総合診療の名医【岡本光豊先生/岡本医院】形成外科、美容外科、皮膚科、美容皮膚科、内科

大阪府のベッドタウン、阪急茨木市駅から徒歩5分の岡本医院は、3階建てにリニューアルしたばかりのクリニックです。院長の岡本光豊先生は、形成外科から皮膚科、内科、整形外科、リハビリ診療まで幅広い経験をお持ちのゼネラリスト。そんな岡本先生の医療にかける想いについてお話を伺いました。

救命救急から形成外科、そして介護施設へ

____先生は大学卒業後、救命救急に進まれたのですね。

岡本光豊先生生命に関わる重篤な患者さんを診る高度救命救急センター(三次救急)で3年半くらい働きました。そこが医者人生の原点です。その後は形成外科に移りました。

____どのようなきっかけで美容医療まで手がけるようになったのですか?

岡本光豊先生形成外科医として3、4年目くらいの頃、大学病院関連の病院に勤務していました。そこはアザ治療のために来院する乳児や新生児の患者さまが多かったんですが、患者さまが増えだんだん受け入れが難しくなってきまして、そこで大学医局関連の先生方2人と協力して、レーザー治療を行うことができるサテライトクリニックを開院しました。 今から2、30年くらい前は、形成外科と美容外科は共通点はあるものの別の診療科のように扱われておりました。美容の手術を受けたい患者さまがいても保険診療を中心とする大学病院や市中病院では、行うことはできなかったんです。ですから、そのような患者さまはクリニックの方にお越しいただき、二重術、脂肪吸引または豊胸手術など多くの手術を行ってきました。

____時代のニーズに合わせて美容医療も行うようになったということですね。

岡本光豊先生はい。今はずいぶんと変わり、形成外科と美容治療は切っても切れない関係になりました。美容治療を手がける先生も増えてきたので、手術室をたくさんの先生方に使用していただくことも多かったです。 その頃僕はクリニックの院長をやりながら、月の半分くらいは全国で美容手術の巡業をしていました。そんな生活を8年くらい続けた後、大阪の能勢町という過疎地にある高齢者施設内のクリニックを手伝うことになったんです。畑違いですが(笑)そこでは主に内科や整形外科、健診業務などをやっていました。

____岡本医院が内科や健診まで行っているのは、そういうバックボーンがあるからなんですね!

岡本光豊先生その頃は、週に1度形成外科の手術や救急医療も行いながら、10年間くらい高齢者の診療や在宅治療、また介護業界などに携わってきました。ここでまた医師として、さらに勉強をさせていただくことになりました。

治療方法を限定しない

____岡本医院は美容治療メニューがとても多い印象です。

岡本光豊先生はい、かなり幅広く揃えています。患者さまの多くが当院に来る前にいくつもの病院に行って様々な治療を受けておられます。その方達がこれ以上クリニック周りをしなくて済むように、豊富なメニューを揃えて、治療の選択肢を増やしています。そうすることでより満足していただける治療を提供することが可能となりました。 あまり治療を限定して「この方法しかありません」というのを極力なくしたいんですよね。ですから幅広く勉強をしてあらゆる治療法を取り入れ、そこから選べるようにする。ダウンタイムを取れる人もいれば、そうじゃない人もいるし、安く済ませたい人もいれば、お金をかけてもいい人もいるので。 そして料金はできるだけ下げるようにしています。他のクリニックさんの半額や30〜40%引きくらいで提供しているメニューもあります。

____値段で諦める場合もありますからね。

岡本光豊先生それ、本当に多いですよね。土地柄もあると思います。この辺りは大阪の中でも比較的余裕のある方が多いと言われていますが、やっぱり東京や大阪の中心部とは違う。みなさん美容医療って高いもんだと思っているので、そこを打破できるような価格帯を打ち出したいですね。当然、治療の質は絶対に落とさず、これがモットーです。

美容の悩みの裏にある問題を見つける

____改めて、診療方針を教えてください。

岡本光豊先生何と申しますか、自分が目指しているのはいわゆる”美容外科・皮膚科”の専門だけではなく、全身をトータルで診療できるクリニックにしたいんです。内科的な側面から患者さまの悩みに切り込んでいって、内科も含めてトータルで治療していこうという方針でやっています。スタッフにはいつも「うちは美容だけではない」と言っていますね。

____例えばどういうことでしょうか?

岡本光豊先生患者さまの悩みで言えば、多いのはシミ・シワ・たるみなんです。その方が例えば50歳前後だった場合、更年期が関係しているケースが多い。ですからまずは更年期症状について質問をしてみて、例えば生理が不規則になっているようなら女性ホルモンの測定をします。そして必要であれば先に婦人科の治療を始めた方がいいと伝えて、知り合いの医師を紹介します。 また表面上、美容の訴えだったとしても、実は内科的疾患が影響していたという場合もあります。なので、全身を診察することが、本当の治療につながると常に考え、日々の診療にあたっております。

____美容的な悩みの裏にある本当の問題を見つけるということですね。

岡本光豊先生僕はそれを心がけていますね。美容治療はその後でいいと思っているんです。

____そのために大切なのは、やはり患者さまの話をしっかりと聞くことですか?

岡本光豊先生そうです。もう何でも言ってね、僕にできることは何でもやるから、と。例えば話をする中で、ふと髪の話題になって本人が気にされている様子が見えた時にはそれぞれの症状に適した治療の提案をすることもあります。

____女性にとってはかなりデリケートな話題ですね。

岡本光豊先生雑談の中で、そういった悩みを出しやすいように心がけています。髪の治療については、毛髪の血流改善剤や、増毛剤、海外から取り寄せたサプリメントなどのラインナップを揃えながらも、基本は負担にならないように保険診療から入れるようにしています。

内科の患者さまが美容治療も

____患者さまはどのくらいの年齢層が多いのですか?

岡本光豊先生若い方が多いのですが、当院の特徴で言うと内科を標榜しているのでかなり高齢の方もいらっしゃいます。例えば高血圧の治療でいらしている方から「先生、ここの口のあたりのシワ、どないかならへんか?」と聞かれることもありますね。 高齢の患者さまの眼瞼下垂の手術もかなりやっています。やっぱり女性はいくつになってもキレイでいたいものですから。「私らこんな年で美容治療なんて恥ずかしいですよね」とおっしゃる方もいますが、全然そんなことないですよって。70でも80でもキレイにおられたらいいって思いますね。テーマは「シミ・シワ・たるみはあるよリ、ないほうがいいね」です!

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顔を見て話し、悩みを引き出す

____患者さまと向き合う時に大切にしていることを教えてください。

岡本光豊先生診療中、どうしてもカルテを見ながら話をしてしまいがちですが、僕は絶対に顔を見て話すようにしています。診療中にカルテが書けなくて、夜中や早朝になるという悩みもあるんですけどね。 もう一つ、患者さまが見て分かりやすい資料やツールを使って説明をするようにしています。治療の経過もこんな風になるよ、と目で見て納得していただいた上で治療を進めます。

____それはありがたいです。

岡本光豊先生とにかく話を聞くことをメインにしていて、そこからどんな悩みがあるのかを引き出せるように。これを徹底しています。治療の必要がない場合は「いらないよ」と言いますし、「まだ早いから5年後に来てください」と伝えることもありますね。

____最後に、岡本医院はどのようなクリニックを目指していますか?

岡本光豊先生もう診療科をこえて、皆さまに気軽に入ってもらえるクリニック。2022年11月に移転をして3階建てにリニューアルしました。ちょっとホテルのような雰囲気にしていて、1階は受付、2階が保険診療、3階が美容治療という風に、目的に合わせて完全にフロアを分けたんです。 私は2階で話を聞いて、美容治療が必要な患者さまは3階(美容専用フロア)に上がってもらいます。そちらには美容専門のスタッフがおりますので。しっかりとトレーニングを積んだナースとエステシャンが美容治療を担当します、僕は手術と保険診療に徹して、スタッフと連携を密にし、患者さまを総合的に診ていければと思っています。

プロフィール
岡本光豊先生
愛知医科大学卒業後、大阪大学医学部付属病院 特殊救急部に入局。その後高度救命センターに勤務。大阪府立泉州救命救急センター(りんくう総合医療センター)で三次救急を学び、大阪大学医学部付属病院 皮膚科形成外科診療斑で形成外科・皮膚科の基本を学ぶ。大阪船員保険病院(みなと中央病院)、医療法人 近藤病院を経て、形成外科における自身の診療の幅を大きく広げた後、内科・整形外科・皮膚科・リハビリなど約10年間大阪北部の地域医療にあたる。2017年に岡本医院を開院、2022年に現在地へ移転。
問い合わせ:072-652-5070

治療メニュー等

取材日/2023年2月16日


ライタープロフィール
松本亜紀
飾らないお人柄とざっくばらんな話ぶりが魅力の岡本先生。美容の悩みもちょっとした体の不調も何でも聞いてくれる、まさに「町の頼れるお医者さん」という印象でした。学生さんからお年寄りまでたくさんの患者さまが「先生、ちょっと聞いてよ」と訪れる様子を想像しながらお話を伺いました。