ホワイトニングの名医
永塚千鶴先生 
the glow dental clinic

トレンドの発信地、東京・表参道に位置するホワイトニング専門の「the glow dental clinic」。ご自身の辛い体験を原点に持つ院長の永塚千鶴先生は、「痛くない、しみない、本当に白くなる喜び」の提供を追求しています。その思いを形にしたのが、薬剤を一切使わない特殊な光を用いた「トランセントホワイトニング」。今回は、この独自の治療法に特化し、一人ひとりの患者さまに寄り添う永塚先生に、歯科医師としての歩みやクリニックに込めた情熱について、詳しくお話を伺いました。

自身の「痛い」経験が原点。ホワイトニングの常識を変えたい

____先生が歯科医師になられた経緯と、ホワイトニング専門のクリニックを開業されるに至った背景を教えていただけますか?

永塚千鶴先生実は、最初から強い志を持って歯科医師を目指していたわけではないんです。兄が歯学部に在籍していたことから、歯科という分野が身近な存在で、自然な流れでこの道に進みました。しかし、歯科医師として10年間、歯科医院に勤務するなかでだんだんと自分の思いが変わってきました。 歯科医院では、30分に一人のペースで次々と患者さまが来院され、治療に追われる毎日でした。患者さまのお口の健康のために、もっと伝えたいこと、お話ししたいことがたくさんあるのに、時間に追われて十分なコミュニケーションが取れないことに、もどかしさを感じていました。 患者さまにもっと向きあえるクリニックをつくりたいと思い、開業を決意しました。

____先生の理想とするクリニックとはどのようなものでしょうか?

永塚千鶴先生自分が体験して「良い」と感じた施術を患者さまに届けられるクリニックが、理想だと思います。私は職業柄、歯の白さを保つ必要があり、定期的に従来の薬剤(過酸化水素など)を用いたホワイトニングを受けていました。ただ、施術のたびに歯がしみる強い痛みを感じていたのです。もちろんこの施術も白くなるというメリットはあるものの、これほど痛みのある治療を患者さまに自信を持って提供できるだろうか、という思いを抱いていたのです。

薬剤不使用・光で白くする「トランセントホワイトニング」

____「トランセントホワイトニング」について、詳しく教えてください。

永塚千鶴先生トランセントホワイトニング *1 は、 従来のホワイトニングとはまったく異なる原理で歯を白くします。 これまでの方法は、過酸化水素などの「薬剤」の化学反応で歯を漂白するのが一般的でした。一方、トランセントホワイトニングは、国内認証医療機器の「CoolBrightトランセントフラッシュ」という専用機器を用います。この機械から発せられる、強力な青色LEDの「光」が歯を白くする、いわば光化学的なホワイトニングです。

____トランセントホワイトニングの、具体的なメリットは何でしょうか?

永塚千鶴先生大きく3つのメリットがあります。まず、1つめのメリットは、薬剤を使用しないためしみや痛みが少ないことが期待できることです。 従来のホワイトニングを痛みで断念した方でも、安心して受けていただけます。 2つめは、施術時間が短いことで、光を照射する時間はわずか10分です。 お口の保護などの準備を含めても、トータルの施術時間は約30分で完了します。初回は丁寧なカウンセリングのために1時間ほどお時間をいただきますが、2回目以降は非常にスピーディーです。 3つめは、施術後の飲食制限がないことです。 薬剤を使用しないため、歯の表面が荒れることがなく、施術直後から自由に飲食を楽しんでいただけます。 そして、多くの方に施術可能である点も特徴で、妊娠中・授乳中やお子さま、矯正治療中の方でも受けていただけます。
※産前産後は安定期で体調の良い方に限り、お子さまは14歳以上が目安で保護者同伴が必須です。

____ホワイトニングは難しいとされていた症例にも対応できるそうですね。

永塚千鶴先生はい、幼少期に服用した抗生物質の影響で歯が灰色や縞模様に変色してしまう「テトラサイクリン歯」や、神経のない歯、加齢によって黄ばみが強くなった歯など、 従来のホワイトニングでは効果が出にくいとされてきた難症例にも、高い効果が期待できます。 歯の内部の色素に直接アプローチできる、この技術ならではの強みです。

____実際にクリニックでトランセントホワイトニングを受ける場合、どのような流れになりますか?

永塚千鶴先生初回のカウンセリングでは、患者さまの現在の歯の色に対するお悩み、どのくらいの白さを目指したいか、過去のホワイトニング経験、ライフスタイルなどをじっくりお伺いします。その上で、トランセントホワイトニングの仕組みや効果、今後のプランについて丁寧にご説明します。 ご納得いただけましたら、そのまま当日に施術を行います。まず、現在のお口の状態を確認し、写真撮影を行います。その後、唇やお口周りを保護し、専用の機器で10分間、光を照射します。照射が終われば施術は完了です。最後に、施術後の歯の色を一緒に確認し、今後の通院プランなどについてお話しさせていただきます。

「最後の砦」として、諦めていた方にこそ届けたい輝き

____クリニックの雰囲気や特徴について教えてください。

永塚千鶴先生当院では、虫歯の治療やクリーニングなどは一切行わず、トランセントホワイトニングのみを提供しています。これは、 この技術の価値を最大限に高め、患者さま一人ひとりに集中して最高のサービスをご提供するためです。 現在は、私自身が受付からお会計まで、すべての工程を担当しており、患者さまの疑問や不安にもその場ですぐにお応えできるようにしています。

____どのような患者さまが多く来院されますか?

永塚千鶴先生当初は、私と同じ30~40代の方を想定していましたが、実際に始めてみると、50~60代の方が非常に多く、驚いています。娘さんと一緒に来院されたり、ご夫婦でいらっしゃったりする方もいらっしゃいます。また、 ブライダルを控えたカップルにも、お二人で特別な時間を過ごしていただけるメニューとして喜ばれています。

____最後に、この記事をお読みの患者さまへメッセージをお願いします。

永塚千鶴先生従来のホワイトニングが痛くて続けられなかったり、効果が感じられなかったりして、ご自身の歯を白くすることを諦めてしまっている方もたくさんいらっしゃると思います。 また、テトラサイクリン歯などで「あなたの歯はホワイトニングでは白くならない」と言われてしまった方もいらっしゃるかもしれません。 当院のトランセントホワイトニングは、 そういった方々にとっての「最後の砦」になりたいと願っています。痛みやしみが少なく、効果が期待できる新しい世代のホワイトニングです。 当院は、誰もがリラックスしてご自身の歯と向き合えるプライベートな空間です。どんな小さなお悩みでも、ぜひ気軽にご相談ください。

the glow dental clinic/LINE ID @171vrwss

プロフィール
永塚千鶴先生
2014年新潟大学歯学部卒業。2015年に東京歯科大学水道橋病院での臨床研修を修了後、約10年間にわたり東京都内の審美歯科クリニックに勤務。多くの患者の審美治療に携わる中で、従来のホワイトニングの痛みや限界を自身で体感。薬剤を使用しない光化学的な「トランセントホワイトニング」と出会い、その効果と安全性に感銘を受ける。2025年2月、より患者一人ひとりに寄り添った医療を提供するため、ホワイトニングに特化した専門クリニック「the glow dental clinic」を表参道に開院。完全予約制のプライベートな空間で、丁寧なカウンセリングと施術を自ら行い、多くの患者の「輝く笑顔」をサポートしている。

<資格・所属学会> ★抗加齢医学会

治療メニュー等

取材日:2025年6月23日

*1

◾️施術名:トランセントホワイトニング
◾️施術の説明:トランセントホワイトニングは、身体に優しいホワイトニング方法です。従来のホワイトニングは薬剤を用いて歯を白くする方法ですが、当院が導入しているトランセントホワイトニングは、薬剤を使わずに、光の作用によって白い歯へと導く技術です。国内認証の医療機器の「医療用高出力パルス青色LED光照射器 CoolBrightトランセントフラッシュ」を用いて、歯の着色を取り除きます。薬剤を使わないため、年齢・性別問わず、施術可能です。

◾️施術のリスク:
・施術中に軽い温かさを感じることがある。
・歯茎や唇に軽度の炎症が起こることがある
・1回の施術で得られる効果には個人差があり、希望の白さに到達するためには複数回の施術が必要な場合がある。
※上記は一般的なリスクであり、詳細はカウンセリングにてご確認ください。

◾️費用(税込価格)
【初診の方】 ・カウンセリングのみ(30分):3,300円 (次回施術を受ける場合、カウンセリング料は施術費用から差し引かれます)
・トランセントフラッシュ(ミニホームケア付き・60分):44,000円
・トランセントフラッシュ 3回券:105,600円/有効期限1年間
【再診の方(2回目以降)】
・リタッチトランセントフラッシュ(30分/前回より3ヶ月以内の方):39,000円
・トランセントボーダレス(30分/メンテナンスメニュー):33,000円
・トランセントフラッシュ+ボーダレス(60分):58,000円
・トランセントフラッシュ+ボーダレス(3回券):139,200円/有効期限1年間


ライタープロフィール
いしい けいこ
Webライティングと校正を軸にSEO記事やコラム、取材などを担当。企業の広報活動をサポートするほか、店舗や施設のオフラインイベントを企画から運営までトータルで支援。