京浜急行「平和島」駅から徒歩8分の場所にある「大森沢田通り歯科・予防クリニック」。院長の菅野友太郎(かんのゆうたろう)先生は、異色の経歴から得た高いコミュニケーション能力を武器に、歯科医院特有の「ストレス」を極限まで取り除くことを使命としています。「治療を極めるのは当たり前。その先にある患者さまの生活を豊かにしたい」と語る菅野先生に、歯科医師になったきっかけや、見た目と機能性を追求したインプラント治療へのこだわりについて詳しくお話を伺いました。
物理学で培った思考を土台に、医療の道へ進路を定め

____先生が医師を目指されたきっかけについて教えていただけますか?
菅野友太郎先生高校時代は物理学者を志し、学問の真理を追究することに情熱を注いでいましたが、その知的な探求心を、医学の領域で活かしてみたいと思うようになったのです。やるからには最高峰の環境で学びたいと一念発起し、国立大学の歯学部へ進学。かつて物理に注いでいた緻密な分析力と探究心は、現在、精密治療を行う上での私の原動力となっています。
____大学1年生の時点ですでに、インプラントや矯正といった専門分野を見据えています。
菅野友太郎先生浪人時代を経ていざ入学した時、「やるからには一番いい治療を提供したい」と強く思いました。歯科医療は一般の方からすると良し悪しが分かりにくい分野ですが、だからこそ全ての治療を極め、その中でも特に難易度の高い分野で貢献したいと考えたんです。そのため、1年生の最初にはすでに「インプラントか矯正の専門になろう」と心に決めていました。
____学生時代から「伝える力」を磨くためにユニークな活動をされていたそうですね。
菅野友太郎先生診療方針を患者さまに納得していただくためにもコミュニケーション能力が必要であると考え、学生時代は、家庭教師や塾講師だけでなく、あえて厳しい営業のバイトも経験しました。40代から60代の方が何を考え、どうすれば納得して価値を感じていただけるのか。その時に培った「患者さま目線」のコミュニケーションは、一助となっています。
____開業までにどのような経験を積んでこられたのでしょうか?
菅野友太郎先生まずは、歯科医師としての経験を積むために、多くの歯科医師が在籍し症例の豊富な医療法人に入職しました。そこで研鑽を積む中で、より精密で専門性の高い歯科医療を追求したいという思いが強まり、歯周病治療やインプラントの分野で著名な先生のもとで5年間、技術の習得に励みました。静岡での修行時代は大変なこともありましたが、再生療法などの高度な技術を要する処置についても深く学ぶことができました。その経験を活かし、患者さまお一人おひとりと十分な時間をかけて向き合う診療を実践するため、大森での開業に至りました。
「見た目」と「一生モノ」の両立。前歯インプラントへのこだわり

____クリニックに来院される患者さまに、多いお悩みを教えてください。
菅野友太郎先生近年は「以前の治療箇所を、今回は根本から丁寧に見直したい」というご相談が増えています。当院ではそうしたお悩みに対し、まずは現状を精緻に把握することから始めています。 そのため、初診には60〜90分という時間を確保し、16枚のレントゲン撮影や20枚以上の口腔内写真といった詳細な資料採集を徹底しています。これらは適切な診断を下し、患者さまに納得いただける治療計画を立てるために欠かせないプロセスです。精度の高い診査・診断こそが、将来的に健康な歯を長く維持するための第一歩だと考えています。
____先生が特に注力されているインプラント治療について詳しく教えてください。
菅野友太郎先生当院では、単に歯を植えるだけでなく、見た目の美しさと長期的な安定性を両立させるインプラント治療*1に力を入れています。特に前歯の場合、歯を抜くと半年で組織が大幅に減少してしまいます。そのため、私は骨や歯茎を足す「GBR(骨再生)」や「軟組織移植」を組み合わせ、土台となる組織をしっかり作ることにこだわっています。土台がなければ、長持ちする美しい仕上がりは望めないからです。
____施術はどのような流れで進むのでしょうか?
菅野友太郎先生徹底した事前準備を大切にしています。初診では十分な時間を確保し、精密レントゲンや口腔内写真を撮影して詳細な診査・診断を行います。 実際の治療では、骨の状態に合わせて適切な待機期間を設け、必要に応じて埋入と同時に骨を補填。
その後、歯茎の形態を整え、最終的には「仮歯」を用いて見た目や清掃性、噛み合わせを数ヶ月かけて確認・調整していきます。 患者さまにご納得いただいた上で、最終的な被せ物へと移行するプロセスを大切にしていますね。非常に手間と時間はかかりますが、インプラントをより長く、健やかな状態で維持していただくためには欠かせないステップだと考えています。
歯科界の「ストレスフリー」を実現する独自の哲学

____クリニックの雰囲気や、運営で大切にされていることはありますか?
菅野友太郎先生コンセプトは「患者さまとスタッフの歯科ストレスフリー」です。私自身、痛みも威圧的な態度も大嫌いです。だからこそ、麻酔一つとっても、痛みを最小限に抑える工夫を欠かしません。また、当院は「17時終業」という体制をとっています。スタッフがプライベートを充実させ、笑顔で働ける環境があってこそ、患者さまに最高のホスピタリティを提供できると確信していますね。
____先生が知識を増やしていく上で、普段から行っていることがあれば教えてください。
菅野友太郎先生オンラインのZoom勉強会やリアルの学会・勉強会に積極的に参加するのはもちろんですが、私が最も大切にしているのは「インプットとアウトプットを常に繰り返すこと」です。学んだ知識を自分の中だけで完結させず、スタッフへの勉強会を通じて共有し、日々の臨床現場で実践していく。このサイクルを絶やさないことで、知識がより深い経験へと変わり、患者さまへ提供できる医療の質を常にアップデートし続けられると考えています。
____最後に、この記事をお読みの患者さまへメッセージをお願いします。
菅野友太郎先生歯科治療は難しく見えるかもしれませんが、正しく説明を受ければ必ず納得できるものです。私は、情報不足で不利な選択をする人を減らしたい。後悔しない歯科・治療選択を広げたい。そのために、SNSでの情報発信も続けています。セカンドオピニオンも大歓迎です。患者さまの人生から「歯の悩み」というストレスをなくすために、誠心誠意、伴走させていただきます。



