d 婦人科形成の名医【中尾 多佳子先生/レカルカクリニック】デリケートなお悩みだからこそ個人個人に寄り添った提案を - 名医のチョイス

婦人科形成の名医【中尾 多佳子先生/レカルカクリニック】デリケートなお悩みだからこそ個人個人に寄り添った提案を

最先端のファッションが立ち並ぶお洒落な街として知られる表参道は、美容室や美容クリニックが多いエリアとしても知られています。そんな華やかな場所に2022年誕生した「レカルカクリニック」は、再生医療をはじめとする幅広い美容医療を提供。今回は婦人科形成を担当する中尾多佳子先生に、患者さまとの向き合い方やご自身の理念について伺いました。

お悩みは人それぞれ。個々に合った”寄り添う診療”を提供致します。

____先生のご経歴と美容医療(婦人科形成)に携わろうと思ったきっかけを教えてください。

中尾多佳子先生
私は大阪医科薬科大学医学部医学科を卒業し、順天堂大学病院順天堂医院にて臨床研修を行いました。大学病院の形成外科医局に入局後、形成外科・再建外科・創傷治癒等を幅広く学び、多くの臨床経験を経ました。

その後、美容医学を学ぶため美容外科の他院修正術を得意とする形成外科クリニックに勤務。青森県八戸院で院長を務めながら、研鑽を積んで参りました。現在は、レカルカクリニックを含む都内のクリニックにて婦人科形成を主に担当しております。

美容医療(婦人科形成)に携わろうと思ったきっかけは、もともと形成外科出身ということもあり、女性医師として他人に言えないお悩みを解決・治療ができたらいいなという想いが強かったからだと思います。

____先生が得意とする施術についてもお聞きしてよろしいでしょうか?

中尾多佳子先生
婦人科形成だと、特に症状や見た目の改善を希望される「小陰唇縮小*1」を執刀する機会が多いですね。その他は、ヒアルロン酸やボトックスなどの注入系や、二重や下眼瞼の手術、糸リフトも行っております。患者さまのお悩みや要望を伺いながら、その方々にとってベストな提案ができるように日々心がけて、診療に向き合っております。

____中尾先生の施術を受けられた患者さまは、どのような反応をしていらっしゃいますか?

中尾多佳子先生
適応は限られますが、治療に満足していただけることがほとんどです。誰にも相談しにくいデリケートなお悩みを解決できるのは、執刀医として冥利に尽きます。

ダウンタイムを乗り越えた先までご満足いく治療を

____婦人科形成のダウンタイムはどのくらいあるのでしょうか?

中尾多佳子先生
切開が必要な小陰唇縮小術(副皮切除術、陰核包皮切除術等)であれば、お傷が閉じるまで2週間が大きな目安となります。激しい運動や性交渉等の患部が擦れる可能性がある動きに関しては、1ヶ月程避けていただく必要がありますね。お傷が開いてしまう可能性がある期間なので、なるべく負担をかけない生活が好ましいです。

術後1ヶ月健診で問題がなければ、その後は通常の生活が可能です。

____術中や術後の痛みはどうでしょうか?麻酔は使用できますか?

中尾多佳子先生
局所麻酔がメインですが、ご希望があれば笑気麻酔等も併用できるので、痛みは抑えられます。

術後に関しても、個人差はありますが大きな痛みはありません。ジンジンとした感覚や多少の痛みがあっても、痛み止めを処方しますので日常生活に支障が出るようなことはないかと思います。

____なるほど。婦人科形成だから特別痛みが強いといったわけではないのですね。

中尾多佳子先生
そうですね。お顔よりもデリケートな部位なので、多少の痛みや違和感がある方はいます。ですが、最後までしっかりサポートさせていただきますので、特段不安になる必要はありません。

____ちなみに、痛み止めは処方してもらえるのですか?

中尾多佳子先生
もちろんです。ただ、痛み止めが必要なかったと話される患者さまは多くいらっしゃいます。私自身働いているクリニックのスタッフの執刀を担当することもありますが、大きな痛みを伴うことなく術後を過ごせている方が多いです。

手術を伴う美容医療に対して抵抗がある患者さまは、まだ多くいらっしゃいます。少しでも不安な点があれば、気軽にご相談いただければと思っております。

大切なのは患者さまの立場に立って考えること

____ちなみに婦人科形成が適応になる小陰唇肥大の原因は、加齢や出産が大きいのでしょうか?

中尾多佳子先生
もちろん加齢や出産が要因の一つに挙げられますが、それだけではありません。女性ホルモンの影響もありますし、先天性や遺伝の可能性が大きいです。これまで執刀させて頂いた患者様の中には、未成年の患者さまもおられます。

(患者さまの)お母さまが娘さまのことを心配されて受診されたこともあり、生まれた頃から気になっていたようなんですよね。本人はそこまで気にされておりませんでしたが、このように家族が気にかけて受診されるケースもあります。診察の結果、手術の適応がありご本人も希望されれば手術は受けることができます。

____婦人科形成が必要になる要因は1つではないんですね!

中尾多佳子先生
そうですね。悩みも人それぞれです。小陰唇の形の左右差が悩みだったり、見た目の問題よりもお手洗いの際の不快感や機能的な障害を感じて悩んでいたりする場合などがあります。

ですので、何を改善したいのかしっかりとヒアリングをしてから切除部位のデザイン等を考える必要があり、患者さまとの対話はとても重要になってきます。

____中尾先生がカウンセリングで大切にしていることはありますか?

中尾多佳子先生
自分が患者さまの立場だったらどう思うかを考えて対話をすることです。もし年齢がかなり上の患者さまであれば、私自身の母に接する気持ちでお話をしております。

何を求めているのか、なぜこのクリニックを選んでくれたのかを患者さまの立場に立って考えることで、悩みを解消に導くと同時に満足度の高い医療をご提供できると考えています。

ただ、患者さまの求める理想と現実のギャップが大き過ぎて、美容医療の範囲では希望に添えないことがありますので、できないことはできないとはっきりお伝えするのも、医師として大切だと考えております。できる限り患者さまの期待に添えるよう心掛けております。

術後のケアも踏まえた上でドクター選びをしてほしい

____最後に、中尾先生から患者さまへのメッセージをお願いします。

中尾多佳子先生
婦人科形成に限らず美容医療全般に当てはまりますが、患者さまにはドクター、そしてクリニックをしっかり選んでいただきたいなと思っております。例えば婦人科形成の「小陰唇縮小術」なら、メスを使って切除するといった外科手術に当たります。外科的施術は美容皮膚科治療より合併症などを引き起こすリスクが高いです。

万が一、合併症が起こったとしても、誠実な対応ができるドクターやクリニックを選ぶことはとても大切です。

また、見えない悩みを1人で抱え続けるのは辛いものです。解消できる可能性も十分に考えられるため、まずは気軽にクリニックに来院していただきお悩みをご相談いただければと思います。

プロフィール
中尾多佳子先生
【中尾多佳子先生/レカルカクリニック】

大阪医科大学医学部医学科卒業後、順天堂大学順天堂医院の形成外科に入局。その後、タウン形成外科クリニックの八戸院にて院長を務める。現在はレカルカクリニック表参道の婦人科形成担当でご活躍中。

お問合せ先:03-6427-4190

治療メニュー等

取材日:2023年6月30日
*1
■施術名:小陰唇縮小術
■施術の説明:肥大した小陰唇の一部を切除して縫合。
■施術のリスク:ダウンタイムは2週間程度。術後数日は多少の痛みや腫れの可能性あり
■回数と期間:1回(1ヵ月後に経過受診あり)
■費用:片側:187,000円|両側:330,000円


※価格は全て税込表示です。
※記載金額は取材時点での金額となります。来院される際は、必ず正確な金額をクリニックへご確認ください。
※別途カウンセリング料3,300円
※別途当日キャンセル料5,500円


ライタープロフィール
meimomo
実際に取材をしてみて感じたのは、先生の真面目なお人柄です。責任感がとても強く、患者さまファーストを心がけておられるのが伝わってきました。女性ならではのきめ細やかな配慮もできるからこそ、幅広い年代の女性が相談に訪れるのではないかと感じます。