってしまう可能性もあるため、医師の判断が重要になります。

参考サイト:日本皮膚科学会「男性型および女性型脱毛症診療ガイドライン 2017年版」

AGAの主な治療方法４選

AGAの主な治療方法は、内服薬・外用薬・注射・再生医療の4種類です。

その中でも、内服薬と外用薬がメインの治療法になっています。

内服薬

AGAの内服薬は、「フィナステリド」や「デュタステリド」の成分が含まれた内服薬の服用が推奨されています。具体的な薬剤名は、「プロペシア」や「ザガーロ」です。

「プロペシア」の有効成分である「フィナステリド」は、「5αリダクターゼⅡ型」の働きを阻害し、抜け毛の原因となるDHTを抑制します。

「ザガーロ」の有効成分である「デュタステリド」は、「5αリダクターゼⅠ型・Ⅱ型」の両方に作用します。

参考サイト:日本皮膚科学会「男性型および女性型脱毛症診療ガイドライン 2017年版」

外用薬

AGAの外用薬は、「ミノキシジル」の外用が推奨されています。

「ミノキシジル」は液状の外用薬で、頭皮に直接塗布する薬です。塗布することで毛母細胞が刺激され、細胞分裂が活発になり、髪の成長を促進する作用があります。

もともとは血圧降下剤として開発されましたが、体毛が濃くなることが分かったため、現在では薄毛治療薬として使用されています。

参考サイト:日本皮膚科学会「男性型および女性型脱毛症診療ガイドライン 2017年版」

注射

注射は発毛促進効果を期待する成長因子を注入する方法ですが、推奨はされていません。

理由は、安全性・有効性が十分に検証されていないからです。「再生医療等の安全性の確保等に関する法律」に従って施術する必要があるものも多く、一般的に実施できる段階ではありません。

しかし、期待されている治療法でもありますので、ぜひ医師に相談してみてください。

参考サイト:日本皮膚科学会「男性型および女性型脱毛症診療ガイドライン 2017年版」

再生医療

再生治療は、自身のおなかや太ももから採取した脂肪幹細胞を頭皮に移植し、毛包幹細胞の発毛スイッチを活性化させる方法です。

再生医療を行っているクリニックはまだ少ないので、再生医療が気になる場合はぜひクリニックを探してみてください。

参考サイト:日本皮膚科学会「男性型および女性型脱毛症診療ガイドライン 2017年版」

名医のチョイス

AGA・薄毛治療の名医【佐々木宥典先生／浜松AGAクリニック】

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AGAクリニックでの診療・治療の流れ

はじめてAGAクリニックに行く際は、何をするのか分からず緊張してしまうかもしれません。しかし、基本的には以下のように風邪を引いて病院に行ったときと同じような流れなので安心してください。

STEP①予約・問診票の記入

AGAクリニックに行く際は、確実に診察してもらうために予約を取りましょう。

予約日時にクリニックへ行き、受付で問診票をもらい記入します。気になる症状など薄毛に関することから、持病歴・健康状態などについて答えます。

アレルギーがある場合や、服用している薬があれば忘れずに記入してください。

STEP②医師の診察を受ける

専門医師の診察を受けます。現在の髪と頭皮の状態・症状を確認し、場合によっては血液検査などを行います。

「いつから症状が出たのか」「毎日どのくらい毛が抜けるか」など質問される場合もあります。治療を始めるときに不安を残さないように、気になることや疑問点があれば遠慮せずに質問しましょう。

STEP③処方された薬を受け取り治療開始

医師にAGAと診断されれば、AGA治療薬を処方してもらえます。

AGA治療薬はさまざまな種類があるので、症状や体質に合わせて薬を選ぶ必要があります。服用方法をよく聞き、言われた通りの正しい服用をしましょう。

気軽に医師に相談できるおすすめのAGAクリニック５選

「どのクリニックでAGAの治療をしようか迷っている」という人のために、おすすめのクリニックをご紹介します。

今回は、数あるクリニックの中で特におすすめなオンライン診療に対応している以下5選を厳選しました。

サービス名	プラン/費用(税込) ※自由診療	プラン内容	送料	診察時間	初回カウンセリング
AGAオンクリ	初月0円 2ヶ月目以降4,000円/月～	内服薬 外用薬	1,000円ほど ※地域により異なる	365日24時間	無料
DMMオンラインクリニック	7,238円/月～	内服薬 外用薬	550円 （税込）	8:00-22:00	無料
東京オンラインクリニック	5,200円/月〜	内服薬 外用薬	350円 （税込）	11:00-20:00	無料
eLife（イーライフ）	4,900円/月～	内服薬のみ	無料	7:00-22:00	無料
CLINIC FOR（クリニックフォア）	3,412円/月～	内服薬 外用薬	550円 （税込）	8:00-23:00	無料

それぞれのサービスの費用や治療プランなど詳しく解説していくので、ぜひ比較しつつ自分に合ったクリニックを見つけましょう。

AGAオンクリ（旧 AGAオンラインクリニック）

AGAオンクリは、カウンセリング・診察・処方まで全て24時間対応。住んでいる場所はもちろん、仕事の時間や休日を問わず利用できます。

希望にあわせて選べる豊富なプランがあり、初月はなんと0円！次月以降も4,000円〜最大26,000円（税込）の薬代のみと明瞭会計です。

DMMオンラインクリニック

動画配信や株取引など、さまざまなサービスを提供するDMMは、オンラインクリニックも運営しています。

内服薬・外用薬の単剤もサブスクが用意されているので、予防や状態維持目的の人も利用しやすいでしょう。

東京オンラインクリニック

東京オンラインクリニックは、AGAやED診療などさまざまな治療を提供するクリニック。
初診料や予約費用などの追加費用は不要です。

eLife（イーライフ）

AGA治療のサブスクの中でも、サービス内容がシンプルで分かりやすいのがイーライフ。外用薬の取り扱いはありませんが、内服薬のみで良ければ治療費を抑えられるサービスです。

薬代以外は一切かからず解約もしやすいので、とりあえず数ヶ月だけ…と気軽に始めたい人に向いています。

CLINIC FOR（クリニックフォア）

通院からオンラインのAGA治療サブスクに切り替えたい人は、クリニックフォアに要注目！

クリニックフォア内で最も安い予防プランは、海外製のフィナステリドを用いることにより、始めやすい値段に抑えられているのもポイントです。単剤の場合は先発薬とジェネリックが選べるなど、こだわりがある人にもぴったりでしょう。

AGAのセルフチェックに関するよくある質問

ここではAGAに関するよくある質問に答えていきます。

AGAセルフチェックはあくまで目安！正確な診断はクリニックへ

AGAの原因は、男性ホルモンや遺伝、生活習慣が深く関わっています。しかし、セルフチェックだけでAGAかどうかの判断はできません。あくまでも目安として使用しましょう。

正確な診断をしてもらうには、クリニックでの医師の診断が必要です。早期に治療がスタートできれば、薬も少なく治療費も抑えられます。症状や体質によって、治療方法も異なるため医師と相談しながら治療法を決めましょう。

当記事で紹介したクリニックの通いやすさやオンライン診療の有無などを参考にして、自分に合ったAGAクリニックを探してみてください。