ボトックス注射の副作用例5選 リスクを避ける方法とは?

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ボトックス注射の副作用例5選 リスクを避ける方法とは?

顔の眉間や目尻のしわを目立たなくする効果が期待できるボトックス注射。しわだけでなくエラを改善するエラボトックス注射というものもあります。
薬を注射することでしわの原因となる筋肉の緊張を和らげる治療方法ですが、中には副作用が表れてしまう方がいます。
そこでこの記事ではボトックス注射の主な副作用を5つご紹介していきます。
副作用のリスクをできるだけ避ける方法なども解説していきますので、これからボトックス注射を検討されている方は是非参考にしてください!

ボトックス注射で起こり得る副作用

ボトックス注射で起こりえる副作用としては以下のものがあります。

  • 注入時の痛み
  • 内出血
  • 頭痛
  • めまい
  • まぶたの下がり

これらの副作用はボトックス注射をした方全員に当てはまるわけではありません。一つずつ症状の特徴について解説していきます。

注入時の痛み

ボトックス注射の治療は、痛みをできるだけ和らげるために部分麻酔をかけることがほとんどです。

なので注入時の痛みはほとんど無いに等しいのですが、注射を打つ際に針が刺さるチクっとした痛みが伴う時があります。

痛みには個人差がありますので、注射の痛みが苦手な方は事前に担当医に相談するようにしましょう。

内出血

ボトックス注射は肌の表皮と呼ばれる部分に針を刺して薬剤を注入します。

注入した部位に内出血が起こることがありますが、時間と共に症状は治まります。

長くても1週間程度ですので、それ以上内出血が長くなる場合は担当医に相談しましょう。

頭痛

ボトックス注射は顔の筋肉をほぐす効果のある薬剤を注入しますので、普段動かない筋肉が動いて筋肉疲労による頭痛が起こることがあります。

施術後に安静にしていればすぐに治まりますが、中には吐き気がしてしまう場合もあることを頭に入れておきましょう。

めまい

普段動かない筋肉が動くことで、吐き気と共にめまいがする場合があります。

このような副作用は数日安静にしていれば治まりますが、長く続くようでしたら担当医に相談しましょう。

まぶたの下がり

ボトックス注射をすることで眼瞼下垂という瞼が垂れさがって視界が狭くなる副作用が起こることがあります。

これは薬剤を注入することで、まぶたを引き上げる筋肉が弱まってしまい起こりえるものです。

ボトックスのリスクを避ける方法とは

ボトックス注射の様々な副作用のリスクについてご紹介してきましたが、他にも薬剤注入による発熱や下痢、注入部位がぼこぼこになるなどのリスクもあります。

基本的にダウンタイムが少ない美容医療として知られているボトックス注射ですが、施術後はできるだけ安静にすることを心掛けましょう。

また過度な飲酒や運動、長風呂などは血流を促進させ副作用のリスクが高まってしまうので控えるようにしてください。

施術前にクリニックで注意事項を説明してくれますので、しっかりチェックすることが大切です。

ボトックスの副作用によってはクリニックに相談を

ボトックス注射によって副作用が起こった場合は、焦らずに治まるまで安静にしておく事をおすすめします。

ですが施術をして1週間~2週間ほど症状が治まらない場合や、あまりにも症状がひどい場合は直ちに治療を受けたクリニックに相談しましょう。

副作用が気になる場合は施術前のカウンセリングで、医師による説明をきちんと受けて納得したうえでボトックス注射をすることをおすすめします。

監修:石川佳奈先生

藤田保健衛生大学(現:藤田医科大学)卒業。
アラガンボトックスビスタ認定医・アラガンジュビダームビスタ認定医。
市民病院にて勤務後、大手美容クリニックにて美容外科、美容皮膚科の経験を積む。
2021年6月より「bella beauty clinic」院長を務める傍ら、美容医療に関する記事の監修も多数行う。

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