各線新宿駅から徒歩4分の「新宿フェミークリニック」。ターミナル駅からすぐの立地だけでなく、診療時間も20時までと働く女性が通いやすい環境です。院長の森川敦子先生は、本クリニックへの入職前は保険診療医として長く大学病院での勤務を経験されてきました。今回は森川先生に美容医療の道へ進んだ経緯から、サブシジョン施術にかける思いまで詳しく伺いました。
困難を感じる人の、人生そのものを支える仕事として医療の道へ

____先生が医師を目指されたきっかけを教えてください。
森川敦子先生
中学生の頃に、第二の母のような存在だった身近な人をがんで亡くしたことがきっかけです。
治療のつらさだけでなく、その過程で医療費や生活面での不安、闘病を支える家族の精神的な負担も目の当たりにしました。その経験から病気のみならず、「困難にある人の、人生そのものを支えられる仕事に就きたい」と思い医師を志しました。
当時は周囲に医療関係者がいなかったため、自分で調べながら進路を考えました。医師だけではなく弁護士や検察官なども検討しましたが、やはり患者さんの人生に深く関わっていきたいと医療の道を選びました。
実際の医療現場では、患者さんやご家族の精神的な負担に寄り添うソーシャルワーカーの方々がいらっしゃるのですが、これらの考えは医師として基本の考え方になっている気がします。
____その後どのような経緯があって、美容医療へ進んだのでしょうか。
森川敦子先生
初期研修後は腎臓内科に進み、腎臓病や糖尿病など慢性疾患の患者さんと長く向き合ってきました。専門医資格も取得し、患者さんの生活をさまざまな専門家と一緒に支えていくことにやりがいも感じていました。
一方で、私自身が学生時代からずっとニキビに悩んでいました。その過程で本当にさまざまなケアや、治療を試してきたのです。肌トラブルは外から見ると些細なことかもしれませんが、想像以上に本人の気持ちに影響します。
実はお肌の問題を保険治療で治そうとすると、肌状態が元に戻るまではいかずに治療終了となるケースも多くあります。保険治療は疾患に対する治療であって、美しさを求めるものではないからです。
自分が患者だったからこそ、肌トラブルの改善には美容医療の併用も必要だと実感していました。
そうした経緯から美容医療には、外見だけでなく「前向きに生きる力」を後押しする側面があると感じ、この分野に進むことを決意しました。
「サブシジョン」施術は、何をしても治らない深いニキビ跡に適応

____先生が力を入れられている、「サブシジョン」の施術について教えてください。
森川敦子先生
サブシジョン*1は、深いクレーター状のニキビ跡に対して行う治療です。
ニキビが炎症を繰り返すことで皮膚の奥に線維化や癒着が起きると、肌表面が凹んでしまう原因になります。この施術では、専用の針を用いてその癒着を物理的に剥がしていきます。表面だけを整える治療とは異なり、原因そのものに働きかける方法であるのが特徴です。
サブシジョンはニキビ跡による深い凹みがある方や、レーザー、ダーマペンなどで十分な改善が得られなかった方が対象になります。
一度で結果を感じられる施術ですが、すべてのニキビ跡に対応できるわけではありません。凹みの形状によっては効果が得られにくい場合もあります。そのため診察で状態を丁寧に確認し、適応が難しい場合は別の方法をご提案しています。
____クリニックでサブシジョンを受ける場合は、どのような流れになりますか?
森川敦子先生
まず診察で適応を確認します。必要に応じて採血を行い、ACRSなどを併用する場合は準備の時間が必要になります。
施術前に表面麻酔と局所麻酔を行い、その後にサブシジョンを実施。施術自体は20〜30分程度ですが、麻酔や準備を含めると全体で約2時間ほどを目安にしています。ご予定がある場合などは、診察と施術を別日にすることも可能です。
安心できる環境を整え、前向きになるためのポジティブな選択肢を提供

____施術において、先生ならではのポイントはありますか。
森川敦子先生
美容医療に興味があっても、「持病があるため、施術が不安」「薬を飲んでいるけれど大丈夫だろうか」と不安を抱えている方もいらっしゃると思います。
私はこれまで内科医として保険診療に長く携わり、さまざまな疾患を抱える患者さんを診てきました。
現在治療中のご病気がある方やお薬を服用中の方も、状態を確認しながら無理のない方法を一緒に検討していきます。場合によっては、より適した別の選択肢をご提案することもあります。
持病や服薬についてだけでなく保険診療医としての経験から、施術・ダウンタイム中のお困りごとにも的確に対応できることが強みです。
全身状態や服薬状況を踏まえて治療方針を考えることは、保険診療を行う過程でずっと大切にしてきました。その経験があるからこそ、美容医療においても安全性を第一に考え、不安を残したままで施術を行うことがないように心がけています。
____最後に、読者の方へメッセージをお願いします
森川敦子先生
美容医療は無理や我慢をして受けるものではありません。その方の人生を、前向きにするための選択肢の一つだと考えています。
無理や我慢をせずに安心して受けられる環境を整えて、皆さまの来院をお待ちしています。
「一度きりの施術ではなく、安心のうえで長く信頼関係を築ける存在でありたい」
そのような思いで日々診療にあたっています。気になることがあれば、どうぞ遠慮なくご相談ください。





