目次
今回は、ピルの値段について解説するよ!
「ピルの1ヶ月あたりの値段はどれくらい?」
「ピルを試してみたいけど高いイメージがあって挑戦できない」
ピルは避妊目的で飲むイメージから、最近は生理が重くてつらい方や生理日を移動したい場合にも飲まれるようになってきています。しかし、月経困難症などの病気で内服する以外の場合は、保険適用にならず値段が高くなってしまうことも。
ピルは毎日飲むタイプが多いので、できるだけ値段を抑えて購入したいという人は多いでしょう。
今回は、ピルの値段や、なるべく安く購入する方法を紹介していきます。
ピルが高くて購入を悩んでいる方や、ピルを安く購入したい方は、ぜひ参考にしてください。
この記事でわかること
- ピルの種類と値段
- ピルが市販で購入できない理由
- ピルの値段を安くするための方法
- ピルの値段を抑えたいならオンラインピルサービスがおすすめ
- おすすめのオンラインピルサービス5選
ピルの値段は種類によって違う!各ピルの特徴と価格を解説
ピルにはいくつか種類があります。種類によってそれぞれ効果や飲む目的、もちろん値段も変わってきます。ここでは、ピルの種類と特徴を紹介していきます。
ピルの種類と価格を解説
ピルの種類とそれぞれの違いを解説するよ!
ピルの特徴 | 飲む目的 | |
超低用量ピル | 副作用の心配が少ない治療目的での内服 | 月経困難症や生理不順の治療 |
低用量ピル | 避妊目的と治療目的で飲まれることが多い肌荒れの改善効果もあり | 月経困難症や生理不順の治療避妊目的 |
中用量ピル | 含まれる女性ホルモンの量が多め生理日の移動に使われる | 過多月経や月経困難症の治療生理日の移動 |
アフターピル | 強力な避妊効果 | 緊急で避妊したい |
ピルは、大きく分けて上記の4つに分かれます。ピルの主成分は、女性ホルモンに似た成分で、含まれる量によってピルの種類が変わります。
重い生理や、生理前に腹痛や気分の落ち込みなどの症状が次々と現れるPMSは、女性ホルモンのバランスが乱れることで起こるケースがほとんどです。ピルを飲むことで女性ホルモンのバランスを整えられ、生理にまつわるお悩みの解決が期待できます。
また、ピルの多くは高い避妊効果を発揮してくれます。コンドームと併用することで約99%の避妊率を得ることが可能です。確実に避妊をしたいという方にもおすすめです。
超低用量ピル
超低用量ピルは、お薬に含まれる女性ホルモンの量が0.03mgより少ないものを指します。
「月経困難症」や「子宮内膜症」の治療目的で使用されることがほとんどです。含まれる女性ホルモンの量が少ないため、ピルを飲み始めたときに出る不快感や頭痛などの副作用が少ないことも嬉しいポイント。ピルを飲むのが初めての方におすすめです。
治療目的での処方になるため、保険適用も可能です。
しかし、超低用量ピルは避妊目的での内服はできません。避妊目的で内服したい方は、他のピルを選びましょう。
低用量ピル
低用量ピルは、お薬に含まれる女性ホルモンの量が超低用量ピルよりも少し多いものを指します。
主に避妊目的で使用されており、毎日同じ時間に内服することで99.7%という高い避妊効果を発揮します。
その他にも、生理にまつわる不快な症状の改善や肌荒れの改善など、嬉しい効果があることがわかっています。
こちらも、治療目的で内服する場合のみ、保険が適用されます。
中用量ピル
中用量ピルは、低用量ピルよりも女性ホルモンが多く配合されているピルです。含まれる女性ホルモンの量が多いので、副作用が出やすい点がデメリットとされています。
しかし、その分効果は高く、生理不順や過多月経、月経困難症などの治療薬に使用されることが多いです。
治療以外にも、生理日を移動させる目的で使用することも可能です。
アフターピル
アフターピルは緊急避妊薬とも呼ばれ、妊娠の可能性がある性交渉の後、72時間以内に服用することで約84%の避妊効果が期待できます。
性交渉後なるべく早く内服することが大切で、早ければ早いほど避妊率が高くなります。
1ヶ月あたりのピルの値段は?
ピルは、女性特有のお悩みにとても効果的なお薬です。しかし、値段が高いと飲みたくても挑戦できませんよね。
ここでは、ピルの1ヶ月あたりにかかる値段を解説します。
超低用量ピル | 低用量ピル | 中用量ピル | アフターピル | |
飲み方 | 1日1錠決まった時間に内服 | 1日1錠決まった時間に内服 | 1日1錠決まった時間に内服 | 性交渉後なるべく早く内服 |
値段(1ヶ月) | 2,000〜10,000円程度 | 2,500〜3,000円 | 2,000〜3,000円程度 | 10,000円程度(1回分) |
アフターピル以外のピルは、ほとんどの場合1シートが28日分になっていて、1〜3ヶ月分をまとめて購入できます。上記の表は、1ヶ月分あたりのお薬代を保険適用なしで購入した場合の値段です。
超低用量ピル・低用量ピル・中用量ピルは、治療目的であれば保険が適用されるため、これよりも安く購入できる場合もあります。
クリニックやピルの販売サービスにもよりますが、ピルの値段に加えて初診料や再診料、検査代等も含まれる場合があるため、注意が必要です。
アフターピルは保険が適応されないため、1回分で上記の値段となります。1錠で約1万円なので、非常に高価なお薬であることがわかりますね。
ピルの副作用や服用における注意点
ピルは、避妊効果に加えて重い生理の改善や肌荒れの改善など、嬉しい効果がたくさんあるお薬です。しかし、服用にあたって副作用があることも事実。内服を開始するときは、しっかり確認しておくことが大切です。
ピルの副作用は、以下の症状が挙げられます。
- 悪心・嘔吐
- 不正出血
- 頭痛
- 乳房の張り
これらは「マイナートラブル」と呼ばれ、飲み始めは比較的多くみられる症状です。初めてピルを使い始めてから2週間程度は、なんとなくだるかったり軽い2日酔いのような状態が続いたりして、人によっては仕事を休まなくてはならないことも。
飲み続けていくと2〜3ヶ月で改善されるケースが多いため、安心してください。
また、ピルの副作用で怖いのは、血栓症です。血管の中に血の塊ができて詰まってしまう病気で、発生頻度は10,000人のうち3〜9人程度で低めです。
ピルは種類がたくさんあるから、どうしても合わない場合は医師に相談してみよう!
ピルは市販では購入できない!その理由は?
ピルは、現段階ではドラッグストアや薬局での購入ができません。副作用があるお薬のため、医師の診察を受けて処方箋がある場合のみ購入できます。
アフターピルのみ市販化が検討されていますが、2023年4月現在では実装の時期は未定です。
ピルが高いのはなぜ?保険適用にならないケースを解説
先ほどのピルの価格をみて、高いと感じた方も多くいらっしゃいますよね。どの種類のピルを選ぶかにもよりますが、ピルの値段は再診料なども含めると1ヶ月3,000〜5,000円ほどになってしまいます。
生理日の移動や避妊目的で内服する場合は保険適応外になってしまうため、ピルの値段は高くなってしまいがち。
そのため、少しでも生理に関する症状がある場合は、治療目的での内服として保険適用にしてもらうのがおすすめです。
ピルの値段を安くするための方法
ピルをなるべく安く購入したい!というのは、誰しもが思うことでしょう。
ここでは、ピルの値段をなるべく抑えて安く購入する方法を紹介していきます。
保険適用のピルを取り扱っているクリニックを選ぶ
治療目的でピルを飲みたいと考えている方は、通う予定のクリニックやサービスが保険適用が可能か確認しておきましょう。
保険適用でピルを購入することで、ピルの値段を格段に抑えられます。
ジェネリック薬品のピルを選ぶ
また、ジェネリック薬品のピルを選ぶのもおすすめです。ジェネリック薬品とは、いわゆる後発薬のこと。効果は全く変わらないため、こだわりがなければジェネリック薬品のピルを選びましょう。
学割プランなどの割引サービスを使う
ピルを取り扱うクリニックには、学割や定期配送割引などのサービスがあるところもあります。オンラインピルサービスが主ですが、初診料や再診料がかからず、かかるのはピル代のみというところも。
対面診療であれば医師と面と向かって相談ができるので、安心感があります。
しかし、オンラインでも良いという方は、オンラインピルサービスの方が比較的ピルの値段を抑えることが可能です。
ピルの値段を抑えたいならオンラインピルサービスがおすすめ!
ピルの値段を抑える方法はたくさんあるけれど、オンラインで購入するのがおすすめ!
ピルの値段を抑えるためには、ジェネリック薬品にしたり保険適応可能なクリニックを選んだりと様々な方法があります。また、オンラインピルサービスを選ぶことで、さらにピルの値段を節約できます。
ここでは、対面診療とオンラインピルサービスを比較して解説します。ピルの購入方法で悩んでいる方は、ぜひ参考にしてみてくださいね。
対面診療は安心だけど初診料や再診療がかかる
対面診療とは、近くのピルを取り扱っているクリニックを受診して、処方してもらう方法です。病院でもらう明細書を見ると、多くの場合「初診料」や「再診料」といった項目があります。
加えてピル代が上乗せされるため、保険適用にしたとしてもピルの値段に+αで料金が発生してしまいます。
オンラインピルサービスならピル代だけで済むところもある!
最近では、オンラインでピルの処方ができるサービスが増えてきています。電話やテレビ電話などで実際に医師に診察してもらい、最適なピルを処方してもらうことが可能。処方してもらったピルは直接自宅に届くため、薬局に取りに行く手間や待ち時間もありません。
オンラインピルサービスの多くは保険適用外ですが、初診料や再診料がかからず、かかるのはピル代のみというところもあります。
そのためピルの値段を抑えたい方には、オンラインピルサービスがおすすめです。
ピルの値段が安いおすすめのオンラインピルサービス5選
ピルを購入できるオンライン処方サービス5選を紹介します。
ピルのオンライン処方サービスを比較!
ピルのオンライン処方サービス5選の特徴を表にまとめました。
メデリピル
メデリピルがおすすめな人
- LINEで気軽に相談したい人
- 無料で何度も診療を受けたい人
- 初月無料で手軽にピルを始めたい人
メデリピルの診療を担当するのは産婦人科医だけ。また診療は何度でも無料で、すべてスマホで完結します。
診療予約から服薬中の質問や相談、服薬・体調管理まですべてLINEでサポート。 手軽に使いやすいサービスとなっています。
サービス名 | メデリピル |
取り扱いピル | 低用量ピル6種類 超低用量ピル5種類 中用量ピル1種類 アフターピル2種類 |
診察時間 | 10:00~23:00 |
料金プラン | ピル代1,980円〜(税込) ※低用量ピルの場合 ※定期便初月無料 |
診察料 | 低用量ピル:回数問わず無料 中用量ピル・アフターピル:1,650円(税込) |
送料 | 550円(税込) |
当日発送締め切り時間 | 17:00 |
<以下の記事もおすすめ!>
マイピルオンライン
マイピルオンラインがおすすめな人
- 定期的にピルを飲みたい人
- 最短翌日にピルを受け取りたい人
- 学割を使ってピルを買いたい学生
マイピルは、おまとめ処方で再診料や送料が無料になるなど、続けやすい料金設定となっています。
予約はWEBやLINEで簡単にできますよ。
サービス名 | マイピルオンライン |
取り扱いピル | 低用量ピル6種類 アフターピル4種類 生理日移動ピル1種類 |
診察時間 | 8:00~20:00 |
料金プラン | <定期便> 低用量ピル一律2,690円(税込)/月 |
診察料 | 初診料/1,650円(税込) 低用量ピル再診料/550円(税込) |
送料 | 550円(税込) バイク便/8,690円(税込) ※バイク便は梱包代として550円(税込)が別途必要 ※バイク便は東京都23区内限定 |
当日発送締め切り時間 | 平日17:00 土日祝日15:00 |
<以下の記事もおすすめ!>
エニピル
エニピルがおすすめな人
- 365日いつでも気軽に相談したい人
- ピルが必要になったらすぐ診察を受けたい人
- 2回目以降は診察無料なので継続的にピルを飲みたい人
エニピルは予約不要で診察が受れます。 問診票に回答し、送信すると30分以内に医師のオンライン診療開始。もちろん、予約も可能です。
アフターピルを希望する場合、最優先で割り込み診療が受けられ、15:00までに処方を受ければ即日発送されます。
早く診察を受けたい人にピッタリなサービスです。
サービス名 | エニピル |
取り扱いピル | 低用量ピル2種類 中用量ピル1種類 アフターピル2種類 |
診察時間 | 10:00~24:00 |
料金プラン | <毎月配送プラン> ピル代2,563円(税込) |
診察料 | 診療費2,200円(税込) ※新規処方時のみ |
送料 | 385円(税込) |
当日発送締め切り時間 | 15:00※アフターピルのみ ※日祝日は14:00 |
\低用量ピルはこちら↓↓/
<以下の記事もおすすめ!>
クリニックフォア
クリニックフォアがおすすめな人
- 最短翌日までにピルを受け取りたい人
- アフターフォローが充実しているため初めてピルを服用する人
- 多くのピルの種類から自分に合ったものを選びたい人
クリニックフォアはアフターフォローが充実。 LINEで生理と服薬の両方が管理できます。
飲み始めで不安な時も、体調に合わせたアドバイスを受け取れます。
サービス名 | クリニックフォア |
取り扱いピル | 低用量ピル8種類 中用量ピル1種類 アフターピル2種類 |
診察時間 | 9:00~21:00 |
料金プラン | ピル代2,783円(税込)/月 |
診察料 | 1,650円(税込) |
送料 | 550円(税込) |
当日発送締め切り時間 | 低用量ピル15:00 アフターピル16:00 ※診療時間やお届けエリアによっては対象外 |
<以下の記事もおすすめ!>
DMMオンラインクリニック
- 普段からDMMのサービスを利用している人
- 無料でオンライン診療を受けたい人
- 数多くの種類の中から自分に合ったピルを見つけたい人
DMMオンラインクリニックでは、DMM会員ならDMMポイントで決済が可能です。
取り扱うピルの種類も多く、1人1人に合ったピルの処方が受けられます。
サービス名 | DMMオンラインクリニック |
取り扱いピル | 低用量ピル9種類 ミニピル1種類 中用量ピル1種類 アフターピル3種類 |
診察時間 | 平日8:00~22:00 土日8:00~21:00 |
料金プラン | <らくらく定期便> 6ヶ月ごと:ピル代13,068円(税込)/1回 ※1ヶ月あたりのピル代は2,178円(税込) |
診察料 | 無料 |
送料 | 550円(税込) |
当日発送締め切り時間 | 平日15:30 土日祝日14:30 |
<以下の記事もおすすめ!>
ピルの値段を抑えてお財布にも身体にも優しく!
ピルの値段は、ピル代以外にも初診料や再診料、検査代が発生します。避妊目的や治療目的でピルを内服する場合は継続して飲み続けることになるため、なるべく値段を抑えたい人は多いでしょう。
ピルの値段を抑えるには、オンラインピルサービスがおすすめです。保険適用にはなりませんが、初診料や再診料が抑えられ、まとめ買いをすることで割引サービスが利用できます。
生理が重くて困っている方や、避妊したいけれどピルが高くて挑戦できなかった方は、ぜひオンラインピルサービスを使ってお得にピルを試してみてくださいね。
毎日飲むピルだから、お財布に優しいものを選ぼう!