名古屋駅から徒歩2分の場所にある「MEMOTO CLINIC 名古屋」。院長の鈴木大路(すずき おおじ)先生は、名古屋大学医学部を卒業後、小児科医として経験を積み、その後大手美容外科にて複数院の院長を歴任された経歴を持ちます。自身の見た目へのコンプレックスを美容医療で乗り越えた経験を持つ鈴木先生に、医師を志したきっかけや、クリニックの特徴、診療において大切にしている思いについて詳しく伺いました。
「人生を明るく変える力を届けたい」小児科医から美容外科へ

____先生が医師を目指されたきっかけについて教えていただけますか?
鈴木大路先生父が医師だったということが、まず一つ大きな影響としてありました。5人兄弟の長男として育ち、周りにたくさんの人に恵まれてきたこともあって、本当に多くの人に助けてもらってきたのです。だから自分も人の役に立ちたいという気持ちがずっとありました。何か人のためになれることは何だろうと考えたときに、医師という仕事が自分の中でしっくりきたんですね。小さいころは医者になるか保育士になるかで迷っていたくらい、子どもが好きでしたし、兄弟のためになにかできないかという思いも幼いながらにありましたね。
____最初はどのような診療科に進まれたのでしょうか?
鈴木大路先生医学部に入学した当時から、見た目のコンプレックスがありました。美容外科にはもともと興味があったのですが、当時は自分とは遠い世界というか、キラキラした人たちがなるものというイメージがあって、見た目にコンプレックスを抱えていた自分とは関係のない世界かなという思いがあったんですね。それで美容外科を除外して考えたとき、小さい頃から子どもや兄弟のためになりたいという気持ちが強かったので、小児科医を目指すことにしました。
____それがなぜ美容医療に転身されたのでしょうか?
鈴木大路先生小児科で3〜4年ほど勤務していたのですが、そのつながりで美容外科の先生にご紹介いただく機会がありました。もし興味があるなら施術を受けてみたらどうかと言われて、初めて目元の整形、二重整形を受けたんです。そのときに本当に気持ちが明るくなって、前向きになれたんですね。こんなに素晴らしいものがあるのかと思いました。コンプレックスを抱えたまま踏み出せずにいた自分が、この体験で美容医療の道を志そうという気持ちに変わりました。
目元整形に特化したクリニックの特徴

____クリニックには、どのような悩みを持つ患者さまが多いですか?
鈴木大路先生目元のお悩み全般が中心ですね。二重やクマといった目元の相談で来院される方が一番多いです。ただ、今の世の中は情報が溢れすぎていて、何が正しいのか、自分にどの施術が合っているのかがわからない状態で来られる方が多い印象があります。年齢層としては意外と幅広く、クマ取りは40代前後の方、二重整形は20代前後の方が多い傾向がありますね。
____先生が特に力を入れている施術について教えてください。
鈴木大路先生クマ取り(経結膜脱脂法)*1については、患者さまの状態に合わせて柔軟に対応できるよう、多様な術式を導入しています。シンプルな脂肪除去だけでなく、ご自身の脂肪を移動させて凹みを整える「裏ハムラ法」や、その中間に位置する「靭帯解除」など、一人ひとりの目元の構造に合わせた適切な治療の提案に努めています。
また、二重整形(埋没法・切開法)*2は、私自身が人生を変えるきっかけとなった非常に思い入れの深い分野です。ミリ単位の繊細なデザインにこだわり、周囲に気づかれにくい、その方に調和した仕上がりを目指して日々診療を行っています。
____施術の流れについて教えていただけますか?
鈴木大路先生どちらの施術も流れはほぼ同じです。まずカウンセリングで患者様の状態を診察し、どのような施術が適切かを相談した上で決定します。施術前にまぶたへ局所麻酔をし、施術自体は両目で15〜20分程度で終わります。当院で扱っている施術は入院が不要なものばかりです。カウンセリングから施術終了まで含めてもトータル2時間前後でお帰りいただけます。また、上まぶたと下まぶたは解剖学的に構造が似ていますので、二重整形とクマ取りを同時に受けられる方もいらっしゃいます。目元全体を熟知した上でトータルに対応することで、より自然で美しい仕上がりになることも多いですね。
患者さまが思う「成功」を共有することが一番の使命

____クリニックのコンセプトや雰囲気について教えていただけますか?
鈴木大路先生当院は「MEMOTO CLINIC(めもとクリニック)」という名前の通り、目元に特化したクリニックです。私自身、かつて美容医療に興味を持ちながらも「自分には敷居が高いのではないか」と躊躇した経験があります。当時の美容外科はどこか特別な場所のように感じられ、一歩踏み出すのに勇気が必要でした。だからこそ当院では、そうした心理的なハードルを低くし、明るく温かみのある空間づくりを大切にしています。どのような方でも、リラックスして気軽にお悩みをご相談いただけるような、身近なクリニックでありたいと考えています。
____先生が知識を増やしていく上で普段から行っていることがあれば教えてください。
鈴木大路先生学会や勉強会への参加はもちろんですが、できるだけ他のドクターとの交流を大切にしています。情報交換を通じて最新の知見を取り入れるようにしていますね。
____診察を行う上で、先生が最も大切にされていることは何でしょうか?
鈴木大路先生一番大切にしているのは、患者さまのお話をしっかりヒアリングすることです。私たち美容外科医が「これが最善」と考える仕上がりと、患者さまが「理想通り」と感じる仕上がりが、常に一致するとは限りません。
多くの患者さまが心配されるのは「希望通りになるか」という点だと思います。美容医療における「満足のいかない結果」とは、ご本人の希望と実際の仕上がりに乖離がある状態を指すと考えています。たとえ医師が技術的に成功したと判断しても、患者さまにとって納得のいくものでなければ、それは本来の目的を果たしたとは言えません。
そうした認識のずれを防ぐために、患者さまが思い描く理想の形を丁寧にヒアリングし、共有すること。それを一つひとつ形にしていくことが、美容外科の診察において最も重要な役割だと考えています。
____最後に、この記事をお読みの患者さまへメッセージをお願いします。
鈴木大路先生美容医療は以前よりも身近になりましたが、それでも初めての方は緊張されると思います。当院は、かつて私が感じていた「敷居の高さ」を一切取り払い、誰もが気軽に相談できる穏やかな雰囲気を大切にしています。まずは「少しここが気になる」といった小さなお悩みからで構いません。目元を通じて、皆さまの人生がより明るくなるお手伝いができれば幸いです。



