美容医療で受けられるピーリングの種類とは?それぞれの効果をご紹介

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  • 3月 9, 2023
美容医療で受けられるピーリングの種類とは?それぞれの効果をご紹介

「いつまでも美しい肌を保ちたい」という方にとって、美容医療で受けられるピーリングは注目度の高い治療法といえるでしょう。
より効率的に肌のケアを進めるために、市販品のピーリング剤に頼るのではなく、美容クリニックで施術を受けたいと思っている方も多いはず。とはいえピーリングには複数の種類があるため、治療の前にしっかりと知っておくことが大切です。
そこでこの記事では、美容医療で受けられるピーリングの種類と効果をご紹介します。

薬を使って角質を溶かすピーリング

美容医療で受けられるピーリングのひとつに、薬で角質を溶かすという方法があります。

薬剤を使って古くなった角質を溶かし、肌のターンオーバーを促進する治療法として知られているのが「ケミカルピーリング」です。古くなった角質を除去することによって、ニキビや毛穴の黒ずみ、シミなどを改善する効果が期待されます。

美容医療のケミカルピーリングは、専用の薬剤を用いておこなうのが一般的です。ポピュラーな薬剤として、サリチル酸マグコールグリコール酸乳酸などが挙げられるでしょう。ケミカルピーリングの薬剤はそれぞれ違った作用を持つため、医師と相談しながら肌の悩みに合った薬剤を選択することが大切です。

薬を肌に浸透させるピーリング

肌の深部に薬剤を浸透させることで、コラーゲンの生成を促すピーリングの方法があります。クリニックによっては「コラーゲンピール」「マッサージピール」とも呼ばれています。

トリクロロ酢酸コウジ酸が含まれる薬剤を使用することが多く、肌のハリ改善やシワ、美白といった効果が期待されます。おもにアンチエイジングを目的としておこなわれることが多いピーリングのひとつです。

マシンを使用しておこなうピーリングも

美容医療の治療としておこなわれるピーリングには、マシンを用いた施術もあります。水流の力を利用したハイドロピーリングや、レーザー照射による熱反応を利用したレーザーピーリングなどで知られています。

水流の力で肌の角質や毛穴の汚れを除去・洗浄するハイドロピーリングには、シワやシミの改善、ターンオーバーの促進といった効果が期待されています。また角質の除去と同時に、ヒアルロン酸やアミノ酸といった美容成分の導入もおこなえるという点が特徴的です。

レーザーピーリングは、熱や光の力を利用して肌にアプローチする方法です。コラーゲンの生成促進や古い角質の除去のほかに、シミ治療の一環として施術される場合もあります。

クリニックによって使用するマシンは違いますが、医療機関専門のピーリングマシンを用いた治療で、効率的に肌のケアができる点は大きなメリットといえるでしょう。

自分に合ったピーリングで美肌を手に入れる

この記事では、美容医療で受けられるピーリングの効果と種類についてご紹介しました。

治療としておこなわれるピーリングは大きく3つに分類されますが、使用する薬剤やマシンの種類は多岐にわたり、それぞれ違った特徴を持っています。適切なピーリングを受けるためには、ご自身の肌の状態に合った治療方法について知ることが重要といえるでしょう。

希望する治療をおこなっているクリニックを探したり、主治医に相談したりすることで、より効率的に治療を進めていけるとよいですね。

監修:吉岡容子先生

医療法人容紘会高梨医院副院長 皮膚科・美容皮膚科医師
東京医科大学医学部医学科を卒業後、麻酔科学講座入局。
麻酔科退局後、明治通りクリニック皮膚科・美容皮膚科勤務。
院長を務め、平成24年より医療法人容紘会高梨医院皮膚科・
美容皮膚科を開設。院長として勤務しています。

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