東京都港区北青山に位置するSTスキンクリニック青山。HIFU、ボトックス治療、ヒアルロン酸治療、脂肪溶解注射等の皮膚の美容を幅広くサポートされています。今回は、STスキンクリニック青山の院長田澤しおり先生にお話を伺いました。

＿＿＿先生のご経歴を教えてください。

田澤しおり先生学生時代からニキビに悩んでいて、市販薬や化粧品をいろいろ試したのですがなかなか改善が見られませんでした。そんな中、皮膚科医だった友人のお父さまからお薬をもらったらすぐにニキビが良くなったんです。当時はニキビを病院で治すという考え自体も浸透していなかったので驚きましたが、そこから皮膚科学に興味を持ち、皮膚科医になりたいと思うようになりました。

勤務医時代は、ニキビ治療を中心に、ヒアルロン酸やボトックスなどの注入治療にも力を入れて学んでいました。注入治療はリスクもありますが、しっかりアセスメントを図ることで瞬時に美しさを手に入れられるのが魅力です。また、手術も不要で患者さまの負担なく悩み解消に繋げられるため、この技術で患者さまをサポートしたいと思うようになりました。

＿＿＿どのような経緯で開業を志されたのですか？

田澤しおり先生注入治療に加えて、開業前はハイフなどの機械施術にもやりがいと面白さを感じていました。ハイフで土台を作り、ヒアルロン酸*1やボトックスで微調整をする複合治療が患者さまにとっては一番良いと思ったんです。

ただ、より良い施術を提供するためには、画一的なものではなく一人ひとりの骨格やお悩みにしっかりと向き合わなければいけません。そのため、カウンセリングから施術、お会計に至るまで全て自分一人で担当できる環境を作りたいと感じ、開業することを決めました。

＿＿＿先生がご自身を「◯◯の名医」というとしたら、何の名医だと思いますか？

田澤しおり先生「たるみケア」の名医だと思います。ボトックス*2やハイフ*3、脂肪溶解注射などさまざまな施術を組み合わせて患者さまのたるみの悩み解決に尽力しています。理想的なフェイスラインを目指すためには、足し算と引き算のバランスが大切です。当院では患者さま一人ひとりのフェイスラインに合わせてオーダーメイドで施術を提供しています。

特に私がこだわっているのはデザインです。実際、これまで別のクリニックでハイフの施術を受け「頬がこけてしまった」という患者さまは少なくありません。そのため当院では、元の輪郭をきちんと評価した上で、患者さまが目指すラインにゴールに持っていくことで、理想に近い仕上がりを追求しています。

＿＿＿美しくなるために取り入れた方が良い施術や自宅でできるケア方法を教えてください。

田澤しおり先生毎日日焼け止めをしっかりと塗ることです。日焼けは、シミだけではなくたるみの原因にもつながります。お家の中でも日焼けするため、外出しない日もしっかりとケアしてください。日々のスキンケアで意識すべきことは、保湿の徹底と摩擦の軽減ですね。洗顔時に顔を叩く方がいらっしゃいますが、肌への摩擦はシミやたるみの原因となるのでできるだけ避けていただきたいです。

また、最近人気の高いドクターズコスメによるホームケアは、必ず医師の指導のもと利用するようにしましょう。ご自身の肌に合わない成分などの場合、思わぬ副作用が起こってしまうからです。

＿＿＿日々の診療で患者さまと普段どう向き合われているのか、その想いをお聞かせください。

田澤しおり先生先述の通り、カウンセリングから施術まで全て私が担当していますので、ご相談やお悩みにしっかりと寄り添うことを大切にしています。ご予算も患者さまごとで異なるため、ご予算に合わせた施術提案も行っています。たるみケアを通して、患者さまときれいに楽しく歳を重ねていけたら嬉しいです。