渋谷駅から徒歩1分の立地にあるL'amour clinic Tokyoでは「小顔専門クリニック」として、患者さまの「小顔になりたい」という理想を叶えるため、一人ひとりに最適な小顔施術を提供しています。今回、院長を務める片岡紘士先生に、糸リフトと脂肪吸引注射についての施術内容や治療にあたって大切にされていることについてお話を伺いました。
待ち時間の負担を減らし、通いやすいクリニックへ
____先生が医療の道を志したきっかけを教えてください。
片岡紘士先生私自身、先天性の心疾患を持って生まれまして、1歳9ヶ月の時に心臓の手術を受けたんです。その時の記憶がはっきり残っているわけではないのですが、定期的に病院に通っていく中で、医療というものを身近に感じていました。
親族の中に医療関係者はいなかったのですが、病院にお世話になったことをきっかけに医療の道を志したんです。自分が心臓の手術をしたこともあって診療科選択では心臓血管外科を選択し、外科専門医と医学博士を取得しました。
____そこから美容医療に転向されたのはどのような経緯だったのでしょうか。
片岡紘士先生美容医療に転向したのは、たまたま友人の誘いで美容クリニックに携わったことがきっかけです。その時の糸リフトをされた患者さまの喜ぶ姿や笑顔が印象的でした。直接感謝していただけることにやりがいを感じ、美容医療の道に行きたいという気持ちが強くなりました。
心臓血管外科も患者さまに感謝されるとてもやりがいがある分野ですが、どうしても手術後はリハビリなどがあって心臓の回復を実感しづらく、状態が良くなっているかは1〜2年かけて経過を見ていく必要があります。一方で美容医療は術後の早い段階で目に見える変化があるので、自分の施術に対する患者さまのコンプレックスなどの解消がはっきりわかりやすく、非常にやりがいを感じています。
____クリニックを開業された際の想いを聞かせていただけますか。
片岡紘士先生美容業界には良い点と改善すべき点のどちらもあると思っているのですが、改善すべき点のひとつに「施術までに長い時間がかかること」があるなと。まず予約を取って、当日も1〜2時間の待ち時間があって、さらに1時間のカウンセリングがあってようやく施術に入ることができるといった、一日がかりになるクリニックも多いと思います。そこをどうにかできないかと試行錯誤しました。
____なるほど。試行錯誤の結果、貴院ではどのようなことを大切にしていますか。
片岡紘士先生当院では、待ち時間を減らして患者さまをお待たせしないことを大切にしています。
例えば、できるだけ紙媒体を使用せずに電子カルテやスマートデバイスで完結させて効率化することや、待ち時間を短縮するためにあえてカウンセリングルームを使用せず、処置室でカウンセリングをおこなうといった取り組みです。またスタッフに対し、お客様を効率よくご案内して待ち時間をできるだけ短くするように日々フィードバックしています。
今でこそタイムパフォーマンスという言葉が浸透しましたが、当時から患者さまの時間の負担を軽減したいという想いは変わっていません。患者さまにとって通いやすいクリニックを目指しています。
____患者さまと接するうえで意識されていることはありますか?
片岡紘士先生高い接客サービスを意識しています。例えばホテルやちょっと良いレストランだと言葉使いや目線、姿勢などで「あ、接客いいな」というのがわかりやすいですが、医療機関で接客の良さを感じることは少ないのではないかと思います。美容業界は他のサービス業に比べて接客の質は重視されていないように感じていたので、高品質の医療の提供はもちろんのこと、高い接客サービスに力を入れています。
患者さまそれぞれに合った小顔治療を
____先生が得意とされている施術や注力されている治療について教えてください。
片岡紘士先生糸リフト*1と脂肪吸引注射*2です。どちらも小顔になることを目指す代表的な施術です。
糸リフトは皮下組織に特殊な糸を挿入して引き上げ、フェイスラインをすっきりさせる施術で、たるみが気になる方に適しています。左右で最低3本ずつ以上、大体4本ずつくらい入れると非常に綺麗な形で仕上がります。
脂肪吸引注射に関しては「カニューレ」と呼ばれる細い管を肌に挿入し、脂肪を吸引する施術になります。脂肪細胞そのものを取り除くので、即効性があると同時にリバウンドも起こりにくいのが特徴です。
お顔にもともと脂肪のボリュームがある方だと、糸で持ち上げるだけでは長持ちしなかったり、引きつったような感覚が出やすくなったりします。そういった場合は脂肪を吸引してボリュームを落とすことで、糸リフトの効果を高めることができます。
____施術にあたって特に意識されていることはありますか。
片岡紘士先生一口に小顔を目指すと言っても、患者さまのお悩みや希望によって適応する施術はそれぞれです。さらに年代やお肌の状態によっても最適な施術は変わってきます。例えば20代のうちは脂肪をしっかり取っても問題が出にくいのですが、40〜50代だと脂肪を取りすぎるとたるみが発生しやすいので、逆に脂肪をどれくらい残すかを考えながら施術します。
また、年代問わず脂肪を少し取り除いてから糸リフトで引き上げることが小顔には非常に効果的です。理想のフェイスラインを叶えるためにはどの施術が一番自然で、一番効果が期待できるかを考えることが大切だと思います。
せっかくの施術が意味なかったとならないように、どの施術を組み合わせるとより理想のイメージに近づけるのかまで含めてご提案しています。
患者さまの悩みを解決するため徹底的に寄り添う
____診療やカウンセリングで大切にしていることはなんでしょうか?
片岡紘士先生無駄な待ち時間を減らす分、カウンセリングに重きをおいて「どういう風になりたいのか」を伺っていくことです。小顔になりたいという希望一つにおいても、患者さまの悩みや状態によって施術の内容が変わってきます。コスト面も含めて、一人ひとりに寄り添っていくことを大切にしています。
美容医療を受ける患者さまの中には、すでに美容施術に慣れていてスムーズな対応を希望される方もいれば、不安なことが多くしっかり話を聞きたいと考える方もいらっしゃいます。クリニックにご来院いただいた時のご様子やカウンセリングを通して、それぞれの患者さまに合ったコミュニケーションをご提供できればと思っています。
____最後に、患者さまへメッセージをお願いします。
片岡紘士先生小顔に関するお悩みがある方はもちろん、そのほかの美容のお悩みがある方もぜひお気軽にご相談いただければと思います。カウンセリングを通して、患者さまにとって一番良いと思える解決策をご提案させていただきます。