静岡県静岡市清水区、静鉄「桜橋」駅からもアクセス可能な「つちかわ整形外科」。1982年の開院以来、地域医療に貢献してきた同院は、整形外科の診療に加え、近年では院長の土川大介(つちかわだいすけ)先生のもと、医療脱毛にも力を入れています。今回は土川先生に、医師を目指したきっかけや医療脱毛への取り組み、そして患者さんへの思いについて詳しくお話を伺いました。
父の背中を見て育ち、整形外科医へ。そして医療脱毛という新たな挑戦

____先生が医師になったきっかけについて教えていただけますか?
土川大介先生父が整形外科医としてこのクリニックを開業しており、物心ついた頃には家とクリニックが一体化していました。日常的に患者さんが出入りし、時には救急車が到着する光景も目の当たりにする環境で育ったので、医師という職業は常に身近な存在でした。それが、私が医師を目指す上で最も大きな影響だったと思います。自然な流れで、医師になるという選択肢が常に心の中にありましたね。
____お父様と同じ整形外科の道を選ばれたのですね。
土川大介先生学生時代には他の診療科に魅力を感じることもありましたが、最終的には父と同じ整形外科の道に進みました。実際に医師になってみると、漫画やドラマで描かれるような華やかな世界ばかりではなく、地道な努力や学びの連続であることを実感しましたが、それもまたやりがいとなっています。
____整形外科医としてご活躍される中で、なぜ美容医療の一つである「医療脱毛」を始めようと思われたのでしょうか?
土川大介先生整形外科は「身体科」とも呼ばれ、患者さまの体を直接見たり触ったりして診断を行います。その中で、とくに若い患者さんや、お子さんを持つ親御さんから、体毛に関するお悩みをぽろっと相談されることが時々あったのです。「ここで一緒に脱毛もできたらいいのに」といった声も実際にありましたね。
そうした声がきっかけで医療脱毛について調べていくうちに、「介護脱毛」という言葉に出会いました。将来、介護が必要になった際に、アンダーヘアがない方が衛生的で介護しやすい、という理由から、介護を受ける前に脱毛を済ませておくという考え方です。整形外科は高齢の患者さんと接する機会が非常に多い診療科ですので、この「介護脱毛」のニーズは、当院の患者さまにとっても他人事ではないと感じました。これらの背景が複合的に作用し、当院で本格的に医療脱毛に取り組むことを決めました。
「効果と信頼」を追求。整形外科だからこそできる医療脱毛

____整形外科で医療脱毛を受けられるというのは、患者さんにとってどのような利点があるのでしょうか?
土川大介先生当院は、長年地域医療に携わってきた整形外科クリニックです。ですから、初めて美容医療をお考えになる方にも、安心してご相談いただける環境があるかと思います。幅広い年齢層の患者さまが来院しており、中には70代で介護脱毛を希望される方や、男性の患者さんもいらっしゃいます。 日頃から整形外科の診療で信頼関係を築かせていただいている患者さんが、その延長線上で脱毛のご相談 をされるケースもありますね。
____つちかわ整形外科の強みはどんな点でしょうか?
土川大介先生医療脱毛*1の分野で長い歴史と実績を持つ「ジェントルレーズ」シリーズの後継上位機種「ジェントルマックスプロ」と最上位機種「ジェントルマックスプロプラス」を使っています。アレキサンドライトレーザーとヤグレーザーという2種類の波長のレーザーを搭載しており、様々な肌質や毛質に対応できるのが特徴です。
もう一つの大きな特徴は、当院が保険診療を主体とする整形外科である、という点です。当院の運営基盤はあくまで保険診療であり、長年にわたり地域の皆さまとの信頼関係の上に成り立っています。そのため、医療脱毛においても、患者さまに「つちかわ整形外科で脱毛して良かった」と心から思っていただけるような医療脱毛を提供したいと考えています。
____針脱毛も行っています。
土川大介先生レーザー脱毛では、ごく稀に「硬毛化(こうもうか)」といって、レーザーの刺激で逆に毛が濃く硬くなってしまう副反応が起こることがあります。これは、どんなに優れた機械や技術を用いても、完全に避けることが難しい現象です。硬毛化してしまった毛に対して、再度レーザーを照射しても改善が難しい場合、針脱毛を行っています。一本一本処理するため時間と手間がかかりますが、当院では、レーザー脱毛を行う以上、起こりうる副反応に対しても責任を持って対応したいと考えています。
____実際にクリニックで医療脱毛を受ける場合、どのような流れになりますか?
土川大介先生まず、お電話またはインターネットでカウンセリングのご予約をいただきます。カウンセリング当日に、医療脱毛の原理や効果、リスクや副反応について説明するのは、実際に施術を担当する看護師です。患者さまのご希望の部位やプランについても、じっくりと相談いただけます。
その後、私が診察し、最終的なお肌の状態(肌質、毛質、日焼けの有無など)をチェックし、医学的な観点から脱毛が可能かどうかを判断します。カウンセリングと診察にご納得いただけたら、まずは試験照射を行います。これは、レーザーに対するお肌の反応を確認し、安全に出力を設定するためのものです。試験照射で問題がなければ、次回の施術日を決定します。施術日当日は、事前にご自身で剃毛していただいた上で、予定時間にご来院いただき、レーザー照射を行います。
誠実な医療と情報提供を重視

____クリニックの雰囲気や、医療脱毛を行う上での特徴について教えてください。
土川大介先生クリニック全体の雰囲気としては、どなたでもリラックスして過ごせるような、ナチュラルで落ち着いた空間を心がけています。医療脱毛の施術室はすべて完全個室で、プライバシーにも配慮しています。使用する機械に徹底的にこだわり、2022年度発売以降の新しい機械のみを使用していますね。
____知識をアップデートするために、普段から行っていることはありますか?
土川大介先生整形外科、美容医療の分野ともに、定期的に専門誌を読んだり、学会に参加したりして、常に最新の知識や技術を取り入れるようにしています。これは医師として当然のことだと考えています。
____診察を行う上で、先生が最も大切にされていることは何でしょうか?
土川大介先生「信頼を損なわない」ことです。患者さんに正直に、誠実に向き合うことを最も大切にしています。効果やリスク、費用について、全て包み隠さずご説明し、十分にご納得いただいた上で治療を進めていきます。副反応が出た場合も、きちんと最後まで責任を持って対応し、患者さんとのコミュニケーションを密に取りながら、安心して治療を受けていただけるよう、常に心がけています。
____最後に、この記事をお読みの患者さまへメッセージをお願いします。
土川大介先生つちかわ整形外科は、基本的には保険診療を中心とした整形外科クリニックですが医療脱毛にも、真剣に、そして誠実に取り組んでいます。使用する機械の選定から、カウンセリング、施術、そして万が一の副反応への対応まで、全てにおいて「患者さま本位」であることを目指しています。
普段通院されている整形外科の延長線上のような感覚で、気軽に医療脱毛の相談をすることが可能です。ぜひ一度、つちかわ整形外科にご相談ください。スタッフ一同、心よりお待ちしております。