九州一の繁華街、天神からほど近い場所に位置する美容クリニック「Next Tokyo Clinic」。院長の松本俊太郎先生は、単に脂肪を減らすだけではない、その人本来の美しさを追及した顔脂肪吸引を日々ご提供されています。今回は松本先生に、医師の道を選んだきっかけや顔脂肪吸引の治療内容、美容医療にかける思いについて詳しくお話を伺いました。
原点となったアメリカへの夢、そして美容医療の道へ

____まず初めに、先生が医師を目指されたきっかけを教えていただけますか?
松本俊太郎先生私が医師を目指したきっかけは、アメリカの人気医療ドラマ『グレイズ・アナトミー』です。研修医たちの成長と人間模様を描いたドラマなのですが、緊迫した医療現場で患者の命を救おうと奮闘する姿に憧れました。そこから「アメリカで医師になろう!」と思い立ったのが始まりです。
____アメリカで医師になるのが最初の目標だったのですね。
松本俊太郎先生はい、大学4年生の時にはアメリカの医師国家試験(USMLE)の第一段階にも合格しました。しかしその後、新型コロナウイルスの世界的流行や当時のアメリカの政治情勢などが重なり、渡米して医師になる計画が難しくなってしまったんです。アメリカで医師として働くことを目標に勉強してきたので、一時はどうしようかと途方に暮れました。
____そこから、どのようにして美容医療の道に進まれたのでしょうか?
松本俊太郎先生渡米を断念した当初は、形成外科に進んで基礎を学び、いずれアメリカを目指す道も考えていました。しかし、当時勤めていた美容外科の先輩から「美容医療に戻るつもりがあるなら、遠回りせずそのまま突き進んだ方がいい」とアドバイスを受けたんです。
自分自身、二重の埋没法を受けてその変化に驚いた経験があり、美容医療という分野に強い魅力を感じていました。そんな中で先輩の言葉が道を見直すきっかけとなり、本格的に美容医療を目指すことを決意しました。
3D思考でデザインする「顔脂肪吸引術」

____先生が現在、最も多く手掛けている施術について教えてください。
松本俊太郎先生圧倒的に症例が多いのは、顔脂肪吸引*1です。顎下や頬などに蓄積した脂肪を除去することで、フェイスラインの印象を整えます。効果の現れ方には個人差がありますが、脂肪の減少によって輪郭がすっきり見える方もいらっしゃいます。 当院の顔脂肪吸引の特徴は、お顔を必ず3D、つまり立体的に捉えてデザインする点です。「ここを減らせば良い」という単純な発想ではなく、顔全体のバランス、光と影の陰影などを考慮します。どの部分の脂肪をどの程度吸引すれば自然な立体感が生まれるか、患者さま一人ひとりのお顔に合わせた施術をご提案しています。
____顔脂肪吸引を希望される患者さまは、どういった方が多いのでしょうか?
松本俊太郎先生当院の場合、シャープで劇的な変化というよりも、「若い頃の輪郭に近づけたい」というマイルドな変化を求める30代後半~40代の方々が多いですね。もちろん20代の方の施術も行いますが、ミドルエイジ世代の方が悩まれる加齢の変化を和らげ、自然な若々しさを取り戻すお手伝いができるところにやりがいを感じています。
____実際にクリニックで顔脂肪吸引を受ける場合の流れを教えてください。
松本俊太郎先生まずはカウンセリングで、患者さまのお悩みや理想のイメージを詳しくお伺いします。お顔の状態に合わせて治療計画をご提案し、ご納得いただけたら手術日を決定します。範囲にもよりますが、手術当日は局所麻酔と静脈麻酔を併用することが多いです。目立たない場所に小さく切開を加え、カニューレという細い管を挿入し、丁寧に脂肪を吸引していきます。 吸引後はフェイスバンドや圧迫着を装着し、回復室で少しお休みいただいた後にご帰宅いただけます。アフターフォローも引き続き行うので、気になることがあれば遠慮なくご相談ください。
患者さまの「美しさ」と「自信」を引き出すために

____患者さんとのカウンセリングで、先生がとくに重視されていることは何ですか?
松本俊太郎先生患者さまのお話をじっくり伺い、不安や疑問を解消することを第一に考えています。美容医療は金額的に決して安いものではありませんし、お顔に手を加えることへの抵抗感もあると思います。不安や不満を残したまま施術を行っても、それは患者さまの本当の笑顔にはつながりません。だからこそカウンセリングは時間をかけて丁寧に行い、安心して続けられる施術を提案できるように心がけています。
____最後に、この記事をお読みの患者さまへメッセージをお願いします。
松本俊太郎先生フェイスラインのもたつきや二重顎など、お顔の脂肪に関するお悩みは、多くの方が抱えていらっしゃるのではないでしょうか。当院では、患者さま一人ひとりのお悩みや理想を深く理解し、無理のない範囲で最適な治療プランをご提案させていただきます。 美容医療には、ただ外見を美しくするだけではなく、自信を取り戻して心を豊かにする力があると信じています。私たちのクリニックで、患者さまの「美しさ」と「自信」を引き出すお手伝いができれば幸いです。