都内に銀座院と渋谷院の2院を展開する、コスメディカルクリニックシンシア。形成外科医の太田有紀先生は、それぞれの患者さまの状態に合った施術のご提案を心がけていらっしゃるそうです。そんな太田先生のもとには、20代から60代まで、幅広い年齢層の患者さまが訪れています。今回は太田先生が施術の際に大切にされていることや、実のお母さまに行われた施術などについてのお話を詳しく伺いました。
様々な手術をしたくて形成外科の道へ
____太田先生が医師の道を志されたきっかけについて、お聞かせください。
太田有紀先生幼いころから、資格のある仕事に就いて長く働いていきたいと思っていました。医師を目指し始めたのは中学校の時です。漠然と、コードブルーというドラマに憧れたりしながら勉強を頑張りました。もともと美容には興味があったのですが、その頃はまだ美容外科医になるとは決めていませんでした。 美容外科に進路を決めたのは大学に入ってからですね。最初は漠然と女性を見る医師になりたいと思っていて乳腺外科や婦人科などを回ってみましたが、最終的には形成外科に決めました。
____ありがとうございます。現在所属されているクリニックで大切にされていることはありますか?
太田有紀先生形成外科は全身を見る科なので、いろんな提案ができたらと思っています。例えば、お顔の手術をしますよね。その時に、せっかく麻酔をかけるから一緒に婦人科の治療もしましょうとか、そういった複数の施術・治療にも対応できるように、丁寧な診療を心がけています。
____なるほど!では、貴院の特徴について教えてください。
太田有紀先生適正価格で美容施術をできるようにしようという院長のポリシーのもと、良心的な価格設定になっているところが良いところだと思っています。カウンセラーがおりませんので、私の提案をダイレクトに患者さまが選んでいただけるところも特徴のひとつですね。 また、当院はお肌のケアから外科手術のものまで機械がたくさんそろっているので、私からも施術の提案がしやすいです。
____それは患者さまにとっても施術の選択肢が増えますね。
太田有紀先生そうですね。ハイフだとウルトラセルQ+ *1から、ウルセラ *2まであります。ウルトラセルQ+とは、麻酔なしでできる一般的なハイフです。ウルセラはウルトラセルQ+の倍ほどの出力で当てることができます。出力が高いため、こちらはドクター施術です。 出力が高いので効果があるぶん、痛みも感じやすくなるため、当院では静脈麻酔も使用できます。また、エコーでしっかり当てる層を確認しながら、私たちドクターが施術します。どちらかだけではなく、どちらもあるので患者さまのご要望に柔軟に答えることができますね。
美容医療を始めるのに遅い年齢なんてない
____30代、40代の女性が悩まれて、特に多い施術ってどんなものがありますか?
太田有紀先生そろそろアンチエイジングをしていこうかな、という年代ですね。やはりシミ・シワ・くま・たるみが出てきて気になる、といったお悩みが多いです。 でも実は30代、40代の方たちはまだ全然予防の段階なんですよ。まだまだシワが刻まれる前のことが多いので、ボトックス *3の施術で改善することが多いです。予防が間に合う時期なので、ぜひシミ治療やシワ予防のボトックスなど、お手軽な美容医療からアンチエイジングを始めていってほしいです。
____まだ間に合うんですか!早く始めたいです。今、先生のところに来られる患者さまは何歳くらいの方が一番多いですか?
太田有紀先生以前は20代くらいの方が多かったんですが、インスタグラムに母の症例を載せてからは50代、60代の患者さまも増えました。20代から60代まで、幅広い年代の患者さまの施術を行っています。
____お母さまは元々お綺麗ですが、症例を拝見すると施術の前後ではやはり印象が変わって見えますね。
太田有紀先生感染症対策でしばらく会っていない間に随分と老けこんでしまっていて…。あわてて呼んで施術を勧めました。母も最初はよく分かっていない様子でしたが、私のことを信頼して任せてくれて、今ではとても喜んでくれています。 母も50代後半で初めて美容施術を受けたんです。ですので50代、60代の方も遅いということは全然ないと思います。
アンチエイジングは10年後を見据えた予防ケアを
____太田先生が得意とされている施術は何ですか?
太田有紀先生目元の手術が一番多いです。主にクマ治療や二重などですね。お顔の脂肪吸引や、ヒアルロン酸注入などもやっておりますし、お顔全体を自然なバランスで整えるのが得意です。
何をやっていいのか分からないという方も、ぜひ相談していただけたら、と思います。
____そういった施術をされるときにこだわっていらっしゃることはありますか?
太田有紀先生患者さまの希望と施術結果、イメージのすり合わせを大事にしています。たとえば、「幅広の二重にしたい!」という患者さまでも、よくよく聞いたら、ご希望は「目を大きく見せたい!」ということだったりします。幅が広ければ広いほど目が大きく見えるわけではないので、患者さまのなりたいイメージと施術結果の予想が近づくように事前にしっかりお話しするようにしています。
____なるほど。今いろいろとアンチエイジングのための施術はあると思うのですが、オススメの施術ってありますか?
太田有紀先生目的や予算によっても違うのですが、たるみ治療をまず何かはじめてみたいな、と思われているのでしたらハイフから始めて良いと思います。真皮のたるみ予防というところでは複数の注射や機械から選べるのですが、筋膜の深いところの引き締めはハイフしかないので、まず1つの選択肢として迷わず選んで良いと思いますね。 半年から1年に1回くらいの頻度でメンテナンスを行うと、10年後20年後に違いが出てくると思います。
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____太田先生の今後の展望について、お聞かせください。
太田有紀先生私に相談していただければ全て完結できるような、お顔から身体のことまで、トータルで相談してもらえる医師でありたいです。得意な施術だけではなく、患者さまひとりひとりにあった施術をご提案していきます。 もちろん今も意識していますが、これからもそうしていきたいですね。
____最後に30代、40代のこれから美容医療を受けたいという方にメッセージがあればお願いします。
太田有紀先生人生100年時代ですので、今後何十年をどう生きていくのか、美容医療とどう付き合ってゆくのか、何を優先して施術していくのかなど、計画を立てながらのご提案ができるかと思います。 30代、40代の方がこれから美容医療を始めるというのは、全然遅くはありません。未来への投資として、今から少しずつ始めていくと良いのではないかな、と思います。何からやっていいか分からないという方はぜひ一度ご相談にいらしてください。