年齢を重ねると、頬のたるみやほうれい線が気になる方も多いでしょう。そうしたフェイスラインのたるみは、美容医療で治療できる可能性があります。
そこで、たるみの原因や、たるみに即効性があるおすすめの治療法を紹介。ぜひ最後までチェックしてくださいね。
たるみの主な原因
たるみの原因は、肌の弾力や肌代謝が低下すること、筋力が弱くなることが挙げられます。
肌の弾力に重要なエラスチンやコラーゲンは年齢とともに少なくなり、肌のハリがなくなるとたるみにつながります。さらに、肌の代謝機能が低下することで皮下脂肪が厚くなるため、重力により皮膚がたるん見えることも原因となるのです。
また、年齢とともに全身の筋力は低下。当然顔の筋力も衰え、皮下脂肪や皮膚を支えられず皮膚がたるんでしまうのです。
たるみに即効性があるおすすめの治療法
たるみに効果が期待できる美容医療は複数存在しますが、メスを使わなければならない治療にはためらいがある方も多いでしょう。大きな変化を求めず自然な仕上がりにしたい方は、医療ハイフやヒアルロン酸注射といった、切らない治療がおすすめ。そこで今回は「医療ハイフ」と「ヒアルロン酸注射」に焦点を当て、それぞれの特徴を紹介します。
医療ハイフ
医療ハイフは、メスを使用せずに顔のたるみを引き上げ、あごやフェイスラインのゆるみにアプローチする方法です。
皮膚の奥にある皮下脂肪や筋膜に超音波を照射して、肌の弾力に必要なエラスチンやコラーゲンを生成します。肌の弾力がアップして、皮膚を引き締める効果が期待できる美容医療です。
ヒアルロン酸注射
ヒアルロン酸は人間の体の中に存在している物質であり、コラーゲン組織を守る作用があります。肌の柔らかさや、水分を維持するためにも必要な物質です。
ヒアルロン酸注射は、細い針を使って皮膚の奥にヒアルロン酸を注入して皮膚を引き締めるため、肌の水分量減少によるたるみに効果が期待できます。
たるみが気になる箇所にヒアルロン酸を注入すると、内側から肌が引き上げられて自然な仕上がりになることが魅力です。
たるみの治療は美容クリニックに相談!
顔の皮膚は薄いため、外部刺激を受けやすい部位。たるみに即効性がある美容医療はいくつかありますが、メスを使わず比較的リスクも低い治療法として、医療ハイフやヒアルロン酸注射がおすすめです。
初めて美容医療を受ける方や自然な仕上がりを希望する方は、紹介した治療方法を参考に、カウンセリングを受けてみるといいでしょう。
監修:石川佳奈先生
藤田保健衛生大学(現:藤田医科大学)卒業。
アラガンボトックスビスタ認定医・アラガンジュビダームビスタ認定医。
市民病院にて勤務後、大手美容クリニックにて美容外科、美容皮膚科の経験を積む。
2021年6月より「bella beauty clinic」院長を務める傍ら、美容医療に関する記事の監修も多数行う。