d AGA治療における外用薬(塗り薬)は主に2種類!効果や副作用を解説

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AGA治療における外用薬(塗り薬)は主に2種類!効果や副作用を解説

  • 7月 31, 2023
  • 7月 31, 2023
チョイチョイ

AGA治療に使われる外用薬(塗り薬)の種類・効果・塗り方などを詳しく解説!

「AGAの塗り薬って効果あるの?」
「AGA治療の内服薬と外用薬の違いは?」


AGAの治療薬は、内服薬(飲み薬)と外用薬(塗り薬)の2種類です。この記事では、その内の外用薬(塗り薬)にスポットを当てて詳しく解説していきます。

外用薬も併用することを検討している・外用薬だけでAGAを治療したいという人は、ぜひチェックしてくださいね!

この記事でわかること

  • AGA治療の外用薬(塗り薬)・ミノキシジルについて
  • AGA治療の外用薬(塗り薬)・カルプロニウム塩化物について
  • AGA治療の外用薬(塗り薬)と内服薬の違い
  • AGA治療の外用薬(塗り薬)選びのポイント

AGA治療の外用薬(塗り薬)は主に2種類

AGA治療の外用薬(塗り薬)は主に2種類

AGA治療で用いられることの多い外用薬は、頭皮に直接塗るタイプの薬です。成分として主に配合されているのは、ミノキシジル・カルプロニウム塩化物の2種類

どちらを使った塗り薬も似たような効果があるものの、AGAに対する働きやその仕組みは異なります。そのため、体質や症状によってより効果的な方を選ぶことが大切です。

AGA治療の外用薬(塗り薬)ミノキシジルとは

AGA治療の外用薬(塗り薬)ミノキシジルとは

まずは、AGA治療の外用薬として広く知られているミノキシジルについて解説します。

チョイチョイ

良く耳にする名前だけど、意外と知らないことも多いんじゃないかな?

ミノキシジル外用薬の効果

AGAに使われる治療薬の中でもポピュラーなのが、ミノキシジルを有効成分として配合した外用薬です。これほどミノキシジル外用薬が活用されている理由は、育毛・発毛の効果が認められているため。もちろん個人差はありますが、使い続けることで髪が増えていくでしょう。

さまざまなミノキシジル含有量の外用薬があり、一般的に高濃度なほど効果が高いとされています。ただし、高濃度だと副作用も出やすくなってしまう点には要注意です。

ちなみに、効果を実感するには結構な時間がかかり、概ね4~6ヶ月ほどと言われています。人によってはもっとかかる可能性もあるため、ある程度長期的な治療を覚悟しておいてくださいね。

ミノキシジル外用薬の副作用

頭皮のかゆみ・赤み・乾燥・フケなど、主に皮膚の副作用が報告されています。特に使用開始直後に出やすく、通常は徐々に治まります。

また、「初期脱毛」も副作用として出る人が多い症状。これは、ヘアサイクルを正常化する中で発生する症状で、外用薬が順調に働いている証ともいえます。人により1~3ヶ月ほど続くためAGAが悪化したと勘違いする人もいますが、使用を止めずに継続してください。

その他、手足のむくみ・心拍数の増加などの副作用の報告もありますが基本的には軽度で、使用を中止するほどではないことがほとんどです。

チョイチョイ

症状の出方には個人差があるから、どの副作用もひどい場合は医師の診察を受けてね!

ミノキシジル外用薬の仕組み

ミノキシジルには、毛細血管を拡張して血流を良くする効果があります。血流が良くなると髪の発育に必要な栄養が届きやすくなり、その結果として髪の成長が活性化するというわけです。

さらに、髪の製造を担う「毛母細胞」を刺激する「発毛因子」を増やす働きも。ミノキシジルを含む外用薬は、血管拡張作用・発毛因子の増殖促進という、2つの作用により発毛に効果を発揮します。

名医のチョイス

目次AGA治療薬ミノキシジルとは?AGA治療薬ミノキシジルの主な効果と作用AGA治療薬ミノキシジルの主な副作用とリスクA…

ミノキシジル外用薬の使用方法

ミノキシジル外用薬は、液体状またはフォーム状となっています。どちらも塗り方は簡単で、1日2回(朝・晩)頭皮の薄毛や脱毛が気になる部分に馴染ませるだけ。その際に指の腹で軽く揉み込むのがおすすめです。

また、頭皮を常に清潔な状態にしておくことも忘れてはいけません。洗い過ぎは逆効果となるため、1日1回刺激の強すぎないシャンプーでしっかりと洗いましょう。

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AGA治療の外用薬(塗り薬)カルプロニウム塩化物とは

AGA治療の外用薬(塗り薬)カルプロニウム塩化物とは

次に、カルプロニウム塩化物を有効成分として配合した外用薬について解説します。「アロビックス」やジェネリックの「フロジン」といった治療薬がこれにあたります。

カルプロニウム塩化物外用薬の効果

ミノキシジルの外用薬同様、カルプロニウム塩化物の外用薬にも育毛・発毛の効果があります。個人差はありますが、使用し続けることで髪が増える変化を感じられるでしょう。

AGAだけでなく、以下さまざまな脱毛症や皮膚疾患に効果的なのも特徴です。

  • 円形脱毛症(多発性円形脱毛症を含む)
  • 悪性脱毛症
  • 粃糠性脱毛症
  • 瀰慢性脱毛症
  • 壮年性脱毛症
  • 症候性脱毛症
  • 乾性脂漏
  • 尋常性白斑

カルプロニウム塩化物外用薬の副作用

カルプロニウム塩化物外用薬の副作用には、「過敏症状」と「アセチルコリン様作用」の2種類が報告されています。

過敏症状では皮膚の赤みやかゆみなどが起きますが、基本的には一過性です。また、アセチルコリン様作用では、皮膚の刺激痛・局所発汗・熱感と、それに伴う発熱・悪寒・吐き気などの症状が起こります。

塗り薬のため副作用は少なめですが、血行が良くなった状態で発症しやすくなるのに注意してください。お風呂上りやマッサージを受けた後は、少し間を空けてから使うと良いでしょう。

チョイチョイ

万が一副作用が出てしまった場合は、使用を中止して洗い流す処置をしてみてね。

カルプロニウム塩化物外用薬の仕組み

ミノキシジル同様、カルプロニウム塩化物にも血管拡張作用があります。髪を育む栄養を行き渡らせる・頭皮環境を整えることで、育毛・発毛効果を発揮します。

ただし、ミノキシジルのように毛母細胞を刺激する発毛因子の増殖促進作用はありません。そのため、ミノキシジルと比べるとAGAへの効果はやや落ちると考えられます。

カルプロニウム塩化物外用薬の使用方法

使い方もミノキシジル外用薬とほぼ変わりません。清潔な頭皮に直接外用薬を塗布します。

注意したいのは、副作用を防ぐためにお風呂上り後少し時間を開けてから使うこと。また、成分の作用持続時間があまり長くないため、1日2〜3回の塗布が推奨されています。

チョイチョイ

ミノキシジルとカルプロニウム塩化物の外用薬の違いは…ミノキシジルには発毛因子の増殖促進もあるってこと!

AGA治療の外用薬(塗り薬)と内服薬の違い

AGA治療の外用薬(塗り薬)と内服薬の違い

AGAの外用薬については大体分かったと思いますが、内服薬と内容薬のどちらにするかで迷っている人もいるのではないでしょうか?

外用薬も内服薬もAGAを治療するための薬ですが、使い方はもちろん効果や副作用においてやや違いがあります。そこで、ここではAGA治療の外用薬と内服薬の違いについて解説していきます。

AGA治療の外用薬と内服薬の違い

使用方法の違い

外用薬と内服薬で大きく異なるのはその使用方法でしょう。内服薬は錠剤タイプで、毎日決まった量を水またはぬるま湯と一緒に飲みます。

一方、外用薬は液体またはフォーム状で、薄毛が気になる部分に直接塗布する使い方をします。どちらにしても習慣化し、毎日忘れずに使用することが大切です。

効果の違い

AGA治療の外用薬の効果は、血管拡張作用による発毛機能の正常化と発毛です。

内服薬の効果は含まれる成分により異なりますが、AGAの原因となる男性ホルモンの働きを抑制し、AGAの進行・脱毛を抑えるものもあります。

外用薬は発毛を希望する人、内服薬は脱毛やAGAの進行を食い止めたい人に向いているでしょう。また、外用薬と内服薬を併用して抜け毛を抑えつつ発毛効果を同時に促す方法も、AGA治療ではよく用いられています。

チョイチョイ

ミノキシジルには内服薬もあって、効果は外用薬と同じだよ!

副作用の違い

外用薬と内服薬では、副作用にも大きな違いがあります。外用薬は皮膚に直接塗布するため、赤み・かゆみ・かぶれといった皮膚トラブルの副作用が出やすい点に注意が必要です。

一方、内服薬は直接身体に成分を入れるため、外用薬よりも副作用が出やすい傾向にあります。具体的な症状として比較的多いのは、性欲減退・勃起機能不全・肝機能障害といった副作用。また、ミノキシジルの内服薬においては、めまい・動悸・血圧上昇・皮膚の不快感・発疹などの副作用が報告されています。

副作用の症状や程度によっては危険な場合もあるため、AGAの治療を始めてから明らかに体調が優れない場合は医師に相談してください。

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AGA治療の外用薬(塗り薬)選びのポイント3選

AGA治療の外用薬(塗り薬)選びのポイント3選

外用薬の種類は医師の判断で選ばれることが一般的です。しかし、ミノキシジル配合またはカルプロニウム塩化物配合の外用薬が自分で選べる場合は、以下のポイントを参考に選んでみてください。

自分の症状に合っているか

希望する効果を得るためには、自分の症状にあった強さの外用薬を選びましょう

「カルプロニウム塩化物外用薬の仕組み」で説明したように、ミノキシジルにはカルプロニウム塩化物にはない作用があります。AGAに対して複数の働きがある方が、基本的には効果的です。

また、ミノキシジル外用薬には、さまざまなミノキシジル濃度の物があります。弱すぎると変化を得にくいですし、強すぎると副作用の恐れが…。薬との相性もありますので、医師と相談しながら自分に合った外用薬を見つけてくださいね。

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副作用などのリスクの少ないか

どのAGA外用薬にも、発症の確率は低いものの副作用のリスクはあります。特にカルプロニウム塩化物外用薬は血行が良くなっていると出やすいため、自分のライフスタイルに合うか考えてみてください。

治療薬副作用
ミノキシジル外用薬初期脱毛
皮膚トラブル
動悸や息切れ
立ちくらみ
手足のむくみ
多毛症
赤ら顔など
カルプロニウム塩化物外用薬過敏症
アセチルコリン様作用

予算に合った価格か

AGAの治療薬には即効性がないため、個人差はありつつ6ヶ月前後は見ておきたいところ。状態をキープするには治療薬を続ける必要があることもあり、経済的に無理のない価格であるかは重要です。

AGA治療は自由診療のため、薬代も各クリニックにより異なります。ちなみに、2種類の外用薬の相場はというと…成分濃度により異なりますが、同濃度の相場は以下の通りあまり変わりません。

薬名用量価格の相場
※自由診療
ミノキシジル外用薬5%1本60ml2,000~5,000円程
アロビックス外用液5%1本30ml2,500円前後
チョイチョイ

薬は医師の判断で選ばれる可能性も高いから、クリニック全体の価格感に注目するのがおすすめ!

AGA外用薬(塗り薬)に関するよくある質問

AGA外用薬(塗り薬)に関するよくある質問

AGA治療の外用薬やその他の治療方法について、疑問が出やすい点についても回答します。外用薬の使用についてまだ悩んでいる人は、ぜひこちらもチェックしてみてださい!

外用薬と内服薬のどちらを使うのがよいですか?

副作用が心配な場合は、内服薬よりも副作用の少ない外用薬を使うのがおすすめです。

ただし、副作用が少ないだけでなく効果の出方も穏やか。人によっては外用薬のみだと思ったような効果が得られない場合もあります。その際は外用薬に加えて内服薬の併用も検討してみてください。

AGA治療薬はずっと利用し続ける必要がありますか?

AGAの進行を食い止めたい内は治療薬を使用し続ける必要があります

内服薬・外用薬のどちらも、現在の薬ではAGAを根治させることができないためです。薄毛が気になる間は治療薬を続けましょう。

外用薬はフィナステリドと一緒に使う方がよいでしょうか?

予算的に可能であれば併用するのがおすすめです。理由は、外用薬とフィナステリドなどの内服薬とはAGAに対する効果が異なるためです。併用することで、より髪の変化を感じやすくなるでしょう。

フィナステリドとの効果の違い

  • 外用薬(塗り薬):頭皮の血流を改善・毛髪に栄養を送りやすい環境に整える
  • フィナステリド(内服薬):AGAの原因となり男性ホルモンを抑制・毛周期の正常化する
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外用薬は妊娠中も利用できますか?

ミノキシジルは女性の薄毛に対しても有効とされていますが、妊娠中・授乳中の女性には使えません。ミノキシジルの持つ血管拡張作用が、胎児の心臓に負担をかけるためです。

また、母乳に成分が移行することも考えられるため、妊娠が分かってから授乳期が終わるまでは使用しないよう注意してください。

薬を利用する他に治療方法はありますか?

外用薬・内服薬を使わずにAGA治療を行う方法としては、メソセラピー療法やHARG(ハーグ)療法などがあります。どちらも「成長因子」やミノキシジルを含む薬剤を、頭皮に直接注入する治療方法です。

しかし、どちらも科学的な根拠は確立しておらず、治療費が高額であるというデメリットもあります。

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効果がない場合の対処方法はありますか?

使い始めてすぐの場合は、ひとまず6ヶ月ほど経過を観察してください。AGA治療の外用薬には即効性がなく、初期脱毛といった副作用もあるためです。

ただし、6ヶ月以上継続使用しても効果が見られない場合は、AGAによる脱毛ではない可能性があります。治療薬の使用を中止し、再度検査を受けてみてください。別の疾患だった場合は、その疾患に合わせた治療を行いましょう。

AGA治療には外用薬(塗り薬)も活用しよう

AGA治療に使われる外用薬(塗り薬)の効果・副作用・塗り方をはじめ、選び方や内服薬との違いまで詳しく解説しました。

これから治療を始める人は、どんな塗り薬が処方されるのかイメージできたでしょうか?

内服薬に比べて副作用が出にくいですし、外用薬のみでも治療は行えます。性欲減退や勃起機能不全になるのは嫌だな…という人も、ぜひ外用薬でのAGA治療を検討してみてくださいね。

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※掲載クリニックは名医のチョイス編集部による集計と調査によるものです
※監修者は記事内容の監修の意なのでクリニックを選定したものではありません
※効果・副作用には個人差があります。施術により腫れや痛み、赤み、体調の変化を感じる場合があります
※画像はイメージです
※情報調査日:2023年7月3
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