幹細胞治療の名医
上利理代先生 
Riyoメディカルクリニック

大阪市北区梅田に位置するRiyoメディカルクリニック。院長の上利理代先生は、岡山大学医学部放射線科、岡山赤十字病院、びわこ成蹊スポーツ大学(主任教授)などの勤務を経て、Riyoメディカルクリニックの院長に就任されました。今回は、上利先生に幹細胞治療への想いを伺いました。

人を安心させられるような医師になりたい

___先生のご経歴について教えてください。

上利理代先生私は2000年高知医科大学(現在の高知大学)医学部医学科を卒業し、岡山大学医学部放射線科、岡山赤十字病院、びわこ成蹊スポーツ大学(主任教授)での勤務を経て、Riyoメディカルクリニックの院長に就任しました。

___医師を目指された経緯を教えてください。

上利理代先生物心のついたころから、曽祖父は寝たきりの生活を送っていました。当時は、母が一人で看護と介護を行っていたのですが、毎週、病院の先生が家まで往診に来てくれていたんです。先生が来ると、母はいつもホッとして安心したような表情をしており、私も先生をヒーローのように感じていました。幼心に「私もお医者さんになったら母さんをホッとさせられる」と思っていたんです。
私が3歳の冬に曽祖父は他界しましたが、そのころから心の中で医師になるという夢が芽生えました。誰かをホッとさせられる、会うことを待ってくれる、そんな存在になりたいと思ったのがきっかけですね。

___先生が幹細胞治療に力を入れられているのはなぜですか?

上利理代先生医学の発展により、近い将来に「人生100年時代」が到来すると言われています。寿命が延びていく中で、重要なことは「健康に生きる」ということです。いつまでも健康的に、若々しく、自分の思うように自立した毎日を送ることが、より大切になってくるのです。

しかし、全ての人が、加齢とともに細胞も老いていきます。私は、この老化を予防し治療できる病態としてとらえ、よりよい毎日のために積極的な医療を提供していきたいと思い、幹細胞治療に注力するようになりました。

近年、幹細胞治療やエクソソーム&サイトカイン療法、免疫細胞療法などの治療が進化を遂げています。当院では、これらを統合的に組み合わせ、がんを克服する治療のみならず、未病医学と予防医療や健康増進医療、抗加齢医療を通して、皆様の毎日をサポートしていけるクリニックを目指します。

患者さまに愛を持って、一緒に治療を探していく

___診察を行う上で大切にしていることはなんですか?

上利理代先生自分と関わる全ての人に対し、愛を持って接することを大切にしています。患者さまご本人だけでなく、ご家族さまに対しても、どんな症状も感情も状況も全てお聞きして受け入れ、より良い状態になれるように全力で考えて診療しています。
何が問題なのか、どうなりたいと思っているのか、どんな毎日を送りたいのか、患者さまの立場で一緒に治療していくことを目標としています。

___先生が得意とされている施術を教えてください。

上利理代先生未病医療、統合医療を得意としています。未病医療とは、そもそも病気や癌にならないような体づくりのための医療、ゼロ次予防を指します。
さらに統合医療とは、がん・生活習慣病予防、病気にならない事を目的とし、幹細胞治療、幹細胞培養上清液、高濃度ビタミンC点滴 *1、NMN点滴 *2、生活・食生活改善指導、セカンドオピニオン外来 *3などを組み合わせた治療を指します。

統合医療では、病気について広い知識を持ち、生活習慣病などの慢性疾患、突然の病気などの急性疾患、未病やがん予防など予防診療も行っています。 当院では「病気主体ではなく、患者さま主体の診療」を第一に、患者さまにとって最も適している医療を提供してまいります。

これらの治療は日々進化するため、論文を読んだり、学会や研究会に参加したり、自分で書籍を読んだりして情報収集しています。

何歳になっても、健康で楽しい毎日を

___どんな悩みを抱えている患者さんに来院してほしいですか?

上利理代先生病院や医師にかかるのが何となく気が引ける、病院に行くまでもないのでは?と思っている方にぜひ一度お越しいただきたいと思います。自分では大したことはないと思う症状であっても、もしかすると大きな病気が隠されているかもしれません。
また、何かしらの不調を放置するのではなく、積極的に改善して、少しでも健常な状態に戻していく事も可能なので、まずはご相談からお越しください。
一つの症状や病気だけでなく、色んな不安や聞きたいことを抱えている方は一緒によりよい解決手段を探していきたいと思います。

___クリニックのこだわりや特徴を教えてください。

上利理代先生病気を診るのではなく、患者さま自身と向き合い、全人的に診療を行うことを意識しています。そのため、患者さまのお話にしっかりと耳を傾け、それにあった治療を提案していますね。スタッフは全員が穏やかで優しい雰囲気を持ちつつ、技術的には一流であるメンバーが揃っています。

___クリニックを選ぶ際に患者さまが重視した方が良いと思うポイントはありますか?

上利理代先生クリニックや医師の視点がしっかり患者さまの方を向いているのかを確認していただきたいです。ホームページを見たり、実際にスタッフと話したりすることで、自分に寄り添ってくれそうかわかってくると思います。患者さまに寄り添ってくれるクリニックをぜひ選んでいただきたいですね。

___健康な身体を保つ上で先生が最も大切だと思うことはなんですか?

上利理代先生いつも笑っていられる毎日や精神的にストレスない生活を送ること、そして生活改善を行うことです。特に、体は口にするものからできているので、規則正しくバランスの良い食生活を送っていただきたいですね。そうすることで、自己免疫力を引き上げることにつながります。

___最後に、患者さまへメッセージをお願いします。

上利理代先生平均寿命がどんどん延びる中で、いかに元気で健康に楽しく幸せに過ごせるかが重要になってきます。病気で自由が制限されないような毎日を実現できるよう、サポートすることが当院の目標です。健康寿命を少しでも伸ばすことができるよう、今後も患者さまに向き合いながら「Well Being」を目指す医療を真摯に提供していきたいと思っています。

プロフィール
上利理代先生
Riyoメディカルクリニック/院長 上利理代
2000年、高知医科大学(現在の高知大学)医学部医学科卒業。岡山大学医学部放射線科、岡山赤十字病院、びわこ成蹊スポーツ大学(主任教授)での勤務を経て、Riyoメディカルクリニックの院長に就任。 <資格所属> 放射線治療専門医 日本スポーツ協会スポーツドクター 日本医師会認定健康スポーツ医 日本医師会認定産業医

電話番号:06-6347-5177

治療メニュー等

​​​​取材日:2024/05/23

*1
■施術名:高濃度ビタミンC点滴
■施術の説明:適度な酸化ストレスを与えることによって、ご自身の抗酸化力を活性化する点滴療法。
■施術のリスク:低カルシウム血症を起こしてしまう可能性があります。 低カルシウム血症が起こると、身体の震え、しびれなどの症状が生じることがあります。
遺伝的なG6PD欠損症の方は、ビタミンC点滴療法で溶血(血球が壊れてしまう現象)が起こるので治療ができません。
■費用:(税込価格)
【高濃度ビタミンC点滴】
・25g×1回:16,500円
・25g×5回:74,250円
・G6PD検査(必須検査):11,000円

*2
■施術名:NMN点滴
■施術の説明:MNという物質を点滴によって体内に直接投与することで、細胞を活性化させて身体機能や認知機能の向上、若返り効果を期待できる治療方法。
■施術のリスク:血管痛を生じる可能性があります。
■費用:(税込価格)
NMN点滴300㎎:49,500円

*3
■施術名:セカンドオピニオン外来
■施術の説明:当院以外の医療機関に入院または通院されている患者さんを対象に、当院の専門医が患者さんの主治医からの情報等をもとに、診断内容や治療法等に関して助言を行うことを目的とする外来。​​​​
■費用:(税込価格)
セカンドオピニオン外来(60分):11,000円

再生医療(幹細胞治療・幹細胞培養上清液治療・活性化NK細胞療法)については、直接お問い合わせください。


ライタープロフィール
佐原有紀
2018年よりフリーランスライターとして活動中。美容や医療をメインに、取材記事を多数執筆しています。自身も美容好きで、スキンケアはメディカルコスメを愛用中!