ピルで恋愛感情がなくなる？性欲や男性の好みに与える影響を解説

ピルを飲み始めてから性欲や恋愛感情の変化を感じた方は少なからずいます。ピルは恋愛にどのような影響を与えるのでしょうか。

この記事では、ピルと恋愛感情および性欲との関係性、ピルで恋愛感情や性欲がなくなったときの対処法を解説します。ピルと恋愛に関するよくある質問にも回答しているので、ぜひ最後までご覧ください。

ピル服用によるホルモンバランスの変化が恋愛へ影響を与えることもあるよ！

ピルで恋愛感情がなくなることはある？

結論、ピルで彼氏や好きな人への恋愛感情が薄れてしまう方はいます。実は、低用量ピル服用中の女性と非服用の女性に男性の顔の好みを調査した研究によると、好みの傾向に違いがあったと考察されています。

すでに彼氏や好きな人がいる場合、ピルの服用で好きな顔のタイプが変わり、恋愛感情自体が薄れるケースもあるのではないかと推測できます。恋愛感情に変化が生じるもう1つのパターンは、ピルの服用で性欲が抑えられる場合です。

ピルを服用すると排卵が止められるため、卵巣から排出される性欲をうながす役割を持つ男性ホルモンの量が減少します。その結果として、性欲も低下する可能性があります。

ピルが恋愛感情に与える影響として考えられるパターンを紹介したよ！

ピルで恋愛感情がなくなると男性の好みが変わる？

スコットランドで行なわれた研究 (※1) では、低用量ピル服用中の女性と服用していない女性の男性の好みを調査したところ、男性の好みの傾向に違いが出たと考察されています。

異性の好みが変わると考えられるもう1つのケースは、ホルモンバランスの乱れにより恋愛感情に変化が出る場合です。

ピルの服用を続けるとホルモンバランスの乱れによって生じていたイライラや抑うつ状態が軽減されるため、性格が変わったと感じる方もいます。感情の起伏が収まった結果、恋愛への影響を与えることもあると推測できます。

また、性欲が低下したと感じる方は、そもそも異性に興味が持てなくなる場合もあるでしょう。

ホルモンバランスの乱れが整うと、性格が変わったと感じる人もいるんだね。

※1参考：Oral contraceptive use in women changes preferences for male facial masculinity and is associated with partner facial masculinity

「ピルで恋愛感情がなくなる？」ピルと性欲の関係

恋愛する上で、性欲があまりにも減少してしまった場合、彼氏とのセックスレス問題につながり関係が悪化するケースもあります。ここからはピルと性欲の関係を解説します。

イライラだけじゃなくて、妊娠への不安を減らすことも重要だよ！

性欲が強まるケース

主にピルがもたらす精神的な影響が要因となり、性欲が強まるケースがあります。

ピルの服用でホルモンバランスは変化するから、性欲にも影響を与えることがあるよ。

月経前のイライラ・抑うつ感が薄まる

月経前のイライラや抑うつ感などのPMSの改善を目的として、ピルを服用する方は多くいます。ちょっとしたことでイライラする精神的な不調は、性欲低下の原因の1つです。

ピルの服用でホルモンバランスが安定するため、性的な活動を含むさまざまな活動に意欲が湧きます。

<PMSとは>
月経前にあらわれる身体的・精神的不調がひどい症状をPMSといいます。精神的症状としては抑うつやイライラ感、身体的症状としては頭痛・下腹部の痛み・眠気・お腹の張りなどがあげられます。

気分の安定は性欲の安定にもつながるよ！

意図しない妊娠への不安が薄れる

避妊目的のピルの服用によって、意図しない妊娠への不安が薄れる方は多くいます。

ピルにもさまざまな種類があり、治療を目的としたものから、避妊を目的としたものまであります。

もちろん、ピルを飲んだことによって確実に避妊できるわけではありません。しかし、避妊できる確率が上がることで意図しない妊娠への恐怖感が薄れ、性欲が高まります。

妊娠を希望していない場合、ピルを飲むことでセックスを楽しめるようになる人は多いよ！

膣にうるおいが出る

膣が濡れていない状態の場合、性交時の痛みが生じやすくなるため、性欲を強める上で膣のうるおいを保つことは非常に重要な要素です。

ピルの服用によって女性ホルモンが補充されることで、膣の血流が促進され膣にうるおいが出るケースがあります。実は、女性ホルモンには膣の血流を良くするはたらきがあるため、汗や分泌液の排出を助けてくれます。

膣にうるおいが出て濡れやすくなれば、性交の際に感じる痛みが軽減し、性欲が高まるケースもあるでしょう。

痛みが怖くて性欲が起きないことはよくあるんだね。

性欲が弱まるケース

ピルの服用によって性欲が強まるケースもありますが、反対に性欲が弱くなる方もいます。ここからは、ピルの服用で性欲が弱まるケースを2つ紹介します。

必ずしも、ピルを飲むことによって性欲が強まるわけじゃないんだね！

男性ホルモンの分泌が減る

ピルは卵巣のはたらきを抑えるため、卵巣から出る男性ホルモンを抑える作用が強いものもあります。

実は、男性ホルモンは女性の体からも分泌され、多毛やニキビの原因となる皮脂分泌作用がある一方で、性欲を強めるはたらきがあります。

性欲を強める男性ホルモンの分泌が減った結果生じるのは、性欲の低下です。パートナーがいる方は、性欲の低下がきっかけでセックスレスに発展する恐れもあります。

男性ホルモンと性欲には深い関係があるんだね。

膣が濡れにくくなる

ピルの服用が要因となって膣が濡れにくくなった結果、性交での痛みに恐怖を感じるようになり性欲が薄れる方もいます。

排卵が抑制されることによって、自身の体で作られるエストロゲンとテストステロンの量が減ることが原因と考えられていますが、はっきりとした理由は明らかになっていません。

もともと膣が濡れやすい体質の人であっても、ピルの服用で濡れにくくなったとの意見を聞くことがあります。膣が濡れにくくなると「また痛い思いをしたくない…。」などと性交への恐怖心が強まるため、性欲が低下する恐れがあります。

膣が濡れにくい場合は、ローションなどを利用して痛みを軽減しよう！

おすすめのピル「スマルナ」

スマルナは、365日いつでも無料の相談窓口を設けていることで人気のオンラインでのピル処方サービスです。

厚生労働省のオンライン研修を修了した医師によるあなたの健康状態を通じたピルの処方を行っている他、配送は早く、外観ではピルとわからない梱包がされているので、安心して利用することができます。

さらに、業界最安値を追求しているスマルナでは、1シートあたり1,963円（税込）〜からのリーズナブルな価格でピルを利用することができます。

スマルナの基本情報

メニュー・料金 (税込)	12シート一括決済プラン 25,060円〜（相談料・送料込）（税込）
初回カウンセリング	あり （無料）
アクセス	全国59店舗
問い合わせ	06-6147-9556
公式サイト

＼カウンセリング予約はこちら／

ピルで恋愛感情や性欲がなくなったときの対処法5選

「ピルで恋愛感情や性欲が薄れるケースがあることは分かったけれど、どうしたらいいの？」と悩む方も多くいます。

ここでは、ピルで恋愛感情や性欲がなくなったときの対処法を5つ紹介します。

恋愛感情や性欲が無くなった場合も、焦らず原因別への対処が大切だよ！

2～3ヶ月様子を見る

ピルの服用を始めたばかりのころは、ホルモンバランスが乱れやすく精神的不調が訪れやすい時期です。

例えば、ちょっとしたことでイライラしたり、特に理由が無くても悲しい気分になったりするケースはよくあります。そのため、ホルモンバランスの乱れによって生じた気分の変化が、性欲やパートナーへの恋愛感情の薄れに影響を与えている可能性もあります。

ピルの飲み始めで体調や心の変化を感じた場合、ホルモンバランスが整うまでの2〜3ヶ月の間はしばらく様子をみてみましょう。

ピルの服用開始後2〜3ヶ月は副作用が強く出やすいといわれているよ！

以下の記事では、ピルの服用とホルモンバランスの関係を詳しく解説しています。ホルモンバランスの改善を目的にピルを服用している方はぜひ参考にしてください。

これまでの思い出を振り返る

彼氏や夫への恋愛感情が薄れてしまった場合、写真や動画を見てこれまでの思い出を振り返ってみましょう。

好きという気持ちが薄れてしまった場合でも、付き合うまでの経緯やこれまでの思い出を振り返ると再び気持ちが戻るケースはよくあります。

パートナーと一緒に今までの写真を見たり、アルバムを作ってみたりするのもおすすめだよ！

旅行する

すでに付き合っている彼氏や結婚している夫への恋愛感情が薄れて悩んでいる場合、パートナーと一緒に旅行するのもおすすめです。旅行をすると、相手の新しい一面が発見できるため、気持ちが再燃するケースはよくあります。

例えば、「旅行先でのトラブルにも2人で協力して解決できた。」「普段は別で寝ているけれど、同じベッドで寝られた。」など普段はなかなか味わえない体験ができます。

非日常を味わえるので、普段の仕事や家事で忙しい方も気分転換ができます。

忙しい人は1日でも大丈夫だから、休みの日に遠出してみよう！

ローションを使用する

膣が濡れにくくなったと感じる場合は、ローションの使用をおすすめします。

ピル服用後は排卵が抑制されるため、自身の体で作られるエストロゲンとテストステロンの量が減り膣の濡れが悪くなるケースがあります。

たとえ、これまで膣が濡れやすい体質だった方でも、ピルの服用によって濡れにくくなる場合があります。

膣が濡れにくくなると性交中に痛みが発生しやすくなるため、膣のかわきは性交への恐怖心の原因です。痛みによって恐怖心が増す場合、潤滑油の使用で性交での痛みを感じにくくなるため、ローションなどを使用してみましょう。

痛みに悩む場合、ひとりで悩まず彼氏や夫に相談してみてね。

ピルの種類を変える

ピルは人によって相性があるあるため、服用によってひどい副作用が発生し日常生活に支障をきたす場合があります。

ピルが体に合わない場合は、医師に相談すればピルの種類を変えてもらうことも可能です。体調面だけでなく気持ちの面で困ることがある場合でも、医師にピルの変更を相談してみましょう。

通院の時にピルを変えたいことを相談してみてね！

ピルの服用はオンライン処方でも受けられます。以下の記事ではオンライン処方サービスのおすすめ8選を紹介しています。

オンライン処方サービスではビデオチャットで診察を終えることもできるので、「リアルの診察だと悩みを話しにくい…。」「仕事が忙しくて通う時間が取れない…。」などと悩む方はぜひ検討してください。

ピルで恋愛感情がなくなることに関するよくある質問3選

ここでは、ピルで恋愛感情がなくなることに関するよくある質問を3つ紹介します。

「ピルで恋愛感情がなくなることがある」と聞くと、ピルの服用をためらってしまう人も多いよ。よくある質問への回答を読んで疑問を解消しよう！

ピルで恋愛感情がなくなったときは適切に対処しよう

本記事では、ピル服用と恋愛感情や性欲の関係や対処法を解説しました。

ピル服用時は、ホルモンバランスの変化により、性欲や恋愛感情の変化が起きるケースがあります。

ホルモンバランスが安定するまでの2〜3ヶ月は様子を見つつ、これまでの思い出を振り返ったり旅行したりして気持ちを整理してみましょう。

また、膣が濡れにくく感じる場合はローションなどで痛みの対策をするのもおすすめです。

紹介した方法を参考に、対処してみてね！