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性行為をする上で避妊は欠かせないよね。この記事では、ピルとコンドームの併用について解説していくよ!
「ピルとコンドームは併用するべき?」
「併用しないとどのようなデメリットがあるの?」
上記のように、避妊に関して悩んでいる方は多いことでしょう。
この記事では、ピルとゴム(コンドーム)を併用する場合のメリットや避妊率、注意点について解説しています。安全な性行為をするために、ぜひ参考にしてください。
この記事でわかること
ピルとゴム(コンドーム)の避妊率と効果について
避妊にはピルとゴム(コンドーム)が一般的ですが、それぞれの避妊率と効果には違いがあります。
ピルは正しい服用が行われる場合、避妊効果が高いとされていますが、性病予防効果はありません。一方、ゴムは避妊と性病予防の両方に有効ですが、正しい使い方が必要です。
適切な避妊方法の選択は、安心で健康的な性生活を送るために重要です。
ピルの避妊率は約99.7%
ピルは、ホルモン剤を含んだ経口避妊薬で、避妊率は約99.7%とされています。正しく使用することで、妊娠を防止する効果があります。
また、この避妊率は正しく使用していることが前提であり、使用方法やタイミング、副作用の影響によっては避妊効果が下がってしまう点にも留意しておきましょう。ピルを正しく使うためには、処方された用法・用量を守ることに加え、定期的な受診や医師との相談も重要です。
ピルは便利な一方で、副作用やリスクもあるよ。使用する時は医師の指示に従い、自分に合った避妊方法を選択してね!
コンドームの避妊率は約85%
コンドームは、男性用と女性用があり、性行為の際に使用することで妊娠や性感染症の予防ができます。
しかし、コンドームの避妊率は約85%とされています。つまり、100人に対して15人程度は妊娠する可能性があるということに。こう聞くと心もとなく感じますが、コンドームの避妊率は正しく使用することで向上させることが可能です。
具体的には、正しい装着方法や劣化の確認・オイルやローションなどの使用禁止などが挙げられます。
しかし、上記に気をつけてもコンドームによる避妊にはある程度のリスクがあります。どうしても破損や漏れが起こる可能性があるため、定期的な交換や複数回使用を避けることが重要です。
コンドームは手軽に入手できる反面、適切な使用やリスクの認識をしっかりとしておくことも大切だよ!
ピルとコンドームの併用で望まない妊娠を防ぐ
ピルとコンドームを併用することで、より高い確率で望まない妊娠を防止することができます。
ピルとコンドームの併用は、妊娠を防ぐために有効な方法です。ピルは正しい服用によって妊娠率を大幅に低下させます。一方、コンドームにも避妊の効果があります。両者を併用することで、避妊効果をさらに高め、望まない妊娠のリスクを低く抑えることができます。
また、詳しくは次に説明しますが、性行為によって起こる心配なこととしては、妊娠以外にも性感染症という病気もあります。感染した場合、健康に重大な影響を及ぼすこともあります。
コンドームの使用は性感染症のリスクを減らす有効な手段です。正しい使い方と適切な使用をすることで、性感染症から身を守ることができます。
ピルとコンドームを併用することで、妊娠や性感染症のリスクを最小限に抑えるよ!
ピルとゴム(コンドーム)を併用するメリット2選
ピルとゴム(コンドーム)の併用は、安心と自己防衛の観点から非常におすすめです。避妊において2つの方法を組み合わせることで、さらなるメリットが生まれます。
併用のメリット
- 正しく避妊できる可能性が上がる
- 性感染症予防の対策になる
両者を併用することで、より安全な性行為が可能になり、安心感を与えてくれます。ピルとゴム(コンドーム)の組み合わせで、理想的な避妊と性感染症予防を実現しましょう。
性感染症予防の対策になる
セックスにはリスクがつきものであり、そのリスクの一つが性感染症です。
しかし、ピルと避妊具を正しく併用することで、性感染症の予防効果を期待できます。コンドームは性感染症予防に非常に効果的で、性病感染のリスクを最小限に抑えることができます。
ピルとコンドームを適切に使用すれば妊娠と性感染症のリスクを軽減できるため、安心してセックスを楽しむことができるでしょう。
さらに、性感染症は治療が難しい疾患もあるため、予防が最も重要なポイントとなります。性感染症に感染しないことが、自分だけでなく、パートナーの健康を守ることにも繋がります。
適切な避妊を行うことで、健康を守ることもできるんだね!
正しく避妊できる可能性が上がる
正しく避妊することは、望まない妊娠や性感染症のリスクを減らすために非常に重要です。
ピルやコンドームは避妊効果が高く、それぞれが独自のメリットを持っていますが、併用することでその効果をさらに高めることができます。
ピルは毎日同じ時間に服用することで避妊効果が期待できますが、服用し忘れたりすると避妊効果が薄れるため、避妊効果が下がります。
また、コンドームは性感染症予防に非常に有効ですが、破れるなどのトラブルも起こり得ます。したがって、併用することで、お互いのリスクを軽減でき、リスクを回避することができます。
ピルとコンドームを併用することで、避妊効果をあげてトラブル回避に繋がるよ!
避妊方法は個人によって異なりますが、ピルとコンドームを併用することで、より安心して正しく避妊できる可能性が高まります。ピルの服用は定期的に行う必要があり、コンドームの使用は都度必要ですが、両者の併用によって妊娠の心配を軽減し、性感染症のリスクも抑えることができます。
手間がかかるかもしれませんが、自分やパートナーの健康を守るためには価値のある選択です。
知っておきたい避妊失敗例4選
避妊は重要ですが、時には予期せぬ失敗が起こることもあります。ここでは、知っておきたい避妊失敗例4選をご紹介します。
避妊失敗例4選
- ピルを飲み忘れてしまった
- ピルの避妊効果を下げる相性が悪い薬を併用していた
- コンドームが膣内で外れてしまった
- 古いコンドームを使用して性行為を行った
これらの避妊失敗例は避けたいものですが、正しい知識と注意によって避妊効果を高めることができます。安心して避妊を行うために、これらのポイントをしっかりと押さえましょう。
ピル服用に関する避妊失敗例
まずは、ピル服用によって起きる可能性のある避妊の失敗例を見てみましょう。
ピルを飲み忘れてしまった
ピルを飲み忘れることは避妊失敗のリスクが高まる一因となります。以下、ピルを飲み忘れた場合の避妊失敗のリスクと対処法についてご紹介します。
ピルを1日飲み忘れた場合
・・・飲み忘れてから24時間以内であれば、忘れた文のピルをすぐに飲んでください。次の日から通常通りのスケジュールで服用を継続すれば、避妊効果は維持されます。
ピルを2日以上忘れた場合
・・・避妊効果が低下する可能性があります。ピルは一定のホルモンを体内に供給することで避妊効果を発揮しますが、忘れることでホルモンの供給が途切れ、排卵が起こる可能性が高まります。この場合は、出血を待ってから、服用を再開しましょう。
一定期間ピルを飲み続けた後、中断した場合
・・・ピルの服用をやめると、避妊効果がなくなります。ピルをやめてから性行為をする際は、コンドームなどの避妊方法を用いてください。また、ピルの服用を再開した場合も、避妊効果があらわれるまで7日ほどかかるため要注意です。
ピルを服用する場合は、正しい服用方法やピルの種類について、医師や薬剤師からのアドバイスを受けることが重要です。
もしもピルを飲み忘れた場合でも、落ち着いて対処しましょう!
ピルの避妊効果を下げる相性が悪い薬を併用していた
「ピル服用に関する避妊失敗例」の一つに、ピルの避妊効果を下げる相性が悪い薬を併用している場合があります。以下はその例です。
抗生物質
・・・一部の抗生物質はピルの効果を低下させる可能性があります。特に、消化器系に影響を与えるものや、一般的な風邪薬として使われるエフェドリンが含まれるものは注意が必要です
抗てんかん薬
・・・一部の抗てんかん薬は、ピルの代謝を促進するため、避妊効果が低下する可能性があります。定期的に医師と相談しながらピルと抗てんかん薬の併用を検討することが重要です。
ハーブ系サプリメント
・・・一部のハーブ系サプリメントには、ピルの避妊効果を低下させる成分が含まれている場合があります。例えば、セントジョーンズワートは、ピルの代謝を促進するため、避妊効果が低下する可能性があります。
上記は一例であり、他にも飲み合わせの相性が悪い薬は存在します。ピルを服用している場合は、医師に相談してから他の薬やサプリメントを併用することが大切です。
ゴム(コンドーム)に関する避妊失敗例
次に、ゴム(コンドーム)に関する避妊失敗例をご紹介します。今回紹介するのは、以下の例です。
避妊失敗例2選
- コンドームが膣内で外れてしまった
- 古いコンドームを使用して性行為を行った
以下で、それぞれ詳しく解説していくよ!
コンドームが膣内で外れてしまった
コンドームを正しく使わなかった場合、避妊失敗の可能性があります。また、コンドームが膣内で外れてしまうケースもあり、その原因としては以下のようなものが考えられます。
コンドームが膣内で外れる原因4選
- サイズが合わない
- コンドームの取り扱いを誤った
- 潤滑剤を使いすぎた
- 陰茎が膨張しすぎた
コンドームを正しく使えば、妊娠や性感染症のリスクを減らせます。そのためには、適切なサイズのコンドームを選び、使用方法に従って正しく使うことが大切です。
また、潤滑剤やローションを使う場合は、適量に留めることで外れることを防ぎましょう。万が一途中でコンドームが外れてしまったら、直ちに避妊具を交換します。
どうしても頻繁に外れてしまう場合は、避妊方法を変えることも検討してみると良いよ!
古いコンドームを使用して性行為を行った
古いコンドームを使用することは、安全な避妊方法を行う上でリスクがあります。コンドームを使用して避妊する場合は、以下の点に注意しましょう。
コンドームを使用して避妊する際の注意点4選
- 老化したコンドームは脆くなり、破れたり破裂したりする可能性があります。
- 過去に開封したコンドームは、保管状態や使用期限に注意する必要があります。
- 保存場所が不適切な場合、コンドームに穴があくことがあります。
- コンドームを開封する前に確認することで、製造日や使用期限を確認することができます。
こういった失敗を避けるためには、使用前にコンドームのパッケージをよく確認し、保管状態や使用期限に気を付けることが重要です。また、使用後はすぐに処分するようにしましょう。
正しいピル服用が避妊効果を高める3つの理由
ピルは効果的な避妊方法として広く使われていますが、正しい服用方法を守ることでその効果をさらに高めることができます。ここでは、正しいピル服用が避妊効果を高める3つの理由をご紹介します。
ピルの避妊効果を高める3つの理由
- ピルが排卵の抑制に作用する
- ピルが着床しにくい膣内環境を作る
- ピルが子宮内への精子侵入をしにくくする
正しいピル服用は避妊効果を最大限に引き出すために欠かせないよ!しっかりルールを守って安心できる避妊を行おう!
ピルが排卵の抑制に作用する
ピルを服用することで避妊効果が得られる理由は、ピルに含まれるホルモンが排卵を抑制するためです。
ピルには、エストロゲンとプロゲステロンという女性ホルモンが含まれており、これらのホルモンが女性の体内に取り込まれることで、卵巣から卵子が放出されることを抑えます。排卵が抑制されることで受精する機会が減り、避妊効果が高まります。
ただし、ピルには副作用があるため、医師の指示に従って正しく服用することが重要です。また、ピルは性感染症を予防する効果はありませんので、コンドームと併用することが望ましいです。
ピルが着床しにくい膣内環境を作る
ピルは排卵を抑制する効果以外にも、膣内環境を整える働きがあることが知られています。ピルの正しい服用により、含まれるホルモンが膣内の細菌バランスを整え、着床しにくい状態を作り出すことができます。
具体的には、ピルのホルモンが膣内の健康な細菌の成長を促進し、悪い細菌や病原菌の増殖を抑制します。これにより、膣内環境が健康に保たれ、炎症や感染のリスクが低くなります。
また、ピルに含まれるプロゲステロンは、子宮内膜の成長を制御し、受精卵の着床を妨げる働きがあります。正しい服用により、子宮内膜の厚さが適切に調整され、受精卵が子宮内に定着しにくくなります。さらに、ピルは子宮頸管粘液を厚くし、精子の子宮内への進入を困難にします。
ピルの服用方法を守ることで、適切なホルモン量を保つことができます。これによって、効果的に避妊効果を高めることができるんだよ!
ピルが子宮内への精子侵入をしにくくする
ピルが避妊効果を高める理由の一つに、「ピルが子宮内への精子侵入をしにくくする」ということがあります。
ピルに含まれる女性ホルモンが、子宮頸管粘液を変化させ、精子が子宮内に入り込むことを困難にします。さらに、ピルを服用することで、卵管内の線毛運動が低下するため、精子が卵子にたどり着くのを妨げます。
正しくピルを服用することで、このような作用が最大限に発揮され、避妊効果を高めることが可能です。
ピルの効果は100%ではないため、他の避妊方法と併用することをおすすめするぞ!
おすすめのオンラインピル処方サービス5選
スキマ時間で医師の診察からピル処方を受けられるオンラインピル処方サービスですが、最近では、さまざまなサービスが増え、どれを選べばよいのか迷うことも多いのではないでしょうか。
以下で、おすすめのオンラインピル処方サービスを紹介するよ!
ピルのオンライン処方サービスを比較!
ピルのオンライン処方サービス5選の特徴を表にまとめました。
メデリピル
メデリピルがおすすめな人
- LINEで気軽に相談したい人
- 無料で何度も診療を受けたい人
- 初月無料で手軽にピルを始めたい人
メデリピルの診療を担当するのは産婦人科医だけ。また診療は何度でも無料で、すべてスマホで完結します。
診療予約から服薬中の質問や相談、服薬・体調管理まですべてLINEでサポート。 手軽に使いやすいサービスとなっています。
サービス名 | メデリピル |
取り扱いピル | 低用量ピル6種類 超低用量ピル5種類 中用量ピル1種類 アフターピル2種類 |
診察時間 | 10:00~23:00 |
料金プラン | ピル代1,980円〜(税込) ※低用量ピルの場合 |
診察料 | 低用量ピル:回数問わず無料 中用量ピル・アフターピル:1,650円(税込) |
送料 | 550円(税込) |
当日発送締め切り時間 | 17:00 |
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マイピルオンライン
マイピルオンラインがおすすめな人
- 定期的にピルを飲みたい人
- 最短翌日にピルを受け取りたい人
- 学割を使ってピルを買いたい学生
マイピルは、おまとめ処方で再診料や送料が無料になるなど、続けやすい料金設定となっています。予約はWEBやLINEで簡単にできます。
サービス名 | マイピルオンライン |
取り扱いピル | 低用量ピル6種類 アフターピル4種類 生理日移動ピル1種類 |
診察時間 | 8:00~20:00 |
料金プラン | <定期便> 低用量ピル一律2,690円(税込)/月 |
診察料 | 初診料/1,650円(税込) 低用量ピル再診料/550円(税込) |
送料 | 550円(税込) バイク便/8,690円(税込) ※バイク便は梱包代として550円(税込)が別途必要 ※バイク便は東京都23区内限定 |
当日発送締め切り時間 | 平日17:00 土日祝日15:00 |
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エニピル
エニピルがおすすめな人
- 365日いつでも気軽に相談したい人
- ピルが必要になったらすぐ診察を受けたい人
- 2回目以降は診察無料なので継続的にピルを飲みたい人
エニピルは予約不要で診察が受けられます。 問診票に回答し、送信すると30分以内に医師のオンライン診療開始。予約も可能です。
アフターピルを希望する場合、最優先で割り込み診療が受けられ、15:00までに処方を受ければ即日発送されます。早く診察を受けたい人にピッタリなサービスです。
サービス名 | エニピル |
取り扱いピル | 低用量ピル2種類 中用量ピル1種類 アフターピル2種類 |
診察時間 | 10:00~24:00 |
料金プラン | <毎月配送プラン> ピル代2,563円(税込) |
診察料 | 診療費2,200円(税込) ※新規処方時のみ |
送料 | 385円(税込) |
当日発送締め切り時間 | 15:00※アフターピルのみ ※日祝日は14:00 |
\低用量ピルはこちら↓↓/
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クリニックフォア
クリニックフォアがおすすめな人
- 最短翌日までにピルを受け取りたい人
- アフターフォローが充実しているため初めてピルを服用する人
- 多くのピルの種類から自分に合ったものを選びたい人
クリニックフォアはアフターフォローが充実。 LINEで生理と服薬の両方が管理できます。飲み始めで不安な時も、体調に合わせたアドバイスを受けられます。
サービス名 | クリニックフォア |
取り扱いピル | 低用量ピル8種類 中用量ピル1種類 アフターピル2種類 |
診察時間 | 9:00~21:00 |
料金プラン | ピル代2,783円(税込)/月 |
診察料 | 1,650円(税込) |
送料 | 550円(税込) |
当日発送締め切り時間 | 低用量ピル15:00 アフターピル16:00 ※診療時間やお届けエリアによっては対象外 |
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DMMオンラインクリニック
DMMオンラインクリニックがおすすめな人
- 普段からDMMのサービスを利用している人
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DMMオンラインクリニックでは、DMM会員ならDMMポイントで決済が可能です。取り扱うピルの種類も多く、一人ひとりに合ったピルの処方が受けられます。
サービス名 | DMMオンラインクリニック |
取り扱いピル | 低用量ピル9種類 ミニピル1種類 中用量ピル1種類 アフターピル3種類 |
診察時間 | 平日8:00~22:00 土日8:00~21:00 |
料金プラン | <らくらく定期便> 6ヶ月ごと:ピル代13,068円(税込)/1回 ※1ヶ月あたりのピル代は2,178円(税込) |
診察料 | 無料 |
送料 | 550円(税込) |
当日発送締め切り時間 | 平日15:30 土日祝日14:30 |
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ピルに関する知っておきたいよくある質問
ピルに関する知識は、正しい避妊方法を選ぶ上で重要です。
ここでは、ピルの効果や副作用、服用方法、適応症、ピルの種類や処方に関する情報など疑問に思っていることをまとめてご紹介します。
知識を深めることで、自分に合った避妊方法を選び、安心して性生活を楽しむことができるでしょう。
3つの疑問に回答していくよ!
-
ピルを飲み忘れてしまった場合はどうすれば良い?
-
ピルを飲み忘れた場合、経過した時間にあわせて以下の対処法があります。
ピルを飲み忘れた場合の対処法
- 1日(1錠)飲み忘れてしまった場合は、すぐに忘れたピルを飲み、通常通り次のピルを飲む。
- 2日(2錠)飲み忘れてしまった場合は、次回の出血まで待つ。そこからピルの服用を再開してください。また、服用を再開してから7日間連続で服用するまでは、ピルの効果を期待せずに、他の避妊方法を選択して下さい。
ただし、ピルを服用する際には、できるだけ毎日決まった時間に服用するように心がけ、服用方法について医師や薬剤師から指示された通りに行うことが重要です。
また、ピルを飲み忘れてしまうことが多い場合には、専用のアプリを活用したり別の避妊方法を用いることも検討してみてください。
-
避妊効果を高めるにはどうすれば良い?
-
ピルは正しく使うことで、非常に高い避妊効果を発揮します。避妊効果を高めるためには、ピルを毎日同じ時間に飲むことが大切です。忘れた場合は、できるだけ早く飲むようにしましょう。一日以上遅れると、避妊効果が低下する可能性があるので、追加の避妊方法を併用してください。
また、薬の種類や服用方法によっては、空腹時や嘔吐してしまった場合、下痢をした場合など、避妊効果が低下する可能性があります。このとき、服用後2時間以内であれば、再び服用して効果を取り戻すことが可能です。もしも24時間以上嘔吐が続く場合は、服用を直ちにやめて、医師に相談をしてください。
-
ピルを飲んでいてもコンドームは使うべき?
-
ピルを飲んでいる場合でもコンドームの併用をおすすめします。理由は以下の通りです。
併用することで得られるメリット
- 性感染症のリスクを抑えられる
- 妊娠のリスクをさらに下げられる
- ピルに比べて安価
ただし、ピルとコンドームを併用することで、性行為の快感が低下することがあります。そのため、避妊と快感の両方を考えたいという場合は、個人の状況や状態にもよりますが、併用ではなく、ピルのみという選択も考えられます。
ピルとゴムを併用して避妊と性病予防をしよう
ピルとゴム(コンドーム)を併用することで、避妊効果と性病予防効果を高めることができることについて解説していきました。
ピルは妊娠を防ぐための避妊薬ですが、性病予防効果はありません。一方、ゴムは避妊だけでなく性病の感染予防にも役立ちますが、正しく使わないと効果が得られないという欠点があります。併用することでお互いの欠点が補われ、避妊効果も高められるためピルとゴムの併用が望ましいのです。
ただし、両方を使うことでコストがかかることもあるため、無理のない避妊方法を見つけることが重要です。自分やパートナーの健康を守るためにも、しっかりと避妊を行いましょう。
ピルとコンドームを併用し、望まない妊娠を避けましょう。オンラインピルサービスでは簡単に診断と処方が可能なのでおすすめだよ!