目次
今回はピルを違う病院で処方してもらうときの方法や注意点について解説するよ!
- 「引っ越しで病院を変えないといけない」
- 「ピルの処方は途中で病院を変えても平気なの?」
ピルを飲むと生理痛が改善されたり、避妊効果を得られたりするので、できれば続けたいと思っている方が多いと思います。
しかし、かかりつけ医の対応の悪さや物理的に通うのが難しくて、処方してもらっている途中でも違う病院に変更する状況もあるでしょう。
現在通院中とは別の病院でピルをもらうことは可能で、現在ではオンラインクリニックで処方してもらう方も増えています。
この記事では、ピルを違う病院でもらう方法や注意点について解説します。ピルの変更に関するよくある質問にも回答しているので、ぜひ参考にしてみてください。
ピルを違う病院でもらうことは可能
一般的に違う病院に変更してピルをもらうことはできるよ!
基本的に、今の病院から違う病院に変えてピルを処方してもらうことは可能です。そのためには、事前にかかりつけ医に病院を変えたいことを伝えておきましょう。
かかりつけ医は、あなたの事前検査結果や定期的な診察内容をみて判断して、処方するピルを決めています。違う病院でもピルをもらうためには、紹介状が必要かもしれません。紹介状があれば、新しい病院に変えたときの検査費や診療にかかる時間を節約できるのがメリットです。
病院によりますが、紹介状の代わりに前の病院の検査結果や定期健診結果で代用してくれるところもあります。事前に新しい病院に確認しておくといいでしょう。
近年では、オンラインクリニックによる処方も主流になりつつあります。オンラインクリニックに変える場合、紹介状はないので事前登録をしたり、問診を受けたりすることが必要です。
違う病院でピルをもらう2つの方法
病院を変えてピルを処方してもらうには、以下の方法があります。
違う病院でピルを処方してもらう方法
- 違うクリニックや病院を受診する
- オンラインクリニックで処方してもらう
どちらかの方法でピルをもらおう!
違うクリニックや病院を受診する
当たり前のことですが、違うクリニックや病院でピルを処方してもらうには、別のクリニックや病院を受診する必要があります。
自宅から通院できる病院を探しましょう。病院を探したら、今処方されているピルを取り扱っているか確認してみてください。病院によって扱っているピルが異なるため、探した病院では処方できない場合もあります。
病院を変える理由によりますが、必要ならば口コミや医師の評判などをインターネットで情報を集めることをおすすめします。
オンラインクリニックで処方してもらう
オンラインクリニックでの処方を希望する場合は、インターネットを使って診療時間や取り扱っているピルの種類を調べてみましょう。
忙しい方やなるべく人に会わずに処方してもらいたい方には、オンライン処方がおすすめです。オンライン処方には以下のメリットがあります。
- 時間を有効活用できる
- 場所を選ばないで診察できる
- 人に会わない
- 手軽で簡単に予約できる
- 無料相談できることもある
問診や診察、処方までインターネット上で完結します。ただし、万が一オンラインクリニックの医師が血液検査や婦人科検査が必要と判断した場合は、病院で検査を受ける必要があります。
違う病院でピルをもらう5つの手順
それでは、どんな手順でピルを処方してもらうか順番に解説していきましょう。
違う病院でピルをもらう手順
- かかりつけ医に相談する
- 新しい病院を探す
- 探した病院に連絡する
- 転院先で診察・検査
- ピルを処方してもらう
流れに沿って解説するよ!
かかりつけ医に相談する
今ピルを処方してもらっているかかりつけ医に、違う病院で処方してもらいたいと相談します。
理由によって相談しにくい場合もありますが、あなたの検査データや服薬状態などの細かい情報を持っているのはかかりつけ医です。これまでの検査データや服薬していたピルの情報が多ければ、新しい病院でピルを処方してもらうための判断に役立つでしょう。
そのためにも、かかりつけ医へ一度相談してみてください。
新しい病院を探す
かかりつけ医に違う病院で処方してもらうことを相談できたら、新しい病院を探します。
これからもピルを飲み続けたいと考えているなら、通いやすい病院にしたほうが続けやすいでしょう。ピルの服用をやめるとホルモンバランスが元に戻り、避妊やPMSの症状緩和などの効果がなくなってしまいます。
そのため、通いやすい場所にある病院を探していくと良いでしょう。自転車で通える距離や駅から歩いて数分、通勤途中など、自分が通える条件を明確にすると探しやすくなります。
個人の産婦人科クリニックや総合病院の婦人科、オンラインクリニックなどがあります。
探した病院に連絡する
新しい病院が決まったら、現在ピルを処方してもらっている病院があるものの、病院を変えてピルの処方をしてもらえるか確認の連絡をします。
たいていの産婦人科や婦人科はピルを処方してもらえると思いますが、念のため処方してもらっているピルの取り扱いがあるかも確認しておきましょう。
同じピルを取り扱っていたら、金額や検査の必要があるかなどを一緒に聞いておけば他の病院と比較できます。
転院先で診察・検査
新しい病院が決まったら、以前の病院に連絡しておきましょう。できれば新しい病院の初診の数日前までにしておけば、紹介状が必要になったときでも対応ができます。
新しい病院で問診や診察、必要があれば検査を受け、処方箋をもらいましょう。ただし、ピルを飲んではいけない条件に該当してしまうとピルを処方してもらえません。
ピルを処方してもらう
診察と検査が無事に終われば、ピルを処方してもらえます。初回は1~3ヵ月分のピルを処方してもらうのが一般的ですが、3ヶ月分以上まとめて購入したい場合は医師に相談してください。
2回目以降に渡される分は副作用の状況をみて判断となるでしょう。
違う病院でピルをもらうときの4つの注意点
病院を変えてピルをもらったら以下のことに注意してね!
4つの注意点
- 服用中の薬
- アレルギー
- 妊娠や授乳中
- 喫煙
服用中の薬
薬は飲み合わせが悪い種類があり、併用すると効果を弱めたり、副作用が強くなったりする可能性があります。
- 抗てんかん薬
- 抗結核薬
- HIV感染症治療薬
- ボセンタン
- モダフィニル
違う病院から薬を処方されている場合、効果が切れるまでピルが飲めないかもしれません。必ずかかりつけ医に相談してください。
アレルギー反応
ピルにはさまざまなホルモンが含まれているため、アレルギーが起こりやすい状態になります。過去に何かのアレルギー反応がでた方は、問診のとき忘れないように記入しましょう。
授乳への影響
授乳中の人は女性ホルモン「エストロゲン」との相性が悪いため、ピルを飲むことができません。
低用量ピルのガイドラインでは、産後6ヵ月以降に服用を開始することが推奨されています。報告されている情報によると、母児への影響はないとされていますが、リスクレベルは明確には示されていません。服用のタイミングについては、医師に相談してみてください。
喫煙による悪影響
35歳以上で1日に15本以上吸う人は、ピルを処方してもらえません。どうしてもピルを服用したい方は、禁煙または本数を減らすことを検討をしてください。
卵胞ホルモン(エストロゲン)を含まないミニピルというピルであれば、診察結果によって処方してもらえるかもしれません。あくまでも医師の判断です。
ピルを病院とオンラインでもらうそれぞれのメリット・デメリット
病院とオンラインクリニックのメリデメを見てみよう!
病院 | オンライン | |
メリット | ・担当医がつく ・飲み方や他のピルについて相談しやすい ・直接会って診察を受けられる | ・場所を選ばず診察ができる ・待ち時間が少ない ・無料相談を受けられることもある |
デメリット | ・通院時間がかかる ・待ち時間が長い | ・副作用が出たときに相談しにくい ・メディアによって信憑性がうすくなる |
病院では直接通院するため、担当医師がついてくれます。医師が目の前にいることで、ピルの服用について相談しやすいでしょう。また、副作用が発生した場合は早めに相談ができるところもメリットです。
一方、オンラインは無料相談が可能なクリニックもあり、待ち時間がないなどの利点があります。自身のライフスタイルに合わせて、病院かオンラインクリニックかを選ぶことをおすすめします。
ピルを変更したときの飲み始めるタイミング
現在服用しているピルの1シートは、完全に飲み切ってください。新しく入手したピルを飲む予定なので、変更したい気持ちもあるかもしれませんが、まず現在のシートを終わらせましょう。
28日タイプのピルを服用している場合は、偽薬も含めて1シートを完全に飲み切ります。21日タイプの場合は、7日間の休薬期間を経て、8日目から新しいピルのシートに切り替えてください。
切り替えのときに飲み忘れた場合は、その都度対処方法が変わるのでかかりつけ医に相談しましょう。
ピルを違う病院でもらうならオンラインクリニックがおすすめ
オンラインでもピルを処方してもらえるサービスを紹介します。
違う病院に変えるならオンラインサービスも検討してみてね!
サービス名 | メデリピル | マイピルオンライン | エニピル | クリニックフォア | DMMオンライン |
取り扱いピル | ・低用量ピル6種類 ・超低用量ピル5種類 ・中用量1種類 ・アフターピル2種類 | ・低用量ピル6種類 ・アフターピル4種類 ・生理日移動ピル1種類 | ・低用量ピル2種類 ・中用量ピル1種類 ・アフターピル2種類 | ・低用量ピル5種類 ・超低用量ピル3種類 ・中用量ピル1種類 ・アフターピル4種類 | ・低用量ピル4種類 ・超低用量ピル5種類 ・ミニピル1種類・中用量ピル1種類 ・アフターピル3種類 |
診察時間 | 10:00~23:00 | 8:00~20:00 | 10:00~24:00 | 9:00~21:00 | 平日 8:00~22:00 土日 8:00~21:00 |
ピルの料金プラン(月額○○円~)※自由診療 | ピル代1,980円〜(税込) ※定期便初月無料 ※低用量ピルの場合 | <定期便> 低用量ピル 一律2,690円(税込)/月 | <毎月配送プラン> ピル代2,563円(税込) | ピル代 2,783円(税込)/月 | <らくらく定期便> 6ヶ月ごと:ピル代13,068円(税込)/1回 ※1ヶ月あたりのピル代は2,178円(税込) |
診察料 | 低用量ピルは回数問わず無料 中用量、アフターピルは1,650円(税込) | ・初診料/1,650円(税込) ・低用量ピル再診料/550円(税込) | 診療費/2,200円(税込) ※新規処方時のみ | 1,650円(税込) | 無料 |
送料 | 550円(税込) ※6シートおまとめプラン・12シートおまとめプランは送料無料 | 550円(税込) バイク便/8,690円(税込) ※バイク便は梱包代として550円(税込)が別途必要 ※バイク便は東京都23区内限定 | 385円(税込) | 550円(税込) | 550円(税込) |
定期便の特徴 | ・6シートおまとめプランは完全に送料無料 | 各低用量ピル(計6種)の価格が一律2,690円 | 送料無料 | 2,783円で購入可能 | 1ヵ月分2,178円で購入可能 |
当日発送締め切り時間 | 17:00 | 550円(税込) バイク便/8,690円(税込) ※バイク便は梱包代として550円(税込)が別途必要 ※バイク便は東京都23区内限定 | 平日17:00 土日祝日15:00 | 低用量ピル15:00 アフターピル16:00 ※診療時間やお届けエリアによっては対象外 | 平日15:30 |
メデリピル
サービス名 | メデリピル |
取り扱いピル | 低用量ピル6種類超低用量ピル5種類中用量ピル1種類 アフターピル2種類 |
診察時間 | 10:00~23:00 |
料金プラン (自由診療) | ピル代1,980円〜(税込)※低用量ピルの場合※定期便初月無料 |
診察料 | 低用量ピル:回数問わず無料中用量ピル・アフターピル:1,650円(税込) |
送料 | 550円(税込) |
当日発送締め切り時間 | 17:00 |
メデリピルが取り扱っているのは全て日本製です。24時間365日いつでもLINEから予約ができるので、気軽に始められます。
マイピルオンライン
サービス名 | マイピルオンライン |
取り扱いピル | 低用量ピル6種類アフターピル4種類生理日移動ピル1種類 |
診察時間 | 8:00~20:00 |
料金プラン (自由診療) | <定期便>低用量ピル一律2,690円(税込)/月 |
診察料 | 初診料/1,650円(税込)低用量ピル再診料/550円(税込) |
送料 | 550円(税込) バイク便/8,690円(税込)※バイク便は梱包代として550円(税込)が別途必要※バイク便は東京都23区内限定 |
当日発送締め切り時間 | 平日17:00土日祝日15:00 |
1分で予約してスキマ時間のたった5分で診察ができます。LINEでもWEBでもスマホから診療予約が可能です。忙しい方は土日の受診がおすすめです。
エ二ピル
サービス名 | エニピル |
取り扱いピル | 低用量ピル2種類中用量ピル1種類アフターピル2種類 |
診察時間 | 10:00~24:00 |
料金プラン (自由診療) | <毎月配送プラン>ピル代2,563円(税込) |
診察料 | 診療費2,200円(税込)※新規処方時のみ |
送料 | 385円(税込) |
当日発送締め切り時間 | 15:00※アフターピルのみ※日祝日は14:00 |
エニピルは、予約不要で診察が受けられるサービスです。24時間診療対応だから夜間でも問題ありません。誰でも5分でチャット問診が受けられます。
\低用量ピルはこちら↓↓/
クリニックフォア
サービス名 | クリニックフォア |
取り扱いピル | 低用量ピル8種類中用量ピル1種類アフターピル2種類 |
診察時間 | 9:00~21:00 |
料金プラン (自由診療) | ピル代2,783円(税込)/月 |
診察料 | 1,650円(税込) |
送料 | 550円(税込) |
当日発送締め切り時間 | 低用量ピル15:00アフターピル16:00 ※診療時間やお届けエリアによっては対象外 |
アプリ不要のスマホひとつで予約から処方まで可能です。平日20時まで診療できます。ピルの定期購入を希望されている方は、ぜひ利用してみてください。
DMMオンラインクリニック
サービス名 | DMMオンラインクリニック |
取り扱いピル | 低用量ピル9種類ミニピル1種類中用量ピル1種類アフターピル3種類 |
診察時間 | 平日8:00~22:00土日8:00~21:00 |
料金プラン (自由診療) | <らくらく定期便>6ヶ月ごと:ピル代13,068円(税込)/1回※1ヶ月あたりのピル代は2,178円(税込) |
診察料 | 無料 |
送料 | 550円(税込) |
当日発送締め切り時間 | 平日15:30土日祝日14:30 |
DMM会員であれば、DMMポイントで決済が可能です。自宅だけではなくコンビニなど好きな場所へ配達できます。
目次ピルの定期便購入ならオンライン処方がおすすめピルのオンラインクリニックは3つのポイントで選ぼうピルの定期便購入におす…
ピルに関するよくある質問
最後に、違う病院でもらうことに関するよくある質問をまとめています。ぜひ参考にしてみてください。
ピルを違う病院に変えるのって不安だよね!
-
違う病院でピルをもらったら副作用はひどくなりますか?
-
処方してもらう病院より、処方されるピルによっては副作用がひどくなる可能性があります。
今まで服用していたピルが転院先で取り扱われていない場合、ピルも変えないといけません。それが原因で体に副作用の症状が現れることもあるでしょう。
症状が長引くようであれば、かかりつけ医に相談してみてください。
-
違う病院でピルをもらうためには検査が必要ですか?
-
診察をする医師の判断によって検査の有無が決まります。
服用するピルや目的、服用期間など医師が判断することになるので、一度医療機関へ確認してみてください。
-
違うピルに変えたら体調が悪くなりました。飲むのをやめたほうがいいですか?
-
体調が悪くなった原因を調べる必要があります。
ピルによる体調不良なのか、別の原因なのかきちんと調べたうえで判断しましょう。
-
近くに産婦人科がないのですが、産婦人科以外でピルはもらえますか。
-
産婦人科以外でもピルを処方できる医療機関はあります。
総合病院の婦人科や内科などで処方できるか確認してみてください。また、オンラインクリニックを利用すればネット上で診察を受けられ、郵送でピルを配送してもらえます。
-
ピルを定期便に変更したいのですが、定期便サービスはありますか。
-
処方する目的によっては保険適用される場合があります。
オンラインクリニックを利用すれば、ほとんどのサービスで定期便を利用できます。
サービスによって配送料が異なるので、利用前に確認してみてください。
ピルを違う病院でもらうならかかりつけ医に相談しましょう!
ピルを継続したいけれど、さまざまな理由で違う病院に変えようと考えている方もいると思います。現在処方されている病院を変えて、新しい病院でピルの処方をしてもらうことは可能です。
一度かかりつけ医に相談した上で病院変更を検討してみてください。近年は忙しい方も多く日中に病院へ行けないため、オンライン処方を利用する方も増えています。
この記事を読んで病院かオンラインクリニックのどちらに変えるか、ぜひ参考にしてみてください。
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