東急田園都市線、二子玉川駅西口から2分のところにある二子玉川女性のクリニック。その名の通り女性のためのクリニックとして、女性特有の悩みに寄り添った治療を行っています。院長の佐賀絵美先生は、内診が痛くて怖いと思う女性のために軽減できるような工夫をしながら診察をしてくださる内診の名医です。今回はそんな佐賀先生のご経歴やクリニックのお話など伺いました。
女性の一生に寄り添えるような医師になりたい
____佐賀先生のご経歴を教えてください。
佐賀絵美先生杏林大学医学部医学科を卒業後は、産婦人科医師として横浜市立市民病院、函館中央病院、板橋中央総合病院、東京品川病院等総合病院と数々の病院に勤務しました。その後、患者さま一人ひとりとより近い立場で向き合いたいと思い、2023年7月に二子玉川女性のクリニックを開院しました。
____婦人科、産婦人科の医師になったきっかけはどのようなことですか?
佐賀絵美先生元々父が内科医であり、幼い頃から医師という職業が身近なものでした。そんな環境の中で、母の更年期障害がきっかけとなり、女性の妊娠・出産や年齢に伴う変化など、様々なライフステージの体の変化に興味を持ちました。また、病で苦しむ患者さまが多い病院の中で、新しい命が生まれて「おめでとうございます!」という言葉が飛び交う産科に強く惹かれました。 「ゆりかごから墓場まで」ではなく、「子宮内(胎児)から墓場まで」女性の一生に寄り添えるような医師になりたいと思い、産婦人科医の道を選びました。
____佐賀先生が知識を増やしていく上で、普段から行っていることがあれば教えて下さい。
佐賀絵美先生毎年行われる日本産科婦人科学会、日本産科婦人科遺伝子診療学会、日本抗加齢学会などの各総会に必ず出席するようにしています。また、日常的に行われている勉強会にも積極的に参加し、日々知識を習得するよう心がけています。最近はオンライン勉強会や、オンデマンドも多く、昼休みや空いた時間で学べるため活用しています。
「内診が怖い」そんな患者さまにも安心して来てほしい
____佐賀先生が得意とされている施術を教えてください。
佐賀絵美先生腟HIFU*1を得意としています。
腟HIFUとは、高密度焦点式超音波治療法を使用して腟をタイトニングする治療機器です。腟の中にハンドピースを挿入し、腟粘膜表面から約1.5〜4.5mmの深部へ超音波エネルギーを照射して、粘膜下から筋層へ熱による刺激を与えます。腟のタイトニングと弾力性や潤いの増加のほか、照射部位を変えることで尿漏れや頻尿、大陰唇のたるみなどに効果が期待できます。個人差はあるものの痛みやダウンタイム、出血はほぼありません。
____佐賀先生が診察を行う上で大切にしていることはなんですか。
佐賀絵美先生わかりやすい言葉で説明することと、痛くない内診を心がけています。
産婦人科は、他の診療科に比べて、受診第一歩のハードルが高いといわれています。内診の痛みが辛く、受診から遠のいてしまったという話もよく聞きます。しかし、受診していただくことで早期発見・早期治療できる病気もあります。生理痛やPMSで悩んでいる方も、治療薬によって症状が劇的に良くなることもあります。
そのため、診察前にできるだけわかりやすい説明を心がけ、声かけをしながら、痛みや不安の少ない診療を大切にしています。診療内容に納得し、来てよかったと思ってもらえるよう努力しています。
____健康を保つ上で、佐賀先生が1番大切だと思うことはなんですか。
佐賀絵美先生基本的なことですが、良く笑い良く寝ることが大切だと思います。
悩める女性が気兼ねなく受診できるクリニックへ
____クリニックのこだわりや特徴があれば教えてください。
佐賀絵美先生患者さまの不安を少しでも軽減できるように、親身な問診と丁寧な診察を心がけています。また、スタッフ一同優しいお声かけを意識しています。
院内は植物を置いたりアロマを焚いたり、音楽を流したりなど、リラックスできるような環境を整えています。
____どんな悩みを抱えている患者さまに来院してほしいですか。
佐賀絵美先生当院では、内診の痛みを軽減するような工夫を行っておりますので、「内診が痛くて怖い」という患者さまにぜひ、一度ご来院いただきたいです。内診への不安は、まず何をされるかが分からないことから始まると思いますが、当院では希望される方には使用する器具をお見せしながら処置の内容を説明し行います。また診療器具のサイズも変更して対応いたします。当院はスタッフも優しく、不安が強い方はスタッフと手を握りながら診察を受けられる方もいます。産婦人科が初めてという患者さまにはぜひ来ていただきたいです。
___クリニックを選ぶ際に患者さまが重視した方が良いポイントはありますか。
佐賀絵美先生医師とのコミュニケーションだと思います。
自分が分からないことや確認したいことの意思疎通ができていることがポイントになります。そして、診察・治療内容に納得できたかどうかも重要だと思います。
____最後に、これから貴院を受診する患者さまへメッセージをお願いします。
佐賀絵美先生少しでも不安に思っていることがあれば、一度受診をしていただくことをおすすめします。
その際に、気になっていることがあれば些細なことでも良いので、お話ししてください。紙に書いて来てくださっても構いません。患者さまのお悩みや辛い症状が少しでも軽くなるようにお手伝いできれば嬉しく思います。