中用量ピルの種類とは？服用前の注意点や価格相場を一挙解説！

女性にとって身近になりつつあるピルですが、今回は「中用量」について種類や注意点を徹底解説していくよ〜！

中用量ピルは、含有されている卵胞ホルモンの量が50μg（マイクログラム）です。それ以上は高用量ピル、それ以下は低用量ピルに分類されます。しかし、高用量ピルは強い副作用が発生する懸念から、今ではほとんど処方されていません。

中用量ピルは避妊以外にも月経困難症や月経以上を改善する薬としても用いられています。

排卵後のホルモンを整えることで子宮を整理する働きがあるため、中用量ピルは不妊治療としても用いられているのです。

中用量ピル主な使い方

まずは、中用量ピルの主な使用方法について説明していくよ〜！

大まかに使い方の用途を分けると、緊急避妊薬か重度の月経にまつわる改善薬として中用量ピルが用いられます。

中用量ピルの種類と特徴

それでは、中用量ピルの種類と特徴を解説していくよ！

主に中用量ピルの種類は表にある4つがメインとなります。

しかし、ソフィアCは重大な血栓症を引き起こすリスクもあることから、高用量ピルとされることがほとんどです。

プラノバール

緊急避妊薬として用いられることもある中用量ピルです。

特徴としては、ヤッペ法で服用します。（※ヤッペ法：性交後72時間以内にプラノバール錠を2錠12時間ごとに計4錠飲む方法）

注意点としては、副作用として吐き気を引き起こす可能性が高くなります。

また、避妊効果も100%とは言い切れませんが、避妊に失敗した場合はなるべく早く服用をすることを推奨されています。

ソフィアA

ソフィアAは、黄体ホルモンと卵胞ホルモンの2種類の女性ホルモンからなる中用量ピルです。

女性ホルモンを補充することでホルモンバランスを整えて、月経困難症の改善・無月経・月経過多・月経困難症など月経にまつわるトラブル改善に用いられることが多い中用量ピルです。

ソフィアC

ソフィアAとソフィアCはいずれも「あすか製薬」がピルですが、ソフィアAは中用量ピル・ソフィアCは高用量ピルに分類されています。

1番の違いは、エストロゲンの含有量でソフィアCはソフィアAに比べて、ホルモン量が2倍含有されていることだと言えるでしょう。

冒頭でも触れているとおり、中用量ピルの卵胞ホルモン量は50μg（マイクログラム）と定義されているため、それ以上を上回ると高用量ピル扱いになります。

医師によっては、ソフィアCを中用量ピルで処方する医師もいるので、処方時にしっかりと説明を聞くことが重要です！

ルテジオン

ルテジオンもソフィアA同様に月経のトラブルの改善としてよく用いられる中用量ピルです。

ルテジオンとソフィアAの違いは、含有されている黄体ホルモンの種類が違うことでしょう。ルテジオンは（クロルマジノン酢酸エステル）に対して、ソフィアAは（ノエチステロン）が黄体ホルモンとして含有されています。

しかし、実際に効果や効能で大きな大差はないので価格で選択をする方がほとんどです。

中用量ピルの相場

ではここで、中用量ピルの価格帯相場を見ていこう〜！

ピルの処方には保険が適用されるケースがあります。

例えば、緊急避妊や月経困難症など「治療を必要」とする場合は、保険が適用されるため3割負担で処方して貰うことが可能です。

中用量ピルが自費になるケース

中用量ピルには保険適用と適用外あるから注意が必要なんだ！

月経移動や普段から避妊に使用するのは「治療目的外」にあたるので、保険は適用されません。

しかし、月経困難症・子宮内膜症・月経過多は治療を必要とするため保険が適用されます。

詳しくは、医師に相談して治療法を決めてください。

中用量ピルの注意点

中用量ピルはホルモンの含有量が多いので服用には注意が必要なんだね！

中用量ピルは低用量ピルに比べてホルモンの含有量が多いため、身体は影響を受けやすくなります。

服用時に気をつけたい3つのポイントをお伝えします。

1.100%避妊できるわけではない

中用量ピルの避妊効果は100%ではありません。

服用を始めてから1週間は避妊効果が得られないため、その期間に避妊をせず性交渉を行った場合は妊娠が成立することもあります。

また、緊急避妊ピルとして服用する際も100％効果がある訳ではないのです。

2.中用量ピルを服用して生理がこないことがある

中用量ピルは21日周期でホルモンの成分を服用して、通常であれば休薬期間の7日間に生理がきます。

しかし、稀にピルに含有されるホルモンの影響を受けて生理がこないケースもあります。

2周期目に入っても生理がこない場合は、必ず医師に相談してください。

3.副作用を理解することが大切

中用量ピルは低容量ピルに比べて卵胞ホルモン（エストロゲン）が多く含まれています。そのため、副作用がやや出やすい傾向にあると言えるでしょう。

吐き気や頭痛の症状には、吐き気止めや頭痛薬を一緒に併薬することができます。

中用量ピルはクリニック処方がおすすめ

通販では偽物が出回っていることもあるのでクリニック処方が安心だね！

最近では、婦人科やクリニックで診察をしなくても個人輸入等でピルが手に入るようになりました。

しかし、それらは偽物だったり含有されている成分が保証されていないため、安心して服用ができないピルだと言えます。

ピルはホルモンバランスを操作する薬でもあるので、必ず婦人科やクリニックで処方された安心できるピルを服用するよにうにしてください。

今では、自宅に居ながらオンラインで診察を受けて即日でピルが自宅に届く、オンラインピルサービスも充実しているため、外へ出て診察が受けるのが億劫な方は、オンラインサービスがおすすめです。

【自宅で簡単ピル処方】おすすめのオンラインピルサービス5選

おすすめのオンラインピルサービスを紹介していくよ〜！

最近ではオンラインでピルの処方が完結するサービスが増えつつあるため、ピルを貰いに通院する必要がなくなりつつあります。

それでは、おすすめのオンラインピルサービスを5つご紹介します。

マイピルオンライン

マイピルオンラインは、株式会社オンラインメディカルケアが運営するオンライン診療専門のサービス。

自宅にいながら産婦人科医の診療が受けられるので、クリニックが遠くてなかなか通えないという方でも安心です。

メデリピル

メデリピルでは、初月はピル代無料で受け取れて診察料も無料になります。

低用量ピルのみ対象ですが、通常であればピル代と送料で税込3,520円かかるのを送料のみの550円で試せるためかなりお得ですね。

エニピル

オンライン上でチャットに答えるだけの、簡単な問診を行っています。しかもかかる時間はたったの5分！

気軽に問診ができるので仕事が忙しく時間がない方にも魅力的ですね。

　＼低用量ピルはこちら↓↓／

クリニックフォア

クリニックフォアのオンラインピル処方は、月間約5.8万人が利用していて、2020年4月から2022年8月までの診療件数は100万件を突破しています。

利用した方の満足度は95%と高く、継続してオンライン診療によるピル処方を利用したいと考えている利用者も95%に達しています。

DMMオンラインクリニック

DMMオンラインクリニックは、オンラインで診療からピルの処方まで行えるプラットフォームサービスです。

治療を継続しやすい価格であることが特徴で、国内にて承認された薬が最短で当日に届きます。

まとめ

中用量ピルは正しく服用することで得られるメリットが多いんだね！

中用量ピルは正しく服用することで、月経困難症の改善やホルモンバランスを整えることで不妊治療にも効果があるとされています。

しかし、副作用も発生するリスクがあるため医師の指導のもとで服用することが大事なポイントです。

くれぐれも個人輸入等でピルを手に入れず、オンラインサービスなどを利用して医療機関で手に入れた中用量ピルを服用してくださいね。