ピーリングはダウンタイムがある施術なのでしょうか。ダウンタイムがあると日常生活に支障をきたすこともあるので、その有無を確認しておくことは大切です。
そして、ピーリングでは施術を受けるタイミングも重要になってきます。安全にピーリングを行っていくうえで、施術のタイミングは欠かせない要素なのです。
本記事では、ピーリングにダウンタイムがあるのか、施術を受ける適切なタイミングはいつなのかについて解説をしていきます。ピーリングを検討中の方には役に立つ内容となっていますので、是非参考にしてみてください。
ピーリングにダウンタイムはあるのか
結論からいうと、ピーリングにはダウンタイムが存在します。
ピーリングの種類としてはケミカルピーリングが有名ですが、ケミカルピーリングでは使用する薬剤によって肌が刺激を受けるので、どうしてもダウンタイムを伴うのが現状。同様に、レーザーピーリングについてもレーザーで肌が強く刺激を受けるので、ダウンタイムは避けられません。
ダウンタイムの症状としては、以下のようなものが出やすくなっています。
- ケミカルピーリング:赤み、ほてり、カサカサ感
- レーザーピーリング:赤み、腫れ、痛み、乾燥、内出血(稀)
症状が出ている期間は肌が敏感になっているので、しっかりと保湿をしたり、紫外線を避けたりして肌を安静に保っておくことが大切です。
また、ダウンタイムの期間については以下の通りとなっています。
- ケミカルピーリング:数時間~1日程度
- レーザーピーリング:数時間~1週間程度
ケミカルピーリングのダウンタイムは比較的短期間ですが、レーザーピーリングでは一定期間続き、期間の幅も大きくなっています。時間が経つにつれて症状は治まっていきますが、症状が出ている期間は肌が敏感なので、生活には注意が必要です。
施術を受ける適切なタイミング
冒頭でも説明した通り、ピーリングでは施術を受けるタイミングも重要になってきます。
施術を受けるタイミングとしては、初回は基本的にいつでも問題なく、2回目以降は前回の施術から2〜4週間経過したあとが最適です。
ピーリングでは肌の代謝を促進させていくので、間隔を空けずに施術すると肌トラブルが生じることがあります。そのため、最低でも2週間は間隔を空けた方が安心です。
施術によって肌質が変わってきた場合には、施術を1〜2か月に1回のタイミングに切り替えると効率的。タイミングについては、医師としっかり相談をして決めましょう。
まずはカウンセリングへ
ダウンタイムの症状には個人差があるため、一概にいつまで安静にしておけばいいと言い切ることはできません。
ただ、実績のある医師であればダウンタイム中の過ごし方や症状についてしっかりと教えていただけます。
ぜひカウンセリングでは気になることをすべて解消し、施術に望んでくださいね。
監修:石川佳奈先生
藤田保健衛生大学(現:藤田医科大学)卒業。
アラガンボトックスビスタ認定医・アラガンジュビダームビスタ認定医。
市民病院にて勤務後、大手美容クリニックにて美容外科、美容皮膚科の経験を積む。
2021年6月より「bella beauty clinic」院長を務める傍ら、美容医療に関する記事の監修も多数行う。