JR・東急電鉄「蒲田駅」から徒歩2分という利便性の高い場所に位置する「TOMOぬくもりメンタルクリニック」。院長の藤田朋大(ふじたともひろ)先生は、精神科専門病院での勤務や在宅医療での経験を積み、2026年5月に同院を開業した精神科医です。院名の「TOMO」には、患者と一方的にではなく共に歩んでいきたいという想いが込められています。精神科診療のかたわら、男性の悩みに寄り添うED(勃起不全)治療にも力を注ぐ藤田先生に、医師を志した理由や開業の経緯、そしてED治療にかける想いについて詳しく伺いました。
「人と深く関わる仕事がしたい」——理系から精神科へ、迷いながら歩んだ道

____まず、先生が医師を目指したきっかけについて教えていただけますか?
藤田朋大先生もともと医療の家系ではありませんでした。ただ、周りに医師を目指す同級生が多く、その話を聞く中で、自然と医師という職業への憧れが芽生えていったんです。高校生の頃、将来の職業を考える機会があって、人のためになることをしたいという気持ちと、対人関係の仕事に就きたいという気持ちの両方がありました。理系の科目が得意だったので理系に進み、そこに社会貢献という視点と、周りの医師家系の友人たちの話が重なって、医師を目指し始めました。それまでは特に意識していたわけではなく、あくまで進路選択のタイミングで固まった目標でしたね。
____クリニック開業までの経緯を教えてください。
藤田朋大先生もともと自分でクリニックをしたいという願望はあったんです。ただ、いざ開業を考えたときに感じていたのは、精神科や心療内科という診療科自体に、まだ抵抗を感じる方が多いのではないかということでした。特に若い方は、受診すること自体にハードルを感じやすい。そういう方たちに対して、少しでも敷居を下げて、早く受診してもらえるようにしたいという思いがすごくありました。なので、外来型のクリニックとして開業することにしたんです。
実際、当院には社会人の方が男女ともに多くいらっしゃっていて、仕事の中での不安や不眠、うつといった悩みを抱えて来られる方が多いですね。受診が遅れて、うつ病が進行してから来られたり、身の回りのことができなくなってから来られたりする方もいらっしゃったので、できるだけ早い段階で来てもらえるクリニックにしたいと考えていました。
自信を失った男性たちのために——ED治療に込めた想い

____ED治療について取り組まれるようになった理由を教えてください。
藤田朋大先生来院される患者さんには男性の方も多くいらっしゃっていて、男性更年期の方もいます。そういう方たちのお悩みで、性機能が落ちてしまって、そこでさらに自信をなくしてしまうというケースがありました。診察の中で、そういった派生した悩みも少しでも解消できたらと思っています。また、EDの原因には心因的なものもあり、20代、30代の若い男性の方でも困っている方がいます。そういう方たちの助けになれたらと思って、精神科の診療と並行して治療をさせてもらっている状況ですね。
____具体的にはどのような治療を行っているのでしょうか?
藤田朋大先生当院で取り扱いのあるお薬は複数ありまして、患者さんによってどういう効果を望むか、即効性が欲しいのか、ナチュラルに効かせたいのか、そういうことをお聞きして、それに合う選択をしていただくという形になります。バイアグラのようなものも取り扱っていますが、内服での治療になりますね。お薬の種類によって、行為の何時間前に飲んでください、と指示の仕方も変わってきます。
____治療によって、患者さんの様子に変化は見られますか?
藤田朋大先生そういう方もいらっしゃいますね。機能的には問題がなく、心因性の部分が関与しているという方の場合、何回か試していただいて自信がついて、一旦お薬をやめておこうかな、という形になる方もいます。自信がないということがきっかけになっている方も、やっぱりいらっしゃるんです。ただ、効果の現れ方は人によって差がありますね。
____施術の流れを教えてください。
藤田朋大先生まずは問診という形で診察させていただいて、その中でお薬の種類の説明をします。どういった目的で、どういったものを希望されるかをお聞きして、その方に合ったものを提案し、処方させていただくという流れになりますね。続けて飲みたいという方にはそのように、毎日ではなくその都度飲みたいという方には、回数分だけお持ちいただくという形で対応しています。
すれ違いを防ぐ対話と、当日でも相談できる体制づくり

____クリニックの雰囲気について教えてください。
藤田朋大先生抵抗なく来ていただけるように、いろいろ工夫はしています。緑を取り入れたり、木目調にしたり。あまりガチガチに緊張して来られないように、癒しの空間というか、間接照明を入れたりして、そういう工夫をしていますね。
____診察において、先生が大切にされていることは何でしょうか?
藤田朋大先生一度で全部を聞き出すというのは、なかなか難しいと思っています。信頼関係の構築が必要なので、通院を続けていただく中で、ゆっくり開示していただければと考えていて、一気に全部で負担にならないようにということは気にしていますね。患者さんによって、最初に全部伝えられる方と、なかなか初めですべて伝えきれない方といらっしゃるので、その方その方に応じて、どこまで深く話を聞いていくかは、患者さんのペースに合わせるようにしています。
____予約の取りやすさについてはいかがでしょうか?
藤田朋大先生当院では、当日の受診にも対応したいと思っているので、初診の方でも当日枠を設けるようにしています。すぐに相談したいという方もいらっしゃるので、そこは枠として確保していますね。また、電話だけでなく公式LINEからご相談の連絡をいただくこともあります。電話だとどうしても他の方の対応中で出られないこともあるので、LINEで問い合わせをいただいて、確認した後に順次お答えできるようにしていますね。
____最後に、この記事をお読みの方へメッセージをお願いします。
藤田朋大先生こんな小さな悩みで、この段階で行ってもいいのかなと迷われて来る方も多いのですが、これくらいと思っている段階で受診することがすごく大事だと思っています。病状が進行してからというより、この段階かなと思うぐらいから通院いただけると、悪化を防げます。悩まれてご相談という形でもまずは構いませんので、とにかく本当にお気軽に来ていただけたらと思います。



