埼玉県の大宮駅西口から徒歩1分のところにあるアリエル美容クリニックでは、クリニックの「ビジョン・ミッション・バリュー」を掲げ、その想いをもとに日々患者さまと誠実に向き合っています。糸リフトを得意とされている院長の鈴木桂介先生に美容医療への思いについて伺いました。
____先生が美容外科医を目指したきっかけを教えてください。
鈴木桂介先生僕が中高生のとき、肌荒れやにきびがひどくて、すごく悩まされました。
皮膚科に通ってもなかなかよくならず、初めて静岡の美容クリニックの門を叩いたのが高校生のときです。そこでピーリングなどの治療をうけました。
中高生のときって、一個にきびができるだけでも悩んでしまうような多感な時期だと思うのですが、そのような時期に美容医療の力を借りて自分の悩みを改善できた経験が大きかったように感じます。
糸リフトで引き上げ&小顔効果
____先生がお得意とされている施術を教えてください。
鈴木桂介先生糸リフトです。当院ですとたるみが気になる30代、40代の方が一番多く受けられていると思います。
最近では、小顔にしたいからと糸リフトを受ける10代、20代の方も多くなっていますね。
____糸リフトはたるみケアのイメージが強いですが、小顔効果も期待できるんですね。
鈴木桂介先生そうですね。輪郭をV字にしたいけど、脂肪吸引のようなダウンタイムが長い施術は難しいという患者さまは糸リフトを選ばれる方が多いですね。
____糸リフトといっても色々種類があると思いますが、貴院で扱っている糸について教えてください。
鈴木桂介先生当院でよくでるのはTESSリフト *1です。引き上げ効果だけでなく、脂肪を減らす効果も期待できますよ。 従来の糸リフトですと脂肪が多い方は引き上がりが弱かったのですが、TESSリフトだと脂肪を減らしながら輪郭をシャープにすることができるので、TESSリフトを選択して小顔にする方が多いですね。
____TESSリフトはどれくらいのペースで行えばよいのでしょうか。
鈴木桂介先生個人差があるので、早い人ですと半年くらいでちょい足しするのですが、一般的には1〜2年に1回程度でよいかと思います。
____貴院ではテスリフトの他に、PDOリフト、PCLリフト、シッピングスレッドを採用されていますが、それぞれどういった違いがあるのでしょうか。
鈴木桂介先生PDO *2とPCL *3は材質の違いで、PDOとPCLは引き上げに特化した糸の種類になります。ショッピングスレッド *4は美容針で、美容玄人の方に人気の施術です。
糸はフェイスラインの引き上げには効果的ですが、目元から口元あたりまでの、いわゆる中顔面の引き上げにはあまり強くありません。
なので中顔面を美しく保つにはたるみの予防をしていくことが大切なのですが、ショッピングスレッドは中顔面のたるみ予防に効果的です。
髪の毛よりも細い糸を皮膚の中に挿入することでコラーゲンの生成を促して、肌にハリを与えたり、たるまないように支えてくれる役割をします。
たるみを解消するためのベストな方法を提案
____この年代になったらこの糸がいいよ、などといった受ける糸の種類や糸を受けるのに最適なタイミングはありますか?
鈴木桂介先生お顔立ちによって違いますし、たるみと一言でいっても脂肪が多いことによってたるんでいるのか、脂肪は少ないけれど皮膚が余ってたるんでいるのかなど、たるみの種類によっても治療法が変わってきます。 痩せ型の方であれば、ボリュームを与えてあげる方が引き上げ感はでやすくなります。
____引き上げ感を出すために、ボリュームを足すんですね…!
鈴木桂介先生風船で例えると分かりやすいかと思います。ぱつぱつに膨らんだ風船はハリがありますが、その風船から空気を抜くとしぼんで、伸びたゴムがたるみしわっとなりますよね。 皮膚の下の脂肪や筋肉、骨というのは年齢とともに少しずつ減って失われていくので、そういったことが原因でたるんでいる方は、ヒアルロン酸 *5などでボリュームを足してあげるといいと思います。その上で糸も併用できればなお良いですね。 一方で、脂肪の重さによってたるんでいる方は、脂肪吸引 *6と糸を組み合わせて行うのがおすすめですね。
____年齢を重ねると脂肪はあった方がいいなどとも聞きますが、30代以降でも脂肪吸引は適応なのでしょうか。
鈴木桂介先生確かに30代、40代の方は顔の脂肪が減ることによってたるむリスクもあります。ただ脂肪が多すぎることでたるみが生じることもあるので、ほどよく脂肪を吸って引き上げることが大切です。 このあたりは経験がかなり重要で、適切な量を吸引することが大事になってきますね。
____先生が糸リフトをされるときにこだわっていることを教えてください。
鈴木桂介先生糸リフトって手技的に簡単だと思われがちなんですが、どの層に糸を挿入するかやどのパーツをどのように持ち上げるといいのかなどといった、解剖学的な知識が必要な施術です。 経験がないと狙った層に入らないし、やればやるほど難しい施術だなと思います。入れ方によって仕上がりが全然変わってきてしまうので、常にこだわりをもって行っています。 糸リフトは金ドブなんて言われてしまったりもしますが必要な本数と正しい技術をもってすれば、しっかりと効果を感じられる施術ですよ。 当院では相当な件数、糸リフトをやっていますが一度もトラブルになったことはないですし、ご満足も頂けています。
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____最後に、先生が患者さまと向き合われるときに大切にしていることを教えてください。
鈴木桂介先生当院では、ミッション・ビジョン・バリューを掲げていまして、ビジョンでいうと「あたりまえのつみ重ねで、日本一愛されるクリニックになる。」というのを掲げています。 綺麗になれるというワクワク感をどうやったら高めて上げられるかを常に考えていますし、当院に来てもらったからには適正価格で、しっかりと結果がでるように、品質がよいものをお届けすることを心がけています。 僕はもちろんスタッフも、患者さまに対しては誠実におもてなしの気持ちを持って対応しますし、施術に対してもしっかりと責任を持って向き合っています。 そういう当たり前にやるべきことをきちんとやって積み重ねていくこと、クリーンにやることを大切にしていますね。