名古屋の中心地で15年にわたり愛されてきた「名古屋美容外科」。新院長に就任した中村光宏先生（なかむらみつひろ）は、大手クリニックでの院長経験を経て、「美容のかかりつけ医」として地域に根ざした医療を提供しているドクターです。世界を股にかける志を持ちながら、患者様一人ひとりと誠実に向き合う中村先生に、医師を志した意外なきっかけや、独自の技術を駆使した「固定バンドのいらない脂肪吸引」へのこだわりについて、詳しくお話を伺いました。

＿＿＿＿先生が医師を目指されたきっかけについて教えていただけますか？

中村光宏先生実は、最初から医師を目指していたわけではありませんでした。22歳の頃、一度別の大学を卒業してからワーキングホリデーで海外へ行ったのですが、そこで自分や周りの人が体調を崩した際、ネットの情報だけでは何が正しいのか分からず、医療知識の必要性を痛感したのが最初の一歩です。また当時から「世界で活躍できる仕事をしたい」という思いがあり、医学であれば万国共通でどこへ行っても人の役に立てると確信しました。そこから一念発起し、医学部を再受験してこの道に進みました。

＿＿＿＿なぜ、美容医療の道を選ばれたのでしょうか？

中村光宏先生初期研修では一般外科を専攻し、救急や高齢の方の診療に携わってきました。そこで「より長く元気に、笑顔で過ごせるための医療を提供したい」と考えるようになったのです。もともと見た目をきれいに整える形成外科的な分野に興味がありましたし、美容医療なら日本だけでなく海外とのつながりも持ち続けられます。人を笑顔にするのが何より好きなので、美しくなることで喜んでいただけるこの世界に大きな魅力を感じました。

＿＿＿＿今回、名古屋美容外科を継承された経緯を教えてください。

中村光宏先生大手美容クリニックでの勤務や、仙台での分院長経験を経て、都内の複数のクリニックで美容外科・美容皮膚科・痩身治療など幅広い分野を学んできました。そんな折、15年続くこのクリニックを、信頼できる後継者に託したいという前院長のお話を伺いました。地域の方々に長く愛され、家族のように通ってくださる患者さまがいる。そんな歴史ある場所をなくしたくないという思いから、クリニックの継承を決意したのです。

＿＿＿＿先生が特に注力されている「固定バンドのいらない脂肪吸引」について詳しく教えてください。

中村光宏先生当院では、お顔の脂肪吸引と糸リフトをセットで行う「固定バンドのいらない脂肪吸引」*1に力を入れています。通常、脂肪吸引後は一週間ほど固定バンドを巻く必要がありますが、当院では糸リフトで皮膚を内側からしっかりと引き上げ、「固定バンド」代わりに使用することで、バンドなしでも施術後の日常生活を送ることが可能です。 特に40代以降の患者様の場合、脂肪を吸うだけでは皮膚がたるんでしまうことがありますが、この方法なら気になる脂肪ボリュームを減らしつつ、たるみも同時に改善することが期待できます。翌日から日常生活を快適に過ごせるダウンタイムの少なさは、お忙しい方にもおすすめできると考えています。

＿＿＿＿施術を受ける場合、どのような流れになりますか？

中村光宏先生まずは丁寧なカウンセリングから始まります。当院では無理な勧誘は一切行わず、医学的な根拠に基づいた「できること・できないこと」を誠実にお伝えします。施術では、極細の34ゲージ針を使用し、痛みを最小限に抑える配慮をしています。耳の裏などの目立たない場所から金属の管（カニューレ）を入れて脂肪を吸引し、その後、髪の生え際などから糸を挿入して、患者様のお顔のバランスに最も合うデザインで引き上げて完了です。

＿＿＿＿名古屋美容外科は、どのような特徴を持つクリニックなのでしょうか？

中村光宏先生地域に根ざした「アットホームで落ち着く空間」です。最近のきらびやかな美容クリニックとは異なり、15年の歴史を感じさせるレトロで綺麗な内装になっています。誰でも気軽に入りやすい診療所のような雰囲気を大切にしています。

＿＿＿＿診察を行う上で、先生が最も大切にされていることは何でしょうか？

中村光宏先生「患者様との誠実なコミュニケーション」です。美容医療は魔法ではありません。それぞれの施術に得意・不得意があります。だからこそ、私は毎日論文を読み、学会にも積極的に参加して知識をアップデートし続けています。そのエビデンスに基づき、患者様がなりたい姿に対して「ここまでできる」という知識を丁寧にお伝えし、納得して受けていただくことを何より重視していますね。

____最後に、この記事をお読みの患者さまへメッセージをお願いします。

中村光宏先生美容医療をもっと身近に、安心して楽しんでいただきたい。名古屋で「何かあれば中村先生に相談しよう」と思っていただけるような、末永く通えるかかりつけ医を目指しています。どんな小さなお悩みでも、ぜひお気軽に、お友達のところに遊びに行くような感覚でいらしてください。患者さまのご来院をお待ちしております。