自然な美しさを追求するヒアルロン酸注射の名医
村松正法先生 
ねりま皮フ科クリニック

西武池袋線など4路線が乗り入れる練馬駅から徒歩1分の「ねりま皮フ科クリニック」。アクセスの良さと充実した美容皮膚科治療で多くの患者さまに親しまれています。非常勤として勤務する村松正法(むらまつまさのり)先生は、ご自身の幼少期の経験から医師を志し、「ナチュラルな美しさ」を大切にした治療を提供しています。今回は、村松先生の医師としての歩みや美容皮膚科に対する思い、患者さまに寄り添う治療へのこだわりについて伺いました。

生まれつきの癌。その経験から皮膚科医に

____医師を目指した理由を教えてください。

村松正法先生私は生まれつき左足に「軟部肉腫」という悪性腫瘍を抱えていたんです。0歳の時に手術を受け、克服することができましたが、幼い頃からそうした経験があったため、自然と医療に携わる道を目指しました。そして、悪性腫瘍に関連した治療を行いたい、抗がん剤治療に関わりたいという思いがあり、親が皮膚科医であることも後押しして、皮膚科医としてその分野に携わろうと思いました。

____その後美容皮膚科に興味を持ったきっかけは何ですか?

村松正法先生きっかけは、自分自身の体験が大きいと思います。私は左足に障害があるため、見た目に関するコンプレックスや悩みを持っている人に共感しやすかったです。美容皮膚科は、手術を必要としない治療で外見の悩みを解消できるところが魅力だと感じていました。自分と同じように悩んでいる人の役に立ちたいと思いました。

過剰な施術はせず「ナチュラルな美」を目指す

____おすすめの施術について教えてください。

村松正法先生ヒアルロン酸注射*1​​ です。ヒアルロン酸は注射で皮膚に注入することで、水分で肌をふっくらさせる効果があります。しわを伸ばしたり、顔の骨が萎縮してしまった部分にもボリュームを持たせて輪郭を整えたりすることができます。過剰な施術を避けながら患者さまにとって自然な仕上がりが期待でき、見た目の若返りに効果的です。
あとは、ボトックス注射*2​​もおすすめです。筋肉をリラックスさせ、表情じわを目立たなくする効果があります。

____その施術において、先生のこだわりはありますか?

村松正法先生当クリニックでは医師がヒアリングして、まず患者さまの主訴をしっかり汲み取ることを大事にしています。患者さまの気になる箇所をしっかり診断したうえで、どうすれば綺麗に見えるか、今後どう進めていくかをプランニングして提案しています。

____患者さまのニーズに応じたプランニングが重要なんですね。

村松正法先生当クリニックでは「トータルフェイストリートメント」と言って、ヒアルロン酸注射やボトックス注射だけでなく、肌質改善を目指すためのレーザー機器やダーマペン、エレクトロポレーションなども取り入れています。ですから、輪郭やしわに対する施術に加えて、総合的な改善を図っていく体制が整っています。
そして、施術を提案するのが医師であることも大きなポイントです。患者さまがその提案に納得すれば施術を行い、納得しなければ無理に勧めることはしません。

時には患者さまにない視点を提供することも大切

____施術にあたって心がけていることはありますか?

村松正法先生患者さまが気にしている部分が必ずしも治療の必要があるとは限らない、ということもよくありますね。そういう時は「あまり気にする必要がないよ」と伝えることもあります。
「美」の基準は人それぞれだと思いますが、追求し過ぎて深みにはまっちゃう人もいます。なので、患者さまの主訴に対して、そのまま応じるわけではありません。患者さまが求める治療に対して「イエス、イエス」と言うだけではなく、別の視点を提供することも大切にしています

____最後に、患者さまへメッセージをお願いします。

村松正法先生当クリニックでは、美容医療に挑戦したいけど少し抵抗があるという方や、定期的なメンテナンスを希望される方に来ていただきたいと考えています。うちでは、あまり過剰な施術ではなく、自然に、ナチュラルに美しく年齢を重ねていくお手伝いをしています。体のことで気になること、悩みがあれば、ぜひお気軽にご相談ください。

プロフィール
村松正法先生
ねりま皮フ科クリニック/医師 村松正法(むらまつまさのり)

2014年に東京医科大学医学部を卒業し、同大学の皮膚科へ入局し皮膚科医としてキャリアをスタート。その後、茨城医療センターや上尾中央総合病院に勤務し、皮膚科として様々なコモンディジーズ(アトピー性皮膚炎や水虫などの一般的な皮膚病)の治療に携わる。再び東京医科大学病院に戻ってからは助教として勤務、悪性腫瘍を専門として抗がん剤治療や皮皮膚外科を専門として外科的手術に従事する。その後、戸田中央総合病院では皮膚科診療部長を務め、2019年からは母親が院長を務める「ねりま皮フ科クリニック」で非常勤として勤務。美容皮膚科や外来手術を担当しつつ、都内の美容医療クリニック「コスメディカルクリニックシンシア」でも活躍中。

<資格>
日本皮膚科学会認定皮膚科專門医
ボトックスビスタ認定医
ジュビダームビスタ認定医
日本化粧品検定1級
VHO式巻き爪矯正法ライセンス取得
弾性ストッキング・圧迫療法コンダクター

<所属学会>
日本美容外科学会(JSAS)
日本美容皮膚科学会
日本皮膚科学会
日本皮膚悪性腫瘍学会
日本医真菌学会
日本性感染症学会

問い合わせ:03-3994-0488

治療メニュー等

取材日:2024年10月21日

*1
◾️施術名:ヒアルロン酸注射
◾️施術の説明:
韓国で人気のある、ヒアルロン酸で有名なHugel社の「チャウムプレミアム」を使用します。独自の“Bi-HEXA”と呼ばれる製法で安全性と自然なボリュームアップを実現することができます。 “Bi-HEXA”製法とは、製剤を熱処理する際、ゆっくりと時間をかけることでヒアルロン酸の結びつきを強くしています。 しなやかで強く弾性を持ちながら造形を保ちます。
カウンセリングにて、部位や必要本数などを決めていきます。
◾️施術のリスク:軽い痛みや熱感、内出血など
◾️回数と期間:人によりますが、施術後1~3週間で効果が現れます。
◾️費用(税込)
1本(1cc):¥22,000
2本(2cc):¥40,000
3本(3cc):¥60,000
4本(4cc):¥80,000
5本(5cc):¥100,000
*2
◾️施術名:ボトックス注射
◾️施術の説明:アラガン社が販売しているボトックスビスタを使用します。眉間や目尻の表情じわを改善して目立たなくさせる効果があります。施術時間は5〜10分程度。ダウンタイムがほとんどありません。
◾️施術のリスク:痛み・内出血・腫れが出る可能性があります。
◾️回数と期間:人によりますが、施術後2〜3日で効果が現れ始め、2週間経過したころが一番実感できます。その効果は、3〜6ヶ月持続します。
◾️費用(税込)
【ボトックス】
眉間・目尻:各22,000円
眉間目尻セット:40,000円
【ボツラックス(韓国製)】
眉間・目尻:各15,000円
その他部位:要相談


ライタープロフィール
二株麻依
NHKの番組キャスターとして医療分野の取材・制作・出演を経験。現在はフリーアナウンサーとして医療講演の司会などを担当。週末は卓球の実況アナウンサー。趣味はカメラを持っておでかけすることと、スコッチウイスキーの探究。