「なんで年を取ると顔のたるみが出てくるの?」
「顔のたるみの原因を知りたい」
「ハリのある肌になりたい」
上記のように、顔のたるみで悩んでいるのに原因がわからないという方も多いのではないでしょうか?
顔のたるみには原因があり、その原因を少しでも改善して肌ケアしていくことで肌にハリが生じて若々しい肌へと生まれ変わることができます。そこでこの記事では、顔のたるみの原因について徹底解説!
主な原因に加えて今すぐできるたるみ対策もご紹介していきますので、顔のたるみで悩んでいる方は是非参考にしてくださいね!
顔のたるみの主な原因
顔のたるみの原因は主に以下であるとされています。
- 弾力(コラーゲン)の減少
- 筋肉の衰え/皮膚の緩み
それぞれがどのように作用して顔のたるみとつながっているのかを、詳しく解説していきましょう。
弾力(コラーゲン)の減少
顔のたるみの原因としてまず挙げられるのが、皮膚の弾力の減少です。
皮膚の内部にはコラーゲンやエラスチンなどの線維状の組織が豊富にあり、肌のハリと弾力を生み出しています。
加齢や不規則な生活習慣などが原因でコラーゲンやエラスチンなどが減少、劣化することで、肌の弾力が失われてしまうのです。そうして肌の弾力が失われると、顔のたるみが生じてしまいます。
筋肉の衰え/皮膚の緩み
皮下脂肪のさらに下には、SMAS筋腱膜と呼ばれる構造体があります。
この構造体は皮膚と脂肪を適切な位置に保つ役割を担っており、この筋肉が衰えると皮膚や皮下組織をうまく支えきれなくなってしまい、大きく輪郭が崩れてしまうのです。
輪郭が崩れると顔がたるんだように見えるなど、外から見てもわかる状態になってしまいます。
今すぐできる顔のたるみ対策
どちらの原因にしても、大きな要因は加齢とされていますが、そのほかにも紫外線や生活習慣などの外的要因・内的要因が存在します。
加齢をストップさせることはできませんが、肌の老化を防ぐことは可能です。これ以上顔のたるみが進行しないように、以下2点についてはしっかり気を付けましょう。
- 紫外線対策
- 生活習慣を整える
肌は紫外線により大きなダメージを受けると、表情筋が衰えるなどの弊害が。外に出るときは帽子や日傘、日焼け止めなどを使って対策を行いましょう。
また睡眠不足や不規則な食生活も顔のたるみの原因に繋がってしまいます。今一度生活習慣を見直し、不規則な部分は解消していくことがおすすめです。
たるんでしまった肌には美容医療を
本記事では顔のたるみの原因やその対策について解説してきましたが、すでにたるんでしまった顔を引き締めるためには専門のクリニックで美容医療を受けることをおすすめします。
近年様々な美容医療があり、一人一人の肌の悩みに合った施術が展開されているので、きっとご自身の悩みを解決できる施術と出合えるでしょう。名医のチョイスが、その手助けになると嬉しいです。
監修:石川佳奈先生
藤田保健衛生大学(現:藤田医科大学)卒業。
アラガンボトックスビスタ認定医・アラガンジュビダームビスタ認定医。
市民病院にて勤務後、大手美容クリニックにて美容外科、美容皮膚科の経験を積む。
2021年6月より「bella beauty clinic」院長を務める傍ら、美容医療に関する記事の監修も多数行う。