JR・地下鉄日比谷線恵比寿駅より徒歩5分のところにある「加藤クリニック麻布」。ここで、現役の乳腺専門医としての顔を持ちながら、美容外科医として多くの女性の悩みに向き合っているのが山脇幸子先生です。「バストは動的なアート」と語る山脇先生は、ニューヨークでの体験から得た価値観と海外学会からも学び続け、科学的根拠(エビデンス)に基づいた精密な脂肪注入技術を融合。単なるサイズアップにとどまらず、女性が「自分自身を愛せるようになるための医療」を追求する山脇先生にお話を伺いました。
「バストは動的なアート」ニューヨークで目覚めた美の価値観

____先生が医師を志し、なかでもバストを専門とされた経緯を教えてください。
山脇 幸子先生医師の家系に育ち、医学部進学が当たり前とされる環境でしたが、実は工学や物理など数字に基づく美学の世界にも惹かれていました。ただ、外科実習で「自らの手で形を創り、治していく」プロセスに触れたとき、それは工作やアートにも通じる美しく奥深い世界だと感じ、外科医の道を選びました。
バストに特化したきっかけは、大学2年生の時に訪れたニューヨークのランジェリーショップです。日本の下着のように「寄せたり隠したり」するのではなく、レース一枚で体のラインを活かし、その人自身の美しさを引き立てる。その「動的なアート」としてのバストのあり方に衝撃を受け、女性のアイデンティティを支えるこのパーツを守り、彩る仕事がしたいと強く思うようになりました。
____乳腺外科医(がん治療)としても活動されていますが、美容外科への道はどうつながったのでしょうか?
山脇 幸子先生乳がん治療で命を救うことは何より大切ですが、手術でバストの形が変わることに深く傷つく患者さまを多く見てきました。そんな中、「癌の患者様でも、美しさや女性らしさを諦めずに追求できる世界にしたい」「そんな気持ちを吐き出せる場になりたい」そんな気持ちから、海外での脂肪注入による再建症例を目にして、「これなら美しさと治療を両立できる」と確信したんです。乳腺外科と美容外科の両方の視点を持つ医師として、 安全性、機能、美しさを追求するようになりました。
科学的根拠に基づいた「定着率」の追求と、緻密な注入技術

____先生が特に力を入れている施術を教えてください。
山脇 幸子先生お腹や太ももなどから良質な脂肪を採取して、バストに注入する「脂肪注入豊胸」です。注入した脂肪をちゃんと定着させるためには、移植先で周囲の血流から酸素が供給されるよう、脂肪の塊を小さくして入れていくことが求められるのですが、私の方法では、微細な注射器を用いて、とにかく微細に注入していきます。経験則だけでなく、すべて論文などの科学的根拠に基づいた施術を行うようにしています。
____実際の受診の流れはどのようになりますか?
山脇 幸子先生まずはカウンセリングで、「どうしてバストの手術をしたいと思ったのか」という気持ち、そのもっと奥にある気持ちや思い出をお聞きし、その上で、理想を共有します。その後、3Dシミュレーターでの計測や、視触診・エコー検査を行い、バストの状態を確認した上でプランを決めます。手術当日は、緻密なデザインをもとに脂肪を採取、加工。定着率を高める独自の技術で細かく注入し、胸の形やボリュームを整えます。手術後は6ヶ月までは必要に応じてこまめに診察を行い、経過の確認を行っております。
「自分軸」で美しさを受け入れ、夢を叶えるための手段として

____最後に、読者の方へメッセージをお願いします。
山脇 幸子先生まずお伝えしたいのは、「あなたの体はそのままで十分に美しい」ということです。誰かの決めた正解や、他人の目に合わせる必要はありません。まずは今の自分を受け入れ、その上で「もっと自信を持ちたい」「ファッションを思い切り楽しみたい」という夢を叶えるための「手段」として、美容医療を頼ってほしいです。
バストは女性にとってとても大切なもの。少しでも、心配なことやお悩みを抱えていらっしゃれば、ご相談いただけたらと思います。乳腺の専門家として、全力でサポートさせていただきます。



