美容のトータルケアの名医
近藤千種先生 
ちぐさ内科クリニック覚王山

愛知県名古屋市千種区にある「ちぐさ内科クリニック覚王山」は、地域密着型のクリニックとして、患者さま一人ひとりの健康と美しさをトータルでサポートしています。院長の近藤千種先生は、内科医としての豊富な経験を活かしながら、美容医療の分野にも注力。患者さまの悩みに寄り添う医療を提供しています。今回は、近藤先生が医師を志したきっかけや、美容医療への思い、そしてクリニックでの治療について詳しくお話を伺いました。

美容への強い関心を持ち、エステ経営者から医師へ

____先生のご経歴を、お医者さまを目指されたきっかけとともに教えていただけますか?

近藤千種先生私は17歳からモデルの仕事をしていました。美容に対する興味が強く、20代でエステサロンを開業したんです。サロンでは多くのお客さまから、健康や内側から美しくなる方法についての相談を受けました。しかし、当時の私は医学的な専門知識や資格などを持っておらず、十分にお応えすることができないことに悩んでいました。

エビデンスに基づいたアドバイスを提供するためには医師の資格が必要だと考え、33歳で医師を目指すことを決意しました。医師になったきっかけは、美容が好きなこと、女性の健康や美しさを支える仕事がしたいという想いからです。当時すでに会社を経営していたので、会社を続けながら受験勉強する日々でした。しかし、何年も続けるのは自分的にも仕事的にも難しいと考え「1~2年で結果が出なければ諦めよう」と決めて、集中して勉強に取り組みました。その結果1年で医学部に合格し、無事に入学することができました。

____開業への想いとその背景についても教えていただけますか?

近藤千種先生医学部に進んだのは美容への興味がきっかけでしたが、研修医の時に指導してくださった総合内科の先生がとても素晴らしい方で、内科の面白さや奥深さを教えていただきました。そこで総合内科に進みたいと考え、勉強をしながら多くの経験を積みました。
その後、病院でご高齢の方に接しているうちに高齢者医療に対する興味が深まり、在宅医療にも携わるようになりました。しかし、自分が訪問して行う在宅医療では、診ることができる患者さまの数に限界があると感じたんですね。もっと多くの方に貢献するためには、別の方法が必要だと考えるようになりました。

もともと好きな美容の勉強も続けていた中で「内科と美容医療を両立したクリニックにすることで、より多くの方をサポートできるのでは」と思い至り、開業を意識しました。美容医療にハードルの高さを感じる方にも「内科の先生になら気軽に相談できる」と思ってもらえるクリニックにしたいという想いが大きかったですね。

地域の患者さま一人ひとりに寄り添う医療と美容を

クリニックを開業するにあたって大切にしたことやコンセプトをお伺いできますか。

近藤千種先生私の名前と同じ、愛知県名古屋市の千種区でクリニックを開業しました。特別な愛着があるこのエリアで、地域の方々の健康を支える「かかりつけ医」として貢献したいという想いが、クリニック開業の大きな柱となっています。
私自身も50代となり、病気の治療だけではなく、大きな病気になる前の予防医療の大切さを実感するようになりました。地域の皆さまの健康を支えるとともに、美容医療を通じて「一緒に元気で美しく年齢を重ねていただく」ことが、自分のミッションだと考えています。

研修医時代に「臓器だけを見る医者にはなるな」と教わったことが強く心に残っています。その教えを元に、患者さまの背景や生活環境を含めたトータルケアを心がけています。病気を治すだけでなく、患者さまの家族や生活環境にも目を向けることで、その方にフィットする医療やケアを提供できると考えています。

____先生がおすすめされている施術を詳しく教えてください。

近藤千種先生ジュベルック*1という肌育注射をおすすめしています。ジュベルックとは、ポリ乳酸と非架橋ヒアルロン酸を配合したスキンブースターです。コラーゲンの生成を促す働きがあるので、肌のハリや弾力をサポートするほか、ニキビ跡や毛穴の開き、小じわなどの幅広い肌のお悩みにアプローチすることができます。
ポリ乳酸は自然由来の成分でできています。糸リフトの「溶ける糸」にも使用されていて、副作用も比較的抑えられることが特徴ですね。自然な仕上がりを目指したい方にもおすすめです。

____クリニックの強みを教えてください。

近藤千種先生当院では、多種多様な肌育注射や美容点滴をご用意しています。例えば高濃度ビタミンC点滴*2は抗酸化作用が期待されていて、若々しい印象を保ちたい方にもおすすめです。美肌のほか、ビタミンCの補給による免疫力アップや疲労回復など、体調を整えるサポートが期待できる治療です。
こうした内側からのアプローチを組み合わせて、患者さまのニーズに合わせた柔軟なご提案ができることも当院の強みですね。

患者さまと一緒に理想の美しさを目指していけるクリニックへ

____カウンセリングで心がけていることを教えてください。

近藤千種先生カウンセリングでは、患者さま一人ひとりのご希望やお悩みに真摯に向き合い、本当に必要な治療を提案することを大切にしています。「自分の家族や大切な友人だったらどうするか」を常に意識し、本当に必要な治療のみをご予算に合わせてお勧めするようにしています。
また、初めのうちは美容医療に緊張を感じる方も多いため、リラックスできる院内環境づくりや、丁寧なスタッフ対応を心がけています。患者さまがゆったりと施術を受けられる空間づくりを意識していますね。

____最後に、患者さまへメッセージをお願いします。

近藤千種先生「美は一日にしてならず」という言葉もあるように、急にきれいになるのはなかなか難しいものです。長く通えるクリニックを見つけていただくことが、美しさへの一番の近道だと考えています。

当院では、患者さまが気軽に質問や相談ができる環境づくりを大切にしています。「こんなこと聞いてもいいのかな」と迷うことなく、どんな些細なお悩みでもご相談いただければ嬉しいです。一緒に、内側からも輝く理想の美しさを目指していきましょう。

プロフィール
近藤千種先生
ちぐさ内科クリニック覚王山/院長 近藤 千種(こんどう ちぐさ)
20代でエステサロンを経営し、33歳で医療の道へ。内科を中心に研鑽を積み、その後、高齢者医療や在宅医療に従事。内科医としての経験を活かしながら、美容と健康を両立する医療を目指す。2023年「ちぐさ内科クリニック覚王山」を開業。

<資格>
日本内科学会認定内科医
日本抗加齢医学会認定専門医
ボトックスビスタVST認定医
高濃度ビタミンC点滴療法認定医

<所属学会>
日本内科学会
日本抗加齢医学会
日本美容皮膚科学会


問い合わせ:052-764-8200

治療メニュー等

取材日:2025年1月06日

*1
◾️施術名:ジュベルック
◾️施術の説明:ジュベルックは美容大国の韓国で開発されたポリ乳酸(PDLLA)と非架橋ヒアルロン酸を組み合わせた次世代型スキンブースターです。コラーゲンの生成を促進する働きがあり、肌のハリや弾力、ニキビ跡、毛穴の開き、シワ、たるみなど多くの悩みにアプローチできます。
◾️施術のリスク:施術部位に一時的な内出血、痛み、赤み、腫れ、むくみが発生する可能性がありますが、通常、これらの副作用は数日~2週間ほどで自然に消えることが多いです。ごく稀に硬結がおこることがあります。
◾️費用(税込価格)
・水光注射(3cc):顔全体 44,000円
・Dr.手打ち:3cc 66,000円
※Dr.手打ちの目安量
両頬‥2cc 目の下(クマ)‥0.6cc

*2
◾️施術名:高濃度ビタミンC点滴(25g)
◾️施術の説明:美容注射、美容点滴とは、美肌作りや疲労回復に有効な成分を直接体内に注入することで、即効性のある効果が期待できる治療方法です。ビタミンCの成分濃度が異なる、25g/50g/75gの点滴をご用意しておりますので用途や目的に合わせてお選びください。施術時間目安:高濃度ビタミンC(25g)50分
◾️施術のリスク:点滴刺入部に局所的な痛みを感じる場合があります。体質などによりアレルギーをおこすことがあります。
◾️費用(税込価格)
1回:11,000円
回数券(6回):55,000円


ライタープロフィール
Kato Natsu
都内出版社勤務を経て、女性向けコンテンツの編集兼ライターとして活動する。現在は北海道に移住し、WEBメディアを中心に執筆中。