地下鉄仙台駅の北4出口から徒歩すぐの場所にある「仙台駅前美容外科」。院長の安本匠(やすもとたくみ)先生は、心臓血管外科医としての経歴を持ち、現在は美容医療において10年以上の経験を重ねられています。患者さまのご希望を尊重した二重整形の提供に努める安本先生に、医師を志したきっかけや、カウンセリングと施術において大切にしている診療方針について詳しく伺いました。
「一生続く人生」を支えたい。心臓外科から美容外科へ転身した理由

____先生が医師を目指されたきっかけについて教えていただけますか?
安本匠先生子どもの頃から体があまり強くなくて、中学校ぐらいまで毎年1回は入院していたんですよね。だから病院が身近にある環境で育ちまして、そういった中で医療に自然と興味を持つようになりました。小学生の頃から「医師になろうかな」という気持ちはありましたね。あとは『ブラック・ジャック』や『白い巨塔』といった作品からの影響も大きくて、外科医に憧れていたというのもあります。
____心臓外科医として充実した日々を送られていた一方で、長く続けていく上での葛藤などはあったのでしょうか?
安本匠先生研修医を含めると5年間保険診療に携わり、卒後3年目以降は心臓血管外科医として勤務していました。その中で、やはり心臓血管外科は拘束時間が非常に長くて、手術が終わった後も院内に泊まり込んで患者さんの管理をしたり、土日も休みなく動いたりすることが続いていましたね。若手中心でまわっている科ですから、休みはほぼなく、朝も早く夜も遅い。それを今後もずっと続けていくのが難しいかなと思い始めたんですね。家族との時間もとれなかったりして、転職を考えるようになりました。
____そこからなぜ美容医療に進もうと思われたのでしょうか?
安本匠先生転職活動の中で、専門である心臓血管外科の経験を活かせる下肢静脈瘤の求人に応募していたところ、美容外科も手がけるクリニックから見学に誘っていただきました。実際に手術を見て、術後に患者さんの表情がパッと明るくなる姿に大きなやりがいを感じました。心臓血管外科は高齢患者の命を救うことがメインでしたが、美容外科はこれから長い人生を歩む若い人たちの手助けができる。また、病変を切除するのではなく新しい形を「作り上げる」という点も心臓外科と共通していて、自然と興味が湧きました。
____クリニックを開業されるに至った経緯を教えていただけますか?
安本匠先生2015年に美容外科医に転身し、TCB東京中央美容外科で約10年間にわたって技術を磨きました。入職当時は1院だったクリニックが120院規模に成長するまでの過程に運営側としても関わってきましたが、組織が大きくなるにつれて自分のやりたいこととグループの方針とのズレを感じるようになり、「それなら自分で開業しよう」という決断に至りました。
患者さまの希望を「聴き」、精密な技術で形にする

____クリニックのコンセプトや特徴について教えていただけますか?
安本匠先生当院は、患者さまに安心して受診いただける環境づくりを大切にしています。料金面では、必要な器具や材料費、基本的な麻酔代をあらかじめ含めた価格体系を採用しております。ホームページで提示した料金以外の追加オプションによって費用が変動することを抑えた、分かりやすい設定を心がけていますね。アフターケアについては、術後の経過をしっかりと見守るための保証制度を設けております。再施術や必要な処置に関する規定については、カウンセリングの際にご確認いただけます。
____どのような悩みを持つ患者さまが多いですか?
安本匠先生当院では目元のお悩みが最も多く、代表的なのが二重整形ですね。一重まぶたを二重にしたい、二重の幅を広くしたい、左右差を直したい、デザインを末広から平行にしたいといった二重系・目元系の患者さんが大きなウェイトを占めています。もう1つが目の下のクマに関するお悩みで、その2つでだいたい8割ぐらいの患者さんになります。プラスアルファとして糸や切開によるリフト系の手術、脂肪吸引・脂肪注入などにも対応しています。
____先生が特に力を入れている施術について教えてください。
安本匠先生二重整形(埋没法・切開法)*1には特に注力しています。以前の所属先では、二重整形の技術マニュアルの作成や医師への技術指導を担当していた経験もあり、思い入れの強い分野です。現在も、患者さまに正しい知識を持っていただくために、YouTubeなどを通じて二重整形に関する情報を継続的に発信しています。
____二重の施術はどのような流れで進むのでしょうか?
安本匠先生カウンセリングではまず、どういう二重になりたいかを丁寧に確認することを最優先にしています。希望のデザインが決まったらシミュレーションで完成イメージを共有し、そのうえで精密なマーキングを行いますね。マーキングのわずかなずれが左右差につながることもあるため、ここには特にこだわっています。手術後は鏡で確認していただきますが、術直後は腫れがあるため完成形ではなく、腫れが引くにつれて理想の二重に近づいていきます。経過についても術前・術後にしっかり説明し、気になることがあればいつでも連絡いただける体制を整えていますね。
学会・SNS・患者さんから日々学ぶ

____先生が知識を増やしていく上で普段から行っていることがあれば教えてください。
安本匠先生学会に所属していますので、学会誌や論文で新しい知見を確認することはしています。ただ、二重手術に関しては非常に歴史のある手術なので、基本的な技術の新しい知見というよりも、今の美容外科業界でどういうデザインがトレンドになっているかとか、どういう問題が起きているかといった情報の方が重要になってくる部分もあります。
一人で開業しているので他の医師と話す機会が少ないですが、そういった最新の動向はSNSを通じて把握していますね。医師たちが毎日情報を発信していますし、学会は年1回ですがSNSは毎日更新されているので。患者さんの美容コミュニティの声も参考にしています。
____診察を行う上で、先生が最も大切にされていることは何でしょうか?
安本匠先生患者さんが美容外科を訪れるのは、こういう自分になりたいという理由があるからですよね。その希望をちゃんと汲み取って、どうなりたいかを最初にしっかり聞く。それを実現することが一番大切なことだと思っています。どんなに技術が高くても、患者さんの希望に沿わないデザインが完成してしまえば、それは手術の失敗です。技術の高さは美容外科医として当然のことで、そのうえで患者さんの希望を正確に把握して叶えることが本当に大事なことだと考えています。
____最後に、この記事をお読みの患者さまへメッセージをお願いします。
安本匠先生医師を選ぶ際、症例写真は参考にすべき点ですが、それだけで判断せず、多角的な視点を持つことが大切です。例えば、症例の経験数や、カウンセリングでご自身の希望を真摯に汲み取ってくれるかどうかを確認することをお勧めします。
当院では、治療をより深く理解していただくために手術動画の公開や、無料でのカウンセリング・シミュレーションを実施しています。患者さまにご納得いただいた上で治療を受けていただくことを最優先としておりますので、まずは気軽にお悩みを聞かせていただければ幸いです。





