肩ボトックスは、肩こりだけでなく、巻き肩や筋肉痛にも効果のある施術ですが、副作用や後遺症が心配な方もいるのではないでしょうか。
この記事では、肩ボトックスで後悔しないための方法を紹介していきます。
デメリットや注意点などについても紹介しているので、これから肩ボトックスの施術を受けようと考えている方は、ぜひ参考にしてみてください!
肩ボトックスで後悔する副作用や後遺症はある?
ここでは、肩ボトックスでの後遺症や副作用について解説していきます。
肩ボトックスに後遺症はある?
肩ボトックスで後遺症があるのでは?という噂を記事などで目にしたことがある方は、肩ボトックスの施術を受けることを躊躇してしまうかもしれません。
しかしながら、ボトックスは昔から長年使用されている安全な製剤で施術を行っているため、後遺症が残るようなことはないと言われています。
このため、肩ボトックスの施術をこれから受けようと考えている方は、安心して検討してみてください。
肩ボトックスに副作用はある?
肩ボトックスの施術を受けることで目立つような副作用がでることはないと言われています。
しかしながら、施術を受けた人で、あざのような赤い腫れや注射の痛み、また、注射痕による腫れなどが出る人がいます。
これら症状は、通常、時間が経つと治まるといわれています。
このため、数日経ってもあざのような腫れや赤みがひかない場合には、病院へ相談してみると良いでしょう。
肩ボトックスのダウンタイムはどのくらい?だるい症状などある?
ここでは、肩ボトックスのダウンタイムについて解説します。
ダウンタイムの期間
肩ボトックスの施術を受けたあと、ダウンタイムが長いと施術を受けるのを躊躇してしまうかもれません。
しかしながら、肩ボトックスの施術を受けた後にダウンタイムがあるようなことは基本的にはほとんどないため、ダウンタイムの期間はない、といっても良いでしょう。
参考:東京形成美容外科
ダウンタイムの主な症状
肩ボトックスの施術を受けた後、ごく稀に、点状の内出血が起こる場合がありますが、この症状は1〜2週間で軽快することが多いです。
また、この内出血が気になる方がいるかもしれませんが、必要あればコンシーラで隠せる程度のものなので安心して施術を受けてください。
参考:東京中央美容外科
肩ボトックスで後悔しないために知りたい!ボトックスとボツリヌストキシンの違いは?
ここでは、ボトックスとボツリヌストキシンの違いについて解説します。
厚労省認可のボトックスの特徴
値段 | ¥30,350(両肩 1回) | ¥19,360(両肩 1回) アラガン社ボツリヌス注射 |
¥22,000円(両側 32単位) | ¥99,000円(両肩 1回) アラガン |
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特徴 | リーズナブルな価格設定 | 症例件数1000万件以上 | 圧倒的な医院数 | 術後安心保証付き |
ダウンタイム | ほぼなし | ほぼなし | ほぼなし | ほぼなし |
副作用 | なし | なし | なし | なし |
クリニック名 | 東京中央美容外科 | 品川美容外科 | 湘南美容外科 | 東京美容外科 |
韓国製ボツリヌストキシンの特徴
値段 | ¥29,800(両肩 1回) | ¥8,630円(両肩 1回) | ¥16,500円(両肩 32単位) | ¥55,000円(両肩 1回) |
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特徴 | 4か月以内の同部位施術の際は割引あり | プチ肩こり治療が可能 | アラガンも選択可能 | 施術は30分程度 |
ダウンタイム | ほぼなし | ほぼなし | ほぼなし | ほぼなし |
副作用 | なし | なし | なし | なし |
クリニック名 | アリエル美容クリニック | 品川美容外科 | 湘南美容外科 | 東京美容外科 |
肩ボトックスを打ち続けるとどうなる?
ボトックス注射は、永久に効果が続くわけではないため、定期的に肩ボトックスの施術を受ける必要があります。
このため、肩ボトックスを打ち続けるとどうなる?と気になる方もいるでしょう。
しかしながら、肩ボトックスを打ち続けることで副作用が起こるようなことはないと言われています。
また、打ち続けることで治療間隔を長くしても良いとされるケースもあります。
肩ボトックスの施術は効果ない?期待できる効果とは?
ここでは、肩ボトックスの施術の効果について解説します。
- 肩が軽くなり巻き型が改善する可能性がある
- 肩こりをしっかり改善した人におすすめ
- 筋肉痛が改善する可能性がある
肩が軽くなり巻き肩が改善する可能性がある
巻き肩は、長時間同じ姿勢をしていたり、運動不足だったりすることで発症してしまう症状です。
肩ボトックスの施術を受けると、注射した箇所の筋肉の動きを抑制することができるため、筋肉を緩める効果を得ることができると言われています。
このため、固まった筋肉が緩くなり、巻き肩が改善する可能性があります。
肩こりをしっかり改善したい人におすすめ
肩こりの症状は、首から肩、背中にかけて広がっている筋肉が過度に緊張することで引き起こされる症状です。
このため、肩ボトックスの施術を受けることで、この筋肉が緩くなり、肩こりを改善することができると言われています。
指圧で筋肉をほぐすよりもしっかりと筋肉を緩めることができるため、肩こりをしっかり改善したい人におすすめです。
筋肉痛が改善する可能性がある
肩ボトックスの施術を受けることで、筋肉が緩くなり、血行が良くなる効果が得られると言われています。
この結果、筋肉の修復や筋肉疲労の回復を促すことができるため、筋肉痛が改善する可能性があります。
【失敗しない】肩ボトックスで後悔しないための注意点・デメリットとは?
ここでは、肩ボトックスでの注意点やデメリットについて解説します。
- 肩ボトックスを打ち続ける必要がある
- 痛みを感じる場合がある
- 保険適用外である
- カウンセリングをしっかりと受けること
- 肩ボトックスの施術を受けた後は、筋トレを控える
- 肩ボトックスの施術を受けた後は、マッサージを控える
肩ボトックスを打ち続ける必要がある
肩ボトックスの施術の効果は、永久に続くものではありません。
このため、施術を繰り返す必要があります。
ただ、施術を長く繰り返すことで施術を受ける間隔を長くしても良いとするケースもあります。
痛みを感じる場合がある
肩ボトックスの施術の際に、痛みを伴うケースがあるとされています。
ほとんどの場合は、麻酔がなくても耐えられる程度の痛みではありますが、クリニックによっては、患部を冷したり、麻酔を使用するなどして負担を軽減できることがあります。
痛みが不安な方は、施術を受けるクリニックでカウンセリングを受けて相談してみると良いでしょう。
保険適用外である
肩ボトックスの施術については、健康保険の適用外であるため、全額自費となります。
施術を受ける際には、料金がどれくらいかかるか確認してから施術を受けるようにしましょう。
参考:共立美容外科
カウンセリングをしっかりと受けること
肩ボトックスには、さまざまな効果が得られるため、肩こりの解消だけでなく、美容上の目的を持って肩ボトックスの施術を受ける方もいるでしょう。
このような目的などを初回のカウンセリングで医師にしっかりと伝えないと、自分が意図する結果に結びつかない可能性が出てくるため、注意が必要です。
肩ボトックスの施術を受けた後は、筋トレを控える
肩ボトックス施術の後に筋トレを行うと、注入した薬が周囲に散らばってしまう可能性があります。
肩ボトックス施術の後は、筋トレを控えるようにしましょう。
参考:東京イセアクリニック
肩ボトックスの施術を受けた後は、マッサージを控える
肩ボトックス施術の後にマッサージを受けると、筋トレした時と同様に、注入した薬が周囲に散らばってしまう可能性があります。
肩ボトックス施術の後は、マッサージを受けることは控えるようにしましょう。
参考:東京イセアクリニック
肩ボトックスで後悔しない量の目安は何単位?判断方法を紹介
ここでは、肩ボトックスで単位ごとにおすすめな人を解説します。
- 肩ボトックス50単位がおすすめな人
- 肩ボトックス100単位がおすすめな人
- 肩ボトックス150単位がおすすめな人
- 肩ボトックス200単位がおすすめな人
肩ボトックス50単位がおすすめな人
肩ボトックス50単位は、片方の肩への通常の量が100単位であるために、その半分と言えます。
このため、初めて肩ボトックスの施術を受ける方が試しに施術を受けてみる際などにおすすめです。
肩ボトックス100単位がおすすめな人
肩ボトックス100単位は、片方の肩に受ける一般的なボトックスの量であると言えます。
片方の肩に肩こりや筋肉痛を感じる方は、その肩に100単位で施術を受けてみると良いでしょう。
肩ボトックス150単位がおすすめな人
肩ボトックス100単位が片方の肩に受ける一般的なボトックスな量であるため、100単位でボトックスの効果を感じにくい方などは、150単位で施術を受けると良いでしょう。
肩ボトックス200単位がおすすめな人
肩ボトックスは、片方の肩を100単位で受けるのが一般的なので、両肩に肩ボトックスの施術を受ける方は、200単位で受けると良いでしょう。
肩ボトックスは痛い?痛みはどれだけ続く?
ここでは、肩ボトックスの痛みについて解説していきます。
- 肩ボトックス施術の痛み
- 肩ボトックス施術後の痛み
肩ボトックス施術の痛み
肩ボトックスの施術は、注射による痛みを感じる場合がありますが、ほとんどの場合は、麻酔がなくても耐えられるような痛みがある程度です。
また、患部を冷やしたり、麻酔を使用することのできるクリニックもあります。
施術の痛みが気になる方は、痛みを軽減して施術を受けることができるかどうか、クリニックに相談してみると良いでしょう。
参考:東京形成美容外科
肩ボトックス施術後の痛み
肩ボトックス施術後の痛みは、施術から4〜5日目経った後、肩に筋肉痛のような重みを感じることがあります。
しかしながら、これは、失敗ではなく体質によって出る症状で、効きはじめに出る、術後の正常な反応です。
参考:OZAKI CLINIC
肩ボトックスで後悔しないために! クリニック選びのポイントは?
ここでは、クリニックを選ぶ際のポイントについて解説します。
- 症例実績が豊富なクリニックか
- 無理のない料金か
- 術後のアフターケアが充実しているか
症例実績が豊富なクリニックか
肩ボトックスは、筋肉に直接作用させる製剤を注入する治療であるため、専門の医師が筋肉やボトックス製剤について熟知している必要があります。
施術を行う医師が、ボトックス製剤に熟知していないと、失敗につながる恐れがあるので注意が必要です。
肩ボトックスの施術を受ける際は、実績が豊富なクリニックかどうか確認するようにしましょう。
無理のない料金か
肩ボトックスは、健康保険の適用外であるために、全て自費で支払う必要があります。
また、単位毎に料金が変わってくるため、自身が施術を受ける際は、どれだけの単位の量を使用するか確認してから施術を受けるようにしましょう。
術後のアフターケアが充実しているか
肩ボトックスの施術は、安全性が高い施術であるために、基本的にアフターケアなどは必要ありません。
しかしながら、術後に腫れや赤みが出ることもあるので、術後の経過で不安なことを感じたときには気軽に質問できる環境が重要です。
施術を受けるクリニックで、術後でも気軽に質問ができるかどうか確認しておくと良いでしょう。
肩ボトックスの失敗例を紹介
ここでは、肩ボトックスの失敗例を紹介します。
- 手が上げにくくなった
- 注入場所を間違えた
- 効果を感じるのが遅い
手があげにくくなった
肩ボトックスの施術では、後遺症や副作用は発生しにくいと言われる施術ですが、施術後にもみ返しのような症状が出る方がいます。
このような症状が出ると、手が上げにくくなったと感じるかもしれません。
しかしながら、数日〜10日ほどで症状は落ち着くので、様子見すると良いでしょう。
ただし、あまりにも症状がひどいと感じる場合は、施術を受けたクリニックに相談してみてください。
注入場所を間違えた
肩こりの解消のために行う肩ボトックスは、僧帽筋という筋肉にボトックス注射を打つ施術となります。
この施術の際、注入箇所を間違えると、肩こりの原因となる場所にボトックスを注入することができない場合があります。
注入場所を間違えてボトックスを注入すると、効果がないと感じてしまうかもしれません。
このようなミスは、実績の豊富なクリニックであれば起こる可能性は低いと言えるので、実績豊富で信頼できるクリニックを選ぶようにしましょう。
効果を感じるのが遅い
肩ボトックスは、施術をしてすぐに効果が現れるような施術ではありません。
施術の効果は、個人差はあるものの、施術後の3日から7日後に効果が徐々に出てきます。
その後、1ヶ月ほどで安定してきます。
このため、すぐに効果を実感したい方は、失敗したと感じてしまうかもしれません。
それでも効果を実感できない方は、さらに肩ボトックスの施術を受けるであったり、施術を受けたクリニックに相談してみると良いでしょう。
肩ボトックスのビフォーアフター症例紹介
ここでは、ボトックスとボツリヌストキシンのビフォーアフターについて紹介します。
ボトックスのビフォーアフター
画像引用:水の森美容クリニック
治療内容:肩ボトックス(両肩)
費用:33,000円
リスク、副作用:【内出血】1,2週間 【だるさ】1,2週間
問い合わせ先:0120-764-909
ボツリヌストキシンのビフォーアフター
画像引用:品川美容外科
治療内容:ボツリヌス・トキシンによるプチ肩こり治療
費用:6,960円
リスク、副作用:内出血:出る場合あり。
問い合わせ先:0120-824-900
韓国の肩ボトックスはどんなもの?
ここでは、韓国の肩ボトックスについて解説します。
- 韓国の肩ボトックス施術の値段は安い?
- 韓国の肩ボトックスは安全?
- 韓国の肩ボトックスは効果に違いがある?
韓国の肩ボトックス施術の値段は安い?
韓国の肩ボトックスは、日本と比べて非常にお得であると言えます。
日本では両肩の施術が50,000円以上のメニューが多い中、韓国では1万円を下回る内容や、セット価格などが多く見られます。
肩の痛みがひどい方は、注入量を多くする必要があるため、元から費用が抑えられる韓国で施術を受けることで十分な施術を受けることができる可能性があります。
韓国の肩ボトックスは安全?
韓国製の肩ボトックスは、その安さから安全性を懸念する方がいるかもしれません。
しかしながら、韓国製ボツリヌストキシンはKFDA(韓国食品医薬品安全庁)で認可されており、その安全性は既に確立しています。
このため、安心して韓国の肩ボトックスを受けることができるでしょう。
参考:湘南美容外科
韓国の肩ボトックスは効果に違いがある?
韓国の肩ボトックスでも効果に違いはないとされています。
また、ボトックスは、米国アラガン社の製品名であり、ボトックスの種類はもともと1つしかありません。
このため、その効果に違いはありません。
ただ、日本のボトックスは厚生労働省に認可を受けている製品であり、韓国のボトックスは、KFDAで認可されているという違いがあります。
参考:共立美容外科
肩ボトックスに関する質問
ここでは、肩ボトックスに関する質問について紹介します。
- 肩ボトックスの効果はいつから出てきますか?
- 肩ボトックス注射の適切な頻度とは?
- 肩ボトックスは腕が上がらなくなる?
- 妊娠中や授乳中は肩ボトックスを受けられますか?
肩ボトックスの効果はいつから出てきますか?
肩ボトックスの効果は、1回の施術だけでも実感できる場合がありますが、効果に即効性はないとされています。
効果が出るのは、注射後の3〜7日ほどからが一般的であると言われています。
また、肩ボトックスの効果は、半永久的に続くものではありません。
持続期間はおおよそ3ヶ月程度なので、継続して肩ボトックスの施術を受ける必要があります。
肩ボトックス注射の適切な頻度とは?
肩ボトックス注射の適切な頻度は、その症状によって変わります。
症状が重度の方は2ヶ月に1回程度、中程度の方は3〜4ヶ月に一回程度、軽度の方は6ヶ月に1回程度の頻度で1年以内に施術を受けると良いでしょう。
参考:プライム銀座クリニック
肩ボトックスは腕が上がらなくなる?
肩ボトックスは、非常に安全に受けられる施術と言われています。
このため、後遺症や副作用はないと言えますが、稀に揉み返しのような症状が出て、腕が上がらなくなるような感じを受ける方がいます。
このような症状は、すでに落ち着く方がほとんどですが、症状が治まらない方は、施術を受けたクリニックに相談すると良いでしょう。
妊娠中や授乳中は肩ボトックスを受けられますか?
肩ボトックスは、妊婦や胎児に対しての安全性が確立されていない施術です。
このため、妊娠中の方、もしくは妊娠している可能性のある方は肩ボトックスの施術を受けることができません。
これは、授乳中の方も同様です。
参考:東京中央美容外科
まとめ
今回は、肩ボトックスで後悔しないための方法や、デメリット、ビフォーアフターについて解説しました。
肩ボトックスは、クリニックでしっかりとカウンセリングを受けることで、自身の望むような形で施術を受けることができるので、安全です。
今回の記事を読んで、肩ボトックスの施術を受ける参考にしてみてください。