ピル服用中でも脱毛は受けられる？副作用や注意点を解説

この記事では、ピルの服用中の脱毛について解説していくよ！

「ピルをやめなければ、脱毛を受けられないの？」
「ピル服用中に脱毛を受けたらどうなってしまう？」

上記のように、ピル服用による脱毛の影響について悩んでいる方は多いです。結論として、ピルを服用していても脱毛は可能です。

とはいえ、ピル服用中の脱毛だからこそ、注意しなければならないことがいくつかあります。ムダ毛を気にすることなくファッションやレジャーを楽しむために、本記事で紹介する注意点をしっかりおさえて健康的にムダ毛のない肌を手に入れましょう。

ピル服用中に脱毛を受けた場合の影響や副作用

先述したとおり、ピルを服用していても脱毛を受けられます。ただ、一部の脱毛サロンやクリニックでは以下の影響を考慮し、ピルを飲んでいることを告げると施術を断られてしまう場合もあります。

施術が断られるのを恐れて隠してしまうことも考えられますが、ピルを服用しながらの脱毛は体調や肌の変化に合わせて行う必要があるため、事前に医師やスタッフに服用している旨を必ず伝えてください。

ピルを服用している旨を伝えることを忘れずに！

以下では、ピルを服用しながらの脱毛で起こりうる肌トラブルを詳しく解説します。

ピルを服用していることで色素沈着のリスクが高まる

ピルを服用中の脱毛は、肌に色素沈着が生じるリスクがやや高まると言われています。なぜなら、ホルモンバランスの変化により肌が過敏になってしまう場合があるためです。

医療脱毛で使用するレーザー脱毛やサロンの光脱毛は、毛に含まれるメラニンに高音の熱エネルギーを与えるため、肌が炎症を起こす可能性があります。

炎症は大抵すぐに落ち着きますが、稀に1か月経過した頃に色素沈着として肌表面に現れることがあります。これは炎症性色素沈着といわれるもので、通常1か月〜1年位かけて消滅していきますが、注意が必要です。

刺激に敏感になり痛みを感じやすくなる

ピル服用によるホルモンバランスの変化は、痛みを強く感じさせる場合もあります。これも肌が敏感になりやすいことが原因です。

特に、レーザーの威力が高く設定されている医療脱毛の場合は、サロンの脱毛に比べてある程度の痛みを伴います。現在は痛みを感じにくい機械も増えていますが、部位によっては大きな痛みを伴うこともあるでしょう。

もしも、いつもより痛みが強いと感じる場合はホルモンバランスの影響が考えられ、さらに痛みに怯えて体に力が入っている状態での脱毛は、大きなストレスになりさらなる体の不調につながりかねません。

医療脱毛の場合は麻酔を使用しているクリニックが多いので、いつもよりも強い痛みを感じる場合は我慢せず医師や看護師に相談してみてください。

肌トラブルが起きる可能性が高まる

ピル服用中に脱毛を受けた場合、ニキビや肌荒れを引き起こす可能性があります。これも、ホルモンバランスが肌の状態に大きく関係しているためです。

ホルモンバランスの変化は肌のバリア機能を低下させることがあり、脱毛後は刺激や乾燥によってさらに機能が低下しやすくなります。

バリア機能が低下した肌は細菌が入り込みやすい状態のため、炎症を起こしたり毛嚢炎と呼ばれるニキビのような症状が起こりかねません。

通常は数日で治るものですが悪化してしまうケースもあるので、ピルを飲んでいる場合はスタッフと相談しながら脱毛を進めましょう。

ピル服用中でも安全に脱毛を受ける方法

ピルを服用中の脱毛にはある程度のリスクがあるのは事実ですが、だからと言ってどちらかをやめないといけないわけではありません。以下のような脱毛を受ける際に気をつけるべきポイントをおさえれば、ピルの服用中でも問題なく脱毛が受けられます。

特に生理に伴う症状の緩和や婦人科系の治療のためにピルを服用している人は、脱毛のためにピルをやめるのが難しいですよね。

次に気をつけるべきポイントについて詳しく解説するよ！

ピルを服用していることを医師やスタッフに伝える

ピル服用中の方は、脱毛を受ける際に必ず服用中の旨を医師やスタッフに伝えましょう。ピルの服用によるホルモンバランスの変化は、肌の状態に直結する場合が多いです。

そのため、ピルを服用しながらの脱毛は肌トラブルを起こすリスクが高まるため、医師やスタッフに意識して施術してもらう必要があります。

もしも、ピルを服用しているのが恥ずかしいと思うのでしたら、その考えは捨てましょう。ピルは避妊薬でもありますが、生理をコントロールする側面もあり、服用する女性が増えているので気にすることはありません。

また、ピルに限らず、薬やサプリメントの使用や生活習慣が施術に大きく影響する場合もあります。肌トラブルのリスクを最小限に抑えるために、医師やスタッフへの相談は欠かさずに行ってください。

生理中に脱毛する場合は医師やスタッフに相談する

生理中であることも、医師やスタッフに必ず伝えるようにしましょう。生理中は一か月の中でも大きくホルモンバランスが変化する期間のため、肌トラブルも起きやすくなります。生理だからといって脱毛を断られることはないので、安心してください。

ただし、VIO脱毛については受けられない場合が多いでしょう。理由は以下の2つがあげられます。

ピルの服用により生理をコントロールできるので、VIO脱毛の予約は生理スケジュールに合わせるとスムーズでしょう。その他の部位については、生理中でも体調が良ければ施術可能なケースがほとんどです。

やはり生理中であることを脱毛前に必ず医師やスタッフに伝えることが大切だね！

ピルの副作用が出ている時は無理して脱毛しない

ピルの飲み始めや別の種類のピルに変えるタイミングは、ピルの副作用が出やすい期間です。そのため、この期間の脱毛は諦めた方が賢明です。

生理による体調不良も同様ですが、ピルによる副作用が出ている状態での脱毛は辛さを感じることが多いでしょう。思わぬ肌トラブルにつながる場合もありますし、さらなる体調の悪化を引き起こす可能性も否めません。

ピルの副作用が出ている時は決して無理をせず、肌に刺激をあたえる脱毛は避けましょう。

サロン（美容）脱毛と医療脱毛の違いを理解して選ぶ

ピル服用中の脱毛にはリスクがあるからこそ、満足できる施術を受けたいところでしょう。脱毛には、医療脱毛とサロン脱毛の2種類がありますが、両者には大きな違いがあります。

まずはそれぞれの脱毛の目的や違いを明確にして、満足できる脱毛方法を選びましょう。

次にそれぞれについてより詳しく解説していくよ！

サロン（美容）脱毛のメリット・デメリット

サロン（美容）脱毛は医療機関による脱毛ではなく、エステサロンによって行われる脱毛の種類です。メリットとデメリットは、以下のとおり。

サロン（美容）脱毛のメリット

サロン脱毛のメリットは、大きく分けて以下の4点です。

サロン脱毛では、主に光脱毛という方法で施術を行います。

光脱毛には、肌が新たな細胞に生まれ変わるターンオーバーを促進させ、コラーゲンの生成を助ける働きがあり、美肌効果が期待できます。

今までセルフ脱毛をしてきた人にとっては、肌の負担をおさえられるうえに美肌効果があるのは嬉しいポイントです。

施術時の痛みも少なく肌トラブルにも発展しづらいので、肌が弱い人でも施術を受けやすいでしょう。

また、医療脱毛に比べ圧倒的に店舗が多いので、自分の生活圏内で見つけやすいのも魅力の一つです。さらに、予約が取れない時には、空きのある他の店舗で施術を受けられる場合もあります。

お財布に優しい価格設定になっている場合が多いので、医療脱毛よりも気軽に始められるのではないでしょうか。

サロン（美容）脱毛のデメリット

メリットがある一方で、サロン脱毛のデメリットは大きく分けて以下の2点です。

永久脱毛は法律で定められた医療行為で、美容外科や美容皮膚科などの医療機関でのみが行える施術です。そのため、サロンによる費用脱毛では永久脱毛はできません。

使用する光脱毛の照射は非常に優しく、ムダ毛に与える力も弱めです。減毛させることは可能ですが、また生えてくる場合があるので通い続ける必要があるでしょう。

また、サロン脱毛では、それぞれのサロンで研修を受けたスタッフの施術を受けることになります。医師の常駐もないので、万が一の事態が起こった場合は自身で病院を探して受診する必要があります。

ただ、初回に無料のテスト脱毛を取り入れているサロンもあります。テストにより肌への影響がわかるため、事前にリスクを減らすことが可能です。一部サロンでは医療機関と提携していることもあるので、不安な場合は確認してみてください。

医療脱毛のメリット・デメリット

医療脱毛には、以下のメリットとデメリットがあります。

医療脱毛のメリット

医療脱毛のメリットは、大きく分けて以下の4点です。

医療脱毛は、サロン脱毛に比べとても強力な医療レーザーを使用します。

毛根ではなく毛を作る組織自体を破壊するため、半永久的に毛が生えてこない状態を維持できるのが特徴です。

また、医師や看護師といった資格保持者が施術を行うため、万が一の肌トラブルにもその場で迅速に対応してもらえる上にさまざまな相談ができるでしょう。さらに、アフターケアも医師が入念に行ってくれます。

効果に関しては、医療脱毛の強力なレーザーなら、少ない回数で実感することが期待できます。サロン脱毛と比べると半分以下の施術回数で完了するため、短期間で済むのが嬉しいポイントです。

早い効果を望む方は、医療脱毛がおすすめだよ！

医療脱毛のデメリット

メリットがある一方で、医療脱毛のデメリットは大きく分けて以下の2点です。

医療脱毛は、サロン脱毛に比べると費用が高い傾向にあります。

ですが、永久脱毛が可能である観点から再照射が必要になるケースは少ないため、快適さ含めトータルで見ればかえってお得かもしれません。

とはいえ、気軽に始められる金額ではないので医療脱毛を選択する場合は予算と照らし合わせることが必要です。

また、医療脱毛はサロン脱毛に比べると痛みを感じやすい傾向にあります。

技術の発展により痛みを感じにくい機種も出ていますが、施術部分によっては強い痛みを感じることも。

体感としては、サロン脱毛は施術部位にじんわりした温かさを感じるのに対し、医療脱毛は輪ゴムをパチンと弾いたような刺激を感じるといわれています。

痛さに対しての感覚も人それぞれですが、ピルの服用中は特に敏感になりやすいため、辛い場合はスタッフに相談してみることも一つです。

また、追加料金がかかりますが、麻酔クリームや笑気麻酔（ガスを吸い込む麻酔）を使用して痛みを抑えることもできます。

医師の診察が受けられるので、少しでも不安な点がある方は気軽に相談してみると良いよ！

おすすめのオンラインピル処方サービス5選

スキマ時間で医師の診察からピル処方を受けられるオンラインピル処方サービスですが、最近では、さまざまなサービスが増え、どれを選べばよいのか迷うことも多いのではないでしょうか。

以下で、おすすめのオンラインピル処方サービスを紹介するよ！

ピルのオンライン処方サービスを比較！

ピルのオンライン処方サービス5選の特徴を表にまとめました。

サービス名	取り扱いピル	診察時間	料金プラン	診察料	送料	当日発送 締め切り時間
メデリピル	・低用量ピル6種類 ・超低用量ピル5種類 ・中用量1種類 ・アフターピル2種類	10：00～23：00	ピル代1,980円〜(税込) ※低用量ピルの場合	・低用量ピルは回数問わず無料 ・中用量・アフターピルは1,650円(税込)	550円(税込) ※6シートおまとめプラン・12シートおまとめプランは送料無料	17：00
マイピルオンライン	・低用量ピル6種類 ・アフターピル4種類 ・生理日移動ピル1種類	8：00～20：00	＜定期便＞ 低用量ピル 一律2,690円(税込)/月	・初診料/1,650円(税込) ・低用量ピル再診料/550円(税込)	550円(税込) バイク便/8,690円(税込) ※バイク便は梱包代として550円(税込)が別途必要 ※バイク便は東京都23区内限定	平日17：00 土日祝日15：00
エニピル	・低用量ピル2種類 ・中用量ピル1種類 ・アフターピル2種類	10：00～24：00	＜毎月配送プラン＞ ピル代2,563円(税込)	診療費/2,200円(税込) ※新規処方時のみ	385円(税込)	15：00 アフターピルのみ、日祝日は14：00
クリニックフォア	・低用量ピル8種類 ・中用量ピル1種類 ・アフターピル4種類	9：00～21：00	ピル代2,783円(税込)/月	1,650円(税込)	550円(税込)	低用量ピル15：00 アフターピル16：00 ※診療時間やお届けエリアによっては対象外
DMMオンラインクリニック	・低用量ピル9種類 ・ミニピル1種類 ・中用量ピル1種類 ・アフターピル3種類	平日 8：00～22：00 土日 8：00～21：00	＜らくらく定期便＞ 6ヶ月ごと：ピル代13,068円(税込)/1回 ※1ヶ月あたりのピル代は2,178円(税込)	無料	550円(税込)	平日15：30 土日祝日14：30

メデリピル

メデリピルの診療を担当するのは産婦人科医だけ。また診療は何度でも無料で、すべてスマホで完結します。
診療予約から服薬中の質問や相談、服薬・体調管理まですべてLINEでサポート。 手軽に使いやすいサービスとなっています。

<以下の記事もおすすめ！>

マイピルオンライン

マイピルは、おまとめ処方で再診料や送料が無料になるなど、続けやすい料金設定となっています。予約はWEBやLINEで簡単にできます。

<以下の記事もおすすめ！>

エニピル

エニピルは予約不要で診察が受けられます。 問診票に回答し、送信すると30分以内に医師のオンライン診療開始。予約も可能です。

アフターピルを希望する場合、最優先で割り込み診療が受けられ、15：00までに処方を受ければ即日発送されます。早く診察を受けたい人にピッタリなサービスです。

　＼低用量ピルはこちら↓↓／

<以下の記事もおすすめ！>

クリニックフォア

クリニックフォアはアフターフォローが充実。 LINEで生理と服薬の両方が管理できます。飲み始めで不安な時も、体調に合わせたアドバイスを受けられます。

<以下の記事もおすすめ！>

DMMオンラインクリニック

DMMオンラインクリニックでは、DMM会員ならDMMポイントで決済が可能です。取り扱うピルの種類も多く、一人ひとりに合ったピルの処方が受けられます。

<以下の記事もおすすめ！>

ピルと脱毛に関するよくある質問

最後に、ピル服用と脱毛についてよくある質問を厳選して紹介していきます。

より知識を高めて、不安を出来るだけ解消しよう！

ピル服用しながらの脱毛はOK！

結論、ピルを服用していても脱毛を受けることはできます。

ホルモンバランスの変化による肌の状態に気を配ることなど、いくつかの注意点を理解していれば問題ありません。

まずは、目的を明確にして脱毛方法を選びましょう。

煩わしいムダ毛処理の軽減が目的ならサロン脱毛ですし、一生ムダ毛処理をしないことが目的なら医療脱毛です。

体質や肌の状態によっては選んだ脱毛方法を受けられないかもしれませんが、まずは医師に相談してみることをおすすめします。

オンラインサービスも活用しながら、自分の目的、体質などにあったピルをみつけていこう！