目次
医療痩身の脂肪冷却って?メリットや注意点を解説
医療痩身は食事制限や無理な運動をせずにダイエットできるため、リバウンドを繰り返す方や効果を重視する方に人気です。中でも気になる部分に直接アプローチできる脂肪冷却が注目されています。
「脂肪冷却で痩身ってどんな施術?」「医療痩身の脂肪冷却に危険はないの?」と気になっている方も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、医療痩身の脂肪冷却について解説します。どのような効果が期待できるのか、また、危険はないのかもあわせて解説しますので参考にしてください。
この記事でわかること
- 脂肪冷却の特徴
- 脂肪冷却で期待できる効果
- メリットとデメリット
- 脂肪冷却の危険性
脂肪冷却の特徴を詳しく解説するよ!メリット・デメリットも紹介しているから参考にしてね!
医療痩身の脂肪冷却とは?
医療痩身の脂肪冷却とはその名の通り専用の機器を使用して、脂肪を凍らせてダイエットする痩身治療です。
クリニックでは医師しか使用できない性能の高い医療用機器を使い、気になる部位の脂肪細胞にアプローチできる手軽なダイエットとして評判です。脂肪冷却とはどのような施術なのかを詳しく解説します。
脂肪細胞を凍らせて壊す「切らない施術」
医療痩身の脂肪冷却は、脂肪を凍らせてダイエットする方法なので、メスを使いません。
なぜ、脂肪を冷却すると痩せるのかというと、水と脂肪が凍る温度差を利用するためです。水は0℃で凍りますが、脂肪は4℃で凍ります。この差を応用し体内の脂肪だけを凍らせます。
- 脂肪だけを凍らせて排出する
- メスや麻酔を使用しない
凍った脂肪細胞は機能しません。老廃物として1~4カ月かけ自然と体外へ排出されるため、ダイエットにつながります。医療痩身の脂肪冷却マシンは、一度の施術で施術を受けた部位の20%前後の脂肪を減少させる機器もあります。
脂肪細胞自体を壊すためリバウンドしにくい
脂肪冷却は、脂肪細胞のみを凍らせて排出する施術です。
- 脂肪細胞を減らすためリバウンドしにくい
- 効果が長期間持続する
脂肪細胞というのは食事制限や運動を行っても減らすことは難しいのですが、脂肪冷却だと細胞の数や量が物理的に減るため、よほどエネルギーを取り込まない限り、リバウンドしにくいでしょう。
認可を受けた脂肪冷却機器は医療痩身でしか利用できない
脂肪冷却に使用するマシンにはさまざまなものがありますが、認可を受けている機器は医療従事者だけが利用できます。エステティックサロンでの脂肪冷却は資格が必要ないため、出力が低く効果も劣るでしょう。
- 認可を受けた脂肪冷却機器は医療従事者だけが利用できる
- 医療機関の脂肪冷却は効果も優れている
医療痩身の脂肪冷却機器は、出力が高く優れた効果が期待できます。
医療機関の脂肪冷却は効果が優れているんだね。リバウンドもしにくいのも嬉しいね!
医療痩身の脂肪冷却に期待できる効果
医療従事者しか使用できない機器を使った脂肪冷却には多くの効果が期待できます。
医療痩身の脂肪冷却に期待できる効果
①皮下脂肪へのアプローチ
脂肪冷却は皮下脂肪へ直接的にアプローチする施術です。専用の機器のパットで脂肪を吸引、冷却します。
そのためどのような体型または、皮下脂肪の厚さやつき方に違いがあっても対応できます。脂肪を排出し脂肪細胞そのものの数を減らすため、長期的なダイエット効果が期待できるでしょう。
②部分痩せ
二の腕・お腹・ふともも・顎・ふくらはぎといった、部分痩せが難しい部位にも脂肪冷却は対応できます。
- 脂肪細胞を減らすため長期的なダイエットに繋がる
- 気になる部分に直接アプローチができる
自分でダイエットを行ってある程度は引き締まった身体になっても、部分だけ痩せないという方も多いです。しかし、脂肪冷却機器を使用すると、気になる部位だけを効率よく引き締められます。
脂肪冷却機器を使用すると気になる部分に直接アプローチできるよ!
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脂肪冷却のメリット・デメリット
メリット | デメリット |
部分痩せが期待できる | 即効性はない |
切開しない | 人により痛みがある |
痛みが少ない | 費用がかかる |
ダウンタイムが少ない | 利用できない方がいる |
リバウンドしにくい |
食事制限や運動をせずに理想の体型を手にいれられる脂肪冷却ですが、メリットがあればやはりデメリットもあります。
脂肪冷却の施術を考えている方は、メリット・デメリットともに知ったうえで受けるようにしましょう。
脂肪冷却のメリット
脂肪細胞を破壊する脂肪冷却には、多くのメリットがあります。主なメリットを解説しますので参考にしてください。
ピンポイントにアプローチできる
脂肪冷却は気になっている部位に直接アプローチ可能です。人により脂肪のつき方には違いがあり、気になる部分もさまざまでしょう。しかし、脂肪冷却は専用のカップやパットを当てて直接脂肪にアプローチします。
そのため、顎やファイエスラインといった自分では痩せにくく細かな部位にも対応。もちろん、脂肪がつきやすい腹部や太ももなどにも効果的です。ただし、人により皮下脂肪が少ない場合は施術できません。
皮膚を切る必要がない
たとえ痩せるためとはいえ、身体に傷をつけるのに抵抗がある方は多いでしょう。脂肪冷却は皮膚を切ったり体内に器具を入れません。
医療痩身の施術もさまざまな方法がありますが、近年人気が高いのはやはり比較的安全な「メスや麻酔を使わない」施術です。医療瘦身の脂肪冷却は、専門機器を用いて脂肪を冷やすだけというその手軽さでも選ばれています。
痛みが少ない
いくら手軽であっても、痛みが伴う施術には抵抗があります。脂肪冷却は名前のとおり脂肪を冷やす施術です。そのため、痛みが少ないのもメリットでしょう。
ただし「冷やす」ため冷たさを痛みと感じる方もいます。「冷たい」が苦手な方は注意してください。また、クリニックでは施術後にリンパの流れを良くするためマッサージを行う場合があります。そのマッサージが「痛い」と感じる方もいます。個人差がありますが、痛みがゼロではないことも理解してください。
ダウンタイムが少ない
メスや麻酔を使わない脂肪冷却は、ダウンタイムが少ないのもメリットです。ダウンタイムとは施術後の赤味や内出血、痛みなどが落ち着き普段通りになることです。しかし、脂肪冷却はメスや麻酔や薬等を使用しないため、身体に負担はかかりにくいでしょう。
脂肪冷却では皮膚はもちろん、血管や神経といった組織にダメージを与えません。そのため、施術後もすぐに普段通りの日常生活へ戻ることができます。
リバウンドしにくい
脂肪冷却は、脂肪細胞そのものを凍らせて死滅させ体外へ排出します。脂肪細胞の数が減ると「太る」原因が物理的に減るためリバウンドしにくいのが特徴です。
自分で運動や食事制限といったダイエットをしても、すぐリバウンドする方がいますが、そういった方は脂肪細胞の数が多いのも理由のひとつです。
脂肪冷却なら物理的に脂肪の数が減るため長期間にわたり効果が期待できるでしょう。
- 太りやすやすい部分にピンポイントでアプローチできる
- メスや麻酔を使用しないため手軽
- 冷やすだけなので痛みが少ない
- 効果が長期間期待できる
手軽でダウンタイムや痛みが少なく、脂肪細胞を減らしリバウンドがしにくい身体になる脂肪冷却にはメリットが多いです。
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脂肪冷却のデメリット
医療痩身の脂肪冷却には、上記のように多くのメリットがあります。しかし、反面デメリットもあるため考慮する必要があります。
脂肪冷却のデメリット
即効性がない
施術後に痛みを感じることがある
費用がかかる
利用できないケースがある
即効性がない
脂肪冷却での痩身では、即効性は期待できません。なぜならば、死滅した細胞が体外へ排出されるのには時間がかかるからです。個人差もありますが、死滅した細胞はおよそ2~4カ月かかり排出されます。そのため、施術後すぐに「痩せた」とは感じないでしょう。
2か月以上たってから見た目が「引き締まった」と感じる方が多いです。効果を感じるまでに3か月ほどかかるため、今すぐに「痩せたい」という方には脂肪冷却は向いていません。
また、もともと代謝が悪い方も効果を感じにくく、破壊された脂肪細胞は代謝が悪いと排出されにくいのもデメリットです。代謝については食事や適度な軽い運動を行うと改善されます。クリニックに相談して、代謝を高めるといいでしょう。
施術後に痛みを感じることがある
脂肪冷却の施術中は「冷たさ」を感じます。そのため「冷たい=痛み」と感じる方もいるでしょう。また、脂肪冷却は施術後に破壊された細胞を効果的に排出させるように、ハンドマッサージを受けるため、それが「痛い」と感じる方もいます。
ハンドマッサージは、リンパの流れをよくするためにも、必要な処置です。個人差はありますが、我慢できないような痛みであれば、すぐ相談してください。
費用がかかる
医療瘦身の脂肪冷却は、保険が適用されません。クリニックにより費用は違いますが、平均して1回10万円前後必要でしょう。
脂肪冷却の効果を感じるためには、複数回施術を受ける必要があります。施術回数は、もともとの脂肪の量や難しい部位によっても変わります。施術の回数が多くなると、思っていたよりも費用が掛かります。何度施術を受けるのか、効果はどうなのかといった点もクリニックに相談して考慮してください。
利用できないケースがある
脂肪冷却は、比較的身体に負担をかけない痩身方法です。しかし、妊婦や授乳中の方は施術できません。体調が悪い方、肌が傷ついている・状態が悪い方も受けられない可能性が高いです。また、寒冷凝集素症やクリオグロブリン血症の方は、貧血が悪化する恐れがあるため利用できません。
- 即効性は期待できない
- 個人により痛みを感じることがある
- 費用がかさむ
- 施術できない場合がある
脂肪冷却はすぐに「痩せた」と感じず、冷たさに弱い過敏症や皮膚になんらかの症状がある方は施術できません。受ける施術回数は個人差がありますが、費用がかかることも理解してください。
脂肪冷却にはメリット・デメリットもあるよ!施術の前にメリット・デメリットを比較検討してね!
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医療痩身の脂肪冷却が危険といわれる理由
医療瘦身の脂肪冷却は「危険だ」といわれます。危険だといわれてる理由や、どのような副作用があるのかを解説します。
失敗する可能性はゼロではない
どのような施術や手術を受けた場合でもそうですが、脂肪冷却も失敗する可能性はゼロではありません。
しかし、皮膚を切ったり器具を身体の内部へ入れる施術ではないため、失敗の可能性はゼロではなくとも、他と比較しても高くはないでしょう。
副作用が発生する可能性がある
医療痩身の脂肪冷却施術では、副作用が発生する場合があります。例えば、施術部位が赤くなる場合がありますが1~2時間程度で消えるとされ、すぐに消えなくても数日で消えると報告されています。
また皮膚を吸引するため、内出血になる場合があります。部位にもよりますが、通常の内出血と同様に1週間程度で収まるでしょう。ただ普段でも内出血になりやすい方は、事前にクリニックに相談してください。次にまれにではありますが、施術部位に「しこり」ができる場合もあります。炎症やうっ血が原因と考えられますがとても珍しい例です。
さらに、痺れを感じる方がいます。しかし、これはほんの一時的な症状で時間とともに消えるでしょう。「冷却」ということで凍傷が心配な方もいますが、凍傷についてもまれな症状です。認可されていない機器や知識がない方が施術すると、起こる可能性があります。医療瘦身の脂肪冷却は、医師免許を持った医師が施術するため、それほど心配はないでしょう。
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反対に脂肪が大きくなる可能性がある
上記の副作用は時間とともに治癒しますが、自然に治癒しない副作用として「逆説的過形成」があります。「逆説的過形成」とは通常だと脂肪を死滅する脂肪冷却なのに、逆に脂肪組織が増える症状です。とても稀な症状のため「逆説的過形成」が起きる原因はわかっていません。
脂肪組織が増えてしまったら「吸引すればよいのでは」と思う方もいますが、冷却して固まった脂肪は吸引できないため切除する必要があります。
原因は解明していませんが、施術直後は吸収率が高まるためではないかといわれています。そのため、クリニックでは施術後1~3時間の食事は控えるよう注意されるケースが多いです。
- 「施術」での失敗の可能性はゼロではない
- 副作用が発生する場合がある
- 「逆説的過形成」が起きる場合がある
脂肪冷却が危険だといわれる理由を解説してきましたが、上記の症状が心配な方は必ず施術前に医師からの説明を受けるようにしてください。
脂肪冷却の危険性が気になる人は、施術前に医師から説明を受けようね!
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医療痩身の脂肪冷却はどんな人におすすめ?
脂肪冷却はフェイスラインや顎といった細かい部位だけにも効果的です。また、ダイエットで運動や食制限、何度もリバウンドしてしまう方にもおすすめです。
さらに、脂肪細胞そのものを減少させるため、痩せにくい体質の方にも向いています。
- 身体に傷をつけたくない
- 気になる部位だけ痩せたい
- 運動や食事制限は苦手
- 繰り返しリバウンドしてしまう
- 痩せにくい体質
脂肪そのものを減らす施術には、脂肪吸引も考えられますが、脂肪吸引は身体の内部に器具を入れるため痛みが残る場合があります。身体に傷をつけずに施術する脂肪冷却だと、痛みやダウンタイムが少ないため安心でしょう。
脂肪冷却がおすすめの人が分かったかな?当てはまる人は脂肪冷却を検討してみてね!
医療痩身の脂肪冷却が利用できるのは専門クリニックのみ
医療瘦身の脂肪冷却について解説しましたが、効果の高い機器を使用して脂肪冷却を行っているのは痩身を扱った専用のクリニックだけです。
ただし、クリニックが使用している機器にも違いがあります。効果はいずれも変わりませんが、施術部位や副作用などが少し異なるため、自分の受けたい施術を行えるかどうかをまずはクリニックに相談してください。
脂肪冷却を行っているのは痩身を扱った専用のクリニックだけだよ!自分が受けたい施術・効果なのか医師と相談するのがおすすめだよ!
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※効果・副作用には個人差があります。施術により腫れや痛み、赤み、体調の変化を感じる場合があります。
※画像はイメージです
※情報調査日:2023年5月24日