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ピルは何歳から何歳まで?年齢制限がある理由も解説

  • 5月 29, 2023
  • 10月 30, 2024

今回はピルに年齢制限はあるのかについて説明していくよ!

「ピルは何歳から飲めるの?」
「ピルに年齢制限はあるの?」

ピルには生理痛の軽減や避妊などの効果が期待できます。しかし、誰でも飲めるのか、年齢制限はあるのか疑問に思っている方も多いでしょう。

結論、ピルには年齢制限が設けられています。ピルは何歳から利用できるのか、制限を超えて飲むとどうなるのか解説していくので、ぜひ参考にしてください。

ピルに年齢制限はあるのか

ピルに年齢制限はあるのか

ピルの年齢制限

  • ピルが利用できるのは10~50歳近くまで
  • 医師によっては40歳程度で利用を止められることも

ピルは基本的に、18歳以上の女性に対して処方されます。厚生労働省のガイドラインでは、未成年者への処方は特に慎重に行うべきと記載されています。

しかし、2019年に厚生労働省は未成年者に対するピルの使用改善を目指し、18歳未満の女性でも医師の診断によってはピルの処方を許可すると判断しました。

ピルを利用したい場合は、まずは信頼できる医師や婦人科医に相談し、適切なカウンセリングと処方を受けることが大切です。

参考:緊急避妊薬に関する海外実態調査 結果概要

ピルが利用できるのは10~50歳近くまで

基本的にピルが利用できるのは、初経から閉経までとされています。具体的な年齢でいうと、10〜50歳ごろが目安です。

生理が始まる年齢や終わる年齢は人によって異なるため、具体的に何歳から何歳までときっぱり決められているわけではありません。

医師によっては40歳程度で利用を止められることも

50歳辺りまでピルの利用が可能だと言われていますが、医師によっては40歳程度で利用を止めることもあります。医師によって判断が異なるものの、閉経を迎える前にピルの利用が止められる場合があることも知っておきましょう。

40歳を超えたあたりからピルの利用を始める際は、医師に相談してから服用するか決めることが大切です。 

また、日常的に喫煙している方は35歳を超えると、基本的にピルは使用できなくなるので注意してください。喫煙の頻度によってもピルが利用できるまでの年齢が異なるので、カウンセリング時に医師に申告しましょう。

ポイント

  • ピルには年齢制限が設けられている
  • 医師によっては40歳程度で処方が止められることもある
  • 喫煙者は一般の方よりもピルの年齢制限の幅が狭い

ピルに年齢制限が設けられている理由

ピルに年齢制限が設けられている理由

なんでピルには年齢制限があるの?

ピルに年齢制限が設けられているのは、健康上による理由が考えられます。歳を重ねるごとに免疫力が下がったり、高血圧になったりなど、身体への負担が大きくなっていきます。

弱っている身体に薬の成分が入ることで、より身体に強い負担がかかってしまう可能性も少なくありません。下記で、なぜビルに年齢制限が設けられているのか、その理由を詳しく見ていきましょう。

40歳を超えると血栓症のリスクが高くなる

一部のピルには、血栓症のリスクを高める成分が含まれている場合があります。特に、35歳以上の喫煙者、高血圧のある人、または血栓症の既往歴がある人は、ピルの使用によって血栓症のリスクが高まる可能性があるため、注意しなければいけません。

血栓症は、血液中の凝固物が血管内で形成される状態を指し、深部静脈血栓症や肺塞栓症などの重い症状が表れるケースもあります。

40歳を超えてからピルを利用する場合は、必ず医師に相談することが大切だよ!

40歳以上の方には単独のホルモン剤がおすすめ

40歳を超えてピルの利用に不安を感じている方には、単独のホルモン剤がおすすめです。単独のホルモン剤には、血栓症を引き起こす原因となる卵胞ホルモンが含まれていません。

原因となるホルモンが含まれていないので、40歳以上の方でも不安が少なく利用できるでしょう。

ホルモン剤は世界で幅広く使用されているものの、日本ではまだ単独ホルモン剤の認可が取れていないことから、高い費用がかかってしまいます。

また、ミニピルもおすすめです。ミニピルにはエストロゲンが含まれていないので、血栓症のリスクを少なくできます。喫煙者や高血圧の方も利用できる可能性があるため、医師に相談してみると良いでしょう。

ポイント

  • 40歳を超えてからのピルは血栓症のリスクがある
  • 40歳以上の方には単独のホルモン剤を検討したほうがよい場合もある

自分の年齢に合ったピルの処方が可能!ピルのオンライン処方サービス5選

近年ではオンラインで気軽にピルの処方が受けられるサービスが増えてきました。ピルのオンライン処方サービスに対応しているおすすめのクリニックは以下の5つです。

  • メデリピル
  • マイピルオンライン
  • エニピル
  • クリニックフォア
  • DMMオンラインクリニック

それぞれのクリニックの魅力と特徴を以下で解説していきます。

メデリピル

ポイント

  • 産婦人科医に相談できる
  • 予約診療処方まで全てスマホで完結する
  • 最短翌日に届く

メデリピルはデリケートな生理や避妊の悩みを産婦人科医に相談できるのが特徴です。女性の身体のプロに悩みを相談できるので、適切なアドバイスが受けられるでしょう。

また、メデリピルでは予約から診療、処方まで全てスマホで完結するため、自宅にいながら処方を受けられます。最短翌日にピルが届くので、すぐに利用したいシーンでもおすすめです。

サービス名メデリピル
診療時間10:00~23:00
取扱ピル低用量ピル6種類
超低用量ピル5種類
中用量ピル1種類 
アフターピル2種類
料金プラン
※自由診療
ピル代1,980円〜(税込)
※低用量ピルの場合
※定期便初月無料
診察料低用量ピル:回数問わず無料
中用量ピル・アフターピル:1,650円(税込)
送料550円(税込) 
定期便の特徴<定期便プラン>
ピル代2,970円〜(税込)
※低用量ピルの場合

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【医師監修】メデリピルの口コミ評判を調査!ピルの種類や値段、解約方法も解説

マイピルオンライン

ポイント

  • 産婦人科医から電話で直接診療が受けられる

マイピルオンラインでは産婦人科の医師が診療等処方を担当するため、初めて利用する方でも気軽に相談しやすい環境が整っています。また、診察料、送料、お薬代のみなので、システム利用料等がかからないのもポイントです。

11種類のピルを用意しており、一人一人の症状や状態に合わせて処方してもらえます。最短翌日に届くので、避妊目的の方でも利用しやすいでしょう。

サービス名マイピルオンライン
診療時間8:00~20:00
取扱ピル低用量ピル6種類
アフターピル4種類
生理日移動ピル1種類
料金プラン
※自由診療
<定期便>
低用量ピル一律2,690円(税込)/月
診察料初診料/1,650円(税込)
低用量ピル再診料/550円(税込)
送料550円(税込) 
バイク便/8,690円(税込)
※バイク便は梱包代として550円(税込)が別途必要
※バイク便は東京都23区内限定
定期便の特徴「定期便12ヶ月処方」の場合、再診療550円が無料

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【医師監修】マイピルオンラインの口コミ・評判を徹底調査!処方される11種類のピルや料金についてもご紹介

エニピル

ポイント

  • 365日対応している
  • 5分程度の問診票に回答するだけで30分以内に診療が受けられる
  • 開封しなければ荷物がわからないように梱包されている

エニピルでは最初に数分程度の問診票に回答するだけで、30分以内に医師のオンライン診療が受けられます。待ち時間が少ないので、忙しくて時間が取れない方でも気軽に利用しやすいでしょう。

また、アフターピルの場合は最優先で割り込み診療が受けられます。処方が完了すると即日発送され、最短で翌日に到着するため、スピーディーに対応してもらえるのも魅力の1つです。

サービス名エニピル
診療時間10:00~24:00
取扱ピル低用量ピル2種類
中用量ピル1種類
アフターピル2種類
料金プラン
※自由診療
<毎月配送プラン>
ピル代3,278円(税込)
診察料診療費2,200円(税込)
※新規処方時のみ
送料385円(税込)
定期便の特徴<12ヶ月一括配送プラン>
ピル代2,563円(税込)

 \低用量ピルはこちら↓↓/

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【医師監修】エニピル(Anypill)の口コミ評判を調査!ピルの種類や値段、解約方法も解説

クリニックフォア

ポイント

  • 11種類のピルを用意している
  • 平日は21時まで診療に対応している
  • クリニックに在籍している医師から診察が受けられる

クリニックフォアでは実際にクリニックに在籍している医師から診療が受けられます

平日は21時まで対応しているため、残業終わりでも利用しやすいでしょう。土日も診察可能なため、仕事が忙しくて時間が取れない方にもおすすめです。

また、クリニックで厳重に管理されているピルが届くため、偽物や模造品などが紛れ込んでいる可能性も少ないでしょう。

サービス名クリニックフォア
診療時間9:00~21:00
取扱ピル低用量ピル5種類
超低用量ピル3種類
中用量ピル1種類
アフターピル4種類
料金プラン
※自由診療
ピル代3,278円(税込)/月
診察料1,650円(税込)
送料550円(税込)
定期便の特徴ピル代2,783円(税込)/月

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【医師監修】クリニックフォアのピルの口コミ評判を調査!ピルの種類や値段、解約方法も解説

DMMオンラインクリニック

ポイント

  • DMMポイントが貯まる
  • リーズナブルで継続して利用しやすい
  • 自宅だけではなくコンビニへの配送も可能

DMMオンラインクリニックはDMMグループが運営しているクリニックです。利用方法も簡単で、受診したい日時と内容を予約するだけなので、手間がかかりません。

また、利用するごとにDMMポイントが貯まるのも特徴です。日ごろからDMMサービスを利用している方にとっては、コスパが高いといえるでしょう。

自宅だけではなくコンビニへの配送にも対応しているため、家族に知られたくない方にもおすすめです。

サービス名DMMオンラインクリニック
診療時間平日8:00~22:00
土日8:00~21:00
取扱ピル低用量ピル4種類
超低用量ピル5種類
ミニピル1種類
中用量ピル1種類
アフターピル3種類
料金プラン
※自由診療
<らくらく定期便>
6ヶ月ごと:ピル代13,068円(税込)/1回
※1ヶ月あたりのピル代は2,178円(税込)
診察料無料
送料550円(税込)
定期便の特徴一度の診察で毎月決まった日にピルが届くため手続き不要

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DMMオンラインクリニックの口コミ!ピルの種類や値段も解説

おすすめのオンラインピル処方サービス5選比較表

隙間時間や自宅で診察が受けられ、ピルの処方ができるオンラインピル処方サービス。5つのサービスを比較表にしました。

サービス名診察時間取り扱いピル料金プラン
※自由診療
診察料送料定期の特徴
クリニックフォア
9:00~21:00・低用量ピル5種類
・超低用量ピル3種類
・中用量ピル1種類
・アフターピル4種類
ピル代3,278円(税込)/月1,650円(税込)550円(税込)ピル代2,783円(税込)/月
マイピルオンライン
8:00~20:00・低用量ピル6種類
・アフターピル4種類
・生理日移動ピル1種類
<定期便>
低用量ピル 一律2,690円(税込)/月
・初診料/1,650円(税込)
・低用量ピル再診料/550円(税込)
550円(税込) バイク便/8,690円(税込)
※バイク便は梱包代として550円(税込)が別途必要
※バイク便は東京都23区内限定
「定期便12ヶ月処方」の場合、再診療550円が無料
メデリピル
10:00~23:00・低用量6種類
・超低用量ピル5種類
・中用量1種類
・アフターピル2種類
<定期便プラン>
ピル代2,970円(税込)
※低用量ピルの場合
・低用量ピルは回数問わず無料
・中用量・アフターピルは1,650円(税込)
550円(税込)
※6シートおまとめプランは送料無料
<定期便プラン>
ピル代2,673円(税込)
※低用量ピルの場合
エニピル
10:00~24:00・低用量ピル2種類
・中用量ピル1種類
・アフターピル2種類
<毎月配送プラン>
ピル代2,563円(税込)
診療費/2,200円(税込)
※新規処方時のみ
385円(税込)<12ヶ月一括配送プラン>
ピル代2,563円(税込)
DMMオンラインクリニック
平日 8:00~22:00
土日 8:00~21:00
・低用量ピル4種類
・超低用量ピル5種類
・ミニピル1種類
・中用量ピル1種類
・アフターピル3種類
<らくらく定期便>
6ヶ月ごと:ピル代13,068円(税込)/1回
※1ヶ月あたりのピル代は2,178円(税込)
無料550円(税込)一度の診察で毎月決まった日にピルが届くため手続き不要
名医のチョイス

目次低用量ピルとは低用量ピルの主な活用シーン【低用量ピル】避妊用(OC)と生理痛用(LEP)の違い低用量ピルの服用方法低…

ピルの年齢制限に関するよくある質問

ピルの年齢制限に関するよくある質問

最後にピルの年齢制限に関するよくある質問をまとめておきます。他にも気になることがある場合は、医師に直接相談してみてください。

ピルは何歳から購入できますか?

ピルは高校生からでも購入できます。世界保健機構では、生理が始まっていれば服用できるとなっているため、10歳頃からでも利用可能です。

しかし、未成年がピルの処方を受ける場合は、保護者の同意や同伴が求められることがあるため、事前に確認しておきましょう。

ピルは誰でも利用できますか?

ピルは誰でも利用できるわけではありません。年齢や喫煙習慣の有無、過去の病気などによっては利用できない場合があります。

自分でも利用できるか疑問に思った場合は、まずはクリニックで医師に相談してみましょう。喫煙習慣がある方や過去に病気になった経験がある方でも、ピルの種類によっては利用できる場合もあります。

自己判断は危険だからやめようね!

40歳を超えてもピルを飲んでもいいですか?

40歳を超えてもピルを飲んでも問題はありませんが、医師によっては処方が断られる場合があります。40歳を超えてピルを飲むと血栓症のリスクが高まる可能性があるため、使用する際は充分注意しなければいけません。

年齢制限のないピルはありますか?

基本的に年齢制限のないピルはありません。閉経が長引いて50歳を超えた場合は、ピルの処方が断られることもあります。

しかし、ピルの代替となるホルモン剤や治療方法などもあるので、医師に相談してみると良いでしょう。

ピルは年齢制限を守って利用しよう

ピルは年齢制限を守って利用しよう

明確に決められているわけではありませんが、ピルには年齢制限があります。基本的に初経から閉経までといわれており、具体的な年齢は明らかにされていません。

しかし、医師によっては40歳ごろになるとピルの処方が断られるケースがあります。クリニックによってピルを処方する年齢や条件などが異なるため、事前の確認が必須です。

(チョイチョイ)自分でもピルを利用できるか不安な場合は、気軽に医師に相談してみよう!