愛知県名古屋市、地下鉄桜通線・徳重駅から徒歩3分ほどのところに所在する、あすか皮フ科クリニック。院長の石川明香先生は、患者さまのあらゆる悩みに寄り添い幅広く対応してくださる「しわ・たるみの名医」です。そんな石川先生を頼って、クリニックには名古屋市のほか県内近隣地域や三重県などから、多くの患者さまがご来院されるのだそうです。今回は、石川先生の患者さまに対する想いや今注力されている施術について詳しくお話を伺いました。
確かな技術であらゆる患者さまのお悩みに寄り添う
＿＿＿＿石川先生が皮膚科医の道に進まれたきっかけについて教えてください。
石川明香先生病気の症状から治る過程までを一貫して目で見られるところに魅力を感じたことがきっかけです。疾患の幅が広いことにも興味をもちました。 ただ、患者さまにも治療効果が目で見えるため、しっかり診断して効果の出る治療をしなければならないところが難しさであり、面白さでもあります。 治療によって治った時の喜びを患者さまと共に分かち合えるところは、皮膚科医ならではの魅力だと思います。
＿＿＿＿クリニックを開院するにあたって、何かきっかけや理由などはあったのでしょうか？
石川明香先生お悩みを治療することで、コンプレックスからも解放される方は多くいらっしゃいます。
自分が選んだ機器で、エビデンスのある美容治療を確かな技術で患者さまに届けたいという気持ちが強くなったことから、開業を志すようになりました。
保険診療も含め幅広い患者さまのあらゆるお悩みに寄り添い、柔軟に応えられるようなクリニックを運営したいと思っています。
＿＿＿＿クリニックを運営する上で、先生が最も大切にされていることはどんなことですか？
石川明香先生正確な知識と診断、確かな技術で、早く綺麗に治すことを大切にしています。お薬の処方ひとつにしても、どこに・どのように・どれくらいの量を・どれくらいの期間使用するのか。また、使用方法によっても治療効果は異なりますので、患者さまの症状やご意向も踏まえた上で「患者さまと共に治す」ことを意識しております。
しわの種類によってさまざまな治療メニューをご提案
＿＿＿＿貴院では多くのメニューが取り揃えられていることが特徴的ですが、その中でも石川先生がお好きな治療はありますか？
石川明香先生しわ・たるみの治療が今一番好きな治療です。
開院当初はコロナ禍ということもあり、目元のクマやたるみのご相談が多かったのですが、最近ではマスクを外す機会も増えたことで、ほうれい線やフェイスラインのたるみのご相談が増加しているように思います。
特にたるみ治療は、医師個人の技術がかなり問われる施術です。そこが難しさでもありますが、患者さまが喜んでくださる姿を見ると私も嬉しく思います。
＿＿＿＿石川先生が行うしわ治療について詳しく教えてください。
石川明香先生お悩みのしわの種類によって、治療法を変えています。
例えば、表情じわの場合はボトックス*1を打ちますし、静止時のしわであればヒアルロン酸*2を注入します。しわ自体がたるみによる場合は、必要に応じてハイフ*3やヒアルロン酸、糸リフト*4を行います。
患者さまの状態によっては、ヒアルロン酸だけでしわ改善をすると逆に不自然になることもあり、ハイフや糸リフトでお顔を引き上げる施術を併用し、よりナチュラルな治療法をご提案させていただくこともあります。
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＿＿＿＿なるほど。ではボトックス治療を行う上でのこだわりはありますか？
石川明香先生ボトックスは打ち方にこだわっています。
そもそも打ち方によって効果が変わってくる施術なのですが、患者さまの中にはしわをピタッと止めたい方もいれば、ナチュラルに止めたい方もいるので、ご希望をよくヒアリングした上で、調節しながら打つようにしています。
また、初めてボトックスを打つ場合は不安に思われる方もいらっしゃるので、施術の前にボトックスの役割や打ち方と効果について入念に説明をして、ご納得頂いたところで行うようにしています。
＿＿＿＿続いてヒアルロン酸注入についてはいかがでしょうか。
石川明香先生ヒアルロン酸は、直後の痛みがほとんどなく、違和感もないことが利点です。
患者さまの中には、お顔がパンパンになるのでは？と不安に思う方もいらっしゃいます。ですが、適材適所に正しく注入していくことで、むしろリフトアップ効果があり小顔に見える施術です。
そのため、施術前はじっくり時間をかけて説明を行い、治療についてしっかりとご理解いただくことにも注力しています。
「たるみ治療はアート」全体のバランスを整えることが重要
＿＿＿＿次に石川先生が行うたるみの治療についてお聞かせください。
石川明香先生たるみ治療には、3つの治療法によるコンビネーションが大切になります。
たるみの原理を理解し、患者さまによって原因がどこにあるのか、どの治療法を用いてどのように治療をすれば改善されるのかを正確に判断していくことが重要です。
そこで当院では、たるみ治療にヒアルロン酸注入・糸リフト・ハイフを導入することで、あらゆるお悩みの患者さまに対応しております。
＿＿＿＿たるみ治療を行う上で大切にしていることはありますか？
石川明香先生たるみ治療はアートだと考えております。
そのため、ナチュラルでバランス良く整えていくことに全集中し、治療法のご提案や患者さまへの知識共有を大切にしています。例えば、ほうれい線のたるみにお悩みをもつ患者さまにヒアルロン酸注入をする場合、ほうれい線にだけ注入することはしません。
たるみのメカニズムからご説明し、中顔面やこめかみへの注入によりお顔全体のたるみを改善させていきます。
＿＿＿＿なるほど。ちなみに糸リフトはどのようにして治療に用いるのでしょうか。
石川明香先生しわ・たるみ治療の際に下垂した脂肪組織の引き上げが必要だと判断した場合に、組み合わせて行います。溶ける糸なのですが、コラーゲン生成を促す効果もあるんです。
糸リフトによって脂肪組織を引き上げたところで、ボリュームが足りない部分にヒアルロン酸を注入することで、より自然で美しい仕上がりが期待できます。
自然な若返りが美容医療の魅力
＿＿＿＿石川先生もお好きだとおっしゃる「しわ・たるみ治療」ですが、その魅力はどんなところだと思われますか？
石川明香先生美容皮膚科ではメスを使わずに改善を求めていくのですが、お顔の形を変えていくわけではありません。患者さまの若い頃の組織量に戻したり、 若い頃の肉付きに戻したりするなど、自然な若返りが見込めることが美容皮膚科で行うしわ・たるみ治療の魅力だと思います。
＿＿＿＿しわ・たるみ治療を始める場合、何歳くらいから行うのが良いのでしょうか。
石川明香先生しわ・たるみは進行すればするほど治療が難しくなってしまいます。そのため、気になり始めた段階で早めに治療を始めることをおすすめします。
当院では、しわは早くて20代から、たるみは30代半ばくらいから始められる方が多いですね。
初期のしわであればボトックス、初期のたるみには定期的なハイフが良いと思います。
＿＿＿＿貴院で美容施術をする際の流れについて教えてください。
石川明香先生まずはカウンセリングを行います。
カウンセリング時間には制限を定めていないので、お悩みは全てお話しいただける環境を整えております。後日治療の予約をお取りいただくのですが、最初の治療時に肌診断機を使用して患者さまのお肌の状態をしっかりと診ていきます。万が一、肝斑があるとできない治療も多いので、そこで改めて今後の方針についてお話しさせていただくこともあります。
相談しやすい雰囲気と幅広いメニューが特徴
＿＿＿＿石川先生がおすすめするスキンケアのポイントがあればぜひ教えてください！
石川明香先生擦らないスキンケアが大切なポイントです。
例えば、メイク落としをコットンで拭き取るのはNG。洗顔もよく泡立てて優しく洗ってください。またタオルで拭き取る際もゴシゴシ擦るのではなく、水気をとるイメージで優しく肌に当てることをおすすめします。
当院ではお肌のお悩みによって、日頃のスキンケアの見直しが必要だと判断した場合は、日頃のケア方法をお伺いした上で、改善ポイントがあればお伝えしております。
＿＿＿＿石川先生が患者さまと向き合う上で心がけていることを教えてください。
石川明香先生当院ではカウンセリングから医師が直接お話を伺います。
そのため、患者さまが相談しやすい雰囲気作りを大切にしています。
特に美容のご相談の場合は、勇気を出して来院してくださる方もいらっしゃいます。全てのお悩みをしっかりとお聞きし、一つ一つ丁寧なお声がけを心がけております。
また、治療方針をお話しする際には、治療のダウンタイムについてや患者さまが求めるゴールへの最適な治療法、痛みと効果のバランスなどについてもご希望を擦り合わせながらご提案するようにしています。
＿＿＿＿最後に、今後のクリニックの展望をお聞かせください。
石川明香先生私自身が常に成長し続ける姿勢を忘れず、日々知識のアップデートを欠かさずに学び続けていきたいと考えております。そこから当院のメニューもさらに拡充させ、より多くの患者さまのお悩みに対応できるクリニックを目指していきたいです。 また、美容医療について身近に感じて頂きたいという思いから、当院のブログやSNSで正しい美容の知識や治療経過を発信しています。ぜひ参考に見ていただき、気軽にお悩みをご相談しにいらしていただけたら嬉しいです。
