目次
今回は、ピルとPMDDについて紹介するよ!!
「PMDDを治したい」
「PMDDはピルで改善できるって本当?」
強い不安や焦燥感、辛い頭痛や腹痛などPMDDの症状に悩んでいる方も少なくありません。PMDDはPMSよりも症状が強いといわれているため、月経の度に憂鬱な気分になる方もいるでしょう。
PMDDは、ピルを飲むことで症状が軽減できるといわれています。今回は、ピルとPMDDの関係について紹介します。本当に治るのか、どのようなピルがいいのかという疑問も解消するので、ぜひ最後までご覧ください。
PMDDの治療方法
PMDDは月経前不快気分障害と言われており、月経周期の特定の時期に女性が経験する重度の身体的および精神的な症状が起きる状態のことです。
PMDDの治療では、SSRIなどを使用した薬物療法や低用量ピルを利用した治療が行われることが多く、症状改善の効果が期待できます。ここからは、PMDDの治療方法を紹介します。
- 「SSRI」などの薬物療法
- 低用量ピルを使用した治療
- ストレスを軽減するためのカウンセリング
「SSRI」などの薬物療法
SSRIはPMDDの症状を和らげるための効果的な治療法として認識されています。SSRIは、セロトニンの濃度を上昇させる薬物のことです。
セロトニンには気分や情緒の調整に効果があり、SSRIを飲むことでPMDDの症状の軽減が可能だとされています。
不安や抑うつ、イライラや感情的な不安定さなどの症状を軽減し、心身の安定の促進に効果を発揮してくれます。また、身体的な症状である腹痛や頭痛の緩和にも効果が期待できるのが特徴です。
SSRIの効果は個人によって異なる場合があるものの、一般的には治療を開始してから数週間から数か月で効果が表れる方が多い傾向にあります。
低用量ピルを使用した治療
低用量ピルはPMDDの症状を和らげるための効果的な治療法として広く認識されています。低用量ピルは、経口避妊薬の一種で、合成エストロゲンとプロゲステロンという女性ホルモンを含んでいます。
これらのホルモンは月経周期のホルモンの変動をコントロールし、PMDDの症状を軽減する効果が期待できるのが特徴です。ホルモンのバランスが整うことで、不安・イライラ・うつ症状・身体的な不快感などのPMDDの症状が軽減されます。
また、低用量ピルは月経周期の規則性を高めるため、月経困難症や月経痛の緩和にも効果を発揮します。
ピルには避妊効果が期待できるだけじゃないんだね!
ストレスを軽減するためのカウンセリング
PMDDは身体的な症状だけでなく、心理的な苦痛も引き起こすことがあります。カウンセリングや心理療法は、PMDDに関連する感情的な問題やストレスの軽減が期待できるでしょう。
カウンセラーやサポートグループを通すことで、感情のコントロールやリラクゼーションテクニック、ストレス軽減法などを学べます。
PMDDにとってストレスは大敵なので、薬だけではなく上記のようなカウンセリングなども効果が期待できるでしょう。
ポイント
- PMDDには薬物療法やホルモン療法などの治療方法がある
- ストレスを軽減するカウンセリングも効果が期待できる
PMDDとは
PMDDは月経周期の特定の時期に、身体的・精神的な症状が表れるものです。
一般的な症状には、深刻な不安やうつ、イライラ・怒りの感情・集中力の低下・倦怠感・食欲変動・睡眠障害・身体的な痛み(頭痛や乳房の腫れ)などが含まれます。
しかしこれらの症状は、月経が始まると急速に軽減することが特徴です。
こころの不調
こころの不調で現れやすい症状は以下の通りです。
身体の不調
次に身体の不調で現れやすい症状を見ていきましょう。
上記のような症状が現れたら、PMDDの可能性があるから医師に相談してみよう!
ポイント
- PMDDは特にこころの不調が強く表れる場合がある
- 人によって身体の不調も伴う場合がある
PMSとの違い
PMDD(月経前不快気分障害)とPMS(月経前症候群)は、どちらも月経周期に腹痛や頭痛などの症状を引き起こす女性の状態を指します。
しかし、PMDDとPMSにはいくつかの違いがあるので、以下で見ていきましょう。
日常生活に支障がでるほど症状が重い
PMDDは、PMSよりも症状が重い傾向にあります。PMDDでは、特に精神的な症状(不安、うつ、イライラなど)が非常に強く現れ、日常生活に深刻な影響を与える場合もあります。
一方、PMSは一般的に軽度から中程度の症状が起こる場合が多く、日常生活への影響は比較的軽度です。PMDDとPMSの症状は一部重なるものの、PMDDは特に精神的な症状が顕著に見られます。
PMDDの症状は、不安・うつ・イライラ・怒り・集中力の低下などです。一方PMSの症状は、身体的な不快感(乳房の腫れや痛み・腹痛)や気分の変動、疲労感などが挙げられます。
PDMMのセルフチェック方法
PMDDかどうかは自分でもチェックできる可能性があります。以下にセルフチェック表があるので、当てはまるものがないか確認してみてください。
1つでも当てはまったらPMDDになっている可能性が高いので、不安を感じた場合はすぐに医師に相談してみましょう。
ポイント
- PMSよりPMDDの方が症状が重いとされる
- 精神面で強い不安や孤独を感じた場合は注意が必要
PMDDの原因はまだ解明されていない
PMDDの正確な原因はまだ完全には解明されていません。しかし、一般的にはホルモンの乱れや神経伝達物質に異常が起きていることが原因だと言われています。
特に、セロトニンと呼ばれる神経伝達物質のバランスの変化がPMDDの症状と関連しているのではないかと考えられています。
遺伝的な要因や個人の生活状況やストレスも、PMDDの発症に影響を与える可能性があると言われていますが、具体的には明らかにされていません。
ポイント
- PMDDの原因はまだ明らかにされていない
- PMDDはホルモンバランスの乱れやストレスによって起こると考えられている
PMDDを軽くするためにできるセルフケア
PMDDの症状を少しでも軽くするためにも、自分でできるケアがあります。
- 余裕を持って生活する
- リラックスできる時間を多めに取る
- ストレッチで自律神経を整える
それぞれのケア方法を¥具体的に見ていきましょう。
余裕を持って生活する
PMDDの症状はストレスと密接に関連しています。ストレスは症状を悪化させる要因となるため、日ごろから余裕を持って生活するように意識することが大切です。
例えば、リラックス法や瞑想、深呼吸やヨガを取り入れたり、何もしない時間を作ったりなどです。余裕を持って生活することで、緊張や不安な気持ちを少しずつ軽減できるでしょう。
また、時間管理や優先順位の設定を通じて、余裕を持ったスケジュールを作ることも重要です。
症状が強く現れている場合は、学校や会社を休んでゆっくり過ごすのも1つの手だよ!
リラックスできる時間を多めに取る
PMDDの期間中は、ストレスを最小限に抑えるための環境づくりが重要です。家庭や職場でのストレス要因を減らすために、コミュニケーションを減らしたり、他人との境界線を決めたりなど対策してみましょう。
一時的にコミュニケーションの時間を減らしても、症状が軽減した後にまた境界線を縮めれば問題ありません。
また、PMDDの症状が辛くてコミュニケーションが取りづらいことを事前に伝えておくのも1つの手です。
リラックスできる空間を整えるために、お気に入りのアロマキャンドルや心地よい音楽を聴くのも効果的。自分が快適にできる空間を作って、ゆっくり過ごしてみると良いでしょう。
また、身体や心をリラックスさせるためには、睡眠も欠かせません。特に十分な睡眠を確保することは、PMDDの症状の軽減に役立ちます。
まずは、良質な睡眠を得るために、睡眠環境を整えましょう。例えば、寝室を快適な温度や照明に調整したり、睡眠前の刺激的な活動(スクリーンタイムの制限など)を避けたりなどが考えられます。
規則的な睡眠スケジュールを作り、リラックスするためのルーティンを導入することで、ストレスの軽減にもつながるでしょう。
ストレッチで自律神経を整える
ストレッチには自律神経を整える効果が期待できます。ストレッチを日常的に取り入れて、身体と心のリラックスを促しましょう。
以下にいくつかのストレッチをご紹介します。これらのストレッチは、筋肉の緊張を緩和し、気分をリラックスさせてくれるでしょう。ただし、無理がかからないようにゆっくり深呼吸しながら行うことが大切です。
ストレッチは毎日続けることで徐々に効果が期待できます。
日常生活の中で取り入れて、身体や心のストレスを軽減させよう!
ポイント
- あせらずゆとりを持った生活を心がける
- ストレッチは無理せず毎日続けることが大切
PMDDに関する相談OK!ピルのオンライン処方サービス5選
ここからは、PMDDの相談にも対応してくれるピルのオンライン処方サービスを紹介します。
ピルのオンライン処方サービスを比較!
ピルのオンライン処方サービス5選の特徴を表にまとめました。
医師の診察があるオンライン処方サービス比較
医師の診察があるおすすめのオンライン処方サービスは以下の通りです。
それぞれのオンライン処方サービスの特徴を以下でまとめていきます。
メデリピル
画像引用:メデリピル公式サイト
ピルの種類 | ・アフターピル 2種類 ・低用量ピル 6種類 ・中容量ピル 1種類 ・超低用量ピル 3種類 |
料金 | ・アフターピル 9,900円〜 ・低用量ピル 1,980円〜 ・中容量ピル 1,980円〜 ・超低用量ピル 5,940円 |
診療時間 | 24時間 |
予約方法 | LINE |
割引 | 初回1ヶ月無料※送料550円(税込) |
メデリピルでは12種類のピルを取り扱っており、カウンセリングの上で自分に合ったピルが処方されます。中でも低用量ピルは6種類も扱っているため、自分の症状や体質に合わせたものを選んでもらえるのは大きなメリットでしょう。
また、メデリピルでは初回お試しとして1ヶ月目は無料で試せます。ピルを初めて利用する方でも気軽にサービスが受けられるでしょう。
\オンラインカウンセリング予約はこちら↓↓/
マイピルオンライン
画像引用:マイピルオンライン公式サイト
ピルの種類 | 11種類 |
料金 | ・低用量ピル 2,849円〜 ・アフターピル 3,980円〜 ・生理移動ピル 2,980円 |
診療時間 | 8:00〜20:00 |
予約方法 | LINE、WEB、専用アプリ |
割引 | はじめて割、学割 |
マイピルオンラインは自宅にいながら産婦人科医の診察が受けられます。24時間LINEやアプリから予約が取れるので、忙しくてなかなか時間が取れない方でもすきま時間に受付できるのが魅力的です。
また、ピルの種類も11種類と豊富です。自分の症状や体質に合わせて適切なピルを処方してもらえるため、効率よく効果が期待できるでしょう。
エニピル
画像引用:エニピル公式サイト
ピルの種類 | ・低用量ピル ・中用量ピル ・アフターピル5種類 |
料金 | 診察料 2,200円 ・単発配送プラン 3,278円+送料 ・毎月配送プラン 2,563円+送料 ・12ヶ月一括配送プラン 2,563円/月 |
診療時間 | 10:00〜24:00 |
予約方法 | LINE、メール |
割引 | – |
エニピルでは最初にいくつかの質問に答えるだけで、気軽に問診が受けられるのが特徴です。別途予約を取る必要がないため、忙しくて時間が取れない方でも気軽に利用できるでしょう。
また、低用量ピルの場合は2,563円から利用できます。ピルを試すのがはじめての方にもおすすめです。
\低用量ピルはこちら↓↓/
クリニックフォア
画像引用:クリニックフォア公式サイト
ピルの種類 | 11種類 |
料金 | 診察料 1,650円 送料 550円 ・低用量ピル 2,783円/月〜 ・中用量ピル 5,478円/月〜 ・アフターピル 8,800円〜 |
診療時間 | 平日21時まで、土日も診療※クリニックによって異なる |
予約方法 | WEB |
割引 | 定期配送利用で通常価格より15%OFF |
クリニックフォアでは実際にクリニックに在籍している医師から診察が受けられます。オンラインサービスは大丈夫なのかと心配に思う方は、通院して診察を受けることも可能です。
また、ピルの取り扱いに充分注意しているため、偽物や作品が紛れ込んでいる可能性は低いといえます。
DMMオンラインクリニック
画像引用:DMMオンラインクリニック公式サイト
ピルの種類 | 9種類 |
料金 | 送料 550円 1,980円/月〜 |
診療時間 | 8:00〜21:45 |
予約方法 | WEB |
割引 | DMMポイントが貯まる |
DMMオンラインクリニックでは国内で承認された薬を処方してもらえるのが特徴です。最短当日にピルが届くため、一刻も早く症状を軽減したいと思っている方に向いているでしょう。
また、利用するごとにDMMポイントが貯まるため、普段からDMMサービスを利用している方はぜひ検討してみてください。
PMDDとピルに関するよくある質問
最後に、PMDDに関するよくある質問に回答します。ほかにも気になることがある場合は、医師に直接聞いてみてください。
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PMDDは治りますか?
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PMDD(月経前不快気分障害)は、適切な治療とケアを受けることで症状の軽減が期待できます。しかし、個人の状況や重症度によって異なるため、完全に治せるかどうかははっきりお答えできません。
一般的な治療法には、心理療法や薬物療法などが挙げられます。自分に合った治療方法を医師と相談しながら決めることで、症状の軽減が期待できるでしょう。
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PMDDの治療で漢方は効果が期待できますか?
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日本では治癒目的で漢方が使用されています。世界ではあまり普及していない治療方法なので、大きな効果は期待できないでしょう。
しかし漢方には、心や身体の状態を整えるように働きかけてくれるため、PMDDの予防には効果が期待できるかもしれません。
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PMDDは治療したほうがいいですか?
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PMDDはPMSより症状がひどいとされており、中には立ち上がることすら難しいと感じる場合もあります。治療を強制するわけではありませんが、症状が悪化する前に治療したほうが良いでしょう。
PMDDになったら自分で抱え込まず医師に相談しよう
PMDDになるとひどい頭痛や腰痛などが起きるだけでなく、心の不調も表れやすくなります。個人差があるものの、人によっては日常生活を送るのが難しくなるケースもあります。
「PMDDかも」と思ったら、自分で抱え込まずすぐに医師に相談しましょう。
早めに治療を始めよう!