リピート率90％という驚異的な数字をもつ、しのぶ皮膚科。人気の理由は、院長の蘇原しのぶ先生を頼って通う人が多いから。しのぶ先生独自のヒアルロン酸注入法は、自然に小顔になり若返ると、幅広い層に絶大な支持を得ています。
もともとは生粋の医者だったしのぶ先生が、なぜ美容医療に情熱を注ぐようになったのか。先生のご経歴や美容医療にかける想いを伺いました。
____先生が美容皮膚科になったきっかけを教えてください。
蘇原しのぶ先生私の人生の根底にあるのは父の存在です。開業医の一人娘で生まれて、病院の上に家があったので、小さい頃から父の背中をみて育ってきました。夜中に急患がくることもあったし、人が亡くなるのを見ることもありましたね。 父は地元の人たちを本当に大事にしていたし、地元の人からもすごく慕われていました。患者さんから「先生のおかげで何十年生きました」なんて言葉をかけられているのをみて、「私も父のようになりたい。人の命を助けたい」と思って医者になりました。だから最初は、まさか自分が美容医療をやるとは思ってなかったですね。
____素敵なお父さまですね。美容医療に興味がなかったというのも意外です。最初はどこにお勤めになったんですか？
蘇原しのぶ先生北里大学病院の皮膚科に入りました。私は小さい頃からすごく手先が器用で、編み物とかもすごく得意だったんです。だから器用さを生かしてオペをやりたくて現場で働きたかったので、皮膚外科を希望したんです。 北里病院は日本で最も皮膚科が進んでいる病院だったので、本当に素晴らしい先生がたくさんいました。その時は、保険診療で皮膚ガンや火傷の治療などを専門でやってましたね。
ヒアルロン酸は人を幸せにするし、美容は人助けになると思った
____皮膚科で働かれていたところから、何がきっかけで美容の道に進まれたのでしょうか。
蘇原しのぶ先生働いているうちに全部できるようになって、新鮮さがなくなってしまったんです。私にしか治せない病気はないかなと思っていた時に、白斑という病気に出会いました。
____白斑は一時期話題になりましたね。肌の色が抜け落ちて白くなる病気です。
蘇原しのぶ先生白斑は治すのが難しい疾患なのですが、白斑治療を専門にしている新宿皮フ科というクリニックを知りました。そこで行われている治療にすごく感動してしまって。その時は栃木に住んでいましたが、東京まで毎日通って働きながら勉強しました。白斑に人生を捧げようと思っていたし、院長にもずっとついていこうと思っていたんです。 でもある日突然、院長から白斑ではなく美容クリニックを新しくやってほしいというお話を受けました。私の一任で全て決めて良いからと。それまで美容に興味はありませんでしたが、自分の好きなようにクリニックを開設できるのはとても面白いなと思って始めることにしたんです。
____あまり聞かないお話の展開ですね…！そこからヒアルロン酸を専門にされているのは、何かきっかけがあったんでしょうか？
蘇原しのぶ先生美容クリニックに来てくださった患者さまが、ヒアルロン酸をいれて若返ったときに「え〜〜！何これ、すごーーーい‼︎うれしい！」と想像以上の反応を見せてくれたのがきかっけです。その方に1年後お会いした時、すごく痩せてきれいになっていたんですよ。 その方のように、ヒアルロン酸で綺麗になったことをきっかけに外に出るようになって、働き始める人って多いんですよ。本当にみなさん生き生きしているんですよね。 私は人助けをしたくて医者になったんですけど、その時に「ヒルロン酸って、すごい人助けになるんだ！」って思ったんです。その人自身が明るくなって幸せになるだけじゃなくて、旦那さんとかお子さんとかまで幸せにすることができることを知りました。 ヒアルロン酸は人を幸せにするし、美容は人を元気にする人助けだと思ったので、私はヒアルロン酸でやっていこうと決めたんです。
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独自のヒアルロン酸注入法で若返りを可能に
____しのぶ皮膚科に来院される患者様のお悩みTOP3を教えてください。
蘇原しのぶ先生目の下のクマ、たるみ、目が小さくなったですね。
____目の下のクマに対しては、ヒアルロン酸を注入する方法を取られていますか？
蘇原しのぶ先生目の下のクマはヒアルロン酸*1でよくなりますよ。でも、私のヒアルロン酸注入法は他のクリニックとは違うと思います。 凹んでいるところやくぼみを埋めるのではないやり方で、よくしていきます。
____そうなんですか？ヒアルロン酸は足りなくなったところやほうれい線などに注入するものだと思っていました。
蘇原しのぶ先生目の下のクマやほうれい線がなぜ起きるかというと、皮膚が凹んでそうなったわけではなく、顔の脂肪が落ちてたるむことによって起きているんです。 つまり、落ちているものをまた上げればよくなるのですが、脂肪が落ちたことによりできたほうれい線をヒアルロン酸で埋めてしまうとその部分が大きくなって、おかしなことになってしまいます。 ヒアルロンさんを入れる場所によって、顔が上がって止まるところがあるんです。ヒアルロン酸をアンカーのように、顔が下がるのを抑えるように打っていけば変わるんですよ。
老化の原因にアプローチできる施術を受ける
____先生が自腹を切ってでも受けたい施術はなんですか？
蘇原しのぶ先生顔の造形が変わらなくて、若々しく綺麗になれるなら、いくら払ってでも何でもやりたいですね。すごくうまい先生なら、やっぱりヒアルロン酸を受けたいです。 あと、先ほどお伝えしたように老化で皮膚が伸びるので、そのケアとして最近はレーザー*2を月に1回くらいやっています。レーザーもやったほうがいいと思いますよ。
____先生の中では自分の造形が変わらないというのは大事なポイントなんですね。
蘇原しのぶ先生自分の顔がそのままで、より綺麗になったときってアイデンティティが高まって、自分ってもっといけるかもと思えるんです。だからそのままの顔で綺麗になるというのがすごく大事だと思っています。
皮膚科学に基づいて必要なものを取り入れる
_____先生が普段愛用されているスキンケアやサプリを教えてください
皮膚科学の理論でワセリンってすごくいいんですよ。どんなひどい皮膚炎の人でもワセリンなら大丈夫、というくらいとても安全性が高いんです。だから私がつくっている化粧品にも高精製ワセリンを使っています。 あと、抗酸化力の高いアスタキサンチンがおすすめです。肌老化の原因は肌の酸化で、肌の酸化の原因となるのは活性酸素です。アスタキサンチンは抗酸化力が高いので、活性酸素を抑制する効果が期待できますよ。
____アスタキサンチンの抗酸化力は有名ですよね！サプリメントはどうでしょうか。
ビタミンDを摂ることを意識しています。現代の日本人の90％はビタミンDが欠乏しているといわれています。 ビタミンDは魚やきのこ類、日光に含まれていますが、魚は今の人はあまり食べないし、きのこ類に含まれるビタミンDは少ない。あと日光は害がありすぎるので、サプリメントで補うのがいいと思います。 しっかりビタミンDを摂らないと、将来咳をするだけで骨が折れるということにもなりかねませんよ。
人と向き合う時は、いつも全力100％
____これはもう答えが出ていると思いますが改めて、先生はご自身を何の名医だと思いますか？
もちろん、ヒアルロン酸の名医です！
____最後に患者さまといつもどう向き合っているか、その想いを聞かせてください。
私は患者さまに限らず、人と向き合う時は全力、100％で向き合うと決めています。人と話していると素晴らしいお話をもらうことがすごく多いんです。それってものすごい、いい機会だと思っています。だから100％向き合わないともったいない！ 100％向き合って、伝えたいことは何だろうといつも考えるようにしています。
