ピル服用中の妊娠確率を調査！飲み忘れたのリスクや種類による違いも徹底比較

この記事ではピルを服用した時の妊娠確率や飲み忘れた時のリスクを種類ごとに解説していくよ！

「ピル服用中は妊娠しないの？」
「ピルを飲み忘れた時の種類ごとのリスクと対処法は？」

上記のように、ピル服用による妊娠確率が気になる方は多いでしょう。結論、ピルは100%避妊できるものではありません。

今回はピル服用中の妊娠確率や妊娠してしまう原因、飲み忘れた時の妊娠のリスクなどについて解説していきます。

ピル服用中の妊娠確率は0.3%

避妊のために使用するピルの妊娠確率は0.3%と低い確率ではありますが、100%避妊できるわけではありません。

ですが、裏を返せば99.7%の確率で避妊できるということになります。ただしこの確率はあくまでも正しくピルを服用したケースによるものなので、正しい服用方法を実践しなければピルの避妊効果を弱めてしまうでしょう。

ピル服用中でも妊娠してしまう5つの原因

ピル服用中に妊娠してしまう原因や、ピルを飲み忘れてしまった場合の妊娠確率など詳しくまとめました。

以下で、それぞれ詳しく解説していくよ！

嘔吐や下痢などの体調不良があった

嘔吐や下痢の症状がある場合、ピルの成分が吸収されず効果を発揮しないことがあります。

服用後2時間以内に嘔吐や下痢などの症状がある場合は、すぐに1錠服用しましょう。また、2時間を超えている場合は翌日に服用します。

1日以上の嘔吐や下痢などの症状がある場合は服用を中断し、症状が緩和されたら飲み忘れた時と同様に服用を始めましょう。

症状が長引く場合は、他の避妊方法を併せて活用することがおすすめ！

ピルの飲み始めであった

ピル飲み始めはすぐに避妊の効果が出ません。一般的に、大体1週間ほどの期間を要して避妊効果が上がります。

避妊効果を得るには1週間ほど必要なことを覚えておこう！

ピルと組み合わせの悪い薬などを併用していた

飲み合わせの悪い薬を一緒に服用した場合、ピルの効果が減少してしまう場合があります。ピルの本来の効果を発揮するために、薬を飲んでいる方は注意しましょう。

飲み合わせに気をつけなければいけない代表的な薬は以下のとおりです。

上記は、ほんの一例！

併用したい薬がある場合は、必ず医師に相談しよう！

個人輸入のピルを服用していた

最近はオンライン上でも手軽に診療でき簡単に処方できるピルですが、個人輸入の場合、受け取ったピルが偽物の可能性があります。

また、人によっては体質に合わない場合もあり、ピル本来の効果を得られない可能性もあるかもしれません。偽物を購入してしまうリスクを下げるために、診療を受けて処方されたピルを服用しましょう。

時間がない方や病院まで足を運ぶ時間がない方は、すぐに診療できるオンライン診療がおすすめです。

個人輸入は手軽に手に入る反面、リスクがあるね。

ピルの飲み忘れや休薬期間

休薬期間の前後でピルを飲み忘れてしまうと、避妊効果が薄れてしまい妊娠確率が高くなってしまいます。

ピルは適切なタイミングや正しい服用方法を守ることで避妊成功率があがります。そのため、飲み忘れてしまうと避妊成功率が下がってしまうことを頭に入れておきましょう。

飲み忘れの場合は、コンドームの使用や他の避妊方法を併用することをおすすめします。

飲み忘れ防止のために対策をすることがおすすめ！

ピルを飲み忘れた場合の妊娠確率

ピルを飲み忘れてしまった場合、妊娠確率はどのくらい上がってしまうのか不安になってしまいますよね。

飲み忘れた時の妊娠確率について解説していきますので、ピルを開始する前に事前にチェックしておくと良いでしょう。

ピルを飲み忘れて2日の場合

妊娠確率は高くなってしまいます。ピルを7日連続で服用するまでは他の避妊方法を併用するか、性交渉を控えることをおすすめします。

その間に避妊に失敗した場合はアフターピルの服用を検討しましょう。

ピルを飲み忘れて1週目の場合

ピルによる避妊効果は基本的にはなくなってしまいます。そのため、直近5日以内に性交渉を行なった場合は緊急避妊を検討しましょう。

ピルを飲み忘れて2週目の場合

ピルを飲んでいない場合とほとんど変わらない妊娠確率になるでしょう。もし直前7日間に連続して正しくピルを服用していた場合は、緊急避妊は必要ありません。

ピルを飲み忘れて3週目の場合

妊娠確率はピルを服用していない方と変わらない状態です。服用最中のピルシートを飲み続け、休薬期間を作らずに次のシートの服用を始めましょう。

事前にチェックして冷静に対応できるようにしよう！

ピルを飲み忘れた場合の対処法

ピルを飲み忘れた場合の対処法は錠剤数で変わってきます。ピルを飲み忘れた場合は以下のとおりに対応しましょう。

飲み忘れに気づいたら冷静に適切な対処をすることが大切だよ！

低用量ピルの種類毎の妊娠確率・パール指数

ピルの種類によって多少ではありますが、妊娠確率が変わってきます。ただし、種類よりもピルの飲み忘れの方が妊娠確率をあげてしまう要因であることを覚えておきましょう。

ピルの種類によっての妊娠確率は少しだけ変わってくるんだね！以下でピルの種類について詳しく解説するよ！

ルナベルなど第一世代ピル（ノルエチステロン）の場合

第一世代ピルは、日本で最初に承認されたピルで、ノルエチステロンと呼ばれる黄体ホルモンが含まれています。血の量が減少しやすく、月経困難症のコントロール、肌荒れの改善にも効果が期待できます。

第一世代ピルの妊娠数を示すパール指数は、0.59〜4.25とされています。

参考：低用量経口避妊薬、低用量エストロゲン・プロゲストーゲン配合剤ガイドライン

トリキュラーなど第二世代ピル（レボノルゲストレル）の場合

第二世代ピルは、第一世代ピルよりも黄体ホルモンの作用が強くなっています。
効果が増えた反面、副作用の症状が現れやすくなっている世代のピルです。

第二世代ピルの妊娠数を示すパール指数は、0.06〜0.22とされています。

参考：低用量経口避妊薬、低用量エストロゲン・プロゲストーゲン配合剤ガイドライン

マーベロンなど第三世代ピル（デソゲストレル）の場合

第三世代のピルはデソゲストレルという黄体ホルモンが含まれており、ニキビや多毛症の改善に向いている薬です。

第三世代ピルの妊娠数を示すパール指数は、0.09とされています。

参考：低用量ピルの効能と副作用について知っておこう。

ヤーズなど第四世代ピル（ドロスピレノン）の場合

第四世代のピルは、月経困難症や子宮内膜症の治療のために保険適用で服用できるピルで、副作用が起こりにくい特徴があります。

現状、日本では避妊のための処方は行われていません。

第四世代ピルの妊娠数を示すパール指数は、1.6〜2.2とされています。

参考：低用量経口避妊薬、低用量エストロゲン・プロゲストーゲン配合剤ガイドライン

アフターピルの服用による妊娠確率・避妊成功率

緊急時にアフターピルを服用している方も多いと思いますが、アフターピルは必ずしも避妊でいるものではありません。
アフターピルは避妊成功率は約58~99%と服用タイミングにより避妊成功率が変わってしまいます。

緊急時にアフターピルを服用する場合は早めに服用することで避妊成功率をあげることができます。
アフターピルを服用する前に知識として頭の片隅に入れておき焦らず冷静に対処できるようにしましょう。

アフターピルは確実に避妊できるわけではない

性行為後72時間以内にアフターピルを服用すると妊娠を阻止できるピルですが、確実に避妊できるものではありません。

アフターピルの避妊成功率は約58~99%と言われています。低用量ピルよりも避妊成功率が低いためやむを得ない事情のある場合を除き、アフターピル以外での避妊をおすすめします。

72時間以内に服用しないといけないから、避妊の失敗があったら早めに服用しよう！

アフターピル服用タイミング毎の避妊成功率

アフターピルの服用タイミング毎の避妊成功率を表で紹介します。

時間に余裕を持ってアフターピルを服用しよう！

緊急時はアフターピルの服用がおすすめ

アフターピルは「緊急避妊薬」とも言われています。緊急時には妊娠を阻止するために、アフターピルを早めに服用しましょう。

72時間以内にアフターピルを服用することで、避妊確率が高まります。手元にピルがない場合はオンライン診療でアフターピルを処方してもらうことがおすすめです。

オンラインピル処方サービスでは、最短で当日に届くものから翌日に手元に届くものもあります。

配送は中身がわからないように配送してくれるサービスもあるため誰にもバレずにピルを受け取ることができます。

（アフィリンク貼る※クリニックフォア）

ピルとコンドームや避妊リングを併用するメリット2選

ピルは妊娠確率0.3%と低い確率ですが、他の避妊方法を併用することでさまざまなメリットが生まれます。

ピルの服用だけでも十分に避妊はできますが、併用することでいいこともありますのでぜひ参考にしてみてください。

避妊方法を併用することの、メリットを以下で解説するよ！

性感染症への感染リスク予防になる

ピルは性感染症を防げないため、コンドームや避妊リングを使うことで性感染症への感染リスクを予防できます。

性交渉をする上で気をつけなければならない、性感染症。どこでかかるかはっきりとわからないため、常に気をつけておきたいですね。

自分だけでなくパートナーへの感染リスクも防ぐため、ピルだけではなくコンドームなどの避妊方法を併用することをおすすめします。

性感染症に感染すると、子宮や卵巣の炎症の症状につながり、不妊症になってしまうリスクもあるから気をつけようね。

妊娠確率下げて避妊成功率を高める可能性が上がる

ピルの妊娠確率は0.3％と低い確率ですが、完全に妊娠を防げるわけではありません。そこで、コンドームや避妊リングを併用することが推奨されています。

妊娠の予定がない場合には、ピルだけではなくコンドームと避妊リングを併用して避妊成功率を高められるようにしましょう。

くれぐれもピルの飲み忘れには注意しようね！

おすすめのオンラインピル処方サービス5選

オンライン上で診察を受けられピルの処方ができるオンラインピル処方サービス。どれがいいか迷ってしまう方は以下を参考にしてみてください！

詳しくオンラインピル処方サービスを紹介するよ！

クリニックフォア

クリニックフォアは、LINE上で生理と薬の管理ができます。また、アフターフォローも充実しているため不安なことは都度相談でき、アドバイスを受けられます。

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【医師監修】クリニックフォアのピルの口コミや値段を徹底解説

マイピルオンライン

マイピルオンラインは、おまとめ処方で再診料と送料が無料になり、継続しやすい料金設定が魅力的なオンラインピルサービスです。

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【医師監修】マイピルオンラインの口コミ・評判を徹底調査！処方される11種類のピルや料金についてもご紹介

メデリピル

メデリピルの診療は何度でも無料で、予約から診察まですべてスマホで完結します。

LINE上で、相談や体調管理、服薬までサポートしてくれるため手軽で使いやすいサービスです。

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【医師監修】メデリピルの口コミ評判を調査！ピルの種類や値段、解約方法も解説

エニピル

エニピルは予約不要のオンライン診療が可能です。お仕事の合間や急ぎでピルを処方したい方におすすめのオンラインピル処方サービスです。

　＼低用量ピルはこちら↓↓／

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【医師監修】エニピル(Anypill)の口コミ・評判を徹底解析！

DMMオンラインクリニック

DMMオンラインクリニックは最短で当日発送、当日到着ができるオンラインピル処方サービスです。すぐにでもピルが必要な方におすすめです。

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おすすめのオンラインピル処方サービス5選比較表

隙間時間や自宅で診察が受けられ、ピルの処方ができるオンラインピル処方サービス。5つのサービスを比較表にしました。

サービス名	診察時間	取り扱いピル	料金プラン	診察料	送料	定期の特徴
クリニックフォア	9：00～21：00	・低用量ピル8種類 ・中用量ピル1種類 ・アフターピル4種類	ピル代3,278円(税込)/月	1,650円(税込)	550円(税込)	ピル代2,783円(税込)/月
マイピルオンライン	8：00～20：00	・低用量ピル6種類 ・アフターピル4種類 ・生理日移動ピル1種類	＜定期便＞ 低用量ピル 一律2,690円(税込)/月	・初診料/1,650円(税込) ・低用量ピル再診料/550円(税込)	550円(税込) バイク便/8,690円(税込) ※バイク便は梱包代として550円(税込)が別途必要 ※バイク便は東京都23区内限定	「定期便12ヶ月処方」の場合、再診療550円が無料
メデリピル	10：00～23：00	・低用量6種類 ・超低用量ピル5種類 ・中用量1種類 ・アフターピル2種類	＜定期便プラン＞ ピル代2,970円(税込) ※低用量ピルの場合	・低用量ピルは回数問わず無料 ・中用量・アフターピルは1,650円(税込)	550円(税込) ※6シートおまとめプランは送料無料	＜定期便プラン＞ ピル代2,673円(税込) ※低用量ピルの場合
エニピル	10：00～24：00	・低用量ピル2種類 ・中用量ピル1種類 ・アフターピル2種類	＜毎月配送プラン＞ ピル代2,563円(税込)	診療費/2,200円(税込) ※新規処方時のみ	385円(税込)	＜12ヶ月一括配送プラン＞ ピル代2,563円(税込)
DMMオンラインクリニック	平日 8：00～22：00 土日 8：00～21：00	・低用量ピル9種類 ・ミニピル1種類 ・中用量ピル1種類 ・アフターピル3種類	＜らくらく定期便＞ 6ヶ月ごと：ピル代13,068円(税込)/1回 ※1ヶ月あたりのピル代は2,178円(税込)	無料	550円(税込)	一度の診察で毎月決まった日にピルが届くため手続き不要

ピル服用中の妊娠確率に関するよくある質問

ピルの服用中の妊娠確率についてよくある質問をまとめています。避妊を目的として服用している方は事前に確認しておきましょう。

ピルを正しく服用して妊娠確率を下げよう

避妊のためにピルを服用する場合は、服用方法をきちんと守ることで妊娠確率を下げることができます。

ピル服用時の妊娠確率は0.3%と低い確率ですが、絶対に避妊できるわけではありません。ピルを飲み忘れた場合にもしっかりと対処できるよう事前に対処方法を確認することが大事です。

性感染症対策や避妊成功率を高めるために、ピルだけではなくコンドームなど他の避妊方法を併用することもおすすめです。

オンラインピル処方サービスを活用し、自分にピッタリなピルを見つけよう！