ピルを美容目的で服用するのはあり？美容効果が期待できるピルとは

今回は、美容目的のピル服用について紹介するよ！！

今回はピルを美容目的で服用することについて、詳しく紹介します。美容目的で使われるピルの種類やどのような美容効果が期待できるか、またおすすめクリニックもまとめました。

最後にはよくある質問にも回答しているので、ぜひ最後までご覧ください。

ピルは避妊だけじゃない！美容目的にもピルの服用はあり

ピルは避妊や婦人病治療に効果が期待できるほか、美容目的で服用するケースもあります。

肌や髪のコンディションに大きく関係する女性ホルモンが、ピルに含まれていることが理由です。

ニキビ・乾燥肌の改善

男性だけでなく、女性の体内でも男性ホルモンは作られています。この男性ホルモンには皮脂の分泌量を増やす作用があり、その結果ニキビへとつながります。

女性は年齢と共にホルモンバランスが崩れやすく、月経前になると皮脂の分泌を促す黄体ホルモンが増加し、ニキビなどの肌トラブルが発生します。

ニキビが発生する原因は年齢や体質、生活習慣によりさまざまです。ピルは特にホルモンバランスや過剰な皮脂分泌が関係するニキビの原因に作用し、皮脂の分泌を抑えてニキビの症状を和らげます。

また、美容目的でピルを服用するメリットに、ピルに含まれる女性ホルモンがコラーゲンの生成をサポートする点があります。コラーゲンは肌に潤いをもたらし、乾燥肌を改善する効果も期待できるでしょう。

髪質の改善

髪や頭皮のベタつき改善のためにピルが服用されるケースがあります。

ホルモンバランスの乱れが原因で皮脂が過剰に分泌されたことによる髪のベタつきには、皮脂の分泌量を調整するピルで改善が見込めるでしょう。

ただし、髪がベタつく原因が髪の洗いすぎや普段の食事内容によるものであれば、ピルよりも生活習慣を見直してください。

また、女性ホルモンは髪のツヤを保つ作用があるといわれています。そのため美容目的でピルを服用し、健康的なツヤツヤとした髪質を目指すことも可能です。

美容目的で服用されるピル4種類

美容目的で服用されるのは、おもに低用量ピルです。低用量ピルとは避妊や婦人病の治療に使われる薬のことで、女性ホルモンの含有量が低度である特徴があります。

ピルに含まれる女性ホルモンごとによって、第一から第四世代に分けられています。世代別の特徴や、どのようなピルが当てはまるのか順にみていきましょう。

【第一世代】ノルエチステロン

第一世代のピルには、ノルエチステロン(NET)という女性ホルモンが配合されています。

月経困難症のコントロールのほか、副効用としてニキビ・肌荒れの改善も期待できるため、美容目的で第一世代のピルが選ばれるケースは少なくありません。ただし副作用として、不正出血のリスクがほかの世代より高いといわれています。

販売されているおもな薬は、「シンフェーズ」「フリウェルLD」「ルナベルLD」です。

【第二世代】レボノルゲストレル

第二世代のピルは副作用は起こりにくい反面、美容効果を実感しにくいのが特徴です。第一世代と比較してホルモン含有量が少なく、副作用のリスクが少ないといわれています。

一方で男性ホルモンの作用が強いため、ニキビの治療や髪のベタつき改善には不向きです。

レボノルゲストレル(LNG)という女性ホルモンが含まれるピルには、「トリキュラー」「アンジュ」「ジェミーナ」「ラベルフィーユ」があります。

【第三世代】デソゲストレル

デソゲストレル(DSG)と呼ばれる女性ホルモンが配合されたピルには、男性ホルモンの働きを抑える作用があり、ニキビや肌荒れの治療目的で多く選ばれています。

また皮脂の分泌量が減ることで、髪や頭皮のベタつきを防ぐ効果も期待できるでしょう。しかし、ほかの世代と比較すると血栓症のリスクは高いといわれているため、医師とよく相談して適切な処方を受けてください。

おもに、「マーベロン」「ファボワール」が美容目的で使用されています。

【第四世代】ドロスピレノン

第四世代は「超低用量ピル」と呼ばれ、女性ホルモン含有量が低用量ピルと比べて少ないことから副作用が出にくい特徴があります。

身体への負担が少ない一方、美容目的で服用する場合、人によっては効果を実感しにくいともいわれるピルです。

ドロスピレノンが含まれた超低用量ピルには、「ヤーズ」「ヤーズフレックス」が該当します。

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美容目的に向かないピルとは

美容目的に使われるのは低用量ピルです。一方で、美容目的に向かないピルを以下で紹介します。

高用量ピル

高用量ピルは女性ホルモンの含有量が多く、もともとは不正出血や月経不順のような婦人病の治療用として、低用量ピルが販売される以前に使われていたピルです。

高い治療効果がみられやすい一方で、副作用の強さが懸念され、現在ではほとんど使われていません。

中用量ピル

中用量ピルは、おもに月経困難症の治療や月経移動で使われる薬です。

低用量ピルよりも女性ホルモン含有量が多いことから、美容の大敵となるむくみや一時的な肌荒れといったマイナートラブルが起こるリスクも高いといえるでしょう。

ミニピル

ミニピルは子宮内膜症の治療や避妊のために服用する薬で、エストロゲンが入っていないため、血栓症のリスクが少ないメリットがあります。

しかし、エストロゲンには男性ホルモンを抑制する作用もあるため、ミニピルを服用しても皮脂分泌量減少などの美容効果を得ることは難しいでしょう。

ミニピルは、年齢や持病の関係で低用量・中用量ピルの服用が難しい特定の人に使われる薬です。

アフターピル

アフターピルは緊急避妊薬とも呼ばれ、避妊をしなかったり、避妊に失敗したりと妊娠の可能性がある時に使用します。性行為後およそ72時間以内に使用することで、高い避妊効果が期待できます。

避妊以外の目的で使われることはなく、美容目的でもアフターピルは使用しません。

美容目的でピルを服用するリスクと副作用

ピルに限らず、薬には副作用のリスクが伴います。美容目的でピルを服用する際に、知っておくべき副作用は以下の通りです。

血栓症

ピルのように女性ホルモンが含まれる薬には、重篤な副作用として血栓症のリスクが伴います。血栓症とは、血の塊が血管を塞いで身体にさまざまな障害をもたらす恐ろしい病気です。

初期症状には重度の吐き気や頭痛、むくみなどが挙げられ、放っておくと命に関わることもあります。美容目的でピルを服用中に異変を感じた場合は、服用を止めてすぐに処方を受けた医師へ連絡してください。

参考：厚生労働省

マイナートラブル

美容目的でピルを服用中、特に初期症状としてマイナートラブルと呼ばれる軽度の副作用が起こることがあります。

おもにめまいや吐き気、頭痛、不正出血で、これらはホルモンバランスの変化が関係して起こる症状です。

服用から2～3カ月で身体が慣れてくると治まるケースが多く、大半のマイナートラブルはピルの服用を止めなくてよいといわれています。ただし不安に感じる症状がみられた場合は医師に相談しましょう。

血栓症の初期症状とマイナートラブルはよく似ているから注意してね！

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美容目的のピルを購入する方法

美容目的でピルの服用を考える場合、入手方法は以下の2パターンがあります。それぞれの利点と欠点を知り、自分にあった方法を選択しましょう。

医療機関

医療機関に直接行く方法は、医師と直接顔を見て話ができます。

体重測定や血液検査を行なうため、ピルの重篤な副作用である血栓症のリスクをはじめ、病気のリスクを早期発見できる点もポイントです。

ただし、病院へ行くことに抵抗がある人や、忙しい人にとってはややハードルが高く、なかなか踏み出せない方法ともいえます。

オンライン処方サービス

オンライン処方サービスは、国から利便性が認められたピルの購入方法です。

ビデオ通話を使って医師の診察を受けられる一方で、重大なリスクを発見するための各検査がありません。初診や持病を抱える人、不安がある人は、美容目的であっても必ず直接医師の診察を受けてください。

家や外出先など場所を選ばず処方が受けられること、ほかの人に見られる心配がないことがオンラインの利点です。

参考：厚生労働省

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美容目的ピルを取り扱うオンライン処方サービス5選

美容目的でピルを購入する方法のひとつで、手軽さが魅力のオンライン処方サービスからおすすめ5選を紹介します。

いろんなサービスを比べてよく選んでみてね！

クリニックフォア

クリニックフォアは、LINE上で生理と薬の管理ができます。また、アフターフォローも充実しているため不安なことは都度相談でき、アドバイスを受けられます。

美容目的に使われる低用量ピルの取り扱いは5種類と、比較的豊富な点がポイントです。

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マイピルオンライン

DMMオンラインクリニックは最短で当日発送、当日到着ができるオンラインピル処方サービスです。すぐにでもピルが必要な方におすすめです。

美容目的で使われる低用量ピルの取り扱い数は6種類です。

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メデリピル 

メデリピルの診療は何度でも無料で、予約から診察まですべてスマホで完結します。LINE上で、相談や体調管理、服薬までサポートしてくれるため手軽で使いやすいサービスです。

美容目的であれば、6種類取り扱われている低用量ピルから処方してもらいましょう。

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エニピル

エニピルは予約不要のオンライン診療が可能です。お仕事の合間や急ぎでピルを処方したい方におすすめのオンラインピル処方サービスです。

美容目的の低用量ピルは2種類を取り扱い、選択肢は少なめです。

　＼低用量ピルはこちら↓↓／

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ピルを美容目的で服用する人によくある質問

最後に、美容目的でピルの服用を検討する人によくある質問をまとめました。

ピルは女性の味方！美容目的なら低用量ピルがおすすめ

避妊や婦人病治療のイメージが強いピルが、実は美容目的にも使われていることをおわかりいただけたでしょうか。

おもに低用量ピルは美容効果が期待できる薬として、女性の強い味方になるでしょう。肌や髪にお悩みを抱える人は、ぜひ美容目的でピルを使うことも検討してみてください。