東京メトロ日比谷線「東銀座駅」から徒歩10秒という好立地に位置する「A CLINIC デンタル(エークリニック デンタル)」。同院で口腔外科領域の診療に深く携わる軽部健史(かるべたけし)先生は、大学病院や基幹病院での豊富な臨床経験を背景に、「自分の家族を診るように」という誠実な信念を持って日々診療にあたっています。今回は、軽部先生に歯科医師を志したきっかけから、顎矯正手術(骨切り)が担う役割や診療への想いについて、詳しくお伺いしました。
「歯学部」という専門性への驚きから始まった、飽くなき探求心

____先生が歯科医師を目指されたきっかけについて教えていただけますか?
軽部健史先生高校1年生の時の進路学習がきっかけでした。当時はやりたいことが明確にあったわけではなく、世の中にどのような学部や職業があるのかを調べるところから始めたんです。その時、歯科医師になるためには「医学部」ではなく「歯学部」という独立した専門の学部があることを知り、その専門特化したあり方に、えも言われぬ特異性と面白さを感じたのが全ての始まりでした。
____数ある大学の中から、東北大学を選んだ理由は何だったのでしょうか?
軽部健史先生名古屋出身なのですが、担任の先生やOBの方から、東北大学の「自由な学風」や「研究第一主義」という姿勢について聞く機会が何度かあったんです。そのプレゼンが非常に魅力的で、「ここしかない」と直感しました。実際に進学してみると、非常に優秀で魅力的な仲間が集まっていて、互いに切磋琢磨できる最高の環境でしたね。現在、当院の統括院長を務めている菅野先生も大学時代の同級生です。
____大学卒業後は、一貫して「口腔外科」の道を歩んでこられたのですね。
軽部健史先生卒業後はすぐに慶應義塾大学病院の歯科・口腔外科学教室に入局しました。そこから関連病院での研鑽や研究を積み、口腔外科の専門医として技術と知識を磨いてきましたね。その後、2025年に旧友である菅野先生との縁もあり、ここ「東京銀座A CLINIC デンタル」へ入職しました。
それまでは大学病院という、科学的根拠に基づいて突き詰める世界にいましたが、菅野先生が掲げる「より広く質の高い医療を普及させる」という視点に感銘を受けたんです。自分が培ってきた大学病院レベルの技術を、より患者さまがアクセスしやすいクリニックという形で還元していきたい、そんな思いで新たな一歩を踏み出しました。
「骨切り」で叶える機能と美の両立

____クリニックには、どのような悩みを持つ患者さまが多いですか?
軽部健史先生当院は審美性を重視される方が多く、特に「顎顔面(がくがんめん)領域」の美的調和と機能を気にされている方がほとんどです。一般的な歯科医院のような「虫歯の治療」というよりは、「受け口を治したい」「ガミースマイル(笑った時に歯ぐきが見える状態)を改善したい」「口元の突出(口ゴボ)を解消したい」といった、見た目と機能を同時に改善したいという切実なお悩みを抱えていらっしゃいます。
____先生が特に力を入れている施術について教えてください。
軽部健史先生私が最も注力しているのは、「骨切り(顎矯正手術)」*1です。歯並びの矯正だけでは改善が難しい、骨格そのものが原因となっているお悩みに対し、外科的にアプローチします。当院では、大学病院などの基幹病院で研鑽を積んだ医師が執刀にあたり、全身麻酔手術室を完備するなど、高度な外科的治療を提供できる診療体制を整えています。また、都内クリニックでは数少ない日本顎変形症学会認定医(口腔外科)を有していることを強みとしています。
____施術を受ける場合、どのような流れになりますか?
軽部健史先生まずは徹底した診査・診断・検査から始まります。適切な術式を決定し、手術は全身麻酔下で行います。当院では、安全性に配慮した管理体制のもと、術前後の期間にも配慮した治療計画を提案しています。通常は術前に一定期間の矯正を行いますが、条件が揃えば先に手術を行う「サージェリーファースト」という手法も選択可能です。
術後は、近隣のホテルやご自宅でお休みいただきながら、定期的な術後経過の観察を行います。ダウンタイムはおよそ1~1.5ヶ月程度ですが、長年お悩みだった口元のバランスが整うことで、患者さまが前向きに日々を過ごされる姿を拝見できることは、歯科医師としての大きなやりがいを感じますね。
プライバシーを重視した上質な空間と、「家族を診る」という誠実な診療姿勢

____こちらのクリニックは、空間づくりも非常に徹底されていますね。
軽部健史先生当院の大きな特徴の一つは、プライバシーに徹底的に配慮した院内設計です。 いわゆる「待合室」を設けず、受付後は速やかに完全個室へご案内し、カウンセリングから会計、お見送りまでをすべて個室で完結させています。他の患者さまと顔を合わせる機会を最小限に抑えているため、秘匿性を重視される方でもリラックスして過ごしていただける環境です。 私自身、大規模病院での診療経験を通じて、患者さま一人ひとりと向き合う環境の重要性を痛感してきました。だからこそ、当院では落ち着いて受診できる診療体制を整え、おもてなしの心を持って患者さまをお迎えしています。
____診察を行う上で、先生が最も大切にされていることは何でしょうか?
軽部健史先生「自分の大切な家族を診ている」という気持ちを常に忘れないことです。目の前の患者さまが、もし自分の妻だったら、母親だったら、兄弟だったら。その時々に自分ができる最善の選択は何かを、常に自問自答しながら診療にあたっていますね。このこだわりを持ち続けることが、医療従事者としての責務だと考えています。日々進化する医学に対応するため、最新の論文検索や学会活動を通じて常に知識をアップデートし、誠実で質の高い医療を提供し続けることを自分に課しています。
____最後に、この記事をお読みの患者さまへメッセージをお願いします。
軽部健史先生当院は、口腔外科をはじめ各分野で研鑽を積んだ医師たちがチームとなって診療にあたっています。お悩みの中には「こんなこと相談してもいいのかな」と躊躇してしまうものもあるかもしれませんが、どんな些細なことでも構いません。まずは一度、お話を聞かせてください。私たちが培ってきた知識と技術、そしておもてなしの心を通じて、みなさまがより自分らしく、前向きな毎日を過ごせるよう全力でサポートさせていただきます。




