滋賀県草津市、南草津駅東口徒歩2分に位置する「銀座美容クリニック南草津院」。2025年4月に誕生したこのクリニックの院長に就任したのが、廣瀨昇吾先生です。医師一家の環境で育ち、医学部在学中から美容医療を身近なものとして捉えてきた廣瀨先生は、「患者さまの人生を、より前向きに変えるお手伝いをしたい」という熱い思いを胸に、日々診療にあたっています。今回はそんな廣瀨先生に、美容医療の道を選んだ理由やクマ治療へのこだわりについて詳しくお話を伺いました。
兄の背中を追い、美容医療の道を志す

____先生が医師を目指されたきっかけについて教えていただけますか?
廣瀨昇吾先生6歳上の兄(銀座美容クリニック グループ代表)が医学部に進学していました。当初、医学部は勉強ばかりで大変そうだという先入観がありましたが、兄が楽しそうに学生生活を送っている姿を見て、「医学部は面白そうだ」と感じたのが最初のきっかけです。 また、地元である大分県で消化器内科を開業している親戚の医師からも、正月に会うたび開業医としての話を聞く機会がありました。こうした環境の中で、医師という職業を意識するようになりました。
____早くから美容医療の道を志していたのでしょうか?
廣瀨昇吾先生医学部の3、4年生になる頃には、兄が美容医療の道に進み、母も兄のクリニックを手伝うようになっていました。家族が携わる姿を間近で見ていたため、美容医療は単なる選択肢の一つではなく、非常にリアルな仕事として映っていました。
患者さまが外見の変化を通じて自信を持たれる姿を拝見し、美容医療が人の外面だけでなく内面にも深く貢献できる点に強い可能性を感じ、「自分も、人の人生をより良い方向へ導くサポートがしたい」と、自然とこの道を志していました。
研修医時代から、週に一度は兄のクリニックで、美容医療の施術研修を続けていました。そこで医師としての基礎的な手技と共に、美容医療の専門的な技術も集中的に学びました。
____実際に、美容医療の現場に立たれて、どのようなことを感じましたか?
廣瀨昇吾先生保険診療との一番の違いは、患者さまの「本当のゴール」を引き出すことの難しさですね。患者さまが、最初におっしゃるお悩みと、心の中で本当に望んでいる「なりたい姿」が必ずしも一致しているとは限りません。技術の向上はもちろん必須ですが、高いコミュニケーションスキルも必要だと痛感しています。カウンセリングの時間をしっかり取り、患者さまの思いをできるだけ深く理解できるクリニックを目指したいです。
注射によるクマ治療「ベビーコラーゲン注入」という選択肢

____先生が今、特に力を入れている「5 mins クマ取り治療」について教えてください。
廣瀨昇吾先生特に力を入れているのが、「ベビーコラーゲン注入」*1という、注射によるクマ治療です。これは、メスを使わない治療法の一つで、目の下の悩みの改善を目指すもの。注入にかかる時間の目安は5分程度です。特殊なコラーゲン製剤「ベビーコラーゲン」を目の下の皮膚の浅い層に注入していきます。この製剤はヒアルロン酸とは異なり、真っ白な色をしているのが特徴です。
目の下のクマには、脂肪による黒クマ(凹み)と、皮膚が薄くて血管が透ける青クマ(色味)があります。ベビーコラーゲンを注入することで、凹みを物理的に持ち上げ、白い製剤の色で皮膚の下の色味をカバーすることで、自然にトーンアップが期待できます。
____「5 mins クマ取り治療」を受ける場合、どのような流れになりますか?
廣瀨昇吾先生カウンセリングで目の下の状態を診察し、手術(脱脂)も含めた、いくつかの選択肢をご提案します。ご納得いただければ、当日の施術も可能です。メイクを落としていただき、麻酔クリームを塗布し、丁寧にベビーコラーゲンを注入していきます。施術時間は、約5分です。術後はそのままメイクをしてお帰りいただけます。
施術自体はシンプルなものですが、細部にまでこだわっていますね。一つは、患者さまへの、丁寧で分かりやすい説明です。なぜ、この治療が適しているのか、どのような効果が期待できるのかを、鏡を見ていただきながらじっくりとご説明します。
もう一つは、痛みの軽減と内出血のリスクを低減するよう努めることです。注入の際、最初に、カニューレ(先の丸い針)を入れるための、刺入点という、小さな針穴を開けます。お声がけをしながら、細心の注意を払って行います。この入り口での丁寧な処置によって、術後の内出血のリスクも減らすことが可能です。
コンプレックス解消の先にある、前向きな毎日のために

____先生がクリニックを運営されるうえで、大切にされていることは何でしょうか?
廣瀨昇吾先生患者さま一人ひとり、お悩みの深さも目指すゴールも異なります。「目に見えない 『思い』をいかに正確に引き出し共有できるか」に全力を注いでいます。
当院のある南草津は美容クリニックが数多く集まる地域です。そのためか、患者さまも美容への意識が高く、さまざまな情報を比較検討されてからお越しになる方が多い印象ですね。美容医療に詳しい方も、初めての方も気兼ねなく来院しやすいよう、明るい雰囲気のクリニックを目指しています。
____最後に、この記事をお読みの患者さまへメッセージをお願いします。
廣瀨昇吾先生ずっと気になっていたコンプレックスが解消されることが、ご自身の仕草や表情に自信を持つきっかけや、毎日をより前向きに過ごすきっかけになるかもしれません。私は、美容医療にはこのような素晴らしい力があると、信じています。
当院では、LINEでのご相談も積極的にお受けしています。また、ご来院いただければ、院長である廣瀨が、直接お悩みをお伺いします。まずは、お話を聞かせていただく、その一歩から、あなたの「なりたい姿」に近づくお手伝いをさせてください。


