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ピルを保険適用にする方法とは?適用外といくら違うかも解説

  • 5月 30, 2023
  • 4月 24, 2024
ピルを保険適用にする方法とは?適用外といくら違うかも解説
チョイチョイ

この記事では、ピルを保険適用にする方法について解説していくよ!

「ピルって保険適用になるのかな?」
「ピルの費用をできるだけ安く抑えたい」

このようなお悩みを持つ方のために、保険適用になるピルとならないピルの違いや、保険が適用された場合の料金、保険適用されるピルの効果について詳しく解説していきます。

また、おすすめのオンラインピル処方サービス5選も紹介していくので、ぜひ最後までチェックしてみてください。

この記事でわかること

  • 保険が適用された場合の料金
  • ピルを保険適用にする方法
  • 保険適用になるピルとならないピルの違い
  • 保険適用されるピルの効果
  • オンラインピル処方サービスおすすめ5選

ピルの費用はできるだけ抑えたい

ピルの費用はできるだけ抑えたい

ピルの費用を抑えるためには、ピルが保険適用になる条件や、薬代以外にかかる費用を知っておくことが重要です。ピルは継続的に服用する必要があり、金銭的な負担が気になる方は多いでしょう。

ピルの処方は保険適用にならない場合も多く、保険適用外の料金は保険適用の際よりも上がります。さらに、ピルの処方には、薬代のほかに診察料や検査費用などがかかります。

チョイチョイ

ピルの値段の相場や、保険適用の条件について理解を深めていこう!

保険適用されるとピルの値段はいくら安くなる?

保険適用されるとピルの値段はいくら安くなる?

ピルを処方される多くの場合は、保険適用外のため全額自己負担になります。保険適用の際は、健康保険の保険料適用区分によって自己負担額が決まっており、基本的には3割の負担です。

チョイチョイ

以下で、ピルの相場について詳しく解説していくよ!

ピルの値段の相場

保険適用と保険適用外のピルの料金は、以下の通りです。また、それぞれのピルの効果や使用用途についても解説します。

ピルの種類薬名保険適用料金(1シートあたり)効果、使用用途
低用量ピルルナベルLD保険適用時:1,260円程度保険適用外:3,000円程度避妊生理痛緩和経血量の減少月経困難症の改善
フリウェルLD保険適用時:600~800円程度保険適用外:1,600円程度
シンフェーズ×保険適用外:2,500円程度
アンジュ×保険適用外:2,000円程度避妊生理移動・生理周期のコントロール不正出血しにくい
トリキュラー×保険適用外:2,500円程度
ラベルフィーユ×保険適用外:2,500円程度
ファボワール×保険適用外:2,500円程度避妊肌荒れ、ニキビ、多毛症の予防・改善
マーベロン×保険適用外:2,500円程度
超低用量ピルルナベルULD保険適用時:1,300円程度保険適用外:3,000円程度生理痛緩和経血量の減少
フリウェルULD保険適用時:600円程度保険適用外:2,500円程度
ジェミーナ保険適用時:1,800円程度保険適用外:3,500円程度生理移動・生理周期のコントロール不正出血しにくい月経困難症の改善
ヤーズ保険適用時:2,500円程度保険適用外:10,500円程度月経困難症の改善子宮内膜症に伴う痛みの緩和
ヤーズフレックス保険適用時:2,500円程度保険適用外:10,000円程度
ドロエチ保険適用時:2,000円程度保険適用外:6,000円程度
中用量ピルプラノバール保険適用時:1,000円程度保険適用外:6,000円程度生理移動
ミニピルセラゼッタ×保険適用外:4,000円程度避妊生理痛緩和
アフターピルエラワン×保険適用外:13,000円程度性交後の緊急避妊
ノルレボ×保険適用外:12,000円程度
レボノルゲストレル×保険適用外:10,000円程度

治療を目的とする保険適用のピル(Low dose Estrogen-Progestin;以下LEP)は、どこの医療機関でも自己負担額は同じです。

しかし、避妊目的になる自費のピル(Oral Contraceptives;以下OC)は、自由診療で全額自己負担になるため、医療機関によって費用が異なります。

チョイチョイ

費用に不安がある場合は、受診を検討している医療機関に確認しよう!

ピル以外にかかる費用も考慮

ピルの処方には、薬代以外にも診察料や検査費用がかかります。そのため、ピルが保険適用になったからといって、必ずしも費用が安くなるとは限りません。

また、オンラインピル処方サービスの場合、診察料や薬代は比較的安く済みますが、ピルの配送料がかかります。

チョイチョイ

クリニックやサービスを選ぶ際には、診察料や検査費用、薬代、配送料といったトータルの費用で考えることが重要なんだね!

ピルを保険適用にする方法

ピルを保険適用にする方法

保険適用になる低用量ピル(LEP)は、月経困難症、子宮内膜症などの婦人科系の症状の改善のために用いられます。治療目的の場合に適用されるため、避妊のみを目的とする場合は適用外です。

つまり、LEPとして承認されているピルを選んだからといって、必ずしも保険適用になるわけではありません。医師の診察・検査のもと、病気の治療の一環としてピルの服用が必要だと判断された場合に限ります。

チョイチョイ

生理痛がひどい場合でも、保険適用になる場合があるから、医師に相談してみよう!

保険適用されるピル・保険適用外のピルの違い

保険適用されるピル・保険適用外のピルの違い

以下では、保険適用されるピルとされないピルの種類と特徴について、詳しく解説していきます。

保険適用される低用量ピルの種類:LEP

LEPは、女性ホルモンであるエストロゲン・プロゲステロンが配合されているホルモン剤で、月経困難症や子宮内膜症の症状改善のために用いられます。
保険適用されるのは、以下のような種類のピルです。

保険適用となる主なピル一覧

  • ルナベルULD
  • フリウェルULD
  • ルナベルLD
  • フリウェルLD
  • ジェミーナ
  • ヤーズ
  • ヤーズフレックス
  • ドロエチ
チョイチョイ

女性ホルモンの種類や配合量によって、服用方法に違いがあるよ!医師と相談しながら自分の症状にあったピルを選択していこう!

保険適用されない低用量ピルの種類:OC

避妊目的で服用するピル(OC)は保険適用外です。避妊のほか、生理移動などに使用するものもあります。保険適用外のピルには、以下の種類があります。

保険適用外となる主なピル一覧

  • シンフェーズ
  • アンジュ
  • トリキュラー
  • ラベルフィーユ
  • ファボワール
  • マーベロン

LEPとは黄体ホルモンの種類や含有量が異なり、避妊効果の高さが特徴です。また、こちらも月経前症候群(PMS)や生理痛の緩和が期待できます。

チョイチョイ

種類によってはニキビや多毛症の改善効果も期待できるよ!

低用量ピル・超低用量ピルの種類と効果の特徴

ピルは開発された年代や含まれるホルモンの種類により、第1世代から第4世代にまで分類されます。それぞれ効果の特徴が異なるため、症状に合わせたものを選択しましょう。低用量ピル・超低用量ピルの種類と効果については、以下の表をご覧ください。

ホルモンの種類(世代)ピルの種類保険の適用ピル(LEP)保険適用外のピル(OC)効果の特徴
ノルエチステロン(第1世代)低用量ピルルナベルLDフリウェルLDシンフェーズ出血量が減りやすい。
生理痛緩和、月経困難症の治療などに使用。
超低用量ピルルナベルULDフリウェルULD
レボノルゲストレル(第2世代)低用量ピルトリキュラーアンジュラベルフィーユ不正出血が起こりにくく、安定した生理周期をつくりやすい。
月経困難症・PMSの緩和などに使用。
超低用量ピルジェミーナ
デゾゲストレル(第3世代)低用量ピルマーベロンファボワール男性ホルモン(アンドロゲン)の抑制効果が高く、ニキビや肌荒れ、多毛症の改善効果が期待できる。
生理日をコントロールしやすい。
ミニピルセラゼッタ肥満・喫煙により低用量ピルを服用できない人でも服用可能。
ドロスピレノン(第4世代)超低用量ピルヤーズヤーズフレックスドロエチ超低用量化され、副作用が起こりにくい。
月経困難症や子宮内膜症の治療薬などに使用。
ニキビが改善でき、むくみにくい。

低用量以外のピルと保険適用の可否

低用量以外のピルの特徴や使用用途、保険適用の可否についても解説していきます。

アフターピル

アフターピルは、継続的に服用する低用量ピルと異なり、避妊に失敗した際に緊急的に服用するものです。高い避妊効果に期待できるものの、保険適用外なので他のピルよりも費用が高くなっています。

月経移動ピル(中用量ピル)

中用量ピルは、低用量ピルよりもエストロゲンの配合量が多いのが特徴です。生理の移動に使用される場合は、保険適用外となります。

月経困難症や生理周期の異常の治療目的で使用される場合もあり、稀に保険が適用されることもあります。

そのため、中用量ピルの処方を希望する際は医師の診察・検査のもと、保険が適用されるか確認してみましょう。

ミニピル

ミニピルはエストロゲンが含まれておらず、血栓症のリスクが低いのが特徴です。また、エストロゲンが含まれていないため、他のピルを服用できない以下の方にも使用できる薬です。

ミニピルがおすすめな人

  • 子宮体がん、卵巣がんのリスクがある35歳以上の方
  • 肥満傾向の方
  • エストロゲンを含むピルに抵抗がある方
  • 喫煙者
  • 授乳婦

保険適用されるピルの効果

保険適用されるピルの効果

保険適用のピル(LEP)には、副効用として以下の効果が期待できるとされています。

子宮内膜症やPMSなど治療が必要な症状の改善

LEPは月経困難症や子宮内膜症に伴う症状改善のほか、体内の女性ホルモンの変動を少なくすることで、月経前症候群(PMS)や月経前不快気分障害(PMDD)などの症状緩和にも期待できます。

経血量の減少・貧血の改善

ピルに含まれる女性ホルモンには、子宮内膜が厚くなることを防ぎ、経血量を減少させる働きがあります。また、経血量の減少と生理回数の調整によって、生理中の貧血も改善されます。

卵巣がんや子宮体がんのリスク低下

ピルを服用すると排卵が止まるため、卵巣を休ませることができます。卵巣への負担が軽減されることにより、卵巣がんなどの発生リスクが下がるというメリットも。

また、子宮内膜を定期的にはがすことで、子宮体がんの発生リスクも軽減できるとされています。

チョイチョイ

がんのリスクを軽減するには、ピルの服用と定期的な診察・検査が重要だよ!

ニキビの改善

ピルに含まれるエストロゲンという女性ホルモンにより、ニキビの原因である皮脂分泌を抑えることが可能です。また、エストロゲンは肌の保湿機能をサポートするため、肌の乾燥を抑え肌荒れの軽減にもつながります。

生理不順の改善

生理不順は、ストレスや睡眠不足、食生活の乱れ、無理なダイエットなどによるホルモンバランスの乱れが主な原因です。ピルを服用することで体内の女性ホルモンの量が安定するため、バランスの乱れによる症状が治まります。

また、偽薬(ホルモンが含まれない薬)期間や休薬期間を定期的に取り入れることで、正常な生理周期に整います。

保険適用外でもおすすめ!ピルのオンライン処方サービス5選

オンラインピル処方サービスは、通院での診療と比較して診察料や検査費用がかからず、ピルの服用を継続しやすいのがメリットです。また、通院の手間や待ち時間がかからないので、忙しい人でも気軽に診療を受けられます。

チョイチョイ

以下で、それぞれのオンラインピル処方サービスについて、詳しく解説していくよ!

ピルのオンライン処方サービスを比較!

ピルのオンライン処方サービス5選の特徴を表にまとめました。

サービス名取り扱いピル診察時間料金プラン診察料送料当日発送
締め切り時間
メデリピル
・低用量ピル6種類
・超低用量ピル5種類
・中用量1種類
・アフターピル2種類
10:00~23:00<定期便プラン>
ピル代2,970円(税込)
※低用量ピルの場合
・低用量ピルは回数問わず無料
・中用量・アフターピルは1,650円(税込)
550円(税込)
※6シートおまとめプランは送料無料
17:00
マイピルオンライン
・低用量ピル6種類
・アフターピル4種類
・生理日移動ピル1種類
8:00~20:00<定期便>
低用量ピル 一律2,690円(税込)/月
・初診料/1,650円(税込)
・低用量ピル再診料/550円(税込)
550円(税込) バイク便/8,690円(税込)
※バイク便は梱包代として550円(税込)が別途必要
※バイク便は東京都23区内限定
平日17:00
土日祝日15:00
エニピル
・低用量ピル2種類
・中用量ピル1種類
・アフターピル2種類
10:00~24:00<毎月配送プラン>
ピル代2,563円(税込)
診療費/2,200円(税込)
※新規処方時のみ
385円(税込)15:00 アフターピルのみ、日祝日は14:00
クリニックフォア
・低用量ピル8種類
・中用量ピル1種類
・アフターピル4種類
9:00~21:00ピル代2,783円(税込)/月1,650円(税込)550円(税込)低用量ピル15:00
アフターピル16:00
※診療時間やお届けエリアによっては対象外
DMMオンラインクリニック
・低用量ピル9種類
・ミニピル1種類
・中用量ピル1種類
・アフターピル3種類
平日 8:00~22:00
土日 8:00~21:00
<らくらく定期便>
6ヶ月ごと:ピル代13,068円(税込)/1回
※1ヶ月あたりのピル代は2,178円(税込)
無料550円(税込)平日15:30
土日祝日14:30

 

メデリピル

出典:メデリピル

メデリピルがおすすめな人

  • LINEで気軽に相談したい人
  • 無料で何度も診療を受けたい人
  • 初月無料で手軽にピルを始めたい人

メデリピルの診療を担当するのは産婦人科医だけ。また診療は何度でも無料で、すべてスマホで完結します。
診療予約から服薬中の質問や相談、服薬・体調管理まですべてLINEでサポート。 手軽に使いやすいサービスとなっています。

サービス名メデリピル
取り扱いピル低用量ピル6種類
超低用量ピル5種類
中用量ピル1種類
アフターピル2種類
診察時間10:00~23:00
料金プラン<定期便プラン>
ピル代2,970円(税込)
※低用量ピルの場合
診察料低用量ピル:回数問わず無料
中用量ピル・アフターピル:1,650円(税込)
送料550円(税込)
当日発送締め切り時間17:00

12シートおまとめ購入キャンペーン

キャンペーン内容12シートおまとめ購入キャンペーン
12シート総額23,556円(税込)
(初月ピル代0円、2か月目以降2,141円)
1シートあたりの金額1,963円(税抜)
キャンペーン期間2024/4/1~2024/6/30

メデリピルは現在、12シートおまとめ購入キャンペーンを実施しています。
初月ピル代0円、1シートあたりの値段が2000円以内でピルをお試しすることができます!

キャンペーンは2024/4/1~2024/6/30まで行っています!

 

 

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マイピルオンライン

出典:マイピルオンライン

マイピルオンラインがおすすめな人

  • 定期的にピルを飲みたい人
  • 最短翌日にピルを受け取りたい人
  • 学割を使ってピルを買いたい学生

マイピルは、おまとめ処方で再診料や送料が無料になるなど、続けやすい料金設定となっています。予約はWEBやLINEで簡単にできます。

サービス名マイピルオンライン
取り扱いピル低用量ピル6種類
アフターピル4種類
生理日移動ピル1種類
診察時間8:00~20:00
料金プラン<定期便>
低用量ピル一律2,690円(税込)/月
診察料初診料/1,650円(税込)
低用量ピル再診料/550円(税込)
送料550円(税込)
バイク便/8,690円(税込)
※バイク便は梱包代として550円(税込)が別途必要
※バイク便は東京都23区内限定
当日発送締め切り時間平日17:00
土日祝日15:00

 

 

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エニピル

出典:エニピル

エニピルがおすすめな人

  • 365日いつでも気軽に相談したい人
  • ピルが必要になったらすぐ診察を受けたい人
  • 2回目以降は診察無料なので継続的にピルを飲みたい人

エニピルは予約不要で診察が受けられます。 問診票に回答し、送信すると30分以内に医師のオンライン診療開始。予約も可能です。

アフターピルを希望する場合、最優先で割り込み診療が受けられ、15:00までに処方を受ければ即日発送されます。早く診察を受けたい人にピッタリなサービスです。

サービス名エニピル
取り扱いピル低用量ピル2種類
中用量ピル1種類
アフターピル2種類
診察時間10:00~24:00
料金プラン<毎月配送プラン>
ピル代2,563円(税込)
診察料診療費2,200円(税込)
※新規処方時のみ
送料385円(税込)
当日発送締め切り時間15:00※アフターピルのみ
※日祝日は14:00

 

 \低用量ピルはこちら↓↓/

 

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クリニックフォア

出典:クリニックフォア

クリニックフォアがおすすめな人

  • 最短翌日までにピルを受け取りたい人
  • アフターフォローが充実しているため初めてピルを服用する人
  • 多くのピルの種類から自分に合ったものを選びたい人

クリニックフォアはアフターフォローが充実。 LINEで生理と服薬の両方が管理できます。飲み始めで不安な時も、体調に合わせたアドバイスを受けられます。

サービス名クリニックフォア
取り扱いピル低用量ピル8種類
中用量ピル1種類
アフターピル2種類
診察時間9:00~21:00
料金プランピル代2,783円(税込)/月
診察料1,650円(税込)
送料550円(税込)
当日発送締め切り時間低用量ピル15:00
アフターピル16:00
※診療時間やお届けエリアによっては対象外

 

 

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DMMオンラインクリニック

出典:DMMオンラインクリニック

DMMオンラインクリニックがおすすめな人

  • 普段からDMMのサービスを利用している人
  • 無料でオンライン診療を受けたい人
  • 数多くの種類の中から自分に合ったピルを見つけたい人

DMMオンラインクリニックでは、DMM会員ならDMMポイントで決済が可能です。取り扱うピルの種類も多く、一人ひとりに合ったピルの処方が受けられます。

サービス名DMMオンラインクリニック
取り扱いピル低用量ピル9種類
ミニピル1種類
中用量ピル1種類
アフターピル3種類
診察時間平日8:00~22:00
土日8:00~21:00
料金プラン<らくらく定期便>
6ヶ月ごと:ピル代13,068円(税込)/1回
※1ヶ月あたりのピル代は2,178円(税込)
診察料無料
送料550円(税込)
当日発送締め切り時間平日15:30
土日祝日14:30

 

 

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ピルを服用する際の注意点

ピルを服用する際の注意点
チョイチョイ

以下では、ピルの副作用や、服用・併用の注意点について解説していくよ!

ピルには副作用のリスクがある

ピルには、以下のような副作用があります。

主な副作用

  • 吐き気
  • 不正出血
  • 乳房の張り
  • 頭痛
  • むくみ
  • 動悸・息切れ
  • 血栓症

上記の症状は、ピルを服用し始めたタイミングで、ホルモンバランスが一時的に変化することで起こるとされています。多くの症状は軽度で、1〜3か月程度で自然に軽減していきます。

しかし、血栓症は重篤な症状に至る可能性があるため、特に注意が必要です。以下の症状が出た場合には、すぐに医師に相談しましょう。

注意が必要な副作用

  • 動悸、息切れ
  • 突然の胸の痛み
  • ひどい頭痛やめまい
  • 急な吐き気、嘔吐
  • 頭痛
  • 足(特にふくらはぎ)の痛みや痺れ、発赤
  • 手足の脱力
  • 視力の異常

チョイチョイ

ピルの服用開始から3〜6か月程度が起こりやすいといわれているよ!定期的な受診・検査を受けて、血栓症のリスクを減らそう!

ピルを服用できない人もいる

血栓症のリスクを考慮してピルの服用ができない場合があります。以下の病気や生活習慣がある場合は、医師に相談しましょう。

ピルの服用に注意しなければならない人

  • 高血圧・高脂血症(血圧は140/90mmHg以上)
  • 子宮がん・子宮体がん・子宮頚がんになった、または疑いがある
  • 血栓症になったことがある
  • 妊娠や妊娠の可能性がある
  • 授乳開始から間もない(6か月未満)
  • 35歳以上で、1日15本以上タバコを吸う
  • 診断が確定していない異常性器出血がある
  • 重度の糖尿病や肝臓の病気がある

ピルと併用できない薬がある

ヴィキラックス配合錠(C型肝炎の薬)はピルとの併用が禁忌とされているため、同時期に飲むことはできません。また、以下の薬やサプリメントを服用している場合には、医師への相談が必要です。

併用できない主な薬

  • てんかんの治療薬
  • セントジョーンズワートのサプリメント
  • 解熱鎮痛薬(アセトアミノフェン)
  • 糖尿病の治療薬
  • ステロイド内服薬

上記の薬やサプリメント、漢方を一緒に服用すると、ピルの効果が弱くなったり強くなってしまうため注意が必要です。

チョイチョイ

治療にも影響がでてしまう可能性があるから、事前に医師に相談しよう!

ピルと保険の適用に関するよくある質問7つ

ピルの服用でよくある質問をまとめています。以下の質問以外に不安なことがある場合は、受診を検討している医療機関へ確認してみましょう。

OCに分類されるピルが保険適用外なのはどうして?

妊娠を望んでいない場合には、OCを服用して避妊を行うことは重要です。しかし、妊娠は病気ではないため、治療として処方されることが難しく、保険適用外になってしまいます。

今処方されているピルが保険適用外なのはなぜ?

診察・検査、症状などから、保険適用になるかどうかを医師が判断します。保険が適用されるためには、生理に伴う症状・不調について、できるだけ具体的に医師に相談することが重要です。

子宮内避妊具(IUS)も保険適用になる?

子宮内避妊具(IUS)は、生理症状の緩和や避妊効果が期待できます。また、IUSは、子宮内膜症や月経困難症への効果も認められているため、保険が適用される場合もあります。

治療用の保険適用ピルに避妊効果はある?

EPにも避妊効果が期待できるといえます。しかし、避妊効果はあくまで副効用であり、OCと全く同じような避妊効果があるわけではないため注意が必要です。
※薬を服用したときにみられる、本来の効能以外の好ましい効果。

避妊用のピルにも治療用ピルとしての効果はある?

ピルに含まれている成分はほぼ同じであるため、同様の効果が期待できます。

保険適用外のピルを安く買う方法はある?

ピルの種類によっては、ジェネリックを選ぶことで費用を抑えられます。また、保険適用外のピルの料金はクリニックによって異なるため、料金の安いクリニックを選ぶことをおすすめします。オンラインピル処方サービスは、通院にかかる交通費がかからないため、さらに費用を抑えることができます。

ピルのオンライン処方サービスでも保険は適用される?

オンライン診療が初診の場合は、診断に必要な内診や検査ができないため、LEPを保険適用で処方してもらえることはほとんどありません。対面診療でLEPが処方された後は、次回以降のオンライン診療でLEPの継続的な処方が可能になる場合があるため、クリニックに相談してみましょう。

診察でピルが保険適用になるか聞いてみよう

診察でピルが保険適用になるか聞いてみよう

保険適用のピル(LEP)は、月経困難症や子宮内膜症などの治療を目的として使用します。婦人科系の病気の自覚がなくても、生理に伴う痛みや症状が強い場合には、一度クリニックを受診して診察・検査を受けることが重要です。

また、LEPの処方を希望する場合は、診察の際に生理に伴う症状・不調について、できるだけ具体的に医師に相談してみてください。クリニックによって診察料・検査費用・ピルの料金は異なるため、トータルでかかる費用をもとにクリニックを選ぶと良いでしょう。

チョイチョイ

費用を抑えたい場合や通院が大変な時は、オンラインピル処方サービスを利用するのもおすすめだよ!