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そばかすを自力で消す方法はある?改善に有効とされるレーザーやクリームについても解説

できてしまったそばかす。鏡を見るたびに憂鬱な気分になっている人もいるのではないでしょうか。

そこでこのコラムでは、自力で改善を目指す方法や、有効とされるクリニックでの治療を解説します。

そばかすを自力で消す方法は?

残念ながらセルフケアでそばかすを完全に消すことは難しいです。

ただ、日頃のケアをしっかり行うことで「目立ちにくくする」「悪化を防ぐ」「予防する」といった効果を狙うことは可能です。

大切なのは「毎日の習慣にすること」。具体的な方法を紹介します。

  1. 美白化粧品を使う
  2. 紫外線対策を行う
  3. そばかすに有効な栄養素の摂取

参考:共立美容外科
参考:札幌シーズクリニック

そばかすのセルフケア
①美白化粧品を使う

普段のスキンケアに美白効果が期待できる化粧水や美容液を取り入れると、そばかすを目立ちにくくする効果が期待できます。

美白有効成分の種類

①メラニンの生成を防ぐ効果が期待できるもの

メラニン生成の指令自体を阻止する成分として、トラネキサム酸などが挙げられます。

②メラニンを還元するもの

美白化粧品にはメラニンの還元を促すことで、そばかすを薄くする効果も期待されます。その成分としてビタミンC誘導体、ハイドロキノンなどが挙げられます。

③肌のターンオーバーを整えるもの

肌のターンオーバーを整える働きを持つ成分として、ビタミンC誘導体、レチノール(レチノイン酸)、リノール酸などが挙げられます。

参考:タカミクリニック

主な美白有効成分

美白化粧品を買うときには、種類がたくさんあって迷ってしまいますよね。

主な成分と効能を紹介するので、自分に合ったものを見つけてみてください。

ビタミン
C誘導体
肌に浸透したあと、肌の内部にある酵素によって分解されて、ビタミンCとして働きます。
メラニンの還元を促したり、色を薄くしたりする効果が期待できます。
アルブチン コケモモに含まれる成分で、メラニンの生成に必要なチロシナーゼの働きを阻害、メラニンの生成を抑える効果が期待されます。
ハイドロキノン

ハイドロキノンは市販ではなく、医療機関で処方される成分。「肌の漂白剤」と呼ばれることも。ただし、有効成分としての認可は得ていません。

トラネキサム酸 メラノサイトの活性化を抑えることで、結果的にメラニンの生成を抑える効果が期待できます。
プラセンタ
エキス
動物の胎盤から抽出される成分。メラニンの生成を抑え、シミやそばかすを防ぐ効果が期待できます。
ニコチン酸
アミド
ナイアシンと呼ばれるビタミンの一種。メラニンが表皮の細胞と結合するのを抑制、メラニンが過剰に肌の表面に現れることを防ぐ効果が期待されます。

参考:TOKIKO CLINIC

美白化粧品の有効な使い方

ポイント① 顔全体にムラなくなじませる

そばかすがあるところだけ塗っていると、塗っていない部分から新たなそばかすが現れることも。美白化粧品は、ポイント用美容液などを除いて、全顔に使用するのがいいでしょう。

ポイント② 量や順序をきちんと守る

高価な美白化粧品を「もったいない」からと少しずつ使っていたのでは、効果が発揮されません。容量は説明書通りに使うようにしましょう。また、使う順番を守らないと、指の滑りが悪くなり、肌に摩擦を与えてしまうことも。順番を守って使用することも大切です。

ポイント③ 1年中使用する

紫外線は夏場だけではありません。冬場も降り注いでいます。夏のように日差しが強くないからと、使用を辞めてしまうと、改善傾向に合った肌状態が後戻りしてしまうことも。美白化粧品は通年で使いましょう

参考:銀座ファインケアクリニック

そばかすのセルフケア
②紫外線対策を行う

そばかすのある場所はメラノサイトの働きが活発なので、紫外線を浴びるとメラニン色素の生成が進んでしまう可能性があります。

そばかすが進行しないように、そして新たなそばかすができないように、紫外線対策はしっかり行いましょう。

そばかす対策にはSPFの高い日焼け止めを

紫外線には「UV-A」と「UV-B」の2種類あり、UV-Aはシワやたるみ、UV-Bはシミの原因になるといわれています。

そばかす対策にはUV-Bを防ぐ効果が期待できる日焼け止めがおすすめです。

UV-Bを防ぐ効果を表すのは「SPF」。「2」から「50+」までありますが、数字が高い方が効果的とされています。

参考:共立美容外科

ただし、SPFが高い日焼け止めは肌への負担が大きい場合があります。

敏感肌の人は、SPFを下げて小まめに塗り直すといいでしょう。

参考:共立美容外科

そばかすのセルフケア
③そばかすに有効な栄養素の摂取

以下の栄養素はそばかすやシミ、美肌に効果が期待できる栄養素とされています。

日頃の食事やサプリメントなどで、効率的に取り込むようにすると、効果が実感できる可能性があります。

栄養素 効果 主な食品
ビタミンC メラニンの生成を防ぎ、そばかすを薄くする効果が期待できる レモン・イチゴ・ブロッコリー
ビタミンE メラニンの生成を防ぐビタミンCの働きをサポートする

アーモンド・ほうれん草・アボカド

ビタミンA メラニンの生成を防ぐ効果が期待できる にんじん・ほうれん草・トマト
L‐システイン メラニンの排出を促す 牛肉・牛乳・大豆

参考:TOKIKO CLINIC

そばかすを自力で消すことに限界を感じたら
クリニックでの治療を検討してみましょう

長年のそばかすや色の濃いそばかすはセルフケアではどうしても限界があります。

そんなときに有効なのが美容皮膚科やクリニックで行う治療です。

そばかすの代表的な治療を紹介します。

  • Qスイッチヤグレーザー
  • レーザートーニング
  • フォトフェイシャル
  • ピーリング

Qスイッチヤグレーザー

Qスイッチヤグレーザーは2種類の波長(532nm、1064nm)でレーザーを照射する治療法。幅広い色素沈着に対応できるのが特徴です。

Qスイッチとは、瞬間的に高いパワーのレーザー光を照射する装置。

レーザー光の照射時間が短く、ターゲットとなる色素以外の正常な皮膚をほとんど傷つけることなく、シミやあざを除去できるとされています。

治療したいシミやそばかすに照射すると、光エネルギーが熱エネルギーに変換され、ターゲットとなる色素を熱で破壊、色素を除去します。

参考:品川美容外科

▼症例写真

画像引用:品川美容外科

症例の詳細

施術名:Qスイッチヤグレーザー:レーザーによるメラニン色素除去、シミ・そばかす・あざの治療。

料金: 要相談

リスク/副作用:痛み/内出血:赤みが数日間位。かゆみ:皮膚が再生、成熟する度。

治療間隔:3週間以上空けて数回。

お問い合わせ:0120-189-900

 

レーザートーニング

レーザートーニングは、弱い出力のレーザーをシャワーのように浴びせる治療法。

肌に余計な刺激を与えることなく、メラニンに少しずつアプローチします。

回数を重ねるほどにメラニン量が減り、肌のトーンアップや毛穴の改善にも有効とされています。

参考:品川美容外科

▼症例写真

画像引用:品川美容外科

症例の詳細

施術名:レーザートーニング:レーザーによるシミ・くすみ・肝斑治療。

料金: 2,700円~45,360円

リスク/副作用:ハレ/痛み:数時間位。小さなかさぶた/ニキビ/内出血:1週間~10日位。

治療間隔:1週間に1回。

お問い合わせ:0120-189-900

 

フォトフェイシャル

フォトフェイシャルは、顔全体に有効な光をあて沈着してしまったメラニンにダメージを与える治療法。

コラーゲンの合成を活性化させるので、肌のハリや弾力にも効果が期待できます。

フォトフェイシャルの光は、素肌を傷つけることがなく、原因となる部分にのみにダメージを与えることができるとされています。

参考:城本クリニック

▼症例写真

画像引用:城本クリニック

症例の詳細

施術名:フォトフェイシャル。しみ・そばかすは、光レーザーの治療で改善できる場合がほとんどです。濃さ・症状によって数回に分けて治療を受けて頂く場合もありますが、通院が難しい方にご案内しておりますホームケアの美白用医薬品の処方もございます。

料金: 1回9,800〜29,800円

リスク/副作用:むくみ、腫れ、内出血がありますが、時間とともに治ります。

お問い合わせ:0120-107-929

 

ピーリング

ピーリングは肌表面に薬剤を塗布し、老廃物を取り除くことで肌の活性化を促します。

ピーリングは肌のターンオーバーを促進する効果が期待され、皮膚組織に蓄積していたメラニン色素が少しずつ排出されていきます。

そばかすとなっていたメラニン色素が、古い角質と一緒に皮膚の表面まで押し上げられていき、排出されるので次第にそばかすが目立ちにくくなる効果が期待できます。

参考:共立美容外科

▼症例写真

画像引用:品川美容外科

症例の詳細

施術名:ケミカルピーリング:薬剤を塗り、古い角質を除去してターンオーバーを活性化させる治療。

料金:4,320円~12,960円

リスク/副作用:かゆみ:わずかなかゆみやピリピリした感じ。

治療間隔:2週間以上空けて数回。

【経過日数】ケミカルピーリング5回目処置直後。

お問い合わせ:0120-189-900

 

そばかすの改善が期待できる
クリニック3選

そばかす治療を希望される方へ、施術メニューが豊富なクリニックを3院紹介します。

  • 品川美容外科
  • 東京美容外科
  • 共立美容外科

施術メニューが豊富
品川美容外科

画像引用:品川美容外科

品川美容外科のメニューと料金表

メニュー 金額
フォトシルクプラス
全顔
8,640円(初回)
レーザートーニング
全顔
5,190円(初回)
フラクショナル
CO2レーザー
全顔
11,880円(初回)
QスイッチYAGレーザー
1mm×1mm
4,320円(会員)
5,390円(非会員)
ケミカルピーリング
全顔
4,320円(会員)
4,650円(非会員)

※上記はすべて税込価格です。
※2023年5月時点の公式サイト情報です。
※BMC会員制度 入会手数料550円(税込)

公式サイト

品川美容外科の特徴

さまざまな取扱機器

Qスイッチヤグレーザーやピコレーザーなど複数の機器を取り扱っているので、悩みに合わせて治療内容を選ぶことができます。そばかすだけでなくシミも同時に治療したいなどの希望についても相談可能です。

施術メニューも豊富

そばかすや色素沈着だけでなく、シワ・くすみ・たるみ・ガザガザ感などさまざまな肌悩みに合わせたメニューを用意。美肌治療やアンチエイジングに対応するメニューも用意されています。

クリニックの基本情報

初回カウンセリング 無料
診療時間 10:00 ~ 20:00
院数 全国39院

公式サイト

医療研修に力を入れている
東京美容外科

画像引用:東京美容外科

東京美容外科のメニューと料金表

メニュー 金額
ルメッカ(レーザー)
全顔
27,500円(初回)
生クリーム
ピーリング
22,000円
ピコトーニング
全顔
16,500円(初回)

※上記はすべて税込価格です。
※2023年5月時点の公式サイト情報です。

公式サイト

東京美容外科の特徴

さまざまな肌悩みに対応

そばかすだけでなく、しみ・くすみ・肝斑などさまざまな肌悩みに対応する機器を導入。毛穴の開きについても相談可能です。

医療研修に力を入れている

東京美容外科では、美容外科医師として10年以上の経験を持つ医師、或いは、形成外科学会から認定を受けた医師、または、東京美容外科で3年以上の経験を積んだ医師のみが メスを握ることを許されています。海外での医療研修をはじめ、技術向上を日々目指しています。

クリニックの基本情報

初回カウンセリング 無料
診療時間 10:00~19:00
院数 全国19院

公式サイト

医師が直接カウンセリング
共立美容外科

画像引用:共立美容外科

共立美容外科のメニューと料金表

メニュー 金額
メドライト C6
(レーザートーニング)
全顔
20,900円
ピコレーザー
(ピコドリーム)
全顔
20,900円
QスイッチYAGレーザー
全顔
20,900円
フォトフェイシャル
全顔
33,000円

サリチル酸
マクロゴールピーリング
全顔

11,000円

※上記はすべて税込価格です。
※2023年5月時点の公式サイト情報です。

公式サイト

共立美容外科の特徴

創業30年以上の歴史

共立美容外科では、一般の医療機関で経験のある医師を採用。カウンセリングは最初から医師が対応してくれ、患者の悩みや希望をしっかり聞き、施術法を提案してくれます。

さまざまな麻酔を用意

局所麻酔やクリームタイプなどさまざまなタイプの麻酔が用意されています。レーザーの照射が不安な方はカウンセリングで医師に相談するといいでしょう。

クリニックの基本情報

初回カウンセリング 無料
診療時間 10:00~19:00
院数 全国26院

公式サイト

そばかすを消すクリームがある?

そばかすやシミを薄くする効果が期待されるのが「ハイドロキノン」。

そばかすを構成するメラニン色素の生成を妨げる働きがあるとされ、毎日シミに塗ることで徐々に薄くなっていくことを狙います。

効果が期待できるのは表皮にあるそばかす

親からの遺伝で古くからあるそばかすは肌の奥深く、真皮まで及んでいる可能性があります。

こういったそばかすには効果があまり期待できないでしょう。

しかし新しいそばかす、表皮にできているそばかすには一定の効果が期待できるでしょう。

参考:共立美容外科

ハイドロキノンは医師に処方してもらう塗り薬です。

個人輸入のものなどは、有効成分の強さが不明なので、肌が赤くなったりヒリヒリしたり、またそばかすが濃くなる可能性もあるので、おすすめできません。

必ず皮膚科で処方してもらいましょう。

参考:共立美容外科

そばかす改善は
皮膚科で保険適用になる?

基本的にそばかすを消すのは「美容目的」とみなされるので、保険適用にはなりません

保険が適用されるのは「医療目的」のときに限られます。

例えば、ケガや火傷で色素沈着を起こした場合、皮膚科でビタミンCが保険適用になる場合があります。

しかし、紫外線によるそばかすを消すのは、保険の適用にはならないと考えておいた方がいいでしょう。

そばかすの原因と
シミとの違いを解説

そばかすは、医学的には「雀卵斑(じゃくらんはん)」と呼ばれます。

茶色の1〜4mmの斑点のことで、鼻と左右のほほを中心に現れることが多いですが、顔以外にも胸元のデコルテなど、普段から紫外線を浴びやすい場所にできるのが特徴です。

そばかすは幼少期から現れ、10代の思春期にかけて徐々に濃くなっていく傾向。それ以降は加齢に伴い薄くなっていくこともあります。

参考:タカミクリニック

そばかすの原因

そばかすの主な原因は遺伝です。ただ、紫外線を浴び続けると強く出る傾向があります。

また、女性ホルモンの変化やストレス、睡眠不足などで悪化することもあるので注意が必要です。

参考:タカミクリニック

そばかすができやすい人は?

遺伝的要素が強いため、親にそばかすがあると子どももそばかすが出る可能性が高いと言われています。

また、日頃から紫外線をよく浴びる人は、悪化しやすい傾向。そばかすは白人に多く、日本人の中では色白な人に多い傾向です。

参考:タカミクリニック

シミとの違いは?

そばかすはシミの一種ですが、遺伝的要素が強い点が他のシミと違うところ

シミと同じくメラニンによって出現する色素斑なので、紫外線を浴びれば濃くなる可能性があります。

また、そばかすのある人は乾燥肌であることが多い傾向。さらに、ひとつひとつの斑点の大きさがほぼ均一なことも特徴的です。

参考:タカミクリニック

まとめ:そばかすを消す方法

できてしまったそばかすは、自力で目立たなくする努力はできますが、完全に消すのは難しいもの。

できるだけそばかすができないよう、普段から紫外線対策をしっかりしてくださいね。

既にできてしまったそばかすは、皮膚科や美容クリニックにいくと有効な改善方法が見つかる場合があるので、興味のある人はぜひ試してみてくださいね。