シミ治療の名医
奥野彰子先生 
恵比寿アズクリニック

東京都渋谷区「恵比寿駅」西口より徒歩4分にある恵比寿アズクリニック。院長の奥野彰子先生は、シミ治療を始めとしたお肌のあらゆる悩みに寄り添い、美容医療を通じて患者さまの気持ちを明るく、プラスにするサポートをしています。「患者さまに長くお付き合いいただけるクリニック」を目指す奥野先生に、シミ治療で大切にしているポイントやクリニックならではの取り組みなどを詳しく伺いました。

健康な人をよりプラスの気持ちにするために美容医療の道へ

____医療の道を志したきっかけについて教えていただけますか?

奥野彰子先生父の言葉がきっかけです。私が高校生の時に「これからは女性も手に職をつけられる仕事に就いた方がいい。医者を目指したらどうか」と話してくれたことがありました。もともと「人から感謝される仕事をしたい」という気持ちがあり、医療の道へ進むことを決めました。大学では「切る」「取り除く」など、手先の器用さを生かせる形成外科を選択しましたね。 学生時代には接客のバイトをするなど、人と関わることが好きでした。なので、患者さまと対面しながらお話を伺ったり、悩みや不安を解決して笑顔にしたりする医師という職業にとても魅力を感じています。

____美容医療に興味を持ったきっかけを教えてください。

奥野彰子先生
ある時、美容医療を受けたことで表情が明るくなった方を見て「なんてすてきだろう」と感じました。自分がネックに思っている部分が解消されると自己肯定感が上がり、ヘアスタイルや着るものも変わります。
病気の人を治療して健康にするのも素晴らしいことですが、美容医療には健康な方をプラスで元気にする力があると思いました。大学時代に皮膚科にも興味があったことや、健康な人をよりプラスに、心まで元気にしていきたいという想いで、美容の道に進みました。

丁寧なヒアリングを行いながら肌の状態を診断

____先生が得意とされている施術や注力されている治療を詳しく教えてください。

奥野彰子先生シミ治療を得意としています。シミには「紫外線による老人性色素斑」「肝斑」「あざのようなシミ」「生まれつきのシミ」など、多くの種類があります。原因もさまざまなので、一概にレーザー治療で取ればいいというわけではありません。まずは患者さまがどのシミに当てはまるのかをしっかりと診断することが大切だと考えています。当院ではVISIAという機械を使って肌診断を行った後、「毎日のスキンケアに問題がないか」「日常的に肌を擦りすぎていないか」などのヒアリングを行いながら治療方針を決めていきます。 また、シミ治療にはダウンタイムがあるものと比較的少ないものがあるんですね。ですから、患者さまの生活スタイルに合わせた治療を選択することも大切です。例えば、お仕事の関係などでテーピングを伴うようなダウンタイムを避けたい場合にはピコトーニング *1フォトフェイシャルM22 *2など、ダウンタイムの少ない治療をご提案します。

____シミ治療の中でおすすめのメニューを教えてください。

奥野彰子先生フォトフェイシャルM22ですね。フォトフェイシャルとは、IPLと呼ばれる特殊な光を照射することで、シミやハリ感、毛穴の改善、小じわの改善が期待できる治療法です。それだけではなく、真皮層に働きかけてコラーゲンを増やし、肌のキメや質感を整えることが期待できます。シミを気にしている方だけではなく、ニキビや酒さ(赤ら顔)などあらゆるお悩みに対応できるというのがおすすめの理由です。 ただ、レーザーのように1回の治療で終わる治療ではないので、何回か通っていただくことで効果を発揮します。月1回で約半年が治療期間の目安です。お顔全体に光を当てることでシミの抑制につながりますし、全体的なトーンアップも期待できるのが利点ですね。

____フォトフェイシャルM22の治療で注意するべき点はありますか。

奥野彰子先生
肝斑が多い場合は少し注意が必要です。肝斑はシミの中でも治療が難しいため、顕著な方には他の治療をおすすめする場合があります。一度の施術では綺麗にならないですし、かといってどんどん進めると悪化してしまう可能性があるんですね。当院では、患者さまが気になっているシミと肝斑、どちらもケアしながら、お肌にとってより良いと思える治療の方法や順番を提案いたします。ぜひ、お気軽にご相談いただければと思います。

患者さまの「本当のお悩み」に寄り添い、長く付き合えるクリニックへ

____カウンセリングで大事にされていることを教えてください。

奥野彰子先生
カウンセリングではお悩みをしっかりお聞きして、患者さまの「本当のお悩み」に寄り添いながらご提案をすることを心がけています。
例えば、シミ治療を希望されてご来院下さった方のお悩みを伺うと「老けた顔が嫌なんです」と聞くことがあります。ですが患者さまによってはシミ治療ではなく、たるみ治療の方が「老け顔」のお悩み改善に向いている場合があるんですね。その時には「まずはたるみ治療から始めるのはどうでしょうか?」とご提案することもあります。
押し売りをすることはありませんので、ご納得いただいたうえで患者さまの「本当のお悩み」を解消できればいいですね。

____患者さまにとってどんなクリニックを目指していますか?

奥野彰子先生患者さまが安心して、長くお付き合いいただけるクリニックを目指しています。その一環として、当院では通常のお支払い方法のほかに、定額制の「サブスクプラン」も導入しています。
クリニックに長く通っていただく中で美容のお悩みも年々変わってくると思います。例えば、「最初はしわが気になっていたけど、年齢を重ねるにつれてシミが気になってきた」など。幅広いお悩みに応じて、メニューを細かくカスタマイズできるのが特徴です。
美肌やエイジングケアのほか、脱毛のメニューも対象になりますので「何からやればいいかわからない」「色々試してみたい」という方にもおすすめです。お肌の悩みは幅広く変わりやすいので、患者さまのあらゆるニーズにお応えできるクリニックを目指しています。

____最後に、患者さまへメッセージをお願いします。

奥野彰子先生お肌について悩まれている方には、お悩みを解消できるような治療法をご提案いたします。「こんな治療できるかな?」「今の肌の状態はどうだろう?」など、具体的なお悩みがなくても構いません。美容に興味のある方は、ぜひお気軽にカウンセリングにお越しください。 当院は朝9時からオープンしていますので、多くの子育て世代の女性にも通っていただいています。私も子どもがいるので、そのような方の大変さや忙しさはとてもよくわかります。頻繁には通えないという方でもご自分のペースで通っていただける「サブスクプラン」もございますので、ぜひご活用ください。「3〜4ヶ月に一度、こういう施術はどうですか?」といったアドバイスもさせていただきますので、フランクにお話しください。

プロフィール
奥野彰子先生
恵比寿アズクリニック/医師・院長 奥野彰子(おくの あきこ)
東京慈恵会医科大学卒業後、東京慈恵会医科大学附属病院形成外科入局。2008年より15年間美容皮膚科院長を勤め、2023年5月に恵比寿アズクリニック院長に就任。
<資格>
産業医
日本抗加齢医学会専門医
<所属学会>
日本美容皮膚科学会
日本抗加齢医学会
日本皮膚科学会
問い合わせ:0120-771-290

治療メニュー等

取材日:2024年12月27日 *1
◾️施術名:ピコトーニング
◾️施術の説明:非常に短い照射時間で肌質改善を行うレーザー治療です。従来のレーザー治療に比べて1,000分の1秒の速さで照射されるレーザーが、シミ・そばかす・色素沈着・肝斑などのメラニン色素を破壊します。
◾️施術のリスク:
腫れ、痛み、赤み、熱感など
◾️費用(税込価格)
・全顔:22,000円
・全顔+首:28,600円
・両ほほ:16,500円
・脇:16,500円
・背中:21,780円
・背中上下:34,100円
・部分追加(5×5cm):5,500円
*2
◾️施術名:フォトフェイシャルM22
◾️施術の説明:IPL(Intense Pulsed Light)という特殊な光を照射することで顔中のシミ、くすみ、赤ら顔、小じわ、毛穴の開きなどのあらゆる肌トラブルを改善する美肌治療です。
◾️施術のリスク:
軽い赤み
◾️費用(税込価格)
・全顔 :30,000円
・全顔+首:39,000円


ライタープロフィール
Kato Natsu
都内出版社勤務を経て、女性向けコンテンツの編集兼ライターとして活動を行う。現在は北海道に移住し、WEBメディアを中心に執筆中。