メトロ新宿駅 B11出口直結という好立地にある銀座美容外科クリニック 新宿院。新宿院の院長 加藤正明先生は、とってもお話が面白くて気さくに接してくれる先生です。加藤先生が普段どのように美容医療、そして患者さまと向き合っているかをお伺いしました。
____先生が美容外科の道に進まれた経緯を教えてください。
加藤正明先生僕は元々、内科と精神科で働いていたのですが、美容医療にはずっと興味があって、自分自身が美容施術を受けるのが好きでした。そういった経緯で、美容医療に転身しました。
悩みの原因を理解してもらうことが大切
____クリニックに来られる患者さまのお悩みで多いものは何でしょうか?
加藤正明先生目の下のクマ取り、肌荒れ・にきび(にきび跡)、肝斑やしみですね。
____スポット的なしみと肝斑で来られる方はどちらが多いですか。
加藤正明先生肝斑で来られる患者さまの方が多いかな。マスクの影響もあって、肝斑ができやすい状況にあると思います。
肝斑ケアについては美容医療でのケアだけでなく、生活の見直しを大切にしてほしいと思います。
肝斑がでているということは、肝斑ができやすい生活をしているということなので、施術とともに生活指導もおこなっています。
____生活指導に関して、例えばどんな指導をされますか?
加藤正明先生例えば、肝斑を隠したい気持ちが強くて、ファンデーションを塗るときに叩き込むように塗ってしまう方がいらっしゃるんですよね。でもそれが肌への刺激となって、より肝斑を悪化させることになるんです。
なので、ファンデーションを塗るときは、置くようなイメージでやさしく塗るといいですよ、といったアドバイスをしています。
肝斑ができる原因がわかれば生活や習慣も変えられると思うので、その知識を教えてあげることが大切ですね。
レーザートーニングにはメリットが2つある
____対処療法ではなく根本原因から考えてケアをしていくことが大切なのですね。
加藤正明先生そうですね。生活の中にある根本原因を見直しながら、美容医療を取り入れてもらうのがいいと思います。
施術としてはレーザートーニング *1がおすすめですね。
____レーザートーニングはダウンタイムもなく受けやすいイメージがあります。
加藤正明先生そうですね。レーザートーニングには2つメリットがあって一つは肝斑ケアができること、もう一つは、肌の奥から再生を促す効果があるので肌にハリやツヤを与えてくれることです。
肝斑や薄いしみのケアもできるし、お肌にハリツヤもでるし、全体的にトーンアップもします。20代からレーザートーニングを受けている人の肌は見るとわかるくらい、透明感とつや感があります。
回数を重ねたらその効果を感じられると思いますよ!
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一回の施術で満足のいく結果をだす
____患者さまのお悩みの中でも先生は、目の下のクマ取りがお得意なんですよね。
加藤正明先生そうですね、最近は目の下の脱脂(経結膜下脱脂法) *2で来ていただく方が多いですね。
____目の下の脱脂をするにあたり、気をつけていることを教えてください。
加藤正明先生脂肪を取りすぎないことと、取らなさすぎないことですね。あとみなさん、一回の施術で終わらせたいと思うので、満足のいく仕上がりになるよう施術中に一度確認してもらうようにしています。 カウンセリングである程度イメージをしてもらうんですが、やはり実際がどうなるか分からないじゃないですか。だから一度施術中に見てもらって、イメージ通りの目元になっているかを確認してから進めるようにしています。
____目の下の脱脂をして、目の下が窪んで失敗したといった投稿をSNSでみたことがあります。そういった失敗は起こりえますか?
加藤正明先生患者さまの顔立ちをしっかり見て施術をしないと、そういったことも起こり得るかもしれません。 例えば、黒目の下あたりに高さがない人は、脂肪を取りすぎてしまうと痩せて貧相に見えてしまうので注意が必要です。 あと、頬骨が高すぎる人も頬骨の高さと目の下のくぼみの差が大きくなるため、目の下の外側の脂肪を取りすぎてしまうと凹んで見えてしまいます。 顔立ちでどこの脂肪をどれだけとるかは全然違ってくるので、カウンセリングや施術の途中でしっかり確認していきます。
____目の下の脱脂は、何歳くらいにやるのがいいのでしょうか。
加藤正明先生普通に目を開いた状態で目の下にふくらみがある方はもちろん、目を動かしたときにふくらみが出る方も脱脂をした方がいいと思います。 目の下のたるみをそのまま放置しておくと、脂肪に押されて皮膚にテンションがかかっている状態が続くので、皮膚が伸びたり赤クマの原因になったりするんです。 目の下の皮膚に圧がかかっている状態なので、たるみを長く放置するのはあまりよくないので、目の下がぽこっとしたら脱脂するのがいいと思いますよ。皮膚が伸びてしまうと、別の手術が必要になってしまうので。
____では、30代半ばくらいから考えるとよさそうですね?
加藤正明先生そうですね。30代のうちに脱脂しておくと40代になっても目周りがたるまずに、シワも出にくくなると思います。 あと目の下の脂肪を取ることで上まぶたがスッキリするとか、目の重さが軽くなって眼精疲労がよくなる方もいます。
____先生が自腹を切ってでもやりたい美容施術を教えてください。
加藤正明先生僕だったらハイフ *3を年に2回するのと、あとピーリング *4とレーザートーニング *1ですかね。 あと、スキンケアではレチノールを入れた方がいいと思います。レチノールは20代後半くらいから入れた方がよくて、その辺りから始めるとその後10年の肌が変わると思いますよ。
____先生がご自身を何かの名医というとしたら、何の名医でしょうか。
加藤正明先生目の下のクマ取りの名医ですかね。いま、それで来ていただいている方も多いので。
____最後に、先生が患者さまと向き合う時に心がけていることを教えてください。
加藤正明先生なるべくたくさんお話をするようにしています。話をするのが好きなんですよね、聞くのも好きですし。施術の話だけじゃなくて、生活に入っていって、そこで悩みの原因がどこにあるかをしっかり見極めたいなと思っています。 健全なメンタルがないと健全な肌が育たないと思っているので、患者さまには心を豊かに日々を過ごしてほしいですね。