HIFU(ハイフ)とは、リフトアップに効果があるとされる美容施術のひとつ。たるみを改善して小顔に見せたい、しわを目立たなくしたいという方に人気の治療法です。詳しい治療方法や期待できる効果について解説いたします。
HIFU(ハイフ)とは
HIFUとは「High Intensity Focused Ultrasound」の頭文字をとった言葉で、日本語にすると「高密度焦点式超音波」というもの。高密度の超音波を皮膚に当てることにより、熱で肌の内側から引き締めます。
メスを使わず超音波で治療することができるため、ダウンタイムが短いことが特徴のひとつ。赤みや腫れはほとんどなく、あっても数十分~1時間程度。施術後にメイクをして帰ることもできます。
ハイフと他の小顔施術の違い
ハイフと他のリフトアップ施術やたるみ治療の違いは、照射の深さにあります。
ハイフはSMAS筋膜という部分にまで熱エネルギーを与えることができる施術です。SMAS筋膜は肌の深い層にあり、普段のお手入れではケアが難しい部分。肌の土台から引き締めることができるのは、ハイフならではの強みでしょう。
ハイフにはエステサロンで受けられるエステ用ハイフ、医療機関で受けられる医療用ハイフがあります。医療用ハイフの方が出力が強く、肌の深い部分まで熱エネルギーを届けることが可能です。
ハイフで期待できる美容効果
ハイフの施術を受けることによって期待できる美容効果には、主に以下のようなものがあります。
・しわやたるみが目立たなくなる
・ほうれい線の改善
・リフトアップによる小顔効果
・コラーゲンのサポート
効果を実感するまでの期間は個人差があり、施術後すぐに効果を実感する人もいれば、1~2ヶ月ほど経った頃に実感する方もいます。効果の持続は半年~1年程度。継続して施術を受ける場合は、施術頻度をクリニックとよく相談しましょう。
話題のハイフ、体験してみては?
いま何かと話題になっている「HIFU(ハイフ)」。顔のしわやたるみ、ほうれい線が気になっている方はぜひ試してみてはいかがでしょうか。
監修:石川佳奈先生
藤田保健衛生大学(現:藤田医科大学)卒業。
アラガンボトックスビスタ認定医・アラガンジュビダームビスタ認定医。
市民病院にて勤務後、大手美容クリニックにて美容外科、美容皮膚科の経験を積む。
2021年6月より「bella beauty clinic」院長を務める傍ら、美容医療に関する記事の監修も多数行う。