マウスピース矯正の名医
持丸みずき先生 
浦和もちまる歯科・矯正歯科クリニック

埼玉県さいたま市、浦和駅から徒歩4分に位置する「浦和もちまる歯科・矯正歯科クリニック」。地域の皆さまの歯の健康を守るための、総合的な歯科診療を提供しています。院長の持丸みずき先生は、歯並びだけでなくお口全体の健康と審美をトータルに考えながら、患者さま一人ひとりの希望に寄り添う矯正治療に力を入れています。今回は、持丸先生が歯科医師を志したきっかけから、インビザライン矯正のメリット、患者さまとのコミュニケーションで大切にしていることなどについて詳しくお話を伺いました。

矯正した際の感動をきっかけに歯科医の道へ

____先生が医療の道を志したきっかけについて教えていただけますか?

持丸みずき先生私は高校生まで前歯のコンプレックスに悩んでいました。大学生のときに矯正治療を受けて、綺麗に整ったときの感動がすごく印象深かったんですね。もともとドイツ留学の経験があり、ドイツ語を活かせる道を探して語学系の大学に進みましたが「何を一生の仕事としていくか」と考えたときに、矯正をした際の感動を思い出したんです。それで「資格を持って働けて、人を喜ばせることもできる歯科医」という職業に興味を持ち、文系の大学卒業後に改めて歯科の道に進みました。
加えて、当時眼科の研修医だった夫を通じて、医療現場でのやりがいや喜びを身近に聞けたこともあり、より「歯科医として働きたい」という気持ちが強くなりましたね。

____卒業後は、どのような道のりを経て開業に至ったのでしょうか。

持丸みずき先生昭和大学歯学部を卒業後、大学病院での研修や、インプラント科での研究生としての経験を積んだ後、一般歯科やインプラント治療を行うクリニックで勤務していました。その後、地元である浦和で「浦和もちまる歯科・矯正歯科クリニック」の開業に至りました。

____開業にあたって目指したことや、コンセプトはなんでしょうか。

持丸みずき先生「地域の皆さまに喜んでいただける、貢献できるクリニック」を目指しています。私にとって思い出深い場所である浦和で、昔からの友人や家族、お世話になった方々に良質な歯科医療を届けたいと考えています。お子さまから親の世代、おばあちゃんたちの世代まで家族みんなで通っていただけるクリニックにしていきたいですね。
そのために一般歯科から予防、矯正など、あらゆる歯のお悩みに対応した診療メニューを揃えています。とくに矯正治療においては、マウスピース型矯正「インビザライン」の需要が年々増えています。歯並びに悩む方や、お子さまの成長に合わせた早期矯正など、幅広い世代に適応できるため、力を入れて取り組んでいます。

患者さまに寄り添った矯正治療「インビザライン」

____先生がとくに注力している「インビザライン」について、詳しく教えてください。

持丸みずき先生<strong<インビザライン *1は、薄く透明なマウスピースを使用した矯正方法です。従来のワイヤー矯正ですと、どうしても「装置が目立つ」「歯磨きがしづらい」といったデメリットがありました。マウスピース型矯正は、透明な装置を用いるため目立ちにくいことに加え、食事や歯磨きの際に取り外せるため歯の清掃も楽になります。金属を使用しないので金属アレルギーの方にも適用できるのも利点ですね。
当院では「iTero」という専用スキャナーを使い、デジタル技術を用いてより精度の高い口腔内のデータ採取が可能です。治療前に仕上がりイメージの3Dシミュレーション画像を作成できますので、それを見てから矯正を行うかどうか決められるという点もインビザラインならではの良さだと考えています。痛みが出にくく、ストレスも軽減できるなど、あらゆる面で患者さまに寄り添った矯正方法だと思います。

____マウスピース型矯正の治療の流れを教えてください。

持丸みずき先生まずはカウンセリングにて患者さまのお悩みやご質問などをしっかりお伺いした後、治療計画を立てるための精密検査を行います。コンピューター上で3次元の治療シュミレーションで分析と診断を行い、治療開始から治療終了までの綿密な計画を立てていきます。その後、治療計画のシュミレーション動画を共有しながら精密検査の結果や治療計画を説明いたします。このときに、今後の矯正治療をどのように進めていくのかを事前に確認いただけます。

患者さまの歯形に合わせた矯正装置が届いたら、マウスピースを装着して歯を少しずつ動かしていき、正しい歯列に導きます。歯列の状態にもよりますが、治療期間は1年半〜2年ほど、通院頻度は4〜6週間に1回程度です。
保定期間では、動かした歯が元に戻らないように歯を固定します。綺麗な歯並びを維持するために、半年くらいは1日中安定装置を装着していただき、その後は睡眠時だけ装着していただきます。保定期間は最低1年程ですが、3〜4ヶ月に1度は定期検診でご来院いただき、噛み合わせのチェックを行います。保定期間を終えた後も、歯科に関するお悩みはいつでもお気軽にご相談ください。

____インビザラインによる矯正は子どもでも受けられるのでしょうか?

持丸みずき先生お子さま向けには「インビザラインファースト」があります。インビザラインファーストの場合、歯がまだ生え変わり途中の段階からの矯正に対応可能です。従来の矯正装置だと口腔内を傷つけたり、歯が痛くなったりするリスクがありましたが、マウスピース型であれば装置の凹凸などもないため、お口の中の違和感も少なく治療を進められます
また、ワイヤー矯正だと装置の周りに食事の汚れが残りやすく、お子さまだととくにむし歯に繋がりやすい懸念点があるのですが、マウスピース型なら食事の際に取り外せます。そのため清潔な状態を保ちやすく、お子さまの繊細な口腔内や歯を守りながら歯並びを正すことができるんですね。

患者さまの要望に合わせた緻密な治療計画を提案

____先生がカウンセリングで大切にしていることはなんでしょうか。

持丸みずき先生まずは患者さまのお話をしっかり伺うことです。一人ひとり置かれた状況や要望、生活スタイルは違うので、歯科医が「この治療が一般的にはベスト」と考える方法が、必ずしもその患者さまに合うとは限りません。たとえば矯正においても「絶対歯を抜きたくない」と考える方もいれば「歯を抜いて口元を綺麗にしたい」と考える方もいらっしゃいます。患者さまによって優先順位もさまざまです。こうした要望をヒアリングし、機能面で問題なく使える範囲を見極めたうえで、できる限り患者さまの希望に近づける治療計画のご提案をしています。

____最後に、患者さまへメッセージをお願いします。

持丸みずき先生歯並びや噛み合わせは、見た目だけでなく、むし歯や歯周病リスク、顎関節症、さらには体全体のバランスにも影響を及ぼします。小さい頃から矯正を始めれば将来的なむし歯などのリスクを軽減できますし、大人になってからでも、マウスピース型矯正なら仕事や日常生活への負担を抑えながら治療に取り組んでいただけると思います。

当院では、患者さま一人ひとりのご要望やご都合に合わせて、もっとも適切と思える治療法や治療期間のご提案ができるよう配慮をしております。「治療後のダウンタイムが気になる」「歯並びを直したいけど、どのくらい期間がかかるかわからない」というご不安やご不明点をお持ちの方も、まずはお気軽にご相談ください。

プロフィール
持丸みずき先生
浦和もちまる歯科・矯正歯科クリニック/院長 持丸 みずき(もちまる みずき)
上智大学、昭和大学歯学部を卒業後、インプラント科や矯正専門機関で研鑽を積み、都内医療法人の分院長を経て開業。インビザラインダイヤモンドプロバイダーをはじめ多くの認定資格を持ち、矯正からインプラントまで幅広い治療に対応している。

<資格・所属学会>
国際口腔インプラント学会 認定医
ISOI会員
日本口腔インプラント学会会員
日本成人矯正歯科学会 認定医研修修了/学科試験合格
日本舌側矯正学会 正会員
インビザライン矯正 認定医/ダイヤモンドプロバイダー
Aso Aligner認定医
日本アライナー医療研究会
MISS UNIVERSE JAPAN 2020 審査員 など

問い合わせ: 048-824-1182

治療メニュー等

取材日:2025年3月6日

*1
◾️施術名:マウスピース型矯正(インビザライン)
◾️施術の説明:透明なマウスピースを装着し、歯を少しずつ移動させて歯並びを整える矯正法。取り外しができるため、食事や歯磨きでストレスが少なく、目立たないことが特徴。
◾️施術のリスク:装着初期の痛みや違和感、長時間の装着が必要(1日20時間以上推奨)
◾️費用(税込価格)
・インビザラインファースト:657,800円
・部分矯正:657,800円〜
・全体矯正:866,800円〜
・審査診断料: 58,300円~
・インビザライン抜歯矯正: 979,000円~


ライタープロフィール
Kato Natsu
都内出版社勤務を経て、女性向けコンテンツの編集兼ライターとして活動する。現在は北海道に移住し、WEBメディアを中心に執筆中。